近年迎えたキャンプの流行にけん引される形で、アウトドアウェアにも注目が集まっています。特に実用性とデザインを兼ね備えたマウンテンパーカーは、普段使いしやすいアウターとして大人気。肌寒い日に着ている人をよく見かけますよね。
しかし、アウトドアに馴染みのない方にとっては、「山すぎる見た目で、街では浮きそう」「ちょっと出かけるだけなのにアウトドア用品なんて贅沢では?」と、なかなか手が出せないアイテムでもあるでしょう。
そこで今回は、街でも着回ししやすいおすすめのメンズ用マウンテンパーカーを紹介します。実は、色や形がシンプルなマウンテンパーカーは、人を選ばずに着られる万能アイテムなんです!どこでも気軽に着られて便利ですし、なによりオシャレ。広いシーズンで活躍するので、1枚持っておいて損はありません。
防水や防風などの機能はもちろん、本記事ではデザインを重視してピックアップ。さらに、メンズ向けにコーディネートのコツも掲載しています。使えるアウターを探している方はぜひ最後までご覧ください。
※本記事は2024年10月20日時点の情報です。
マウンテンパーカーとは?買う前に知っておくべき知識
アウトドアウェアには、ダウンやシンセティック(化繊綿)などの保温着から、レインウェアのようなアウター、フリースやメッシュシャツといったインナーまで、多くの種類があります。そのなかで、「マウンテンパーカー」はどのようなウェアなのでしょうか。
まずは次の項目をチェックして、基本的な特徴をつかんでおきましょう。
- マウンテンパーカーは、高機能なアウトドアジャケット!
- “マウンテンパーカー”は通称!?アウトドア店での呼び方は?
マウンテンパーカーは、高機能なアウトドアジャケット!
マウンテンパーカーとは、フードの付いた登山用の高機能ジャケットです。シャカシャカした素材のアウトドアによく着る上着、というとイメージしやすいでしょうか。短く「マンパ」と呼ばれることもあります。
マウンテンパーカーは、変わりやすい山岳の天候や長時間動きつづける状況にも対応できるように、以下のような機能を持たせているものが一般的です。
- 防水
- はっ水
- 防風
- 通気
- 透湿(水蒸気を外に逃がす機能。蒸れにくくなる)
また、激しい動きにも対応できるように伸縮性を持たせたり、持ち運びしやすいように軽量化されていたりなど、製品それぞれに個性的な工夫がされているのもポイントです。
“マウンテンパーカー”は通称!?アウトドア店での呼び方は?
マウンテンパーカーという名前は、世間で呼ばれているニックネームのようなものです。つまり、通称名なんですね。
正式なウェアの種類では、「シェルウェア(ソフトシェル、ハードシェル)」や「レインジャケット」を指すことが多いです。
- ソフトシェル……柔らかい素材で伸縮性があり、動きやすい。薄手のため登山では中間着として使う場合もある。耐水・防風性が高く、長時間の運動に便利。
- ハードシェル……表面がザラザラして硬い、生地が厚めのアウター。ソフトシェルよりも防水・保温性に優れ、雪山での着用を想定しているものも多い。
- レインジャケット……防水に特化した薄手のアウター。基本的には雨のときに使うが、デザイン性の高さや簡便性からそのままジャケットとして使う人もいる。
アウトドアショップで尋ねるときは“マウンテンパーカー”でも通じますが、選択肢がありすぎてお店の方が案内に困ってしまうことも。「雨に強いもの」「寒くても使えるもの」など、使う目的を一緒に伝えると、店員さんも探しやすくなるのでおすすめです。
メンズ用マウンテンパーカーの「使えるシーン」と「選び方」
機能だけでなく、デザイン性の高さも注目を浴びているマウンテンパーカー。元々クライマー向けのジャケットなので、ストイックなイメージもありますよね。普段使いする場合は、一体どのようなシーンで使うのが適切なのでしょうか。マウンテンパーカーを着ていくのに最適なシーンは、次のようなものが挙げられます。
- 通勤、通学
- 肌寒い日
- 軽い運動
- アウトドア
- 旅行
カジュアルだけど派手すぎないデザインのため、活躍できる場所は意外と多いです。シーンに合うデザインの選び方も合わせて、以下で詳しく解説します。
通勤、通学
シンプルな形状のマウンテンパーカーは、通勤や通学に使いやすいアウターといえます。特におすすめしたい方は、外を歩く機会が多いバス・電車での通勤者。雨風を防ぐマウンテンパーカーなら、外気による冷えから体を守ってくれます。秋・冬・春の3シーズンと使える時期が広いので、ひとつ持っておくだけで重宝するでしょう。
