今回は、漢字の問題とトリビアクイズを厳選しました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
「呆然自失」は間違い!どこがおかしい?
まずは、漢字の間違い探し問題からスタートしましょう。なじみのある四字熟語の中にある誤った漢字1文字を見つけてください。
どうしたらいいのかわからなくなり、放心状態になってしまうさまを表す「ぼうぜんじしつ」。「呆然自失」と書くと正しく見えますが、これは間違いです。どう直せばよいかわかりますか?
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【答え】 茫然自失
通常「ぼうぜん」は「呆然」と表記することが多く、「茫然」はあまり見かけません。文字が違うためその意味は微妙に異なり、「呆然」は気が抜けてぼんやりした状態、「茫然」はぼんやりとして明瞭でない状態を指しているようです。「自失」は文字どおり自分を失うこと。
「ぼうぜん」が「呆然」と「茫然」で意味が異なるように、同じ音で同じような意味合いにもかかわらず、異なる漢字を用いることが多々あります。例えば同じ「みる」でも「見る」は漠然とみる、「観る」はじっくりみるといった使い分けが知られています。
テニスやゴルフでおなじみのグランドスラム、野球では何のことをいう?
知ったら誰かに話したくなるトリビアが2問目です。今回はスポーツのお話。
テニスなら「全豪」「ウィンブルドン」「全仏」「全米」を、男子ゴルフは「マスターズ」「全米プロ」「全米」「全英」を制覇すると「グランドスラム」と呼んで称されます。
この「グランドスラム」、ゴルフやテニスだけでなく、さまざまなスポーツで使用されています。多くの競技が主要大会で優勝することを指していますが、野球はちょっと別です。さて何を「グランドスラム」と呼ぶのか知っていますか?
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【答え】 満塁ホームラン
満塁ホームランを「グランドスラム」と呼ぶのは英語の表現。野球は日本に渡来してから、その名称の多くが日本語に置き換えられ、英語のままなのはストライク、ボール、セーフ、アウトくらいかもしれません。以下は、日米で名称が大きく異なるものの一部です。
・walk → フォアボール
・hit by pitch → デッドボール
・ground rule double → エンタイトルツーベース
・strike out → 三振
・clean up(4番打者) → クリーンナップ(3・4・5番打者)
・walk off → サヨナラゲーム
・breaking ball → カーブボール
・RBI single(RBIは打点のこと) → タイムリーヒット
まだまだ解きたい「1分脳トレ」
もっと問題を解きたいというあなたのために、漢字の問題をご用意!ぜひ解いてみてくださいね♪
どこがおかしい!?「百戦練磨」の間違っているのはどこ?
数多くの実戦を経験して鍛え上げられている様子を表す「ひゃくせんれんま」。「百戦練磨」と漢字で書いた場合、どこが違うのでしょうか?
答えは、こちら!
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「田、王、土」を組み立てて1文字を作ろう
ある漢字1文字を分解したら「田、王、土」になりました。では、なんという文字をバラしたのでしょう?
答えは、こちら!
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おわりに
知らないことを知ることは、新しい情報が入ってきて脳の活性化にきっとつながるはず!次回も挑戦しがいのある問題を用意していますので、乞うご期待!