アラサー女子必見!将来薄毛に悩まないために今からすべきことは?

美容・健康

アラサー女子必見!将来薄毛に悩まないために今からすべきことは?

最近「髪の毛のボリュームが減ってきたかも」「抜け毛が増えた気がする」「ヘアスタイルが決まらない」など、髪の毛の悩みが気になっていませんか?

もしかすると薄毛のはじまりかもしれません。

薄毛の対策は早い段階からおこなうことが大切です。
まだ30代だから大丈夫と思って何もしていないと、気づいた時にはかなり進行していた……なんてことも。

日頃からヘアケアをおこない、年齢を重ねても元気で健康的な髪の毛をキープしましょう。

この記事では、薄毛の原因、セルフチェックの方法や今すぐできる薄毛対策をご紹介します。

薄毛対策をサポートするおすすめのヘアケアグッズもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

薄毛の原因と対策を知ろう

薄毛とは髪の毛の本数が少なくなる現象です。
個人差がありますが、日本人の髪の毛の平均本数は約10万本といわれています。
本来生えていた本数よりも髪の毛が少なくなってきたと感じる人は薄毛になっているかもしれません。

まずは薄毛になる原因を知ってそれぞれの原因に合った対策法を考える必要があります。
「薄毛になってきたかも?」と思う女性は、薄毛の原因をつきとめることからはじめましょう。

薄毛の主な原因

同じ薄毛でも、男性と女性では脱毛パターンが違います。

男性は生え際や頭頂部から部分的に毛が薄くなっていくことが多いですが、女性は全体的に髪が薄くなりやすいびまん性脱毛症」というパターンが多くみられます。

そもそも、なにが原因で女性の薄毛は起こるのでしょうか。はじめに、薄毛の原因について詳しく解説します。

主な原因としては、ストレス、ホルモンバランスや生活習慣の乱れ、頭皮環境の悪化などが挙げられます。
思い当たるものがあれば、すぐに改善策を考えましょう。

女性の薄毛の原因を5つの項目に分けて詳しくご紹介します。

1.過度なストレス

過度なストレス

女性が薄毛になる1つ目の原因は、過度なストレスです。

多少のストレスであれば休息や趣味を楽しむことで発散され、体に影響をおよぼすことはあまりありません。
しかし、過度なストレスが長期間続くとストレスがうまく発散できず、ホルモンバランスの乱れ血行不良を引き起こすことがあります。

体が強いストレスを感じると、自律神経の乱れによって血管が収縮します。
血管が収縮すると体内の血流が減少するため、頭皮まで血液がうまく行きわたらなくなります。
その結果、髪の毛にも栄養が行き届かず、薄毛を引き起こしやすくなるのです。

2.女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンとも呼ばれる「エストロゲン」は、体型、髪の毛、肌の美しさを保つ役割を果たす大切なホルモン

妊娠や出産などで女性ホルモンの分泌が減ると、もともと体内にあった男性ホルモンの働きが活発になります。

このように、体内の女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れると、髪のコシやツヤがなくなったり、発毛サイクルが乱れたりして薄毛の原因となるのです。

エストロゲン40歳をピークに減少します。
加齢にともなって髪の成長サイクルは変化しますが、多くの場合、自然と髪の毛が生える本数は少なくなっていくものです。

更年期以降はホルモンバランスと髪の成長サイクルが同時期に変わることもあるため、急に薄毛が気になりはじめる女性もいます。

3.生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れ

偏った食生活、運動不足などは髪の毛が栄養不足におちいりやすく、薄毛を引き起こす原因となります。

  • 偏った食生活

人間は体の中である程度の栄養素を作り出すことはできますが、それだけでは必要な栄養素はおぎなえません。
足りない栄養素の大部分を食べ物から摂取するため、毎日の食生活は髪の毛の健康にも大きくかかわってきます。

ジャンクフードやスナック菓子、チョコレートといった油分の多い食べ物を食べすぎると、頭皮から皮脂が過剰分泌されます。
毎日シャンプーをしていても皮脂を落とし切れないこともしばしば。
こうなると、頭皮の毛穴が詰まってしまい、発毛を妨げることになります。