通勤や通学のシーンでは、落ち着いた色を選ぶのが無難です。マウンテンパーカーはデザインが豊かなので、カラーリングは派手なものから落ち着いたものまでさまざま。カラフルなものや原色はカジュアルすぎて浮いてしまうため、モノトーンや暗めの色を選ぶと悪目立ちせずに着こなすことができます。
肌寒い日
マウンテンパーカーは気軽に普段使いできるのが魅力です。保温性や防風性があるので、ちょっと肌寒いと感じた日にサッと羽織ることができます。元々は登山用のウェアですが、洗練されたデザインのものが多く、タウンユースとしても申し分ありません。
寒暖差の激しい日には、使わないときにコンパクトにたためるパッカブルタイプが便利。夜になると急激に冷える春と秋には、カバンに忍ばせておくと大活躍しますよ。
軽い運動
長時間動けるように設計されているマウンテンパーカーは、軽い運動時にも使いやすいアウターです。ダイエットや運動不足解消のためにウォーキング・ジョギングを始めたい方におすすめ。また、メンズであればサッカーやゴルフなどの屋外スポーツをしている方も多いですよね。着脱しやすいので、手軽に体温調整ができて便利です。
運動時に使う場合は、薄くて伸縮性のいいものを選ぶのがポイント。汗と熱気で服のなかが蒸れやすいので、透湿性の高い生地が使われているものを選ぶと湿気がこもりにくくなります。
アウトドア
丈夫で水や土汚れに強いマウンテンパーカーは、山・川・森といったアウトドアで大活躍!体を温めるだけでなく、
- 紫外線対策
- ケガの予防
- 虫よけ
など、幅広く役に立ちます。山登りはもちろん、キャンプにバーベキュー、川遊びなどをするときの相棒に1着欲しいところです。
ちなみに、マウンテンパーカーの色は派手なものと暗いものがありますよね。明るい色は視認性を上げることが目的。暗い色は太陽光を吸収するので保温性を重視しています。複数人でのアクティビティなら、明るめのカラーを選ぶとはぐれにくくなりますよ。
旅行
マウンテンパーカーというと、旅行に持っていく人が多い印象がありませんか?特に海外旅行でよく着ている旅行者やバックパッカーを見かけます。これは、さまざまな天候に対応できて便利だから。また軽くて丈夫なので、バイク乗りたちにも愛用されています。
旅行に使うのであれば、急な雨に対応できるよう、防水効果の高いものがおすすめ。荷物にならないようにパッカブルなタイプにすると、さらに使い勝手がよくなります。
機能性バツグン!雨に強いメンズ用マウンテンパーカー
「せっかくマウンテンパーカーを選ぶのだから、性能の高いものが欲しい!」という方のために、機能性に優れたマウンテンパーカーを6つ紹介します。
防水素材を使った製品を中心に、雨や風、汗に強い商品をピックアップしました。悪天候下での活動で着たり、旅行先での不意の雨対策に用意したりなど、濡れる可能性のある場合に持っておくと助かる装備です。
PATAGONIA(パタゴニア)|トレントシェル 3L ブラック
環境に寄り添うアメリカのアウトドアブランド、パタゴニアから出ている「トレントシェル 3L」。3L、つまり3つのレイヤーで構築されており、着心地と防水に優れた高機能ウェアです。
- はっ水効果があり頑強な上層
- 水を中まで通さない防水性と、ベタつきによる不快感を解消する透湿性の高い中層
- 肌ざわりのいい下層
の3層構造になっているハイテクノロジーな仕様。脇にはジッパーで開閉可能なベンチレーションもあり、熱を逃がしやすくなっています。
見た目もシンプルでジーンズやコットンパンツに合わせやすく、街でも着やすいのが特徴です。高めのネックガードは首回りを大きく見せられるため、どっしりとした印象を持たせたいメンズにおすすめします。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)|クライムライトジャケット
タウンユースに使いやすいカジュアルなアウトドアブランドとして確立しているザ・ノース・フェイスから、軽量なレインジャケットが登場。
防水素材として有名なゴアテックスを用いており、頑丈さと着やすさも兼ねた3層構造を持つ製品です。特筆すべきは、内部の肌ざわり。引っかかりの少ない素材を使っていて、着心地のいい仕上がりになっています。
ややタイトに作られているので、ゴワつきがなくスマートに着られるデザインです。丈が短めのため、インナーがはみ出しそうであればワンサイズ上を選ぶとちょうどよくまとまります。
MAMMUT(マムート)|コンベイ ツアー ハードシェル フーデッド ジャケット アジアンフィット
