今回はマッチ棒クイズや難読漢字など複数ジャンルの問題を3問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
マッチ棒クイズ「6+3=6」を正しいものに変えよう!
シンプルがゆえにハマるマッチ棒クイズが1問目です。今回も1分以内に正解が見つかるようがんばってください!
では問題。「6+3=6」という誤った計算式があります。いつものようにマッチ棒を1本だけ動かして、式が正しいものになるようにしてください。どこを動かせばいいか、わかりましたか?この問題には答えがふたつあります!
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】
- ひとつ目の答え
式の左にある「6」の左下を取り除き「5」にします。取り除いたマッチ棒を、答えのほうの「6」の右上に移動し「8」に。これで式が「5+3=8」となり正しくすることができました。
- ふたつ目の答え
答えの方の「6」の左下を取り除き、右上に移動すると「9」に。式が「6+3=9」という正しいものになっています。
今回の問題は「6」と「3」という2種類の数字からできていて、そのどちらも1本足したり取ったりするだけで多くの数字に変更できる、少してこずる内容だったかもしれません。
難読漢字に挑戦!「蜆」の読み方は何?
2問目は難読漢字の読み方の問題です。
難読漢字には大きく2種類あり、以前は漢字で表記していたものが現代ではひらがなになってしまったものと、音や意味から漢字を当てはめたものに分けられます。
今回の「蜆」は典型的な前者ですが、いまでもたまにこの漢字表記されていることを見かけますから、正解がわかれば「あぁ、そういえば!」となるかもしれません。
想像もつかないという人のためにヒントを。「虫」が漢字に入っているものの、虫ではない生き物で食用になります。ズバリ、貝です!
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】 しじみ
淡水域や、海水と淡水の交わる汽水域に生息している二枚貝。あさりやハマグリなどに比べると小さいため、「ちぢみ」が「しじみ」に転じたともいわれています。お店で出てくる蜆のみそ汁の中には非常に小さいサイズもあり、もはや割りばしの先では取れないほどかわいいことも。
農水省によると、平成30年度の国内のしじみの漁獲量は9,646トン、そのうちの約43%にあたる4,177トンが島根県で獲れています。2位以下は青森県、茨城県、北海道と続き、島根県の宍道湖をはじめ、河川や湖に汽水域をもつ道府県が上位に。
誰もが知っている言葉の由来「内平外○」の○に入る文字は?
四字熟語の間違いを探す問題から今回は少し趣向を変え、誰もが知っているある言葉の元となった四字熟語の穴埋めに挑戦してください。その言葉は「内平外○」。最後の「○」に何が入るかわかりますか?
言葉の意味を正確に書くと答えがすぐにわかってしまうので、抽象的な意味をヒントに。「中が穏やかな状態なら、世間も落ち着いている」といったところでしょうか。
この言葉自体を知っている人は少なくても、ここから生まれた言葉は、ほとんどの日本国民が知っています。
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】 成
「内平外成」は「うち たいらかに そと なる」と読み、令和の前の元号「平成」の由来となったとされています。国内がきちんと治められていれば、外交も問題なく平和になるという意味。
この言葉は「父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝、内平かに外成る」が完全な文章で、古代中国の歴史を著した「史記」の「五帝本紀」に記されています。秦の始皇帝よりもはるか昔、伝説といわれる時代。一般市民でありながらその仁徳を知られ、帝である「堯(ぎょう)」に取り立てられ後継者にまでなった「瞬(しゅん)」のエピソードとして「内平外成」は登場します。
まとめ
普段はひらがなで書く言葉が漢字表記になっただけでまったく読めなくなるもの。今回はいつも以上に脳を刺激する内容だったかもしれません。次回もまた、楽しくお勉強をしながら気分転換しましょう!