  • 運動不足

運動不足になると筋力が低下し、体中に血液を行きわたらせる力が弱くなっていきます。
もともと、女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、女性の多くは血行不良が起きやすいのです。

筋力が減ると、食べ物で摂取したエネルギーを体の中でうまく消化できません。
そのため、髪の毛に必要な栄養素が不足することに。

運動不足で肥満になってしまうとさらに血行が悪くなり、抜け毛や薄毛を進行させる原因となります。

  • 過度な飲酒や喫煙

過度な飲酒や喫煙習慣も、薄毛の原因の1つ。

喫煙をすることで血管が収縮するうえ、血液の粘度も高まるので、頭皮の血行も悪くなります。
本数を減らせないからとニコチンやタールが少ないタバコに変えても、深く吸い込むようであれば体への悪影響は避けられません。

また、お酒には利尿作用があるため、尿と一緒に髪の毛にとって大切な栄養素まで流してしまいます。
特にビールは糖質が多く、皮脂の分泌量を増やす原因ともなるでしょう。

4.頭皮のダメージ

頭皮のダメージ

頭皮トラブルや間違ったヘアケアによる頭皮へのダメージも薄毛の原因に。

頭皮に湿疹や炎症が起きると頭皮が硬くなり、血行不良の原因となります。

強い紫外線を浴びると頭皮が炎症を起こしやすくなり、髪の成長を阻害したり抜け毛が増えたりすることもあります。

ヘアカラーパーマを繰り返す人も注意が必要です。
薬剤によっては毛根にもダメージを与え、抜け毛を増やす原因となります。

また、シャンプーを1日に何度もしている方もヘアケアの方法を見直しましょう。
頭皮を洗いすぎると必要な油分まで失われ、頭皮トラブルを招きやすくなります。

抜け毛や薄毛を防ぐためには、外出時は帽子や日傘で紫外線対策をおこない、ヘアケアの方法を見直すことが重要です。

5.髪の毛を引っ張るヘアスタイル

髪の毛を引っ張るヘアスタイル

最後に紹介する薄毛の原因は、長期間にわたって髪の毛を引っ張るヘアスタイルを続けることです。

お団子やポニーテールなどの髪の毛を強く引っ張るヘアスタイルは「牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)」を引き起こし、薄毛の原因となることもあります。

牽引性脱毛症は、頭皮が強い力で引っ張られることで、部分的に髪の毛が薄くなったり生え際が後退したりする症状

頭皮への強い刺激によって起こるため、毎日髪を束ねている女性は注意が必要です。

また、長期間分け目を変えていない女性も薄毛になることがあります。
同じ分け目のままだと頭皮への負担が増え、抜け毛を引き起こしやすくなるのです。
分け目は頭皮がむき出しになっているため紫外線のダメージも受けやすいので、適度に髪形を変えるなど、工夫するとよいでしょう。

薄毛の前兆チェック

薄毛の前兆チェック

ご紹介したように、女性が薄毛になる原因はさまざまです。

もし薄毛になってしまっても、多くの場合は早めに対策をすれば進行を防げます。

大切なことは薄毛を放置せず、できるだけ早く前兆に気づくことです。

定期的に頭皮、髪の毛の状態をチェックし、いつもと違うことがあれば早めに対策を考えましょう。

ここからは、薄毛の前兆を7つご紹介します。
1つでも当てはまった方は薄毛が進行している可能性があります。

あなたの髪の毛は大丈夫でしょうか。
「最近薄毛になってきたかも」と髪の毛の悩みが気になる方は一度チェックしてみましょう。

1.髪の毛が細くなった

髪の毛に触れ、髪の太さをチェックしましょう。

髪の毛が以前より細くなっていたり、痩せていたりすれば薄毛の前兆かもしれません。

髪の毛が細くなる原因の1つとして、加齢による栄養不足があります。
年齢を重ねると頭皮の毛細血管も老化が進み、新しい髪の毛を作る栄養が不足します。
その結果、髪が生えるごとに毛が細くなり、薄毛が進行していくのです。

