炊飯器はいろいろなメーカーから多彩な機種のものが発売されていて、選ぶのに迷ってしまいますよね。
この記事では、炊飯器のサイズ、加熱方式、内釜の種類などさまざまな視点からみた選び方をはじめ、人気メーカーごとの特徴、サイズ別のおすすめ炊飯器をご紹介します。炊飯器の買い替えや新規購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
炊飯器の「選び方」
ここでは、家族構成に合ったサイズ、加熱方式、内釜の種類、便利な機能、お手入れ方法の視点から、炊飯器の選び方を解説します。
「サイズ」の選び方|家族の人数や食べる量をチェック
炊飯器選びにサイズは重要なポイントです。基本的には、家族の人数や食べる量に合わせて購入するのがよいでしょう。
【1~2人家族】3合
1人暮らし、2人暮らしの方には3合炊きがおすすめです。2人暮らしでお米の消費量が普通であれば、朝に3合炊いておくとちょうど1日3食分くらいになり好都合。3合炊きにはお手頃な価格のものが多いので、コスト面でも満足できます。
ただし、炊飯器には内ぶたの下にすき間ができることでお米が対流しやすくなり、ムラなく炊けるという性質があるので、毎回3合程度炊く場合は大きめの5.5合炊きを買うのも◎。
また、具材の量が加わる炊き込みごはんや、冷凍保存のためにまとめ炊きをすることが多い方も、ひとつ上のサイズの5.5合炊きを選択肢に入れるのもよいでしょう。
【3~5人家族】5.5合
5.5合炊きは、3〜5人家族で使うのにおすすめのサイズ。一度に中サイズのお茶碗およそ11杯分を炊飯できます。炊飯器のなかでもサイズ・機能性・価格などのトータルバランスがよく、バリエーションも豊富でデザイン性にこだわった製品が多いのも特徴です。日によって少なく炊くことがあっても、前述の通りおいしく炊けるというメリットもあります。
ただし、バリエーションが豊富なだけに機能や価格に幅があるので、選ぶ際はじっくりチェックするのがよいでしょう。
【6人家族以上】1升(10合)
1升炊きは中サイズのお茶碗およそ23杯分を炊けます。3世代同居の家庭、食べ盛りの中高生の子どもが何人かいる家庭など、ごはんの消費量が多い家庭におすすめです。炊飯回数が増えれば電気代も増えるので、一度に大量に炊ける1升炊きは節約につながるでしょう。
しかし、1升炊きは本体サイズが大きく、場所をとってしまうのがデメリットです。また、ほかのサイズに比べるとバリエーションが少なめなので、機能面やデザインよりも実用性を重視する方に向いています。
少ないお米でもおいしく炊飯する「少量コース」搭載機種なら、生活リズムが異なる家庭や少人数の家庭でも活用できるので、検討してみるのもよいでしょう。
「加熱方式」の選び方|おいしさを左右する重要なポイント
炊飯器の加熱方式は主に3つに分類されます。それぞれ特徴が異なり、価格帯にも差があるのでしっかり吟味することが重要です。また、おいしさを左右する重要なポイントでもあるので、予算も考慮しながら検討しましょう。
それでは、それぞれの加熱方式の特徴をご紹介していきます。
【IH式】しゃっきり程よい硬さに!
IH式の「IH」とは、「電磁誘導加熱(Induction Heating)」を指します。ヒーターは使わず外釜にコイルを取り付けて、電流を流す際に物体に生じるジュール熱を利用し、内釜全体を均一に発熱させて炊飯する方式です。発熱効率に優れガスに匹敵するほどの高い火力を発揮するので、熱が均一にお米に伝わります。炊きムラが少ない、保よくしゃきっとした硬さのごはんを楽しめるでしょう。IH式は温度の制御が容易で火力調整をしながら適温で加熱できるので、おいしいごはんを効率的に炊きあげられます。
デメリットは、内釜が重く扱いにくいと感じるかもしれない点です。これは金属を重ねて高い火力に耐えられる丈夫な作りになっていることが要因です。しかし近年は軽量化されてきているので、気になる方は軽量コンパクトタイプを選ぶとよいでしょう。
IH式炊飯器の相場は1万〜7万円程度です。
【圧力IH式】ふっくら甘い&もちもち食感に!
圧力IH式は、IH式がもつ高い火力に加え、釜内部に圧力をかけて水の沸点を上昇させ、高温状態を保ちながらしっかりお米を炊きあげられるという特徴があります。これによりお米の栄養が閉じ込められて、旨みを十分に引き出すことが可能です。さらに、強い火力でお米の芯まで熱が伝わることで、ふっくら甘くもちもちした食感が楽しめます。内釜自体が発熱し、炊きムラが生じにくくなることも特徴です。冷めても弾力が残り、お弁当やおにぎりに使ってもおいしく食べられます。さらに炊飯時間が比較的短いというメリットもあります。
デメリットはほかの加熱方式の炊飯器と比べ高価な点で、相場は2万~10万円程度と最も高い炊飯方式です。
【マイコン式】低価格で一人暮らし・単身者に◎!
マイコン式は釜の底部分にヒーターが設置され、底で発生した熱を釜全体に伝えて炊飯する方式です。火加減はマイコンによる自動コントロールによって行われます。底部分のみから釜に熱を伝えるので、火力は釜全体を発熱させるIH式に劣ります。
シンプルな機能の製品を選べば1万円以内で購入可能なので、味には特にこだわらず安さを重視したい方におすすめです。また、小容量タイプの製品が主流で一人暮らしの方にもちょうどよいでしょう。
デメリットは底が最も熱くなることから、水の量が少ないと底の部分のごはんが硬くなりやすい点です。
「内釜」の選び方|炊きがりの食感を左右するポイント
炊飯器の内釜にはさまざまな素材が使われ、炊きあがりの食感にも大きく関わってきます。内釜は各メーカーが工夫を凝らして作っているので、特徴に注目してみてみましょう。
「鉄」の内釜|短時間での炊飯が可能!
