バッグの『ベタベタ』さようなら！家にあるもので簡単にキレイにできる裏ワザ

「久しぶりに使おうと思ったバッグがベタベタしている…」ってことはありませんか？

ここでは重曹とベビーパウダーを使ってバッグのベタつきを解消させる方法と、バッグの正しい保管方法について解説します！これで、あの嫌なベタつきともさよならできますよ♪

バッグのベタつきは湿気による「加水分解」が原因

ベタつくバッグのほとんどは合成皮革素材です。合成皮革素材のバッグは、間違った保管を続けることによってコーティング剤や接着剤などの化合物が湿気に反応し、「加水分解」という化学反応を起こします。この現象により、ベタつきが発生してしまうのです。

とくに湿気が多い日本では、この化学反応が起こりやすいといわれているため、自宅で手軽にケアする方法は知っていて損なしです。「重曹」や「ベビーパウダー」を使うケア方法が簡単でおすすめなので、早速ご紹介します。

◆重曹を使ってベタつきを除去する方法

「なんとなくベタつく…」という程度なら重曹を使ってみましょう。ただしエナメルなどの光沢がある素材は、コーティングが剝がれてしまう恐れがあるので避けてください。

【除去方法】

お湯100mlに対して重曹小さじ1杯程度を溶かす。
歯ブラシまたは綿棒で、ベタつきを優しく丁寧に磨く。
水に浸して、かたく絞った布で優しく拭く。
乾いた布で水気をしっかり拭き取り、風通しのよい場所で陰干しする。

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◆ベビーパウダーを使ってベタつきを抑える方法

ベビーパウダーを気になる部分にまぶせば、一時的にベタつきを抑えることができます。ただし、あくまでもこの方法は応急処置です。また、この方法を行うとバッグが白っぽくなるため、内側など目立たない箇所で行ってください。

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バッグのベタつきを予防する保管方法

バッグは一度ベタつくと元通りにするのはなかなか難しいものです。

そこでここからは、合成皮革バッグの正しい保管方法をご紹介します。日本では湿気が多いので加水分解を防ぐことは難しいですが、紹介する保管方法でできる限りベタつきを抑えましょう！

◆バッグをきれいケアしてから保管する

汚れやほこりが付いたまま保管すると劣化の原因になるため、使用後にすぐに保管するのはNG。使用後・保管前には汚れやほこりを布や素材にあったケア用品で落としましょう。とくに雨の日に使ったらしっかりと乾かすことが大切です。

◆湿気対策をして保管する

バッグの保管時に一番避けたいのが「湿気」。そのため、なるべく風通しのよい場所で保管するように心がけてください。もし、風通しのよい場所がない場合には除湿剤をバッグの近くに置いて保管しましょう。
また、バッグの内側に湿気がこもらないように、シリカゲルや紙を挟んでおくのも忘れずに。そしてそのまま長期保管せず、バッグを定期的に取り出して風通しのよい場所で陰干ししましょう。