若い世代の女性でも、ダイエットによる栄養不足が原因で髪が細くなることがあります。

2.髪のボリュームが減った

鏡を見て髪の毛のボリュームを確認してみましょう。

つむじが大きくなった気がする、頭頂部の頭皮が透けて見える、ブローをしてもボリュームが出にくいという人は薄毛になりかけている可能性があります。

髪のボリュームが減るのは加齢生活習慣ストレスなどいくつか原因が挙げられます。

数年かけて徐々にボリュームが減ってきたというケースだと、毛髪の成長サイクルが変わってきていることも考えられます。

通常、髪の毛の発毛サイクル4~6年ほど。
しかし、ホルモンバランスの乱れによってサイクルが変わることもあり、新しい髪の毛が太く長く伸びる時期である成長サイクルが短くなるとボリュームの減少につながります。

急激にボリュームが減ったという場合は「FAGA」といって女性男性型脱毛症になっていることも考えられます。
FAGAは初期段階では髪のボリュームが減り、次第に抜け毛が進行していく病気です。

ホルモンバランスの乱れを改善し、生活習慣を整えれば改善されることもあります。
そのため、気づいた段階で早めに対策することが大切です。

3.抜け毛が増えた

朝起きると枕に大量の抜け毛が落ちている、ブラッシングをするとブラシに大量の毛が絡まっている、シャンプーをすると排水溝がすぐに詰まるなど、大量の髪の毛が抜けるということがありませんか?

1日あたり50~100本程度の抜け毛であればあまり心配ありません。
けれども、毎日数百本単位で抜けるなら薄毛の前兆かもしれません。

髪の毛は季節によって抜ける量が変わります。
特に春と秋の季節の変わり目は抜け毛が増える傾向があるため、季節が変わって抜け毛が減ったなら生理現象と考えてもいいでしょう。

女性の場合は出産後に抜け毛が増えることもあります。
髪の成長サイクルが戻れば自然と抜け毛がおさまっていくことがほとんどです。

ただし、長期間にわたって抜け毛が続いている場合は、薄毛が進行しているサインかもしれません。

4.髪がパサついている

髪にツヤがなくなった、ゴワゴワしてうまくヘアスタイルが決まらない、といった髪のパサつきが気になる人も要注意です。

髪の毛内部の水分、油分が不足していることが考えられます。

パサつきがひどくなると抜け毛、切れ毛が増えて薄毛になりやすくなります。

髪の毛の水分が不足している場合、髪の乾かし方をあやまっていたり紫外線の影響を受けていたりすることがあります。

髪がダメージを受けるキューティクルが開き、パサつきやすくなります。

髪の毛の油分が不足するのは食生活の乱れが大きく関係しています。
栄養の取れた食事バランスを心がけ、健康でしなやかな髪の毛をキープしましょう。

5.頭皮が硬くなっている

頭皮を触って硬いと感じることや、美容室を訪れたときに頭皮が硬いと指摘されたことはありませんか?
頭皮が硬いのは血行が悪くなっているサインです。
薄毛の前兆かもしれないため、早めに対策をとりましょう。

ただ、人によって頭皮の硬さには差があります。
硬さの目安としては、頭皮を指で揉んだときに皮膚が動かせるかどうかを基準に考えましょう。
個人差はあれど、頭皮がまったく動かない場合は要注意。
ご自分で確認しにくい方は、家族や友人など周囲の人と比べてみるのもおすすめです。

頭皮の血行が悪くなり皮膚が硬くなるのは、運動不足ストレス食生活の乱れが関係しています。

硬いままで放っておくと髪のハリ、コシが失われ、薄毛が進行しやくなります。

6.頭皮が乾燥している

フケが気になる、頭皮がつっぱる感じがする、スタイリング剤を使用するとしみるという症状はありませんか?
もしかすると頭皮が乾燥しているのかもしれません。

頭皮の乾燥は発毛に悪影響をおよぼします。
将来的に薄毛の原因となりかねないため、薄毛の前兆と考えて早めのケアをおこないましょう。

健康的な頭皮は青白い色をしていますが、乾燥しているとオレンジがかった色に変化することがあります。
頭皮の乾燥が気になる方は、一度鏡で頭皮の色をチェックしてみましょう。