鉄は発熱効率と熱伝導率に優れた素材です。IH式の炊飯器と相性がよく、蓄熱性、断熱性を備え、短時間での炊飯が可能。お米の栄養素や甘み・旨みを引き出し、また逃がしにくいので、お米がもつ本来の味を楽しめます。また炊きムラが少なく、ふっくらとした食べ応えのあるごはんが炊きあがります。
ただし、鉄は重い金属で釜が重くなりがちなので、お手入れ時の扱いやすさが気になる方は実際にもって確認するとよいでしょう。
鉄の内釜を採用した製品は価格に幅があり、好みや用途に応じて選べます。岩手県の伝統工芸品の南部鉄器を使った高価な製品もあります。
「銅」の内釜|素早く均一に釜全体を加熱!
銅は鉄よりもさらに熱伝導率に優れ、多層釜にもよく用いられる素材です。素早く、ムラなく均一に釜全体を加熱できることから、甘みのある、やわらかくふっくらもちもちした食感のごはんが楽しめます。
鮮やかに輝く銅の釜は高級感があり、毎日の家事の気分を盛り上げてくれるでしょう。
ただし、使っているうちにコーティングがはがれることがあるので、気になる場合は修理または交換がおすすめです。
「炭」の内釜|しっかりとした粒立ちとハリのある炊きあがり!
炭の内釜には炭だけでできているタイプと、炭がコーティングされたタイプがあります。IH式と相性がよく、ステンレスよりもIHの磁力線を通しやすいので熱伝導に優れます。銅などと比べると炊飯時間はかかりますが、遠赤外線効果でお米の芯までしっかり加熱。お米一粒一粒にハリがある炊きあがりを楽しめ、冷めてもハリが持続するのが特徴。
ただし、炭の内釜は割れたり傷がついたりすることがあるので、取り扱いには注意が必要です。
「土鍋」の内釜|ふっくらとした炊きあがり!
土鍋は高い蓄熱性と遠赤外線効果を備えた内釜です。はじめはお米の吸水に合わせてゆっくりと熱を伝え、その後一気に加熱します。冷めにくく蒸らし効果があるので、ごはんの香りと弾力性を保ち、ふっくらした炊きあがりになります。
ごはんを炊くのに最も適した素材ともいわれ、価格はほかの素材の内釜よりも高めです。
「ダイヤモンド」の内釜|高い熱伝導率で一粒一粒にしっかり熱を伝える!
ダイヤモンドの内釜は、釜の内側のフッ素コートにダイヤモンドの微粒子をプラスしたものです。ダイヤモンドは熱伝導率が高く、おいしいお米を炊くのに欠かせない高温加熱を実現します。沸騰時には細かい泡を大量に発生させるので、お米の対流が生まれ一粒一粒に効率よくしっかりと熱が伝わります。
ダイヤモンドの硬さでコーティングの耐摩耗性が高いことも特徴です。傷がつきにくいので、長く使い続けたい方にも向いています。主にパナソニックの上位モデルで採用されています。
「便利機能」もしっかりチェック!
炊飯器には保温機能や炊き分け機能など、便利な機能がいろいろついています。小さな子どもやペットがいる家庭には蒸気レス・蒸気カット機能が、忙しい方には調理機能が重宝するでしょう。ご自身に必要な便利機能をチェックしてみてください。
【保温機能】食事時間がバラバラの家族にピッタリ
家族で食事の時間がバラバラな場合に役立つのが、保温機能です。設定しておけば、いつでもみんなが温かいごはんを食べることができます。
温かさをキープするだけでなく、保温機能には衛生面やおいしさの面でも大事な働きがあります。60度以下になると雑菌が繁殖しやすく、ごはんが傷みやすくなるほか、逆に温度が高すぎるとお米の糖分とアミノ酸が結合する反応が起こり、ごはんが黄ばんでしまうので、保温機能の温度帯は、60~75度に設定されていることが一般的です。
継続時間設定は、一般的に12~24時間程度。ただし、長時間にわたって保温状態が続くと水分が蒸発し、ごはんのパサつき、硬化、つや感の低下が起こるので、おいしくごはんを食べるなら5~6時間までを保温の目安にして、早めに食べきるのがよいでしょう。
【炊き分け機能】白米・玄米・雑穀米や銘柄別の炊飯モード
白米以外に玄米や雑穀米などを炊飯することもあるでしょう。その際に役立つのが、炊き分け機能です。それぞれのお米の特徴を活かして、おいしく炊きあげてくれます。水量や浸し時間の調節などの細かな設定は必要なく、スイッチひとつですむのも便利です。
さらに、お米の銘柄に合わせて炊き分けができる機能を搭載した製品もあり、銘柄のもつおいしさを十分に引き出してくれます。
【蒸気レス・蒸気カット機能】置き場所に困らない&ニオイ軽減
ごはんを炊く際には蒸気が発生しますが、この蒸気が室内の家電や家具に影響を及ぼす場合があります。また、高温の蒸気に子どもやペットが触れてしまう危険性も…。
このような点が気になる方におすすめの機能が、蒸気レス・蒸気カット機能です。蒸気レス機能は釜の中の水分を内部冷却することで蒸気をほとんど出さなくする機能です。蒸気カット機能は通常と比べて約80%の蒸気をカットします。蒸気対策を気にせずにすみ、置き場所の選択肢が広がるでしょう。
炊飯時のニオイを軽減できることもポイントです。妊娠中でニオイに敏感な方や、キッチンにニオイがこもるのを避けたい方にもおすすめできます。
【調理機能】煮物・ケーキ・パンなどの調理が可能
炊飯器にはお米を炊くだけでなく、煮物や蒸し料理を作ったり、ケーキやパンを焼いたり、あるいは低温で調理したりといった調理機能をもつ製品もあります。忙しくて調理の時間がなかなかとれない、調理スペースがあまり確保できないなどのお悩みをもつ方にもうれしい機能ですね。
使い方も簡単で、レシピの通りに材料を入れればスイッチひとつでおいしく仕上げてくれます。
調理機能がなくても調理は可能ですが、圧力IH式では炊飯時と同じ圧力が内部にかかり、材料が膨張して爆発する危険性があります。炊飯器での調理を考えている方は、調理機能つきタイプを検討してみてください。
「お手入れのしやすさ」をチェック!
