近年、健康志向の高まりにより健康のために歩く人たちが増えています。それに伴い、シューズブランドからは長時間・長距離の歩行でも疲れにくいおしゃれなウォーキングシューズが続々と販売されています。
そこで今回は、ウォーキング初心者さんに向けて、ウォーキングシューズの特徴や選び方のポイント、さらにおすすめの疲れにくいウォーキングシューズをご紹介します!
そもそもウォーキングシューズとは?
ウォーキングシューズとはその名の通り、歩くことに適したさまざまな工夫が施された靴のことです。私たちが普段履いているファッションアイテムのスニーカーをはじめ、ビジネスシューズやランニングシューズ、そしてバスケットシューズやテニスシューズ、サッカーシューズなどのスポーツ専用シューズは、それぞれの使用シーンに適した構造(デザイン・設計)になっています。
歩くことが目的ならば見た目や履き心地だけでシューズを選ぶのではなく、長距離を歩いても疲れないように設計されたウォーキングシューズを履くのが一番です!
ウォーキングシューズは一見するとスニーカーやランニングシューズと大きな違いがないように思われますが、どのシューズよりも歩きやすいようにつくられています。そのため、一足あれば通勤通学、買い物、お出かけ、旅行など、オン・オフ問わずにさまざまな歩くシーンで使えます。
ウォーキングシューズの「特徴」
では、優れたウォーキングシューズにはどのような特徴があるのでしょうか。
◆体に負荷がかかりにくい
ローヒールの靴で長時間歩くと、足裏や足首、ひざ、腰などが痛くなることがありますよね。これは歩行時の着地の衝撃(負荷)が、体のさまざまな部位にかかるからです。
ウォーキングシューズは、衝撃をやわらげるためにクッション性の高い素材を使用したり、靴底に厚みを持たせたりして、そういった負荷がなるべく体にからないようにつくられています。
◆かかとがすり減りにくい
歩くという動作はつま先で地面をけり出し、かかとで着地するため、かかとに大きな負担がかかります。そこで多くのウォーキングシューズは、かかとがすり減りにくいようにラバーソールなどでかかと部分に厚みを持たせています。
また、かかと部分がしっかりしていないと着地時にかかとが内側や外側に倒れて疲れやケガにつながります。ウォーキングシューズはかかと周りがしっかりとしたつくりになっており、靴底を厚くすることによって安定した歩きを可能にしています。
◆足を前に出しやすい
ウォーキングシューズは、ランニングシューズよりも重さがあることをご存じですか?
ウォーキングシューズをある程度重めに設計することで、振り子の原理と同じで疲れたときでも「あともう一歩」が踏み出しやすくなっているのです。つまり、ウォーキングシューズは足を前に出しやすい設計になっています。また、つま先で地面をけり出して歩くことから、ちょうど土踏まず部分あたりが柔軟に曲がるようにつくられています。
「ウォーキングシューズ」と「ランニングシューズ」の違い
歩くときと走るときでは足裏の着地場所が違うので、ランニングシューズの特徴はウォーキングシューズと異なります。たとえば、勢いよく着地するランニングは歩くときよりも約3倍もの負荷がかかり、ランニングシューズの靴底はクッション性の高い素材を使って、衝撃を吸収するように設計されています。
また、ウォーキングシューズが安定した歩きができるように少し重めにつくられているのに対して、ランニングシューズは素早い動きができるように軽量化が図られています。素材もウォーキングシューズが天候に左右されにくく、どこでも歩けるような耐久性のあるものを使用するのに対し、ランニングシューズは大量に汗をかいても蒸れにくく、足にフィットする効果のあるメッシュ素材がよく使われます。さらにランニングは地面をしっかり蹴り上げるので、ランニングシューズの多くは、かかととつま先の間、もしくは土踏まずに高い柔軟性を持たせています。
「ウォーキングシューズ」と「スニーカー」の違い
「歩くならスニーカーでも良いのでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、スニーカーとは靴底がゴム製のファッション目的でつくられた運動靴のことであり、ウォーキング目的にはつくられていません。そのため、アイテムによってはデザイン性を重視するあまり、耐久性のない素材を使い、長時間の歩行に不向きなものも存在します。
おしゃれを優先してスニーカーでお出かけするのも良いですが、長時間・長距離のお出かけなら、快適かつ足の疲労や足首、ひざ、腰への負担の少ないウォーキングシューズがおすすめです。近年では、おしゃれなウォーキングシューズも多く発売されているので、好みのものが見つけやすいでしょう。
ウォーキングシューズの「選び方」