お風呂上がりに髪を自然乾燥している人は、髪の水分、油分が蒸発して頭皮が乾燥しやすいです。

また、濡れたままの髪の毛にブラッシングをすると、強い刺激から守るために皮脂が過剰分泌されます。

頭皮の乾燥は少しの工夫で改善できることも多いため、前兆を見逃さないようにしましょう。

7.頭皮にかゆみや湿疹がある

毎日シャンプーをしているのに頭皮がかゆい、ベタつきが気になる、頭皮に赤いプツプツや湿疹があるといった症状は薄毛の前兆に多く見られます。
放っておくと症状が進行し、全体的に髪が薄くなるかもしれません。

頭皮にかゆみや湿疹が起こる原因としては、頭皮が傷ついている以外にも皮膚炎が関係している可能性があります。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」といって、皮脂をエサにしている菌が増えると皮脂が詰まり、薄毛を引き起こしやすくなります。

最近頭皮のニオイが気になるという人は、皮脂が増えているかもしれないため注意が必要です。

シャンプーやスタイリング剤の成分が肌に合っていないと肌荒れを起こすこともあります。
頭皮にトラブルが起こっている場合は、使用しているヘアケア用品の成分をチェックしてみるのもおすすめです。

今日からできる、髪にいい7つの生活習慣

薄毛は早めの予防によって防いだり、進行を遅らせたりすることもできます。

ここでは、今日からすぐにはじめられる薄毛対策を7つご紹介します。

生活習慣を改善し、薄毛になりにくい頭皮環境をつくっていきましょう!

ストレスを発散する

ストレスを発散する

1つ目の薄毛対策は、ストレスを上手に発散することです。
自分でも気づかないうちにストレスが溜まっていませんか?

まったくストレスのない生活にすることは難しいですが、ストレス発散の方法を見つけることで髪への影響を減らすことは可能です。

平日は多忙に過ごしているなら休日はゆっくり休む、趣味を見つけて自分の時間を楽しむなど、自分なりのストレス解消法を探してみましょう。

日中は屋内にいることが多い女性なら、積極的に日光浴をするのもおすすめです。
太陽の光を浴びると脳から「セロトニン」という幸福感を満たす物質が分泌されます。

また、湯船にゆっくりとつかるのも効果的です。
リラックスできてストレスが緩和されるほか、血行がよくなるというメリットもあります。
血行が改善されると筋肉の緊張がほぐれ、疲れが取れやすくなるでしょう。

食生活を見直す

食生活を見直す

2つ目の薄毛対策は食生活を見直し、健康的な献立を心がけることです。

髪の毛はタンパク質、シスチン、ミネラル、亜鉛、ヨウ素などあらゆる栄養素からできています。
健康な髪の毛を作るためには、必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

特にタンパク質は不足しないように注意しましょう。
タンパク質は肉、野菜、白米、牛乳、大豆製品など、比較的身近な食品からも摂れる栄養素です。
髪の85%以上はタンパク質からできているため、できるだけ毎食取り入れることをおすすめします。

睡眠をしっかりとる

睡眠をしっかりとる

3つ目の薄毛対策は睡眠をしっかりとって、早寝早起きの生活リズムをつくることです。

しっかり睡眠を取れば新陳代謝が活発になるため、頭皮への血行促進につながります。
血行がよくなれば髪の毛の成長が促されやすく、薄毛予防に効果的です。

健康のためには、毎日7時間以上睡眠を取ることが理想とされています。
毎日7時間以上睡眠を取るのが難しい場合は、週に3日以上は7時間睡眠を取るように心がけましょう。

薄毛予防には睡眠の長さだけでなく、就寝時間も重要です。
22~26時の間は「毛母細胞」という毛髪の成長にかかわる細胞が活発に働く時間帯のため、夜ふかししすぎないようにしましょう。

薄毛、抜け毛対策では質のいい睡眠を取ることもポイントです。
寝る前のスマホやパソコン、TVは睡眠の質を低下させ、眠りが浅くなります。
寝る1時間前にはスマホを見ないよう習慣づけていきましょう。

また、寝る前に食事をとると消化に時間がかかり睡眠の質が下がりやすくなります。
できれば寝る3時間前に食事を済ませておきましょう。

お酒やタバコは控える

お酒やタバコは控える

4つ目の薄毛対策は、過度な飲酒や喫煙を控えることです。

飲酒をすると、体内では「エチルアルコール」という物質を肝臓で分解します。
分解の過程で「アセトアルデヒド」という体内の血液や酵素を押しのける物質が発生します。
アセトアルデヒドは有毒性があるので体内で無毒化が必要ですが、その際、ほかの栄養素を大量に必要とします。
その結果、髪や頭皮まで栄養が行きわたらなくなって薄毛を引き起こす原因となるのです。