おいしいごはんを食べるために、炊飯器のお手入れは欠かせません。選ぶ際はお手入れのしやすさもチェックしましょう。外側や内部がフラットな形状であれば、拭き掃除がラクに行えます。また、パーツ数が抑えられているタイプや、各パーツを取り外せるタイプもお手入れがしやすいです。
一般的に圧力IH式の炊飯器はパーツが多く、IH式はパーツが少ない傾向があります。お手入れの手間が気になる方は、この点も比較するとよいでしょう。
「人気メーカー」の特徴は?独自の機能をチェック!
炊飯器は各メーカーから多彩な機種が発売されています。メーカー独自の機能もいろいろ開発されており、特徴もさまざまです。好みに合ったおいしいごはんを食べるために、メーカーごとの特徴は把握しておきたいポイントです。ここでは7社の特徴をくわしく解説します。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックの炊飯器の特徴は「おどり炊き」機能です。加圧、減圧の繰り返しで発生する対流と、側面と底部のIHを高速で切り替えることで発生する対流の組み合わせで、お米を炊飯器内でおどらせます。これにより、お米の一粒一粒に熱が伝わり、炊きムラがなく、旨味や甘み、ハリのあるごはんが炊きあがります。
パナソニックの炊飯器は大きく分けて、上述の加圧減圧の繰り返し・IHの高速切り替えの両機能を搭載した「Wおどり炊きシリーズ」、加圧減圧の繰り返し機能のみを搭載した「おどり炊きシリーズ」、圧力機能が搭載されていない「IHジャー炊飯器」の3種類のラインナップです。
タイガー(TIGER)
タイガーの炊飯器の特徴は「土鍋釜」です。土鍋釜とは、独自の技術で開発した陶器に釉薬をかけて焼き上げた内釜のこと。遠赤外線効果による熱がお米の中心までムラなく伝わり、ふっくらとした炊きあがりになります。
熱伝導率の高いかまどコーティングを上部に、蓄熱性のよい土鍋コーティングを下部に配置することで温度差が生じ、強力な炊飯力が生まれます。上位機種になるほどコーティング層が増えるので、層の数にも要注目です。
ほかにも、泡を大量に発生させてお米を包み旨味や甘みを逃さない「ご泡火炊き(ごほうびだき)」機能を搭載した製品があります。
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
象印マホービンの炊飯器の特徴は「炎舞炊き(えんぶだき)」機能です。かまどの炎の激しいゆらぎを再現するために、底に4つのIHヒーターを配置し、対角線上の2つのヒーターを同時に加熱することで複雑で激しい対流を起こします。これによりお米が勢いよく舞い上がり、炊きムラのない一粒一粒ふっくらとした甘みのある炊きあがりが可能です。
内釜に南部鉄器を使っていることも、同社の炊飯器の特徴です。鉄釜は高い熱伝導率を有し高温で加熱できるので、旨味が引き出されます。
ほかにも、ごはんの硬さや粘り気の感想を入力すると自動で炊き方を調節する「わが家炊き」機能や、圧力の強さ、圧力をかける時間の調整により「しゃっきり」から「もちもち」まで15通りもの食感が選べる「炊き分けセレクト」機能を備えた製品もあります。
日立(HITACHI)
日立の炊飯器は多くの機能をもち、特に圧力とスチーム機能に力が入れられているのが特徴です。
「極上ひと粒炊き」機能では、お米に吸水させたあと圧力をかけて高温加熱。その後スチームを使い高温でじっくりと蒸らすことで、噛むと甘みが際立つ外硬内軟の炊きあがりを実現しています。さまざまなお米を好みの食感に炊き分ける「極上炊き分け」機能を使えば、カレーライス用やお弁当用などメニューに合わせたごはんを楽しめるでしょう。
ほかにも、炊飯時に蒸気がほとんど出ない「蒸気カット」機能や蒸気を少なく抑えた「蒸気セーブ」機能、保温するごはんの量に応じて水分をスチームで送り、しっとり感を保つ「スチーム保温」機能などがあります。
三菱(Mitsubishi Electric)
三菱の炊飯器の特徴は、内釜に炭を使っているモデルが多いことです。圧力を使わず、IHとの相性がよい炭釜で一気に加熱。遠赤外線効果もあいまってお米の一粒一粒に熱が通りムラなく炊きあがります。そのため香り高く、外はハリがあり、中はふっくらとした味わいに。ほかのメーカーよりも少し硬めに仕上がるので、粒感の好きな方におすすめです。特に「本炭釜」は純度99.9%の炭を使用したシリーズで、大火力を保ちながらじっくりとお米に熱を伝えます。
また、炭の素材を活かした「大火力かまど構造」にもこだわりが詰まっています。かまどの優れた断熱構造を再現して熱と水分をキープし、香りと粒立ちのよい甘みのあるごはんが炊きあがります。
東芝(TOSHIBA)
東芝の炊飯器の特徴は、独自技術の「真空αテクノロジー」です。内釜の中を真空にして、圧力の差で素早くお米の芯まで吸水させます。しっかり吸水したお米は内部まで熱が伝わって、ふっくらと輝くごはんが炊きあがります。さらにお米のでんぷんがやわらかくなり、甘みが引き出されたごはんを楽しめるでしょう。