快適にウォーキングを続けるためには、自分に合ったウォーキングシューズを履くことが大切です。自分に合ったシューズを見つけることで、疲れやケガのリスク軽減にも役立ちますよ♪
それでは早速、ウォーキングシューズの選び方をチェックしていきましょう。
◆足の「長さ」「幅」をしっかり測る
普通の靴であれば足の長さだけで選ぶ方も多いと思いますが、ウォーキングシューズを選ぶときは足の長さを表す「足長(そくちょう)」だけでなく、足の幅を表す「足幅(あしはば)」と、足幅の周りの長さを表す「足囲(そくい)」もしっかり測ってからフィットするものを購入しましょう。
それぞれの測り方は以下の通りです。ただし、一人で測るのは意外と難しいので、その場合には靴屋さんで測ってもらうと良いでしょう。
●「足幅」の測り方(足の幅)
足幅とは、足のもっとも幅が広い部分を直線で測った長さのことです。
測り方は簡単で、親指のつけ根の出っ張っている部分から、小指のつけ根の出っ張っている部分を一直線に測るだけでOK。このとき、甲部の曲線に沿って測らないように注意しましょう。
●「足長」の測り方(足の長さ)
足長とは、足の一番長い指の先端からかかとの一番出っ張っているところまでの長さのことです。これをメジャーなどで測ります。左右の長さが違う場合には、長いほうに合わせてサイズを決めましょう。ただし、左右の長さの差が大きい場合には、無理に既製品を購入しようとせず、オーダーメイドのウォーキングシューズを選ぶのもひとつの手段です。
●「足囲」の測り方(足幅のまわり一周分の長さ)
足囲とは、親指と小指の付け根にある出っ張りをぐるっと一周メジャーで測った長さのことで、「ワイズ」とも呼ばれています。メジャーがない場合には、ひもや細長く切った紙などを使って一周分のところに印を付け、その長さを定規で測っても◎。
◆自分に合ったサイズを「サイズ表」で確認する
靴のサイズには、「24cm」のような馴染みのある表記のほかに、「A」「EE」などの表記があります。これは「足囲」を表すもので、自分の足によりフィットする靴を見つけるための重要な表記です。
「A」「B」…とアルファベットが大きくなるほど広い幅を表していて、「E」はさらに「EE(2E)」「EEE(3E)」「EEEE(4E)」と細かく分けられ、そのあとに「F」「G」と続きます。
靴によってはcm表記と合わせて記されている場合もあるので、足長、足幅、足囲を測ったあとは、JIS規格(日本産業規格)による以下のサイズ表を参考に、自分に合うサイズを確認してみてください。
※商品によってはサイズ表記がUS(アメリカ)、EU(ヨーロッパ)、UK(イギリス)仕様になっていることもあります。その場合は、各国のサイズ表記を理解したうえで自分のサイズをチェックしましょう。
「靴のサイズ」を表でチェック
足長 | A | B | C | D | E | EE(2E) | EEE(3E) | EEEE(4E) | F | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
cm | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 | 足囲 | 足幅 |
19.5 | 183 | 76 | 189 | 78 | 195 | 81 | 201 | 83 | 207 | 85 | 213 | 87 | 219 | 89 | 225 | 91 | 231 | 93 |
20 | 186 | 78 | 192 | 80 | 198 | 82 | 204 | 84 | 210 | 86 | 216 | 89 | 222 | 91 | 228 | 92 | 234 | 94 |
20.5 | 189 | 79 | 195 | 81 | 201 | 83 | 207 | 85 | 213 | 87 | 219 | 89 | 225 | 91 | 231 | 93 | 237 | 96 |
21 | 192 | 80 | 198 | 82 | 204 | 84 | 210 | 86 | 216 | 88 | 222 | 91 | 228 | 93 | 234 | 95 | 240 | 97 |
21.5 | 195 | 81 | 201 | 83 | 207 | 86 | 213 | 88 | 219 | 90 | 225 | 92 | 231 | 94 | 237 | 96 | 243 | 98 |
22 | 198 | 83 | 204 | 85 | 210 | 87 | 216 | 89 | 222 | 91 | 228 | 93 | 234 | 95 | 240 | 97 | 246 | 99 |
