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【2019年最新】家庭用の血圧計の選び方とおすすめの種類

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美容・健康

【2019年最新】家庭用の血圧計の選び方とおすすめの種類

年を重ねると少しずつ気になり始めるのが「血圧の数値」。
健康診断や医療機関の受診後に、家庭用の血圧計の購入を検討し始める方も多いのではないでしょうか。
けれども、体温計や体重計に比べると馴染みのないものなので、いざ購入するとなると、「何を選べばいいのかわからない」という方も多いと思います。

そこでここでは、血圧計の主な種類と選び方、おすすめの血圧計などを、皆さんが迷いやすいポイントを交えながら解説します。
ご自身に合う血圧計選びの参考にしてみてください。

血圧計は毎日使うもの。
だからこそ、大切なのは自分に合った血圧計を選ぶことです。
血圧計には、操作が簡単で使いやすいもの、正確な測定ができるもの、携帯して持ち運びがしやすいもの、特定の機能を備えているものなど様々なタイプがあります。
また、血圧計を日常的に使い慣れているか、初めて購入するかでも選ぶべき血圧計は変わってきます。
何のために使うのか、どのように使うのか、まずは目的や用途をはっきりさせておくと選びやすいでしょう。

1.血圧計の種類について

血圧計には「水銀血圧計」「アネロイド血圧計」「自動電子血圧計」の3種類があります。
水銀血圧計」と「アネロイド血圧計」は医療現場で使われるもので、医療の専門知識が必要となります。
家庭用では主に「自動電子血圧計」が採用されており、最近では正確性が確認された自動電子血圧計なら医療現場でも採用されるようになったそうです。

2.家庭用の自動電子血圧計の種類

血圧だけでなく脈拍も同時に測定してくれる自動電子血圧計。
種類は大きく分けて3種類。
上腕部で測定する「上腕式血圧計」と手首で測定する「手首式血圧計」、それから指で測定する「指式血圧計」です。
それぞれの血圧計の特徴は以下のとおりです。

上腕式血圧計

上腕部で測定するタイプの血圧計。
手首式血圧計に比べると正しい姿勢や方法での測定がしやすいため、正確な数値が測定できると言われています。
上腕式血圧計には「カフ式(カフを巻きつけるタイプ)」と「アームイン式(全自動タイプ)」があります。

 

  • カフ式(カフを巻きつけるタイプ)

カフを上腕部に巻いて測定する血圧計。
正確に血圧を測定するためにはカフを腕の正しい位置に適切な強さで巻く必要があるため、慣れている方でないと難しいかもしれません。
アームイン式と比べると安めの価格で、コストパフォーマンスに優れています。

上腕式 カフ式 血圧計

 

  • アームイン式(全自動タイプ)

血圧計本体に腕を通し、ボタンを押すだけで測定ができる血圧計。
カフを巻く必要がなく腕を通すだけなので、簡単に測定できます。
ただ、他の血圧計と比べるとサイズが大きく、価格も高めです。

アームイン式 血圧計

 

手首式血圧計

手首にカフを巻いて測定するタイプの血圧計。
上腕式と比べ安価で、測定時に腕を出す必要がないため手軽に測定できます。
また、小型でスペースをとらず、持ち運びにも便利。
価格も低価格なものが多いです。
ただし、血管の圧迫が難しい、手首の位置が正しくない・安定しないなど、上腕部に比べて測定が難しいため、正確な数値が出にくいと言われています。

手首式 血圧計

 

指式血圧計

どの血圧計よりもコンパクトで手軽に血圧が測れる簡易式の血圧計。
指を添えてボタンを押すだけなので、どこでも簡単に血圧測定ができます。
最近の指式血圧計は価格も安いため、気軽にプレゼントする人も増えているとか。
ただし、正確な測定ができないため、血圧計としてはあまり推奨されてはおらず、日々の健康管理など大体の数値が知りたい、という方の利用に適しています。

3.おすすめの家庭用自動電子血圧計は?

それでは、実際に家庭用の自動電子血圧計を選ぶなら、上記のどの種類を選べば良いのでしょうか?