また、保温機能にも真空技術が活かされていて、「真空保温」は保温時に釜内の空気を吸い出し密閉することで、ごはんの酸化による黄ばみや水分蒸発を抑えます。
玄米や雑穀米、銘柄別の炊き分けや、硬さ・食感の調整などのコースバリエーションも豊富です。機種によっては「調理コース」機能も搭載されています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマの炊飯器の特徴は「かまど炊き」へのこだわりです。釜全体を熱で包み込んで均一に加熱し、炊きムラのない仕上がりに。業界初の「瞬熱真空釜」で、粒立ちがよくつや感のあるかまど炊きごはんを再現します。
お米の銘柄別の特徴を引き出す「量り炊き」「銘柄炊き分け」機能を使えば、銘柄とお米の量に合わせ、適切な水量をセンサーで量って知らせてくれます。手軽に最適な炊きあがりのごはんを味わえるでしょう。よそったごはんのカロリーを表示するカロリー計算機能も搭載。カロリーコントロールをしたい方におすすめです。
リーズナブルな価格設定も特徴で、圧力IH式炊飯器を2万円程度から購入できます。一人暮らしの方や普段ごはんをあまり食べない方も、高性能モデルを手に入れやすくなっています。
【3合炊き】炊飯器のおすすめ人気ランキングTOP10
ここまでさまざまな視点から炊飯器の選び方をみてきました。ここからは、おすすめで人気の炊飯器をサイズ別にご紹介します。買い替えや新規購入を考え中の方は、ぜひ参考にしてください。
まずは1人~2人暮らしの方にぴったりの、3合炊き炊飯器おすすめ人気ランキング10選です。
【1位】アイリスオーヤマ 40銘柄炊き分け機能搭載「RC-PD30」(圧力IH式)
アイリスオーヤマの「RC-PD30」は、お米がもつ本来の旨味を逃さずに、おいしくごはんを炊きあげる炊飯器です。熱伝導がよい複層構造の極厚火釜に、上下のWヒーターと高圧力で、お米の芯まで熱を通しふっくらと炊きあげます。
40種もの銘柄に対応した「40銘柄炊き分け」機能は、粒の大きさや水分量に合わせて火力や加熱時間を自動調節して炊き分けます。お気に入りの銘柄米を、こだわりの炊き方で味わいたい方におすすめ。
「おこのみ炊き機能」は、好みに合わせて硬さと食感をそれぞれ3通りから選び、合計9通りの炊き分けが楽しめる機能です。お弁当、丼物、すし飯など、メニューに合わせた炊き分けもできます。
【2位】象印マホービン 極め炊きマイコン炊飯ジャー「NL-BD05」(マイコン式)
象印マホービンの「NL-BD05」は、高火力キープで炊く「豪熱沸とう」を採用した炊飯器です。マイコン式でありながら、底面、側面、蓋の3つのヒーターを搭載し釜全体を包んで加熱します。最大出力495Wのハイパワーで炊きムラを抑えて、芯までふっくらとした炊きあがりに。蒸らし段階でも上下のヒーターがごはんのべちゃつき原因となるつゆを抑えてくれます。
健康に留意する方にうれしい機能の「麦ごはんメニュー」「玄米メニュー」「雑穀米メニュー」も搭載。食物繊維やミネラルたっぷりの健康米も、ふっくらもちもちとおいしく食べやすく炊飯してくれます。
【3位】アイリスオーヤマ 糖質カット炊飯器「RC-IL30」(IH式)
アイリスオーヤマの「RC-IL30」は、リーズナブルな価格が魅力のIH式炊飯器です。
かたさと食感の組み合わせを選べる「おこのみ炊き」メニューや、50種類の銘柄に対応した炊き分けモードなど、ごはんをおいしく食べるための機能が充実。また、省エネモードも搭載され、消費電力を通常時より約19%減らせるところも魅力です。
ヘルシーメニューを利用すれば、気になる糖質をカットすることもできます。雑穀米や玄米といった健康ごはんもおいしく手軽に食べられたりと、専用メニューがあることで健康を意識した生活を長く続けられるでしょう。
さらに、あると便利な早炊きモードが搭載されているところもうれしいポイントです。
カラーはシンプルで清潔感のあるホワイトと、スタイリッシュなブラック、おしゃれなキッチンにも馴染みやすいアッシュグレーの3色から選べます。
【4位】タイガー IHジャー炊飯器 炊きたて「JPF-A550」(IH式)
タイガーの「JPF-A550」は、熱効率が高い「5層遠赤特厚釜」を採用。外側に遠赤土鍋コーティングが施され、高火力の「剛火IH」でふっくらしたごはんを炊きあげる炊飯器です。
「まとめ炊きして冷凍したい」「残ってしまったごはんを冷凍したい」といった要望に応えた、「冷凍用ごはんメニュー」は一人暮らしの方にうれしい機能です。解凍時のべたつきや硬さを解消できるように、吸水に時間をかけて炊飯。べたつきを抑えながらも芯までふっくらと炊きあげて、おいしさをキープします。
また、15分で炊飯できる時短メニューが搭載されているので、空腹を我慢せずに炊きたてを味わえるところもうれしいポイント。調理メニューも充実し、多忙な生活をサポートしてくれる相棒になるでしょう。
サイズはコンパクトで、リビングやキッチンにすっきりと収納できます。お手入れは、内釜、内ぶた、着脱式のスチームキャップの3点だけと、シンプルで扱いやすい点も魅力です。
【5位】東芝 ジャー炊飯器「RC-5MFM」(マイコン式)