22.5 | 201 | 84 | 207 | 86 | 213 | 88 | 219 | 90 | 225 | 92 | 231 | 94 | 237 | 96 | 243 | 99 | 249 | 101 |
23 | 204 | 85 | 210 | 87 | 216 | 89 | 222 | 91 | 228 | 94 | 234 | 96 | 240 | 98 | 246 | 100 | 252 | 102 |
23.5 | 207 | 86 | 213 | 89 | 219 | 91 | 225 | 93 | 231 | 95 | 237 | 97 | 243 | 99 | 249 | 101 | 255 | 103 |
24 | 210 | 88 | 216 | 90 | 222 | 92 | 228 | 94 | 234 | 96 | 240 | 98 | 246 | 100 | 252 | 102 | 258 | 104 |
24.5 | 213 | 89 | 219 | 91 | 225 | 93 | 231 | 95 | 237 | 97 | 243 | 99 | 249 | 101 | 255 | 104 | 261 | 106 |
25 | 216 | 90 | 222 | 92 | 228 | 94 | 234 | 96 | 240 | 99 | 246 | 101 | 252 | 103 | 258 | 105 | 264 | 107 |
25.5 | 219 | 91 | 225 | 94 | 231 | 96 | 237 | 98 | 243 | 100 | 249 | 102 | 255 | 104 | 261 | 106 | 267 | 108 |
26 | 222 | 93 | 228 | 95 | 234 | 97 | 240 | 99 | 246 | 101 | 252 | 103 | 258 | 105 | 264 | 107 | 270 | 109 |
26.5 | 225 | 94 | 231 | 96 | 237 | 98 | 243 | 100 | 249 | 102 | 255 | 104 | 261 | 107 | 267 | 109 | 273 | 111 |
27 | 228 | 95 | 234 | 97 | 240 | 99 | 246 | 102 | 252 | 104 | 258 | 106 | 264 | 108 | 270 | 110 | 276 | 112 |
◆「つま先」「足の甲」がきつくないか確認する
自分に合うサイズのウォーキングシューズが見つかったら、試し履きをしましょう。このとき軽く歩いてつま先と足の甲がきつくないかをまず確認すると◎!
歩行時、靴の中では足が5~6mm程度前後に動き、つま先をけり出すときには指が大きく広がります。そのため、つま先部分に1cm程度の余裕があるかどうかを確認することはとても大切です。つま先に圧迫感があると長時間のウォーキングのときに痛みを伴うことがあるので、圧迫感があるようならひとつ大きめのサイズにしましょう。
さらに、足の甲のフィット感もチェックします。足の甲部分がぴったりであれば、ひもがないタイプでも問題ありません。しかし、足のサイズは靴下の厚みや時間帯、体重の増減によって簡単に変化するため、できれば靴ひもや面ファスナーなどで調整できるものを選ぶと良いでしょう。
◆「かかと」がフィットしているか確認する
つま先と足の甲のフィット感を確認したら、次はかかとです、かかとはすき間があると靴擦れしやすく、けり出しがうまくできなくなります。シューズとかかとがしっかりフィットしているか確認しましょう。
◆使用シーンを考えて選ぶ
ウォーキングは通勤通学、外回り、買い物、旅行など、さまざまなニーズに対応したものが展開されています。自分がどんなときに履くのかをイメージして、デザインを選びましょう!
たとえば、健康維持や生活習慣病予防のために早朝ウォーキングをするなら、軽量性や通気性、防水性などの機能性に優れたスニーカータイプがおすすめです。このタイプは着脱しやすく、デザインによってはファッションアイテムとしても使えて、普段使いやお出かけ、旅行にも最適です。
また、毎日の通勤時間や外回りなどを利用してウォーキングをするなら、パンプスや革靴タイプのビジネス向けウォーキングシューズを選びましょう♪
◆試し履きは実際に歩く時間帯に
日中に立ち仕事などをしていると、夕方ごろには足がむくんできます。試し履きをするなら自分がウォーキングする時間に合わせて行いましょう。歩く時間が不規則な場合には、足がむくんできたタイミングで試し履きをしてください。
このとき、靴下も実際にウォーキングをするときに履くものを用意すると、自分の足にマッチしたシューズが見つかりやすくなりますよ。
ウォーキングシューズの「おすすめブランド」8選!
