ブロッコリーはサラダやお弁当のおかずとしてよく使いますが、約1週間ほどで傷んでしまう長持ちしにくい食材です。「もっと長持ちさせたい!」と思ったことがある方は少なくないはず。
そこでこの記事では、「ブロッコリーが長持ちする正しい保存方法」をご紹介します!
「野菜室で保存」はダメ?!正しい保存方法とは
ブロッコリーは冷蔵保存する方がほとんどだと思いますが、そのときに野菜室へしまっていませんか?実は、ブロッコリーの野菜室保存は劣化を速めてしまう原因になることも…。
ブロッコリーの鮮度をキープするために最適な温度は0℃と言われているので、3℃~7℃ほどある野菜室に入れてしまうのは、あまりおすすめできません。
できる限り長持ちさせたい場合は、次の手順を守ってチルド室で保存しましょう!
【正しい保存方法】保存期間:約2週間
(1)乾燥しないように、ポリ袋に入れる
(2)花蕾が傷んだり落ちたりしないよう、茎を下にしてチルド室にIN
たったこれだけで、約2週間長持ちするようになります!買い溜めしておきたいときや、ゆっくり使い切りたいときにも役立つ保存方法なので、ぜひ覚えておいてください♪
「約1か月」長持ちする保存方法も便利!
ブロッコリーは、冷凍するとおいしさや食感をキープしたまま「約1か月」の長期保存が可能です!解凍せずにそのまま調理ができる上に、水っぽくなることもないのでおすすめ♪
「安いタイミングでたくさん買い溜めしたい!」というときにとっても役立つので、冷凍保存のやり方を早速チェックしてみましょう!
【冷凍保存のやり方】保存期間:約1か月
(1)茎を切り落とし、食べやすいサイズに分ける
(2)水洗いして、水気をしっかり拭き取る
(3)3~4つずつラップでしっかり包み、チャック付きの保存袋にIN
(4)冷凍庫へIN
花蕾は崩れやすいので、ラップで包むときや保存袋に入れるときは、ブロッコリー同士がなるべく重なり合わないように注意しましょう。もし冷凍庫がパンパンでブロッコリーを潰してしまいそうであれば、保存袋ではなくタッパーに入れて冷凍すると安心です。
料理に使うときは、凍ったままいつも通り調理すればOK!自然解凍をすると水っぽくなってしまうので、要注意です!
野菜の保存に便利!袋のラップ【アイラップ】
ブロッコリーだけでなく、様々な野菜や果物を保存するときには、マチ付きの保存袋「アイラップ」が便利です!
防湿性が高く、中に入れた食材の鮮度キープが叶うほか、薄いのに丈夫なので冷凍保存、レンジ調理、ボイル調理にも使えます。三角形の、取り出しやすい箱に入っているところも魅力的です♪
SNSで「これは便利すぎ…!」と人気の「アイラップ」、試してみる価値アリですね!
実は『虫』が隠れている?!「正しい洗い方」要チェック!
ブロッコリーは「流水でササッと洗う」という方が多いと思いますが、実はその洗い方では、蕾が密集した部分に隠れた「虫」や「汚れ」を落とせていないことも…。
「今まで、気付かず虫を食べていたかも…?!」と不安になった方は、ぜひ「正しい洗い方」をチェックしてみてください…!
正しく保存できてる?劣化しやすい食材の『長持ちテク』5選!
今回ご紹介したブロッコリーのように、保存方法を間違えてしまっている食材は意外と多いもの。
そこでここからは、様々な食材の正しい保存方法をピックアップしてご紹介します!できるかぎり長持ちさせたいと思っている方は、要チェックです…!
◆ピーマンが「約3倍」長持ちする!正しい保存方法は?
ピーマンは、袋に入れっぱなしで野菜室にしまう方が多いと思いますが、それでは約1週間ほどでハリのないしおしお状態に…。
しかし、正しい方法で保存すれば、3倍の約3週間長持ちさせることができます!「ピーマン、いつも使い切る前にしおしおになっちゃう…」とお悩みの方は、ぜひ実践してみてください!
◆なすを「約1か月」長持ちさせる保存方法が便利!
なすは3、4日で傷んでしまうデリケートな食材。しかし、ある方法で保存すれば最大約1か月の長期保存ができるんです!
中々使いきれずにダメにしてしまいがちな方は、長持ちする保存方法を覚えておきましょう♪
◆レタスが「3倍」長持ちする簡単裏ワザ!
レタスは約1週間でしおれたり変色したりしてしまう、あまり日持ちしない野菜です。しかし、ある簡単な裏ワザを使えば、そんなレタスの寿命を約3倍延ばすことができます!
シャキッとした食感をできる限り長く楽しみたい方は、要チェックです!
◆バナナは「常温保存」NG?!『10日以上』長持ちする保存方法とは?
バナナを常温で保存する方は多いと思いますが、それではすぐに変色したり、柔らかくなって傷んでしまいますよね。
しかし、正しい方法で保存すれば変色や劣化を防ぐことができ、約10日間以上も長持ちさせることができます!「油断して、いつのまにか傷んでいた…」という経験をしたことがある方は、ぜひチェックしてみてください♪
◆イチゴは「パックのまま冷蔵保存」NG?!正しい保存方法は?
イチゴは、買ったときに入っていたパックに入れっぱなしのまま、冷蔵庫にしまう方が多いと思います。しかしそれでは、元々日持ちしないイチゴが更に傷みやすくなってしまいます…。
できる限り長持ちさせたい場合は、正しい保存方法を実践してみてください♪
おわりに
いかがでしたか?
ブロッコリーをはじめ、様々な食材の長持ちしやすい保存方法をご紹介しました!最近は様々な食材が値上がりしていて、「できる限り食費を抑えたい!」と思っている方も多いと思います。
正しい保存方法で食材を長持ちさせれば、傷ませてしまって無駄にすることも減り、食費の節約にもつながるはず。ぜひ試してみてくださいね♪