東芝の「RC-5MFM」は、シンプル&コンパクトボディの使いやすい炊飯器です。釜底は2.3ミリの厚さがあり、しっかりと熱を蓄えられます。
シンプルながらさまざまな機能が搭載されている点が魅力です。ふっくらとお米を炊きあげるおすすめ炊飯コースの「本かまど」をはじめ、無洗米、おかゆ、麦ごはん、雑穀米に対応するコース、さらにパン発酵、パン・ケーキ作り、温泉卵作りができる調理コースも備えています。
静電タッチパネル仕様で扱いやすく、外側のお手入れもラクラクです。
【6位】三菱 備長炭 炭炊釜 「NJ-SED06」(IH式/3.5合)
三菱の「NJ-SED06」は、2層厚釜を備長炭でコートし大火力を実現。「連続沸騰」により大火力をキープし続け、お米の旨味を引き出すとともに、絶妙な食感を生み出します。お茶碗1杯分の少量でもおいしく炊ける点も魅力です。
また、「可変超音波吸水」機能は超音波振動で吸水を促すもので、研いですぐの炊飯でもふっくら炊きあがります。「ふつう・やわらか」設定時は強め、「かため」設定時は弱めの超音波で吸水調整するこだわりぶりで、お米の旨味を引き出し冷めてもおいしく食べられます。
カートリッジと放熱板が一体型で洗いやすく、部品も軽量なのでお手入れラクラク。剥がれにくい内釜コーティングが施され、内釜でそのまま洗米が可能なところもうれしいポイントです。
【7位】タイガー マイコンジャー炊飯器 炊きたて「JBS-A055」(マイコン式)
タイガーの「JBS-A055」には、特厚の黒遠赤釜が使用されています。従来品の窯と比べて厚さが3倍になったので、炊きムラを抑えてふっくらとしたおいしいごはんを炊きあげられるようになっているのがポイント。ごはんの甘みやもっちり感を楽しめるのはもちろん、粘りが約25%、弾力は10%アップしているところも魅力的です。
また、おいしく炊くために欠かせない「甘み」「香り」「粘り」「やわらかさ」などをしっかり引き出してくれる、「極うま」メニューが搭載されているところも◎!
ごはんをよく冷凍保存する方には、「冷凍ご飯」メニューもおすすめです。冷凍ごはんに起こりがちな「パサつき」「ベタつき」を抑えて、芯までふっくらと炊きあげてくれます。
通常の炊飯モードよりも消費電力を抑えられる「エコ炊き」メニューは、節約をしたい場合に便利です。
ほかにも、「低温調理機能」や「レトルトあたため機能」など、マルチクッカーとしても使える便利な機能が搭載されています。コンパクトながらうれしい機能が満載で、自炊生活を充実させられる製品と言えるでしょう。
【8位】SHARP ジャー炊飯器「KS-CF05C」(マイコン式)
シャープの「KS-CF05C」は、「黒厚釜&球面炊き」機能が特徴です。厚さ3ミリの黒厚釜で熱をお米の芯まで伝えて、球状の底面にした球面炊きでふっくらとおいしく炊きあげます。
また、豊富な炊飯メニューも魅力のひとつ。玄米や雑穀米など健康に留意したメニューを、専用の火加減で炊き分けてくれます。「発酵/焼き上げメニュー」も搭載され、焼き立てパンを手軽に楽しめるのもポイント。食卓のバリエーションが広がるでしょう。
使用時だけ浮かび上がるLED表示は、スタイリッシュで扱いやすいデザインです。
【9位】象印マホービン 極め炊きIH炊飯ジャー「NP-GK05」(IH式)
象印マホービンの「NP-GK05」は「豪熱沸とうIH」機能を搭載した炊飯器です。噴きこぼれを気にせずに沸騰後もIHの高火力で炊き続けるので、芯までふっくらとしたごはんを炊きあげます。
「熟成炊き(白米)」は、じっくりと時間をかけてお米を水に浸すことで芯まで吸水させ、ごはんの甘みを引き出す機能です。健康面を気遣う方にうれしい「麦ごはんメニュー」も用意され、もち麦や押し麦も風味を活かした仕上がりを楽しめるでしょう。長時間保温可能な「うるつや保温」機能は、蓋と底のセンサーが最適な火加減で保温温度を調節してくれます。30時間おいしさを保てるので、保温機能を活用したい方におすすめ。
お手入れも簡単で、内ぶたを外して洗え、庫内も平らなので拭き掃除もラクラクです。
【10位】Panasonic おどり炊き 小容量タイプ「SR-JW058」(圧力IH式)
パナソニックの「SR-JW058」は、「おどり炊き」を採用した高性能モデルの炊飯器です。可変圧力と大火力IHの2つの炊き技で、お米の一粒一粒に熱を行き渡らせ、お米本来の旨みを引き出しながらふっくらと炊きあげます。
内釜にはダイヤモンドでハードコートした「ダイヤモンド竈(かまど)釜」を使用。発熱性と蓄熱性の高さが魅力です。蓋にもIHが搭載され、全面を発熱させて包み込むように効率よく熱をお米に伝えます。
「銘柄炊き分け」機能は、6銘柄のお米に合わせた火加減でおいしく炊きあげる機能です。ふつう、もちもちなど食感の調整にも対応しています。「おこわ」コースや「炊き込み」コースも選択でき、手軽においしく炊きあがります。
【5.5合炊き】炊飯器のおすすめ人気ランキングTOP10
ここからは、3~5人家族にピッタリな5.5合炊きのおすすめ炊飯器人気ランキング10選をご紹介します!
