夏の風物詩としておなじみの「とうもろこし」には、黄色の種類だけではなくて「白い」とうもろこしがあることをご存知ですか?
白いとうもろこしは糖度が高く、「まるでフルーツを食べているみたい!」と近年大注目されています!
白いとうもろこしとは?
白いとうもろこし(白粒種)は、通例「シルバーコーン」や「シルバーハニーバンタム」、「ホワイトコーン」などと呼ばれています。もともとあった品種ではなく、近年になって新たに開発されたものです。
「粒皮がやわらかい」ことや「甘みが強い」のが特徴で、新鮮なものなら、加熱せずにそのまま食べることもできます。
珍しい品種として徐々に注目され始め、現在では認知度も上がり、さまざまな種類が登場しています。主な産地は北海道ですが、近年では関東圏や九州などでも生産されるようになりました。ほかの品種と同じく、初夏の6月中旬から初秋の9月中旬にかけてが、収穫および旬の時期になります。
白いとうもろこしはとにかく甘い!
「白いとうもろこしが甘い」というのは、本当です。品種や産地により違いはありますが、一般的な黄色い粒のもの(黄粒種)より、白粒種のほうが糖度の高いものが多く、なかには20度以上の糖度があるものも!
それは、フルーツの王様といわれるメロンに匹敵、もしくはそれ以上の甘さです。
ただし、糖度は時間が経つにつれて落ちていきます。すぐに食べることができない場合は、ラップに包んで冷蔵庫で保存するようにしましょう。一度茹でてから冷凍すると、1か月程度保存できますよ。
白いとうもろこしのおすすめ品種は?
白いとうもろこしは、近年さまざまな品種が販売されています。その中から、特におすすめの2つをご紹介します♪
白いとうもろこしの元祖!北海道産 ピュアホワイト
「ピュアホワイト」は2002年に発表された元祖とも呼べる白いとうもろこしです。やわらかくて甘い粒が先端までびっしり詰まっています。
人気の高い「北海道産」のものは、出荷時期が8月中旬から9月中旬までと短いので、早めに予約や購入されることをおすすめします。
1本の木から1個のとうもろこししか収穫しないので、甘さが凝縮され、糖度はなんとフルーツ並みの18度!
テレビでも紹介されている注目度の高いとうもろこしです。
即買い必至!北海道産 雪の妖精
「雪の妖精」はピュアホワイトの進化系ともいわれる新品種。白色度はピュアホワイトより高く、茹でても色が変わることはほとんどありません。糖度は17度~18度と高めです。
まだまだ生産量は少ない、希少なとうもろこしです。見つけたら即買いをおすすめします♪
おわりに
やはりとうもろこしは鮮やかな黄色のイメージが強く、白いとうもろこしは試したことがないという人も多いでしょう。一度食べればヤミつきになる美味しさですよ。
夏のおうち時間に、一度味わってみてください!
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