喫煙は体内のビタミンCを消化し、髪の健康に大切な栄養素を消費してしまいます。
いくら食事に気を配ってビタミンCを摂取しても、喫煙習慣があると髪に栄養が足りなくなって薄毛が起こりやすくなることも。

過度な飲酒やタバコは体に害があるだけでなく、髪の毛にも悪影響を与えます。
深酒はやめ、タバコも本数を減らすなど、できるだけ控えるようにしましょう。

紫外線対策

紫外線対策

5つ目の薄毛対策は紫外線を髪、頭皮に浴びるのを防ぐことです。

薄毛は頭皮の健康状態が悪化すると発生しやすくなります。

紫外線を長年にわたって浴び続けると「光老化」といって肌の色がくすんだり、シワができやすくなったり、皮膚トラブルを引き起こしたりしやすくなります。
光老化は加齢による「自然老化」と違い、子どもの頃から浴びた紫外線の総量が関係しています。

頭部は髪の毛におおわれているとはいっても、髪の毛や頭頂部は比較的紫外線を浴びやすい場所です。
外出時にはできるだけ紫外線を浴びないように対策をとりましょう。

具体的には帽子をかぶる、髪の毛用のUVカットスプレーを使用する、日傘を持ち歩くといった策があります。
1日の中で紫外線が最も強いのは、太陽が高い位置にある10~14時頃の時間帯です。
日中外出の多い女性は、特にこの時間帯の紫外線対策は入念におこないましょう。

無防備な状態で外出し、大量の紫外線を浴びると、光老化だけでなく日焼けもしやすくなります。
日焼けも抜け毛の原因となるため、注意が必要です。

正しくヘアケアをする

正しくヘアケアをする

6つ目の薄毛対策は正しいヘアケアをすることです。

特に、日常的に使うシャンプーやコンディショナー、トリートメント自分の髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
合わないヘアケアグッズを使い続けていると髪をケアするどころか、反対にダメージを与えて薄毛の原因になってしまうこともあります。

自分に合ったヘアケアグッズの選び方はいろいろとありますが、シャンプーの場合は洗浄成分の強さに合わせて選ぶのも1つの手です。

頭皮の状態をチェックし、乾燥しやすい女性なら「アミノ酸系」や「ベタイン系」、ベタつきが気になる女性なら「高級アルコール系」の洗浄成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。

またヘアケアグッズは正しい使い方で使用することが重要です。

以下で薄毛予防に効果的な正しいシャンプーの方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • 正しいシャンプー方法とは?

薄毛対策をおこなううえで、毎日のシャンプーは髪の毛や頭皮のコンディションに大きな影響を与えます。

正しいシャンプー方法を知り、今日から実践してみましょう。

シャンプーのときは髪についたホコリや汚れをしっかり落とすために、洗う前に髪全体をお湯で洗い流します。

シャンプーは髪につけてから泡立てるのではなく手で泡立ててから洗っていきましょう。

頭皮に爪を立てると傷がつきやすくなるため、指の腹を使って洗うことがポイントです。

泡を流すときは表面だけではなく、根元から洗い流すことを意識します。

自分の髪に合ったヘアケアグッズと正しいシャンプー方法を理解し、日頃から頭皮環境を整えておきましょう。

頭皮マッサージをする

頭皮マッサージをする

7つ目の薄毛対策は、日頃から頭皮マッサージをおこない、血行を改善することです。

髪が健康でも、頭皮にダメージがあると薄毛を引き起こしやすくなります。

正しい頭皮マッサージはかたまった頭皮をほぐして血行を促進するほか、新陳代謝を活発にするというメリットもあります。
マッサージによってリラックスできればストレス解消にも役立ち、薄毛予防に効果的です。

  • 頭皮マッサージの方法

頭皮マッサージのコツは、5本の指を使って頭部全体をくまなくマッサージすることです。

耳の上からスタートし、手のひらと指で押しまわしながらほぐしていきます。
ハチの部分、頭頂部、後頭部の順にマッサージし、後頭部は襟足部分から上に向かって頭皮を揉んでいくことがポイントです。