【1位】アイリスオーヤマ 銘柄炊き 圧力IH炊飯器「RC-PD50」(圧力IH式)
アイリスオーヤマの「RC-PD50」は、上下2つの大火力IHヒーターと高い圧力で炊きあげる炊飯器です。お米の芯まで加熱し、お米本来の旨味とおいしさ、つやともっちり感を引き出します。
料理に合わせた6つのモードを選択すれば、こだわりの炊きあがりが可能です。たとえば「食物繊維米モード」を選ぶと、温度コントロールによって通常の約2倍に食物繊維量を増やしたごはんが炊けます。腸内環境を整えたい方におすすめできる機能です。
お手入れもラクラクで、内ぶたや蒸気口キャップなども取り外して丸洗いできるので手軽に清潔をキープできます。
【2位】象印マホービン 極め炊き 圧力IH炊飯ジャー「NW-JE10」(圧力IH式)
象印マホービンの「NW-JE10」は、大火力&高圧力が魅力。沸騰維持の工程で一気に大火力を加え、高圧力をかけることで激しい対流を生み、お米の一粒一粒に甘み成分を染み込ませます。内釜には「鉄器コートプラチナ厚釜」を採用。外側に鉄を、内側にプラチナをコーティングした内釜で、発熱効率の向上と甘みプラスに貢献します。
49通りの「わが家炊き」メニューは、ごはんの味の感想を答えるだけで、炊き方を微調整してくれる機能です。使用を続けるうちに、理想とする味に炊きあがります。
お手入れが簡単で、毎回洗うのは内釜と内ぶたの2つのみです。蒸気口セットはありません。また本体もトップパネル、庫内ともに平面的なデザインでお手入れしやすくなっています。
【3位】Panasonic IHジャー炊飯器「SR-FE101」(IH式)
パナソニックの「SR-FE101」は、2段IHと備長炭釜を搭載した炊飯器です。内釜の内側に施された備長炭入りのコーティングによって遠赤外線放射率を高め、2段IH&側面と蓋のヒーターで包み込むように釜を加熱。ふっくらとしたごはんを炊きあげます。おいしいごはんで楽しい食卓が生まれるでしょう。
また、「すし・カレー」コースが搭載され、すし飯やカレーに合わせたごはんを芯までしっかり炊きあげてくれます。
凹凸が少なくシンプル・スタイリッシュなデザインが魅力で、キッチンによく馴染むこと間違いなしです…♪
【4位】三菱 備長炭 炭炊釜「NJ-VEC10」(IH式)
三菱の「NJ-VEC10」は、炭の力でふっくらとごはんを炊きあげます。熱伝導率の高い2層構造の釜を備長炭でコーティングし、釜を包み込むヒーターと底面のIHで加熱することで大火力を実現しています。
「超音波吸水」は、洗米後にすぐに炊いてもふっくらと炊ける機能です。「ふつう・やわらか」は強めの超音波、「かため」は弱めの超音波で吸水調整します。お米の旨味が引き出され、冷めてもおいしさが損なわれません。吸水の手間を省いてもおいしく炊けるのが魅力です。
ほかにも、通常よりもじっくりと時間をかけて甘みを熟成する「芳潤炊き」、吸水しにくい玄米もおいしく仕上げる「玄米モード」、炒飯作りに合う「炒飯モード」など、こだわりの機能が用意されています。保温機能も充実し、「たべごろ保温」「一定保温」「保温切」から選べます。
【5位】タイガー 圧力IH炊飯器 炊きたて「JPA-X100」(圧力IH式)
タイガーの「JPA-X100」は、季節や銘柄に合わせたごはんのおいしさを楽しめる炊飯器です。新米の季節限定で特別炊飯プログラムが配信され、その年の新米に合った炊き方を選べます。「銘柄炊きわけ」機能は、お米の収穫年や季節などで炊飯プログラムが更新され、スマホ操作で炊き分けが可能です。「TIGER HOME」アプリを使えば、各銘柄の情報を入手でき、また炊飯状況やお米の残量も手軽に確認できます。
お手入れがしやすい仕様で、天面は凹凸が少なくて拭き取りが簡単。「お手入れシボフレーム加工」が施され、おねば(米を炊く際に噴き出す白く粘り気がある汁)がついてもはがれやすくなっています。
【6位】アイリスオーヤマ IHジャー炊飯器「RC-IL50-HA」(IH式)
アイリスオーヤマの「RC-IL50-HA」は、厚さ約3.1ミリの熱伝導性に優れた複層構造の「極厚火釜」を採用しています。お米の一粒一粒に熱がしっかり伝わり、ムラなくふっくらと炊きあがります。
「50銘柄炊き」が搭載され、豊富な銘柄に合わせて炊飯が可能です。お気に入りの銘柄のもつおいしさが引き出されるので、毎日の食事が楽しみになるでしょう。
また、調理機能が搭載されていることも魅力のひとつです。「低温調理機能」で煮込みハンバーグやローストビーフを、「パン・ケーキ機能」でパンやふわふわケーキを簡単に調理可能です。「ヘルシーメニュー」も充実し、低糖質、雑穀米、玄米、麦飯などの健康ごはんが手軽に食べられます。本体はつやを抑えたシンプルなデザインで、どんな雰囲気のキッチンにも馴染むでしょう。カラーはホワイト、アッシュから選べます。