医師も推奨!正確に測定したいなら「上腕式血圧計」がおすすめ

上腕式血圧計と手首式血圧計は、血圧計自体の精度に差はありませんが、上腕と手首では測定値に±10mmHg程度の差が出るため、医師や高血圧学会は上腕式血圧計を推奨しています。
また、血圧は測定部位を心臓の高さに調整して測定する必要があるため、手首だと位置がうまく合わせられずに誤差が出る可能性が高くなります。
そのため、データの正確さを求めるなら、上腕で測る上腕式血圧計がおすすめです。

ただし、製品によっては数値の正確性が明らかにされていないものもあるそうなので、正確性に迷ったら、日本高血圧学会のホームページを参考にすると安心です。

カフの装着に自信のない方は「アームイン式の上腕式血圧計」がおすすめ

血圧の測定は測り方が重要です。
正しい測り方のひとつにカフの正しい装着が挙げられますが、慣れていない方には意外と難しいもの。
そんな方におすすめなのが、アームイン式の上腕式血圧計です。
カフの巻きの強さによる使用誤差を軽減してくれるほか、血圧測定に大切な姿勢の問題もクリア。
腕を通すだけで正しい測定姿勢をとりやすく、定位置に置いておけば毎日同じ体勢で血圧を測ることができるので、正確な測定が可能です。

出張や旅行など外出が多い方は「手首式血圧計」がおすすめ

コンパクトで持ち運びしやすい手首式血圧計は、自宅だけでなく外出先でも血圧を測る必要がある方におすすめの血圧計。
職場や出張先、旅行先など、自宅以外の場所でも手軽に測定できるので便利です。
また、手軽に測定できるので、2つ目の購入を考えている方にもおすすめです。

4.家庭用自動電子血圧計のおすすめのメーカー

それでは次に、おすすめの家庭用自動電子血圧計のメーカーをご紹介します。
メーカーごとにそれぞれ特徴があり、測定エラーのお知らせやスマホとの連携など、備わっている機能にも違いがあります。
同じメーカーでも製品によって機能が大きく違うことも。
家庭用の血圧計ではオムロンとタニタ、テルモが特に人気です。

オムロン(OMRON

血圧計の世界トップシェアを誇るオムロン。
日本でも約7割の血圧計シェアを占めています。
最新機能搭載モデルなど時代の最先端を行く機能性で製品の種類も豊富です。
また、オムロンの血圧計は巻きやすさにこだわった独自カフが特徴で、ずれを気にせず片手で巻くことができる「フィットカフ」や、柔らかくやさしい装着感の「軟性腕帯」、腕の締めつけ感を軽減した「e-フィットカフ」、腕の太さに合わせた「細腕用腕帯」「太腕用腕帯」(別売)などがあります。
そのほか、正しく測定できる「測定姿勢ガイド」や、カフが適切な強さで正しく巻けているかをチェックしてくれる「カフぴったり巻きチェック」機能など、測定に慣れていない方でも正しく測定できるよう、正確な測定をサポートする機能がたくさんついているので、測定に不安のある方におすすめです。

OMRON(オムロン) 血圧計

 

タニタ

体組成計や体脂肪計でおなじみのタニタ。
挟んで巻くだけの2ステップで簡単に装着できるクリップアームカフや、簡単操作のワンプッシュ測定など、使いやすさが魅力です。
また、室温が低いと血圧は上昇する傾向があり、そうすると安全で正確な測定ができないため、室温が9℃以下のときは測定を自動停止する「低室温お知らせ機能」など安心の機能も豊富です。

タニタ 血圧計

 

パナソニック(Panasonic)

家庭用の電化製品で有名なパナソニックの血圧計は、液晶画面が大きく、文字やグラフなどの数値が見やすいなど、ユーザー目線の使いやすさが特徴です。
また、液晶画面で血圧の変化をグラフで表示することができるので、血圧測定後、今までの血圧値の推移を確認することができます。
不規則な脈があれば知らせてくれる機能や、計測姿勢を正しく誘導する「手くび高さセンサー」を搭載している手首式血圧計も。
「着脱らくらくカフ」は、使用者からも使いやすいと好評です。

パナソニック(Panasonic)

 

シチズン(CITIZEN)

時計メーカーのノウハウが取り入れられ、電波時計の機能を搭載しているのが特徴のシチズンの血圧計。
多機能でリーズナブル、初心者にも使いやすい血圧計が多く、大きな液晶画面やデザイン性の高さが人気です。
多機能モデルでも比較的価格が抑えられており、手軽に使いたい人におすすめです。

シチズン(CITIZEN)

 

テルモ(TERUMO)

病院などで使われる医療機器を多く扱っているテルモ。
アームイン式の上腕式血圧計では、血流の音で血圧を計測する「コロトコフ法」を採用した製品があります。
医療機器メーカーならではの技術を生かした性能の高さが魅力です。

テルモ(TERUMO) 血圧計

 

5.メーカーにより異なる測定方法について

家庭用の自動電子血圧計はメーカーによって測定方法が違います。
主に医療機関と同じ測定方法の「コロトコフ法」か、家庭用の血圧計に用いられている「オシロメトリック法」の2種類に分けられます。
測定方法については判断基準のようなものがないため、目的や用途で好きな方を選んで大丈夫です。