近年のウォーキングブームに伴って、さまざまなブランドからおしゃれで疲れにくいウォーキングシューズが続々と発売されています。そこでここからは、ウォーキングシューズのおすすめブランドと商品をあわせてご紹介します♪
◆ニューバランス
「ニューバランス(New Balance)」は、アメリカのボストンに本社を置く世界的シューズブランドです。もともとは扁平足などを治すための矯正靴を製造する会社として誕生し、そのノウハウを生かしてスポーツシューズを製作したところ、飛躍的な成長を遂げました。さらに1980年代からはこれまでにないファッショナブルなシューズを展開。これが若者を中心にウケ、現在進行形で絶大な支持を得ています。
とくにウォーキングシューズ「880シリーズ」はハイテクノロジーな機能性と高いデザイン性、そして履き心地のよさから人気があります。
定番人気のウォーキングシューズ!『WW880』
こちらは、かかとをしっかりとホールドするCRカウンター搭載のウォーキングシューズです。ランニングシューズで使用しているソール「REVLITE X」をウォーキング用にアレンジして搭載。これにより屈曲時の跳ね返りがよくなり、前への運び出しがスムーズに。重心がぶれない安定した足運びができ、長時間の歩行も快適です♪
スエード素材が映えるクラシックデザインで、日常使いやビジネスシーンにおすすめ!
洗濯機で丸洗いできる!『RCVRY DB3』
FRESH FOAMをソールとインサートに採用したスタイリッシュなシューズ。 毎日の日課としてウォーキングを続けるとなると、どうしても靴の汚れが気になるものですが、こちらのシューズは洗濯機で丸洗いが可能で、いつでもきれいな状態で使えますよ♪
また、足裏を気持ちよく刺激してくれる凹凸のあるマッサージフットベッドが柔らかな履き心地で快適な歩行をサポートしてくれます。
◆アシックス
「アシックス(ASICS)」は、1949年に誕生した日本を代表する世界的スポーツブランドです。スポーツによる健全な青少年の育成を目的にさまざまなスポーツシューズを手掛け、世界中で数々の実績を残しています。1970年代後半からはジョギングブームも相まって最先端機能が盛り込まれたランニングシューズを次々と発売。1980年代からはレース用のマラソンシューズも発売します。
このランニングシューズで培ったテクノロジーとさまざまな人の歩き方研究から生まれたのが、アシックスのウォーキングシューズです。アシックスでは運動効果を上げることに特化したスポーツタイプの「ウェルネスウォーカー」、ビジネスパーソンをターゲットにした「ランウォーク」、カジュアルなデザインが魅力の「ペダラ」など、ウォーキングシューズシリーズが充実しています。
「歩く」を「トレーニング」に!『RAKUWALK RIZAP 4E』
パーソナルトレーニングジムで有名な「ライザップ」とのコラボレーションで誕生したウォーキングシューズ。足の指先で地面を掴むような動きを促進させる特殊なインナーソールを採用し、履いて歩くだけで指先の運動が活発になり、踏ん張る力を鍛えることができます。
また、歩行時に行われるブレーキとアクセル操作をサポートする舟底設計、足指の力を地面に伝えやすい高屈曲設計、アッパー全体にメッシュ素材を使用して通気性にも優れた軽量設計など、「一歩の価値」を最大限に高める設計がいたるところにされています。
さらに、夜間の視認性を高める反射材がかかと部分に使用されているので、夜にウォーキングをする方にもおすすめのシューズです!