【7位】日立 圧力&スチームタイプ「RZ-X100DM」(圧力IH式)
日立の「RZ-X100DM」は圧力&スチーム炊飯が特徴の炊飯器です。最高1.3気圧の圧力と、最高107℃のスチームで蒸らし、発熱効率の高い「黒厚鉄釜」でお米をおいしく炊きあげます。
0.5~2合の少量を炊飯したい際には、「少量ボタン」が便利です。炊飯量に合わせて適切に加熱をコントロールします。好みや料理に合わせて炊きあがりを選べる「極上」コースも搭載されています。カレーには「極上しゃっきり」、普段の食事には「極上ふつう」、お弁当には「極上もちもち」が適しているでしょう。
ほかにも「スチーム保温」機能、「蒸気セーブ」機能といった便利な機能を搭載。炊飯時に充満する蒸気のニオイが気になる方にもおすすめです。
【8位】象印マホービン IH炊飯ジャー「NW-SA10」(IH式)
象印マホービンの「NW-SA10」は、「豪熱沸とうIH」を搭載した炊飯器です。沸騰後もIHの強火で炊き続けて旨味を引き出し、芯までふっくらとしたごはんを炊きあげます。
炊き方が選べる「白米炊き分け3コース」では、家族の好みに合わせて「ふつう」「やわらかめ」「かため」から選択可能。「ベビーごはん(離乳食)」機能は、赤ちゃんの成長に沿った離乳食を数食分作れるので、忙しい育児の心強い味方となるでしょう。保温機能も充実していて、長時間おいしさを保って保温できる「うるつや保温」や、温かいごはんが好きな方におすすめの「高め保温」が選択できます。
お手入れのしやすさについても心配ありません。汚れを簡単に拭き取れるトップパネルや庫内のフラット設計、米粒や汚れが拭き取りやすいシボ加工フラットフレーム、洗える内ぶたなどで手軽にきれいに保てます。
【9位】SHARP マイコン式炊飯器「KS-S10J-S」(マイコン式)
シャープの「KS-S10J-S」は、お米の芯まで熱が伝わる厚さ2ミリの「黒厚釜」と、球状の底面をもつ「球面炊き」の両方を採用した炊飯器です。シンプル設計の機種が多いマイコン式でありながら、ふっくらとおいしくごはんが炊きあがる工夫が施されています。
多彩な炊飯メニューを利用できることも特徴です。玄米や雑穀米などを専用の火加減で炊き分け、食事による栄養バランスの調整をサポートします。
内釜でお米を洗える「Wコーティング内釜」、水加減がよくみえる「くっきり水位目盛り」、指1本で蓋を開けられる「ワンプッシュ蓋オープン」といった機能も搭載されています。コストパフォーマンスのよい5合炊き炊飯器を探している方におすすめです。
【10位】Panasonic 可変圧力 おどり炊き「SR-MPA101-K」(IH式)
パナソニックの「SR-MPA101-K」は、「おどり炊き(可変圧力)」機能を搭載した炊飯器です。圧力をかけてお米を高温加熱したあと、一気に圧力を抜いて激しい対流を生み、これを繰り返します。全面発熱5段IHでお米の芯まで加熱し、甘みやもちもち感を引き出します。
内釜には蓄熱性、熱伝導性に優れる「ダイヤモンド竈(かまど)釜」を採用。ダイヤモンドハードコートを施すことで細かい泡を発生させて、かまどでごはんを炊いたようなおいしさを再現します。
まとめ炊きに便利な「冷凍用ごはん」コースも搭載され、粒の中までやわらかいごはんを炊きあげます。再加熱後もお米がほぐれやすく、べたつきやぱさつきの心配がありません。
【1升炊き】炊飯器のおすすめ人気ランキングTOP5
ここからは、6人家族以上の方にぴったりの、1升炊き炊飯器のおすすめ人気ランキング5選をご紹介します。
【1位】タイガー マイコンジャー炊飯器 炊きたて「JBH-G182」(マイコン式)
タイガーの「JBH-G182」は、1.7ミリ厚の「黒遠赤厚釜」を採用した炊飯器です。遠赤外線効果で炊きムラを抑えてふっくらとおいしいごはんを炊きあげます。
「エコ炊きメニュー」は電気代を抑えながら炊飯する機能で、白米炊飯時と比べ約30%省スチームしています。
ほかにも、「調理メニュー」が搭載され、ビーフシチューなどの素材を活かした本格料理もボタンひとつで簡単にできるところが魅力です。はじめは高温で煮て、徐々に温度を下げながら煮込むことで味染みがよくなり、煮詰まる恐れもありません。
さらに、食べたい時間に炊きあがる「炊きあがり予約タイマー」機能があり、2通りのタイマー予約設定が可能です。朝ごはん・晩ごはんの予約炊飯に役立ちます。
【2位】象印マホービン 極め炊きIH炊飯ジャー「NW-VC18」(IH式)
象印マホービンの「NW-VC18」は、健康に配慮する「麦ごはん」メニューが搭載されていることが特徴です。「押し麦」や「もち麦」の風味を活かし、もちもちふっくらしたごはんを楽しめます。もちろん白米の炊飯機能も充実。「白米炊き分け3コース」が用意され、「ふつう」「やわらかめ」「かため」から好みの食感を選べます。
