バターコーヒーダイエットって効果ある?超簡単なやり方解説!

美容・健康

バターコーヒーダイエットって効果ある?超簡単なやり方解説!

2016年頃からメディアで取り上げられるようになった「バターコーヒーダイエット」。カップ1杯分を朝食と置き換えるだけという手軽さから、注目を集めています。

今回は、バターコーヒーダイエットを始めようと考えている方や、興味をお持ちの方に向けて、その効果や具体的なやり方、失敗しないための注意点などをご紹介します!

朝に一杯飲むだけ!話題のバターコーヒーダイエットとは?

バターコーヒーダイエットとは、アメリカのIT起業家デイヴ・アスプリー氏が考案したとされるダイエット方法です。当時、体重が150kg近くもあったというアスプリー氏は、3,000万円という大金をはたいてさまざまなダイエットに投資しました。その結果、たどり着いたのがこのバターコーヒーダイエット。実際に50kgほどの減量に成功したそうですよ!

アスプリー氏は、このバターコーヒーダイエットを自著「シリコンバレー式 自分を変える最高の食事」の中で紹介します。すると、たちまち海外の著名人らの間でも実践する人が続出し、一躍「完全無欠コーヒー」として大きな話題を呼びました。

そもそもバターコーヒーって?

バターコーヒー

「なぜコーヒーを飲むだけでダイエットにつながるの?」「バターを入れたら太るのでは?」と不思議に思われた人もいるかもしれません。そこでまずは、バターコーヒーダイエットの概要を確認しておきましょう。

バターコーヒーのレシピは、牧草牛のミルクから作られた「グラスフェッドバター」と、ココナッツオイルなどをはじめとする「MCTオイル」をそれぞれコーヒーに加えるだけのシンプルなもの。良質なMCTオイルが入ったコーヒーを毎日朝食代わりに飲むことで、空腹感が抑えられるうえ脂肪の燃焼も促進される、というのがバターコーヒーダイエットの理屈です。

バターコーヒーダイエットのやり方は?

バターコーヒー

バターコーヒーダイエットを成功させるには、正しい方法で行うことが何より大切です。基本的なやり方は、先述の材料をコーヒーに入れ、朝食代わりに1杯飲むだけ

昼食や夕食は普段どおりで構わないとされていますが、夕食後16〜18時間は食事を摂らないことがルールです。

なぜバターコーヒーはダイエットにいいの?期待できる効果

バターコーヒー

ところで、なぜコーヒーと一緒に良質なMCTオイルを摂るだけで、減量に結びつくのでしょうか?ここからは、バターコーヒーダイエットの効果について解説していきます。

低カロリー&糖質オフでも満腹感が得られる

バターコーヒーダイエットでは朝に炭水化物を摂らない分、カロリーや糖質の摂取量が減ります。糖質を抑えると血糖値の上昇も抑えられるので、結果的に空腹を感じにくくなります。さらに、グラスフェッドバターに含まれる脂質には、腹持ちがよいという特徴もあるため、昼食までの間食を省くことにつながるのです。

朝のカフェイン摂取がエネルギーを燃やしやすい身体に

コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼効果があります。カフェインを摂ると交感神経が刺激され、全身の血流がよくなり、代謝がアップするためです。「クロロゲン酸」というポリフェノールも含まれており、食後の血糖値を抑えながら体内のミトコンドリアを活性化させ、脂肪が燃えるのを促す働きもあります。

一日が始まる朝にコーヒーを摂取することで、こうしたカフェインの恩恵を最大限に活かすことができるのです。

材料のバター&オイルには脂肪燃焼効果も

グラスフェッドバターには、脂肪燃焼効果があるとされるカロテンや、血液をサラサラにしてくれる不飽和脂肪酸・オメガ3が、通常のバターの数倍も含まれているといわれています。

もうひとつの材料であるMCTオイルの成分は、中鎖脂肪酸が100%。この「中鎖脂肪酸」とは、脂肪を燃えやすくするほか、短時間でエネルギーに変わる、体内に脂肪として蓄積されにくいなどの特徴を持つ、ありがたいオイルなのです。

超簡単♪おいしいバターコーヒーのレシピ

続いては、バターコーヒーの具体的な作り方を見ていきましょう。

材料・必要な道具

バターコーヒー

バターコーヒーの材料は、これまでご紹介してきたとおり、グラスフェッドバターとMCTオイル、それからコーヒーです。
グラスフェッドバターとMCTオイルは、一般的なスーパーではあまり見かけませんが、輸入雑貨や食品を扱うお店などで入手できます。近くのお店で手に入らなければ、ネット通販を利用するとよいでしょう。

グラスフェッドバターは、「ギー」と呼ばれるバターオイルで代用しても構いません。また、コーヒーは普段飲んでいるインスタントコーヒーでもOKです。バターはスプーンで混ぜただけでは溶けにくいため、口当たりをよくするためにも、電動式のブレンダーやハンドクリーマーを用意することをおすすめします。

作り方

  1. マグカップにコーヒーを注ぐ
  2. グラスフェッドバター(またはギー)約10g、MCTオイル大さじ1杯を加える
  3. バターが溶けるまでブレンダーでしっかり混ぜる

【疑問】普通のバターじゃダメなの?おすすめは?