転がるようなライド感!『GEL-RIDEWALK(ゲルライドウォーク)ライト』
長距離・長時間の歩行を実現するために生まれたウォーキングシューズ。つま先のカーブによって靴底がコロンと転がるような動きを生み出し、足にかかる負担を軽減。ふくらはぎ周りのエネルギー消費を抑えて、歩行効率を高めてくれます。
また靴底にフラットゾーンを設けることで、安定感のある歩きを可能に!かかと部分には衝撃緩衝機能を配置し、着地時の衝撃をやわらげてくれます。男女兼用モデルでサイズは0.5cm刻みの23~28cm。
◆ミズノ
「ミズノ(MIZUNO)」は、1906年に大阪で創業した日本を代表するスポーツ用品ブランドです。スポーツ用品のほとんどが海外製だった当時、ミズノは国内のスポーツ用品のパイオニアとしてさまざまな用具の開発を手掛けます。そして1964年に開催された東京オリンピックをきっかけに世界的に認知されるようになります。
ミズノのシューズといえばスポーツ用トレーニングシューズや専用スパイクが有名ですが、ランニングシューズとウォーキングシューズにも、ミズノのテクノロジーがぎっしり詰め込まれています。とくにミッドソールにはめ込まれた波型のプレート「ミズノウェーブ」は、安定性とクッション性を両立させたミズノブランドを代表するクッションシステムです。
グイグイ歩ける防水モデル!『スカイサーフ』
こちらは天候が悪い日でもウォーキングを欠かしたくない方にぴったりな、防水モデルのウォーキングシューズです。突然の天候変化でも防水機能によって安心かつ快適に歩くことができます。
ソール部分には「ミズノウェーブ」が搭載され、クッション性と安定性を確保。摩擦に強いアウトソールラバーを採用し、耐久性にも配慮したつくりになっています。取り外し可能なインソールには防菌防臭効果があり、汗の嫌なニオイの軽減に役立ちます♪
長時間のウォーキングにも!『LD40 CT』
人工皮革タイプのウォーキングシューズ。ユニセックスのシンプルなデザインで、通勤通学や外回り、旅行などを利用した長時間のウォーキングに持ってこいの一足です。
ファスナー式ではないので長時間履いていても緩むことがなく、快適な歩行が可能に。ソール内の湿度と温度を下げる通気システムも搭載されているので、爽快な歩きが期待できそうですね♪
◆アディダス
「アディダス(adidas)」はドイツで生まれたスポーツブランドです。スポーツごとの専用スニーカーを開発し、数々のアスリートにリスペクトされたことから、世界的人気を集めるようになります。
アディダスの代表的スニーカーといえば、「スーパースター」「スタンスミス」「カントリー」でしょう。これらを含むアディダスシューズの特徴は、コーディネートになじみやすいシンプルデザインで、カジュアルシーンからスポーツシーンまで幅広く使えるところです。
アクティブなライフスタイルにぴったり!『コアランナー』
こちらは、メッシュアッパーが優れた通気性を発揮して一日中快適な履き心地が続く、アクティブさんにぴったりなウォーキングシューズ。土台を安定させる丈夫なラバーアウトソールと、サポート力のある縫い目のないヒール設計が、心地良い歩きを可能にしてくれます。
シンプルなデザインと比較的お手軽な価格で、これからウォーキングをはじめようとする方におすすめの一足です。
足を優しく包んでサポート!『ギャラクシー6W』
こちらはクッション性のある履き心地が魅力のランニングシューズ。 足を優しく包んで歩行をサポートしてくれるので、一日中心地良い歩きができます。カジュアルなローカットシューズなので、散歩やデート、買い物などさまざまな用途で使えますよ♪
プラスチック廃棄物ゼロを目指すadidasの取り組みの一つとして、アッパーに50%以上のリサイクル素材が使用されています。
◆ナイキ
「ナイキ(NIKE)」は1968年にアメリカのオレゴン州で誕生した世界的スポーツブランドです。サッカー、バスケットボール、野球などさまざまなメジャースポーツの製品を手掛け、有名スポーツ選手を数多くサポートしています。ナイキの製品はデザインにも定評があり、ファッションアイテムとしても老若男女問わず人気があります。
ナイキのシューズの特徴は、機能性が高く、おしゃれなところです。とくにナイキ独自のクッショニングシステムは着地時の衝撃を緩和し、スムーズな足の動きを可能にしてくれます。
つま先が分かれたユニークなデザイン!『AIR RIFT(エア リフト)ブリーズ』