長時間の保温時にもおいしさを保つ「うるつや保温」機能は、蓋のセンサーと底のセンサーが適した温度コントロールを行い、水分蒸発を抑えて長時間保温調整します。
ほかにも、炊き込みごはんを炊いたあとに釜のニオイが気になる際に使える「クリーニング」機能を搭載。機能使用後に通常のお手入れをすれば、ニオイ残りが抑えられます。
【3位】東芝 真空圧力IHジャー炊飯器「RC-18VST」(圧力IH式)
東芝の「RC-18VST」は、1420Wの大火力と多段階の火力調節が魅力です。強火から弱火まで適した火加減でお米を炊きあげることで、一粒一粒がふっくらと粒立ちがよくなり、お米本来の甘みも引き出されます。
内釜に使用しているのは、「鍛造かまど銅釜」です。高発熱・高熱伝導に優れた素材で作られ、かまどのような熱対流により旨さを高めます。東芝独自の真空技術もおいしさの秘訣です。内釜内を真空にし、圧力の差でお米の芯までたっぷりと吸水させることで内部まで熱が伝わり、甘みがありふっくらした炊きあがりを実現しています。
5つの銘柄から選択できるお米の特徴を活かしての炊きあげや、好みの食感を選択しての炊飯も可能です。
【4位】Panasonic スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 「SR-VSX181」(圧力IH式)
パナソニックの「SR-VSX181」は、お米の旨みを引き出すことにこだわって生み出された同社の最高峰モデルです。
パナソニックだけの特許技術「おどり炊き」を、「高温スチーム」「ダイヤモンド竈(かまど)釜」といった独自技術が支え、ふっくらとした粒立ちがよいごはんに仕上げます。お米の旨みが最大限に引き出された味わいを楽しめるでしょう。
「鮮度炊き分け」はいつものお米を新米のようにおいしく炊きあげることができるので、新米の季節が過ぎても上質なごはんを味わえます。
また、人、レシピ、キッチン家電をつなぐ「キッチンポケットアプリ」に対応していることも魅力です。炊飯器とアプリを連携させれば、その年のお米の出来に合わせた炊き方の設定更新や、おいしく炊くための情報配信など、お米の楽しみ方が広がります。さらに、外出先から炊きあがり時刻を変更することも可能です。急な予定変更時も炊きたてのおいしさが味わえます。
【5位】三菱 炭炊釜 備長炭コート 熾火「NJ-VVC18」(IH式)
三菱の「NJ-VVC18」は、熱効率が高い「備長炭炭炊釜」を採用。お米に熱をしっかりと伝えてふっくらしたごはんを炊きあげます。
おいしくごはんを炊くためのこだわり機能も満載です。内部の熱を逃さない熱密封リングで炊きあげる「熱密封かまど構造」、七重のヒーターで内釜を包み込み加熱する「七重全面加熱」、冷凍用ごはんをおいしく炊ける「冷凍用モード」などがあり、お米本来の旨みをしっかり引き出します。
ほかにも、設定時刻に自動で炊飯する予約機能や、現在時刻から1~12時間後に1時間単位で炊飯予約できる機能もついています。食事の時間に合わせて、手軽に炊きたてのふっくらごはんを楽しみたい方におすすめです。
お米をおいしく食べるための「豆知識&便利グッズ」4選
こだわりの炊飯器を購入したら、お米のおいしさにもこだわりたいところ。
そこで最後に、お米をおいしく食べるための豆知識や便利グッズをピックアップしてご紹介します。
◆おいしい新米はどれ?おすすめの銘柄やおいしく炊く方法
こだわりの炊飯器を手に入れた方は、ぜひおいしい新米を炊いてみてください。おすすめの銘柄やおいしく炊く方法をご紹介しているので、要チェックです。
◆いつものお米が「ふっくら甘く炊ける」便利グッズ
いつものお米をもっとおいしく炊きたい方は、炊飯器に一緒に入れて炊くだけでふっくらと甘い炊きあがりにしてくれる便利グッズを使うと◎。
手軽に使えるので、試してみてはいかがでしょうか。
◆白米の糖質を「15%」カットできる便利グッズ
「お米をたくさん食べたいけれど、糖質が気になる…」という方は、炊飯器に入れて一緒に炊くだけで約15%の糖質をカットしてくれる便利グッズを試してみてください。
気軽に糖質制限ができるので、おすすめです。
◆ラップで包んで冷凍はNG?!炊きたてのご飯をおいしく冷凍する方法
炊いたご飯を冷凍したい場合、ラップで包む方が多いと思いますが、それでは解凍する際に温めムラが発生したり、蒸気がこもってべちゃっとした食感になりおいしくなくなってしまいます。
炊きたてのご飯をおいしいまま冷凍する方法をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
炊飯器を選ぶ際には、「加熱方式」「内釜の種類」「搭載メニュー」「メーカーそれぞれの特徴」など、様々な点をチェックすることが重要です。サイズだけでなく、ぜひ今回ご紹介した項目にも着目していただき、自分に合った炊飯器を見つけてみてください。