普段から長時間座ったまま仕事や勉強をしたり、テレワークで外出する機会が減ったりして、運動不足を感じている方も多いのではないでしょうか?運動不足が気になる方は、自宅でも簡単に有酸素運動を行える「ステッパー」の購入がおすすめです。
今回は、ステッパーの魅力や種類、おすすめ商品などを詳しく紹介します!
テレワークの運動不足解消に!今大人気のステッパー
室内で簡単に足踏み運動ができるステッパー。ステッパーには、代表的なストレートステッパー・ツイストステッパー・サイドステッパーのほかに、ハンドルが付いているものなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴や効果が異なります。まずは、ステッパーがどういうものか見ていきましょう。
ステッパーとは?どんな効果があるの?
ステッパーとは、フットプレートの上に立ち、足踏み運動をするトレーニング器具のことです。足を交互に踏み込む運動は階段の昇降運動にも似ていて、下半身の筋肉を中心に鍛えられます。お腹周りの大腰筋や太ももの大腿四頭筋と大体三頭筋、お尻の大殿筋、ふくらはぎのヒラメ筋などさまざまな筋肉にアプローチでき、下半身からお腹周りまで満遍なく引き締められると人気のアイテムです。
ステッパーの種類によって足踏みの動きが異なるため、鍛えられる筋肉も変わってきます。そのため、鍛えたい部位に適した種類を選ぶとより効率的ですよ。
一般的にステッパーによる消費カロリーの目安は、5分で約49kcal、10分で約98 kcalといわれています。仕事の合間に5分~10分ほど運動し、1日にそれを何度か行うだけでも十分なカロリー消費が見込めるでしょう。運動不足の解消やダイエットにも役立ちます!
スタンディングデスクと合わせるなら「ストレートステッパー」
ストレートステッパーは、最も一般的なタイプのステッパーです。足をまっすぐに踏み込むだけの単純な運動で、誰でも簡単にできます。運動が苦手な方でも気軽に始めやすく、スタンディングデスクで作業しながら行うことも可能です。
人の下半身は筋肉が多くついています。大臀筋と太ももの筋肉だけで全身の筋肉の約50%を占めるといわれるほどです。ステッパーで効率よく筋肉を鍛えられれば、下半身の筋肉量が増え、基礎代謝量もアップしますよ!日常生活で必要なエネルギー消費量を増やして、太りにくい体を目指しましょう。
お腹周りが特に気になるなら「ツイストステッパー」
ツイストステッパーは、足を踏み込むと回転が加わるのが特徴です。ウエストをねじりながらステップを行えます。運動量・消費カロリーともに多めで、お腹の筋肉にも負荷をかけられることから、ウエストのくびれづくりに役立ちます。
ただし、体をねじる運動が加わるため、腰痛持ちの方や足を傷めている方の場合、体に負担がかかりすぎることもあるので注意が必要です!
足腰の筋力アップを目指すなら「サイドステッパー」
サイドステッパーでは、足を左右に踏み込む運動を行います。下半身の筋肉を使ってしっかりと踏み込むため、下半身の筋肉を重点的に鍛えたいときにピッタリです。股関節・膝関節を動かして体のバランスをとりながら運動するため、下半身の筋肉を幅広く鍛えられるでしょう。
足の内側に力を入れてステップ運動を行うと、内ももの筋肉に刺激を与えられ、逆に足の外側に力を入れてステップすると外ももを鍛えることができます。ステップの仕方を変えることで効率よく足を鍛えられるため、美しく引き締まった脚を目指したい方におすすめです。
ステッパーの選び方
ステッパーは、機種によってスペックが大きく異なります。機体のサイズや運動時に出る音など、それぞれ違った特徴があるため、使用するシーンや用途に合わせて選ぶことが大切です。
スペックで選ぶ
ステッパーを選ぶ際は、まず安全かつ効率的に運動できるかどうかに注目しましょう。運動時には体重をかけたり力を入れたりして使うため、万一のことを考えて安全性の高いものを選ぶ必要があります。また、ステッパーには大きな重量がかかります。そのため、フレームが太く耐久性に優れた機種がおすすめです。製品によって耐荷重が違うので、購入前には耐荷重を確認しておきましょう。
ステッパーの運動にはバランス感覚も必要です。慣れていない方や筋力・体力に自信がない方は、運動中にふらつく場合があります。安全面を重視するなら、ハンドルが付いているタイプを選ぶと安心ですよ。
人によって身長や筋力の違いもあるため、調節機能が付いているものだと効率よく運動できるでしょう。ステップを自分の背丈に合う位置に調節できたり、筋力に合わせて負荷を段階的に調節できたりすると便利です。
加えて、デジタルカウンターの有無も確認しておきましょう!デジタルカウンターとは、運動量や時間、消費カロリーなどを表示してくれる機能です。これらを可視化することで、目標に合わせて効率的な運動が叶います。
使用シーンに合わせて選ぶ
ステッパーは主に自宅などで使う都合上、置き場所に困るケースが多いものです。運動中に周りの人や物にぶつかることがないよう、あらかじめ少し広めのスペースを確保しておきましょう。そのスペースを基準にしてサイズを選ぶのが基本です。
アパートやマンションなどに住んでいる方は、ステップの音にも注意したいところです。早朝・夜間などに運動せざるを得ない場合は、静音機能を備えた製品が適しています。付属品に静音マットがあるかどうかも要チェックです!