暑い夏の日に適した全面メッシュの軽量シューズ。つま先が分かれたユニークなデザインは、ケニア人長距離ランナーの意見に基づき生まれたもので、自然な動きにより対応できるのだとか。
速乾性に優れたデザインで、いつでも快適な履き心地を実現してくれます。また、ヒールと足中央部に配した面ファスナー付きストラップによって、足囲を気にせずともファット感のある履き心地がつくれます!ナイキらしいおしゃれなデザインで、夏のカジュアルスタイルに合わせてみてはいかがでしょうか♪
快適さと耐久性を両立!『Air Zoom Pegasus 38(エア ズーム ペガサス)』
舗装道路のウォーキングに最適な、高反発ウォーキングシューズ。通気性に優れたメッシュアッパーで快適さと耐久性を実現。つま先部分は幅広になっており、踏み出す力を最大限引き出せます!また足の動きに合わせて伸縮する形状とフィット感で、快適な履き心地を生み出しています。
シンプルなデザインで、コーデを選ばずに使えるのも嬉しいポイントです♪
◆リーボック
「リーボック(Reebok)」の前身はイギリスの陸上選手だったジョセフ・ウィリアム・フォスターが設立したJ・W・フォスター社です。J・W・フォスター社ではスパイクを研究開発し、それが認められて陸上競技以外のスニーカーも手掛けるようになります。そして1979年にアメリカにおける販売権を取得し、スポーツ用品がアメリカで大ヒットとなります。
2005年にはアディダスの傘下となりますが、2021年に売却を発表。リーボックは1990年代のハイテクスニーカーブームをけん引し、とくにリーボックの手掛けるランニングシューズは、高い実力からランナーに大変人気があります。
スタイリッシュなスリップオン!『DailyFit AP』
通勤通学、買い物など毎日使いに嬉しい、脱ぎ履きしやすいスリップオン構造のスタイリッシュなシューズ。つま先・アーチ・かかとに配置されたポット内の空気が動くことで、一歩ごとに適切な反発力が得られ、長時間の歩行を快適にしてくれます。
また、人間工学に基づいた、足に柔軟に対応するミッドソール、足裏を快適にサポートする立体成型インソールのおかげで、足裏が疲れにくく疲労がたまる長距離のウォーキングも楽しいものに変えてくれます。立っているときもアーチ下に配置されたポットに空気がたまるので、立ちっぱなしの仕事をしている方にもおすすめの一足です。
暖かな日やカジュアルな外出に!『INSTAPUMP FURY SANDAL(インスタポンプフューリーサンダル)』
気温が高い日は、風通しの良いサンダルを履くのも◎!
衝撃吸収力にすぐれた「ヘキサライト ヘキサゴナル クッショニング」を搭載した肉厚のミッドソールに、アウトソールは耐久性とグリップ性を高めた耐摩耗性ラバーを採用。履き心地はスニーカーと遜色なし!アッパーをジップタイプにアップデートしたことで、脱ぎ履きがしやすくなりました。
暖かな日はもちろんのこと、タウンユースやビーチ、アウトドアなど幅広いシーンで活躍してくれます。また、おしゃれなソックスを組み合わせれば、春から秋まで長く使えますよ♪
◆メレル
メレル(MERRELL)は、1981年にアメリカで誕生したフットウェアブランドです。質の高いブーツが評判になり、その後アウトドア向けのスニーカーをはじめ、アウトドアウェアやバックパック類商品など多種多様な商品展開を行い、世界的に知名度の高いブランドになります。
メレルのシューズの特徴は、トレッキングシューズ、ハイキングシューズ、ウォーキングシューズなど、幅広い商品を取りそろえていることです。高い技術力によって生まれたシューズはどれも履き心地抜群と定評があります。
累計販売足数1,700万足を誇る超ロングセラー商品!『JUNGLE MOC』
その履き心地のよさから世界中のユーザーを虜にし、1998年の発売から今までに累計1,700万足を売り上げた、メレルの超ロングセラー商品が「JUNGLE MOC(ジャングルモック)」です。優れた機能をスポーツアクティビティ以外の環境にも取り入れたいという思いから開発されたこのシューズは、サイドのストレッチバンド、ラクに脱ぎ履ぎができるかかと部分のループなど使い勝手抜群!
また、アッパーには撥水加工を施したピッグスエードレザーを使用し、おしゃれかつ機能的な一足に仕上がっています。ほかにもアーチ部分をサポートするナイロンシャンクや、衝撃を吸収するメレル独自開発のクッション、軽量&高いクッション性を誇るEVAミッドソールなど、いたるところにこだわりが感じられる、まさにメレルを代表する最高のシューズです。どんなファッションにも合いそうなカラーバリエーション展開も魅力です!