医療機関で採用されている「コロトコフ法」

医師が聴診器で血管音を聴いて血圧を測るのと同じように、高感度マイクロフォンで血管音(血流の音)を検出することで血圧を測定する方法です。
正確に測れる一方で、使い方によっては数値が高めに出るなどの測定誤差が出ることも。
病院で使われる水銀血圧計やアネロイド血圧計、テルモの血圧計で採用されている測定方法です。

コロトコフ法

 

家庭用の血圧計に使用されている「オシロメトリック法」

脈波をもとに血圧を測定する、家庭用の自動電子血圧計の主流の測定方式。
カフで一度加圧し、その後徐々に減圧させ、血液が流れるときに血管壁に生じる脈波の変化(血管振動)で血圧を測定します。
オムロン、タニタ、シチズン、パナソニックなどの血圧計で採用されています。

オシロメトリック法

 

6.あると便利な血圧計のおすすめ機能

最後は家庭用の自動電子血圧計に搭載されている便利な機能をご紹介します。
最近では多くの機能を備えた血圧計が増えているので、機能も考慮しながら血圧計を選びましょう。

平均値表示

朝晩、1週間など、数回の計測結果の平均値を表示できる機能。
計測するタイミングで微妙に変わる血圧の日々の変化を細かく知ることができ、誤差が出やすい血圧値をより正確に把握することができます。
対象とされる計測値の間隔は数日、週単位と様々です。

平均値表示 血圧計

 

通信機能

Bluetooth、NFC、USBなどで、iPhoneやタブレット、パソコンなど他の機器と連携できる通信機能。
計測値のデータを転送すれば、スマホやパソコンでデータ管理ができるほか、家族などの第三者ともデータを共有できる便利な機能です。

  • スマートフォン連携

スマホの連携に対応した血圧計。
専用の血圧管理アプリと連携して日々の血圧計測値のグラフ化やデータ管理が可能です。
クラウド対応のタイプもあります。
通院している方などは病院での報告がグンと楽に。
また、血圧管理アプリは便利ですが、血圧測定アプリは医学的に正確性が証明されたものではないので、利用はおすすめしません。

スマートフォン連携

 

  • Bluetooth対応

Bluetooth経由でスマホにデータを転送することができます。
また、専用アプリで計測値のグラフ化やデータ管理が可能です。

Bluetooth対応

 

  • USB対応

パソコンなどにUSBケーブルで接続し、計測データの転送をすることができます。
ただし、最近はUSB対応製品は少なくなっている傾向にあります。

 

 

  • NFC対応

NFC通信機能を搭載した血圧計。
血圧計にスマホをかざすだけで、データの転送が行えます。

NFC対応

 

脈間隔変動検知

測定中に不規則な脈拍を検知してくれる機能。
より正確な血圧の測定が可能です。
頻繁に脈変動が検知される場合は、医師の診断を受けることを各メーカーが推奨しています。

脈間隔変動検知

 

メモリー機能

日々の血圧の計測結果を血圧計に自動的に記録する機能。
データ管理が楽にでき、過去の血圧値との比較ができるので、健康状態を把握しやすく便利です。
製品によって記録できる回数が異なるので、購入する際は回数もチェックしておくといいでしょう。

メモリー機能 血圧計

 

ユーザー機能

1台で2人以上の血圧を管理できる機能。
血圧計を家族と一緒に使う場合に必要になります。
計測値、日付、時刻がそれぞれのユーザーの登録先に記録されます。
個別に管理でき、ボタン1つでユーザー切り替えができるので便利です。

ユーザー機能

 

測定サポート

血圧を測る上で重要な測定時の姿勢やカフの巻き方などを、音声や画面でお知らせしてくれる機能です。
血圧測定に慣れておらず、測定時の正しい姿勢やカフの巻き方に自信のない方はあると便利かもしれません。

測定サポート

 

血圧計の電源のタイプ

機能ではありませんが、使い勝手を考える上で意外と重要なのが、血圧計の電源のタイプです。
電源のタイプは2種類。
携帯したり持ち運びをする方は「乾電池」タイプを、使用場所が自宅のみの方はコンセント付きの「ACアダプター」タイプを選びましょう。

「乾電池」タイプ

 

「ACアダプター」タイプ

 

7.おすすめの血圧計は「人によって違う」

自分に合った使い勝手のいい血圧計は、人によって本当に様々。
ですので、他人のおすすめの血圧計を買うのではなく、血圧を測る目的や用途に合わせ、「血圧計の種類」「メーカー」「機能」からご自身に合った血圧計を選びましょう。
また、毎日使うものなので、カフの使い心地やデータの見やすさなども選ぶときの基準になります。
血圧計を購入する際には、購入前に一度製品に触ってみて、使い勝手や操作性などを確認しておくことをおすすめします。