バター

「グラスフェッドバターではなく普通のバターではダメなの?」と思われる方もいるかもしれませんね。きちんと効果を実感したいのであれば、やはりグラスフェッドバターを使いましょう。

普通のバターには、血中コレステロールの濃度を上昇させる「飽和脂肪酸」が多く含まれており、健康によいとは言い難いからです。

ここからはおすすめのグラスフェッドバターやオイルをご紹介します。

大容量でコスパ抜群!無塩グラスフェッドバター ニュージーランド産 1kg

無塩グラスフェッドバター ニュージーランド産 1kg

良質な生乳100%で作った、ニュージーランド産のグラスフェッドバターです。他国産のものと比べるとビタミン含有量が多く、濃厚でコクのある風味が特徴。

業務用サイズの1kgと大容量なので、毎日のバターコーヒー用に最適です。

 

ココナッツ由来の中鎖脂肪酸100%!GronG MCTオイル 500g

GronG MCTオイル 500g

「100%ココナッツ由来」「食品添加物不使用」「製造過程に化学的工程なし」という、健康への配慮に隙がないMCTオイル。

無味無臭に近いため使いやすく、トレーニング中におけるエネルギー補給やダイエットを力強くサポートしてくれるでしょう。

 

ブレンドだからこれ1本で作れて楽ちん!ギーオイル+MCT 300g

ギーオイル+MCT 300g

ギーにMCTをブレンドしたオイルです。もちろん添加物は不使用です。

300gと大容量なので、コーヒーに入れるだけでなく、スープに入れたりサラダにかけたり、パンに塗ったりしても楽しめます。

 

こんなやり方はNG!バターコーヒーダイエットを成功させるためのポイント

いざバターコーヒーダイエットに挑戦してみても、やり方が間違っていると効果を実感しにくくなってしまいます。しっかり成功させるためにも、気を付けるべきポイントを確認しておきましょう!

ついやりがち!バターコーヒーダイエットのよくある失敗例

バターコーヒー

まずは、ついやってしまいがちなバターコーヒーダイエットの失敗例をご紹介します。

砂糖を入れて飲んでしまう

コーヒーの苦みが苦手だからといって、砂糖を加えるのはNGです。バターコーヒーダイエットの趣旨は、糖質の摂取量を抑え、良質な脂質の摂取量を増やすことにあります。砂糖を入れてしまうと糖質制限にならないうえ、血糖値が急上昇して、脂肪がつきやすくなる原因になりかねません。

朝ごはんにプラスして飲んでしまう

バターコーヒーを飲んだうえ、朝ごはんも食べてしまうというのもありがちなパターンです。カロリーや脂質、糖質の摂取量がオーバーしてしまうので、かえって太りやすくなる可能性があります。バターコーヒーダイエットをするなら、朝はバターコーヒーを飲むだけに留めましょう。

飲むタイミングが間違っている

バターコーヒーダイエットの効果を最大化するためには、朝食を置き換えるのがベストです。コーヒーを飲むと、カフェインが交感神経を刺激して体の代謝が上がります。このため、昼や夜に飲むよりも、活動を始める朝のほうが効果は大きくなります。
夕食時に飲んでしまうと、カフェインの影響で睡眠の質を下げることにもつながるため注意しましょう。

効果を感じるには糖質制限を組み合わせるのもおすすめ

バターコーヒー

朝食をバターコーヒーに置き換えるだけでなく、昼食や夕食もできるだけ糖質を制限すると、より効果が実感しやすくなります。夜は炭水化物を抜く、ランチはコンビニの低糖質メニューを食べるなど、自分なりに無理のない範囲でルールを設けてみましょう。

糖質制限と並行して、運動の習慣を取り入れるのも効果的です。ジムに通うのが難しいという方も、通勤時に1駅前で電車を降りて歩くなどの工夫をしてみてください。

まとめ

バターコーヒーダイエットを正しいやり方で行うと、脂肪の燃焼が促進されたり、摂取カロリーを抑えても満腹感が得られたりと、減量を目指す人にとって大きなメリットが期待できます。

今回ご紹介した注意点に気を付けながら、ぜひバターコーヒーダイエットに挑戦してみてくださいね。