そして、意外と忘れがちなのが連続使用可能時間です。仕事の合間など短時間の使用を想定している場合はともかく、一度に長時間運動したいという方は、連続使用可能時間も忘れずに確認しておきましょう。
スタンディングデスクに向いているのは?
スタンディングデスクなら仕事・勉強・読書などと並行して、ステッパーで運動することができます。長時間デスクに向かうことが多い場合、耐久性が高く、長時間の連続使用ができるステッパーがおすすめです。音が気になって作業に集中できないという方は、静音性の高いものを選ぶとよいでしょう。
タイプ別!おすすめステッパー10選!
ここからは、数あるステッパーの中から、タイプ別に人気の商品をご紹介します。それぞれ違った魅力があるので、気になるものがあればぜひチェックしてみてくださいね。
ストレートステッパー
まずは、ストレートステッパーの中から人気の高い商品を3点ご紹介します。ストレートタイプはスタンダードゆえ、普段の筋トレにも取り入れやすいものばかりですよ!
3Dステッパー PolySky フィットネスマシン
50cm四方のスペースがあれば十分設置可能な、省スペースタイプのステッパーです。フットブレードに凹凸が付いており、すべらずしっかり踏み込めます。ランニングのような有酸素運動でしっかり太もも周りを刺激し、シェイプアップ目的にピッタリ!
運動しながらステップ数や時間、消費カロリーを確認できるモニターが付いているのも人気の理由です。
B-SANTE(ビ・サンテ) ウォーキングステッパー 3B-3675
シンプルで誰でも簡単に扱える、使いやすいステッパーです。油圧シリンダー式により、関節に負担の少ない滑らかな動作でトレーニングが行えます。連続耐用使用時間は20分です。適度な負荷をかけた運動ができると人気を集めています!
幅・奥行きが50cm未満のコンパクトサイズで、設置場所には困りません。リビングに置いてテレビを観ながら、スタンディングデスクで作業をしながらなど、さまざまな方法で運動できるのがうれしいですね。
ALINCO(アルインコ) ハンドル付ステッパー FA4016
ふらつき防止用のハンドルが付いたステッパーです。ハンドルを掴みながら運動でき、ステッパーに慣れていない方やバランス感覚に不安がある方でも安心です。ハンドルの高さは3段階に調節可能で、背丈に合わせて調整できます。
歩数・時間・消費カロリーが手元のメーターに表示されるので、どれだけ運動したかがすぐに分かります。カロリーを確認しながら効率よくダイエットしたい方に最適です。
ツイストステッパー
続いては、人気のツイストステッパーを4点ご紹介します。ステップしながら体をねじる動作も行うツイストステッパーは、比較的運動量が多いトレーニング器具です。下半身を鍛えて、引き締まったウエストを目指しましょう。
東急スポーツオアシス フィットネスクラブがつくったツイストステッパー SP-100
有名フィットネスクラブお手製のステッパーです。足を踏み込んだときにステップ台が約20度回転して体をひねるため、お尻や太ももなどの筋肉のほかに、ウエストの筋肉も刺激します。後ろ向きに乗ってステップを踏むと、また違った筋肉を鍛えられますよ!
