今回は漢字やマッチ棒クイズなど複数ジャンルの問題を4問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
1本動かして「6-3=6」を正しい式に!
1問目は人気のマッチ棒を使ったクイズです。
マッチ棒で「6-3=6」という式を作っていますが、1本だけマッチ棒を動かしてこの式が正しくなるようにしてください。マッチ棒を取り除く、折るといった手法は禁止です。ちなみにこの問題には答えが2パターンあります。1分以内に2種類の答えが見つかるようがんばりましょう!
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- ひとつ目の答え
左の「6」の左下を右上に移動して、数字を「6」から「9」に変えます。これで式は「9-3=6」となります。
- ふたつ目の答え
右(答えの部分)の「6」の左下を取り「5」に変え、左の「6」の右上に移動して「8」を作ります。これで「8-3=5」になり、式が成立しました。
この問題に登場する「3」と「6」は、動かせば「2」「5」「9」、足せば「9」「8」「0」のように他の数字が非常に作りやすい数で、どのマッチ棒をどこに動かすかの選択肢が多い、ちょっと難しい問題でした。
この記事用の問題を作っている段階ではひとつ目の答えしか気づいていなかったのですが、いざ執筆の準備をして問題を確認していた時にふたつ目の答えを見つけたというのは内緒です!
「移○」などに共通する小2で習う漢字は何?
中央のマスに漢字1文字を入れて共通の熟語を作る、おなじみの問題に挑戦してみましょう。
今回の問題の正解は、小学校2年生で習うとても簡単な漢字です。とはいえ、それぞれの熟語が2年生レベルであるというわけではありませんから、さまざまな言葉を想像してください!
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【答え】 行
「移行」「決行」「行脚」「行進」という熟語が完成しました。この問題のキーとなる漢字はズバリ「脚」。どちらかというと「脚本」や「脚色」「脚光」といった、先に「脚」の付く言葉が思いつきやすい字で、後ろに来る言葉が思い浮かぶと答えが出やすかったのでは。また「行脚」は「あんぎゃ」というちょっと特殊な読み方をするため、他の漢字から考えた人は苦労したかもしれません。
慌てずに落ち着いて解こう!「(-3)-(-4)」の答えは?
3問目はちょっと曲者の、マイナスの付いた数字の計算を解いてみましょう。
数字にマイナスの付く負の数を計算する時、「負の数を足すなら、足し算は○になる」「負の数を引くと、引き算は○になる」といったルールを教わりました。覚えていますか?
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【答え】 1
「(-3)-(-4)」は「マイナスを引く」ケースですから「負の数を引くと、引き算は足し算に変わる」というパターンです。わかりやすく書くと以下のように。
(-3)-(-4)
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(-3)+4
=1
日常では負の数字というのは実感を掴みにくく、指で数えてもピンときません。負の計算は難しいことを考えず、パターンで覚えておくのが間違いもなく簡単です。もし間違えても、ここはしっかり頭を使ったと思って気にせず、次の問題にいきましょう!
こんな字知らない!でも言葉はよく知っている!?読み方は?
テレビ番組でもよく登場する、読み方の難しい漢字問題に挑戦してみましょう。
「鎹」という漢字、その読み方が何かわかりますか?この漢字は普段の生活ではまず見かけないため、読み方を思い出すということはないかもしれません。しかし、あることわざや慣用句として使われることでとっても有名です。
「かねへん」ですから金属でできたあるものを表す字で、ホームセンターやDIYショップでも売っています。ふたつの木材を固定するために打ち込む釘なのですが、なにかわかりましたか?
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【答え】 かすがい
2枚の板などを固定するための「コ」の字型の釘のこと。「子はかすがい」で登場するあれです。
本来の用途に限らず、現在はDIYのパーツとして扉の取っ手に使ったり、ディスプレイプレートのアクセントに使ったりすることが多いかもしれません。
まとめ
今回は、パズル要素の強い問題を用意してみました。マッチ棒の答えにもあるように、必死に答えを探すだけでなく眺めていると突然答えが下りてくることもあります。
楽しみながら脳の活性化が期待できる脳トレ、次回またお会いしましょう!