今回は漢字問題と算数の問題を集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
「広○や○潮」に共通する「○」に入る漢字は何?
1問目は共通する漢字を見つける漢字問題です。
空白を中心にして、上下左右に漢字が1文字ずつ配置されています。この空白にある漢字を入れると「広○」「最○」「○潮」「○変」という4つの熟語が完成します。何という字を入れれば良いのでしょうか?
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【答え】 大
空白マスに「大」を入れると、「広大」「最大」「大潮」「大変」の4つの言葉が完成します!
「大潮」は釣りやサーフィンなど海に関する仕事・趣味に関わっていないと、少し出てきにくい言葉だったかもしれません。ちなみに「大潮」は満潮と干潮の差が最も大きい時期をいいます。
漢字はアルファベットやハングル文字とは異なり、文字自他に意味のある象形文字です。誕生したのはいまから3,000年以上昔の中国の「殷(いん/または商)」王朝時代とされています。その当時の文字は「甲骨(こうこつ)文字」と呼ばれ、古代エジプトのヒエログラフに近い、図案ぽい形をしていました。甲骨文字にも「人」という漢字がありますが、これは手をだらりと垂らした人を横から見た形をしています。一方、手足を広げた人を正面から見た文字もあり、これが現在の「大」になったそうです。
よく見れば意外に簡単♪図の面積を求めよう!
2問目は図形を使った算数の問題に挑戦してください。
図形や算数はパスと決めずに、どんな内容なのかだけでも読んでみましょう。そうなんだと感じるだけでも脳はより一層活動しているはずです。
では問題。上の図の面積を、1マスを長さ1として求めましょう。図には三角形が描かれていますが、一部が欠けています。考え方は非常にシンプルで、大きな三角形から欠けている部分を引けばOK。電卓頼みの日々から少しだけ離れ、計算トレーニングとしてぜひ暗算を!
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【答え】 25
三角形の面積をともめる式は「底辺×高さ÷2」でした。この式に図の数値を当てはめていけば、あとは計算を間違えないだけ。実際の数値を入れていくと次のようになります。
(9×6÷2)-(2×2÷2)
=27-2
=25
欠けている三角形の面積は、図形をそのまま見ていると底辺と高さがマス目と一致していないためわかりにくくなっています。図を時計回りに90°回転させてみると、底辺が2、高さ2というのがわかります。
まとめ
問題に正解した時だけでなく、その解き方を理解した時も脳は活発に動いていると思えば、正解することにとらわれず、どんな問題にも挑戦できるはず。気軽に楽しく脳トレを続けましょう♪