時間・回数・カロリーなどを表示するメーター付きで、運動管理も楽々です。連続使用時間が60分と長めで、いつでもじっくりとエクササイズに取り組めます。
SMILE(スマイル) ツイストステッパー SE1234
ケガ防止用のフットプレートの滑り止め加工や、便利な負荷調整機能などを備えた、安全使用かつ高機能のステッパーです。斜めに上下するステッパーで3Dツイスト運動を行えます。
時間・回数・回数/分・消費カロリー・スキャンをそれぞれ表示する高性能なカウンター付きで、効率よく運動できるでしょう。場所をとらないコンパクトなサイズで、置きたい場所に設置できます。
GRIT・GRIT(グリット) 2WAYミニステッパー GG-570ST
シンプルステップとツイストステップの両方を選んで運動できる、2WAYタイプのステッパーです。固定バーを動かすことで、シンプルステップとツイストステップの切り替えが可能。
歩数・時間・消費カロリーを表示するデジタルカウンター搭載で、運動管理もスムーズに行えます!コンパクトな割に機能性に優れ、専用マットも付属するなど、コストパフォーマンスの高い一台です。
エアロライフ コアビクサー(DVD付) DR-3880
フットプレートを足裏全体で踏み込みながら、体を大きくひねる動きが特徴のステッパーです。骨盤やお腹周りを刺激する全身運動が行えます。バランスをとりながら運動できるため、体幹も鍛えられる優れもの!足の置き方を変えるだけで、足・お腹・ヒップなど鍛えたい部分をピンポイントにトレーニングできますよ。
静音設計かつカウンター付きの高機能タイプで、さらにゴールドジムトレーナー監修の「コアエアロビクス」DVDが付属と、お得感満載の商品です。60分連続使用可能なので、エアロビクスをしながら楽しくエクササイズできるでしょう。
サイドステッパー
踏み込む力が強く、重点的な筋力アップを目指せるのがサイドステッパーです。ここからは、人気のサイドステッパーを2点ご紹介します。
エアロライフ サイドステッパー DR-3865
静音性・耐久性・60分連続使用可能と三拍子そろった高性能サイドステッパーです。フットプレートが常に水平なのでバランスをとりやすく、無理なく安全に筋トレできます。
静音性に優れており、図書館と同程度の音しか発しません。マンションやアパートでも問題なく使用できるのが人気の理由です。
サイズも小ぶりで、設置スペースに困らない点もうれしいポイント。回数・時間・消費カロリーなどが表示されるモニターを見ながら、いつでも自分のペースで気軽に運動できます。
Namala(ナマラ) エンジョイバランスステッパー NA6104
フットプレートが水平に動くため踏み込みやすいサイドステッパーです。極太の油圧シリンダー採用で、連続使用可能時間60分と長時間の使用にも向いています。
新聞紙の半分程度に収まるコンパクト設計で、置き場所を選びません。リビングに置いてテレビを観ながら、作業をしながらなど、飽きずに運動を続けられるでしょう。
【番外編】座ったまま使える電動ステップサイクル
仕事で座ったままでも運動がしたい方や、足腰や膝に不安がある方、無理せず足を鍛えたい方などには、座ったまま運動できる電動ステップサイクルがおすすめです。
LIFE FIT ステップサイクル
椅子や床に座ったまま、あるいは横になったままフットプレートに足を置いて筋トレできる機種です。筋トレ用の「自走モード」、前こぎと後ろこぎを自動で繰り返すストレッチ用「変動モード」、スタンダードなストレッチ用「自動モード」の3つのモードから選んで運動できます。
ウォーキング動作をイメージしたペダル運動で、下半身の筋力や柔軟性アップに役立ちます。負荷も調節できるため、自分のペースで運動したい方におすすめです。なお、立ったままでの使用はできないため、その点はご注意くださいね。
ステッパーだけじゃない!スタンディングデスクにピッタリのエクササイズグッズ
スタンディングデスクで使えるエクササイズグッズは、何もステッパーだけではありません。ここからは、立ったまま運動できるおすすめアイテムをご紹介します。
立ったまま運動できるアイテムは他にもある
その場で立ったまま運動できるアイテムには、手軽に購入できるバランスディスクやバランスボードなど、さまざまなものがあります。ステッパーは比較的高額ゆえ、購入をためらっている方は、これらのアイテムを試してみてはいかがでしょうか。
エクササイズ バランスディスク
空気を入れて膨らませるクッションタイプのバランスディスクは、上に乗るだけで体幹が鍛えられる優れもの。上に立つと、体がバランスをとるためにさまざまな筋肉を刺激します。体幹が鍛えられることから、プロのアスリートにも人気の商品です。
直径約34cmのコンパクトサイズで場所をとらないため、デスク前で仕事をしながらの筋トレにもおすすめです。
DABADA(ダバダ) バランスボード
バランスボードは一般的に、中心のセンターバランススタンドのみで支えられているため、上に乗ってバランスを維持するだけでも体幹が鍛えられます。こちらの商品を使って運動することでさらなる筋力アップを目指せるでしょう。
直径約39cmと小ぶりで高さもあまりないため、設置時はもちろん、収納スペースにも困りません。
ALINCO(アルインコ) シェイプツイスター
上に乗って体を左右にひねるだけで、ウエストやお腹周りの筋肉を刺激できるアイテムです。ひねる動作が腰を回転させて動かすストレッチにも役立ちます。
直径約25.5cmの小さなツイスターの上で運動するため、バランスを保つだけでも体幹トレーニングになりますよ。足裏突起付きなので、同時に足つぼも刺激できます♪
まとめ
ステッパーは自宅で簡単に運動できるだけでなく、継続もしやすいので、運動不足解消にはもってこいのアイテムです。
無理なく運動できるステッパーを見つけて、健康で美しい体づくりを目指しましょう。