どの部分をマッサージするときでも、強くこすると頭皮がダメージを受けてしまうので注意しましょう。

爪を立てず、程よい力加減で揉んでいくことが大切です。

座り仕事をしている場合や、長時間同じ姿勢でいることが多いと血流がとどこおりやすくなります。
休憩時間やちょっとした空き時間があれば、頭皮マッサージをして血行を改善しましょう。

薄毛対策におすすめのケアグッズ

薄毛対策には、生活習慣の改善と合わせてヘアケアグッズを使用するのもおすすめです。
ここからは、薄毛対策におすすめのケアグッズや各商品の特徴をご紹介します。

スカルプケアグッズ

「スカルプ」とは頭皮のことです。
つまり、スカルプケアとは「頭皮のお手入れ」という意味。

スカルプケアグッズは、髪を美しく見せることだけでなく、頭皮環境をよくすることに重点を置いて開発されています。
そのため、薄毛の予防や改善が期待できるでしょう。

抜け毛の原因の1つに皮脂の過剰分泌が挙げられますが、皮脂は除去しすぎるとかえってよくありません。
乾燥して皮脂の過剰分泌を誘発し、外部の刺激を受けやすくなります。

スカルプケアグッズは適切な皮脂量を保ち、頭皮をすこやかな状態に保てるものを選びましょう。

スカルプDボーテ スカルプクレンズ

スカルプDボーテ スカルプクレンズ

「スカルプDボーテ スカルプクレンズ」は植物由来の2種類のオイルを贅沢に配合し、頭皮の皮脂バランスを整えてくれます。

上品なフルーティーローズの香りが長く続き、夜になっても頭皮のニオイが気になりにくいのもポイントです。

ヒマワリ種子油、マカデミアナッツ油が肌になじみ、頭皮をディープクレンジング。

肌に優しい植物油なら皮脂を落としすぎず、余分な油脂のみを取り除けるでしょう。

頭皮のニオイや皮脂汚れが気になる方におすすめのスカルプケアグッズです。

 

TSUBAKI スプラッシングセラム

TSUBAKI スプラッシングセラム

「TSUBAKIスプラッシングセラム」はツバキ麹発酵エキス、ソルトビール配合でパチパチとはじける泡が特徴です。

ツバキ科の花の香りを組み合わせた上品でエレガントなフローラルフルーティーの香りも人気のポイントです。
ほのかに香る程度なので、香りの強いスカルプケアグッズが苦手な方も使いやすくなっています。

保湿・柔軟効果が高いので、地肌が硬くなりやすい方や乾燥しやすい方におすすめです。

 

エイジングケアシャンプー

エイジングケアシャンプーとは、加齢によって起こりやすい髪の悩みにフィットしたシャンプーのことです。年齢を重ねるにつれて髪のボリュームが減ってきた、細くなってきた、ツヤがなくなってきたという人は、一度エイジングケアシャンプーを使ってみるのもおすすめです。
通常のシャンプーよりも肌に優しい成分を使用していて、頭皮や髪への刺激をおさえられます。髪に必要な栄養成分を豊富に配合しているため、使うたびに頭皮環境を整えて髪の毛にハリ、ツヤがよみがえる効果が期待できるでしょう。

スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプーボリューム

スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプーボリューム

髪のボリュームが減ってお悩みの女性におすすめなのが「スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプーボリューム」です。

頭皮のベタつきをスッキリと洗い流し、3種類の保湿成分が潤いを与えます。

シリコンや合成着色料は含まれていないため、添加物が気になる方も安心です。

 

AVEDAインヴァティ アドバンス エクスフォリエイティング シャンプー

AVEDAインヴァティ アドバンス エクスフォリエイティング シャンプー

毛穴詰まりや皮脂のベタつきが気になる方には「AVEDAインヴァティ アドバンス」がおすすめです。

アヴェダは「ピュアな花と植物エッセンスから生まれた美と科学」を実践しています。

アヴェダ独自の肌に優しい成分を配合し、保湿しながら頭皮に残った残留物を取り除きます。

20種類以上のオーガニック植物を配合していて、エレガントな香りのシャンプーです。

 