シンプルかつ個性的なローカットモデル!『MTL LONG SKY 2 SHIELD(エムティーエル ロング スカイ 2 シールド)』
ブランド技術を結集させ、MERRELLグローバル契約のエリートアスリートと共同開発したフラッグシップラインである「Merrell Test Lab」で開発された最高峰のトレイルランニングシューズです。
通気性に優れたメッシュと安定性を高めるTPU素材のコンビネーションアッパーを使用。また、クッション性に優れ、相反する軽量性・耐久性を両立させたEVAフォームをミッドソールに採用しているので、軽量ながら長時間の反発弾性を確保し、歩行をラクにしてくれます。
◆ムーンスター
「ムーンスター(MOONSTAR)」は、ゴム産業が盛んな福岡県久留米市生まれのシューズブランドです。創業以来、145年以上履きやすい靴をつくり続けています。とくに学校指定の上履きやキャンパスシューズなどを手掛け、耐久性とその履き心地のよさから、ロングセラー商品が数多く存在しています。
ムーンスターのシューズの特徴は、熟練した職人によってつくられた高性能ラバーソールです。何時間履いていても疲れにくく、日本でも数少ない特殊製法を採用することで、スニーカーのソールがはがれることがありません。近年はその機能性の高さとシンプルなデザインで、ファッションシーンへの認知度も高まっています。
日本人のために研究・開発されたモデル!『WORLD MARCH(ワールドマーチ)』
「WORLD MARCH」は日本人のために研究・開発されたウォーキングシューズです。 かかとのホールド性を高めるカウンターとスタビライザーを搭載しており、歩行時の安定性を保ちます。つま先部分には足指の圧迫を軽減するように十分なゆとりがあります。また、靴底には足裏の動きに合った溝を施し、高い屈曲性によって歩行時の負担を軽減し、歩きやすくなっています。
雨天時の快適性にも着目し、透湿防水性に優れた「OutDry(R)」を採用。臭いの元となる菌の増殖を抑制する「Ag+抗菌防臭」も搭載されているのも嬉しいポイント♪サイズは24.0cm〜28.0cm展開。
着脱しやすいスリッポンタイプ!『SNGY L07』
毎日使いに便利な、脱ぎ履きしやすいスリッポンスニーカー。柔らかいニットアッパーは柔軟性に優れて足なじみもよく、 通気性も抜群。さらに汗や水分をスピーディーに吸収・拡散し、靴内をサラサラな状態にキープするメッシュソール搭載で、暑い日に長時間歩いても蒸れにくく、気持ちよく使えます。
また、ソールには衝撃吸収に優れた柔らかいミッドソールフォームを使用。優しい履き心地で弾むような歩行ができます。軽さにもこだわり、重量は23.0cmで片足約190gと超軽量。長距離のウォーキングでも疲れにくく、旅行用シューズにもおすすめです。ワイズ(足囲)は3Eと幅が広めの方にも対応した嬉しい仕様なのも◎!
靴に関するお悩みを解決!「便利グッズ&裏ワザ」4選♪
「長時間歩くと疲れる…」というお悩みのほかも、「歩いていると靴紐がほどけてきて、結び直すのが大変…」「シューズを洗いたいけれど、こすり洗いは面倒…」など、靴に関する困りごとは意外と多いもの。
そこでここからは、そんなお悩みをサクッと解決してくれる便利グッズや裏ワザをピックアップ!
◆靴紐が絶対ほどけなくなる?!ウォーキング時に試したい結び方
ウォーキングの最中に靴紐がほどけると結び直すのが面倒な上に、誤って踏んでしまうと危ないですよね。そんなときは、勝手にほどけなくなる結び方を試してみてください!
結ぶ手順を画像付きで紹介しているので、要チェックです…♪
◆「ほどけない靴紐」に変えるのも◎!
ウォーキング中の「靴紐が勝手にほどける問題」を解決したい方は、ほどけない靴紐に変えてしまうのもおすすめ!
蝶々結びではなくカプセルで留めるタイプの靴紐をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪
◆汚れた靴が「放っておくだけ」でキレイに!こすり洗い不要の裏ワザ♪
ウォーキングシューズや普段履くスニーカー、お子さんの上履きなど、洗いたいと思いつつも「こすり洗いするのが面倒…」と避けている方は少なくないはず。
そこで試してみてほしいのが、放っておくだけで靴がキレイになる裏ワザ!一体どんな裏ワザなのか、要チェックです…!
おわりに
快適で安全なウォーキングを続けるには、足への負担を最適に軽減してくれるウォーキングシューズが不可欠です。ウォーキングシューズを選ぶときには、普通の靴よりも慎重かつ正しく選ぶことで、「長時間履くと足が痛くなる」「すぐに靴擦れする」といった失敗が防げます。
ぜひ、記事を参考に自分に合ったウォーキングシューズを選んで、毎日のウォーキングを楽しみましょう!