サプリメント

サプリメントにはさまざまな栄養素が凝縮されています。

髪の毛に必要な栄養素を豊富に含んだサプリメントを摂取すれば、将来的に頭皮や髪にもよい働きをしてくれるでしょう。

また、サプリメントの中にはホルモンバランスを整えてくれるものもあります。
ホルモンバランスの乱れによる薄毛、抜け毛に悩んでいる方はサプリメントを取り入れて頭皮や髪の毛のトラブルを防ぐのもよいでしょう。

DHC ボリュームトップ

DHC ボリュームトップ

サプリメントは長期にわたり摂取し続けることで効果が期待できます。

「DHC ボリュームトップ」はジャガイモやメカブ、高麗人参といった食べ物やハーブから抽出された栄養素を中心に配合しています。

即効性はないものの薬ではないので、体への影響が心配な女性にもおすすめです。

「ボリュームトップ」は名前のとおり、加齢による髪のボリュームダウンにアプローチします。
フサフサ、黒々とした健康的な髪を目指す女性にぜひ使っていただきたいサプリメントです。

 

HGリライズ錠

HGリライズ錠

「HGリライズ錠」は、医療毛髪再生を研究する医師が監修して開発したサプリです。

大豆イソフラボン、カプサイシン、パルテノライド、ギンコビローバなどの育毛剤にもよく使われる成分を配合しています。

頭皮環境を整えたい方はもちろん、抜け毛や頭皮の硬さが気になる方にもおすすめです。

1日2粒摂取するだけでいいので、手軽にはじめやすいでしょう。

 

頭皮マッサージ用グッズ

頭皮マッサージは手でおこなうこともできますが、頭皮マッサージ用グッズを使うことでさらに効果的におこなえます。

頭皮マッサージャーには洗浄タイプと振動タイプの2種類があるため、目的に合わせて選びましょう。

フケや皮脂詰まりには洗浄タイプが効果的。

商品によっては防水加工が施されていて、お風呂で使えるマッサージャーもあります。

振動タイプは血行促進効果が期待できます。
頭皮が硬い方や血行不良に悩む方におすすめです。

形や大きさも商品によってかなり違うので、自分に合った頭皮マッサージ用グッズを見つけてくださいね。

KA-00015頭皮 ヘッドマッサージャー

KA-00015頭皮 ヘッドマッサージャー

手に持ちやすいコンパクトサイズで、女性にもおすすめなのが、こちらの「KA-00015頭皮 ヘッドマッサージャー」です。

125×96×96(mm)とバッグにも入るサイズで、オフィスや外出先でもお手軽に頭皮マッサージができます。

また、生活防水対応なのでお風呂で使えるのもポイントです。

頭皮はもちろん、首や肩など体中に使えます。

薄毛対策では、頭皮だけでなく全身の血行を改善することも大切です。

寝る前にマッサージをするとリラックス効果が期待できて、睡眠の質が改善する効果も期待できるでしょう。

睡眠不足気味の方や寝つきが悪くてお悩みの方にもおすすめです。

 

AVEDA パドルブラシ

AVEDA パドルブラシ

薄毛対策の1つとして、お風呂上がりにしっかり髪を乾かすことが挙げられます。

ブローのときに髪に合わないブラシを使用していると、抜け毛が増えたり頭皮がダメージを受けたりすることもあるでしょう。

「AVEDA パドルブラシ」はクッション性のあるブラシ部分が髪や頭皮への負担を緩和するデザインのヘアブラシです。
髪の毛がブラシに絡まりにくく、頭皮へのマッサージ効果を高めながらブラッシングできます。

 

まとめ

薄毛の原因は加齢、ストレス、生活習慣、血行不良などさまざまです。
多くの場合、1つの原因だけでなく複数の原因が積み重なることで薄毛を引き起こします。

薄毛は早めの対策と日頃からのケアが重要です。

若いからまだ大丈夫だと思っていても、薄毛の原因になりうる生活習慣に心あたりのある方は、これを機に生活を見直してみるのもいいでしょう。

正しいケアと自分に合ったヘアケアグッズで、丈夫で健康な髪の毛を保ちましょう。