本格的な登山用品を生みだすスイスのブランド、マムート。こちらの「コンベイ ツアー」はさまざまな悪天候にも対応できる高機能ジャケットです。
フードにはドローコードが3点備えつけられていて、雨が入ってこないよう細かく調節できます。330gと軽量でありながら水や風をしっかりガード。コンパクトにたためるのも魅力です。
外でのアクティビティで本領を発揮する「コンベイ ツアー」は、アウトドアやスポーツが好きなメンズに最適。野外で過ごすことの多い方にもおすすめです。
SNOW PEAK(スノーピーク)|ゴアテックスレインジャケット
スノーピークは、アウトドア製品メーカーのなかでも高価格帯のものが多い日本のハイブランド。「ゴアテックスレインジャケット」は、そんなスノーピークから2024年に生みだされた最新のレインシリーズです。
「GORE-TEX PERFOMENCEプロダクト」を採用した本製品は、長時間の防水・透湿性をサポート。雨が長引いてもサラリとした着心地をキープします。ポケットにはすべて止水ファスナーが施されており、引き手にひもが付いているので開閉に手間取ることもありません。使い勝手と機能性を重視した作りとなっています。
カラーはブラックのほか、フォリッジ(グリーン)とコヨーテ(ブラウン)の3色展開。2色は淡めのアースカラーなのでほかの洋服とも合わせやすく、街用としても使いやすくなっています。黒が苦手なメンズにおすすめです。
ミズノ|ベルグテックEX ストームセイバーVI レインスーツ
日本の大手スポーツメーカーから出ている、雨天での活動に強いレインウェア。こちらは上下セットになっています。
水の侵入を防ぐため、前面のファスナーには返しが付けられています。返し部分のカラーが縦ラインのアクセントにもなっており、機能とファッション性をリンクさせているのもポイント。ポケット内はメッシュ状になっていて、ファスナーを開けておくことでウェア内部を換気することができます。
カラーバリエーションは7色と豊富。自分の好みに合わせた選択が可能です。色調は全体的に明るめなので、カジュアルな場面で活躍できるでしょう。
プロモンテ|ゴアテックス VSレインジャケット SJ140M ネイビー
山岳用の国産ギアを送りだすプロモンテから、2024年最新のレインジャケットをふるさと納税で受け取れます。
3レイヤー構造で水をしっかりブロック。硬すぎない素材を使い、体の動きを阻害しにくく設計されています。縫い目を減らして水の侵入を防ぎ、耐久性を上げているのも特徴です。レインウェアを使ったことがない方向けに、詳しい洗濯方法も付いてきます。
日本の会社なので、直接修繕を頼みやすいのも強み。マウンテンパーカーとしてフィールドで使い倒したいなら、岩手県遠野市に寄附して返礼品として受け取りましょう。
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
街で使いやすい!デザイン性の高いメンズ用マウンテンパーカー
日常で着るならデザインも重視するべき!ここからは、タウンユースに最適なファッション性のあるマウンテンパーカー6つを紹介します。
カラーバリエーションの豊富なものや、私服とマッチしやすいもの、個性的なデザインなど、街でも使いやすいものを用意しました。
まずは画像を眺めながら、直感でこれだ!と思うものをチェックしてみてください。
Columbia(コロンビア)|ハイクバウンドジャケット
耐久はっ水設計で使いどころ豊富なカジュアルマウンテンパーカーがこちらの「ハイクバウンドジャケット」です。
注目ポイントはカラーリング。シャーク(ブルーグレー)×チャコール、デルタ(ブラウン)×ブラックの2パターンは、山の雰囲気を残しつつタウンユースでも見劣りしないデザインとなっています。肌寒い日のイベントなどに使いやすく、街にもなじみやすいカラーなので通勤や通学にも最適。
コンパクトにたためるパッカブル仕様なので、旅行先に持っていきやすいのも魅力ですね。
≪実際に使ってみた方からの口コミ≫
◆チョットしたアウトドアに、丁度良かったです!雨もはっ水が効いて快適でした!
KRIFF MAYER(クリフメイヤー)|マウンテンパーカー ランバージャック コラボ
アメリカンカジュアルをテーマにした日本メーカーのクリフメイヤーと、大人のメンズカジュアルを展開するMr.Lumberjackのコラボ商品がこちら。
裏地をフリース素材にすることで暖かさはもちろん、肌ざわりを向上させています。ストレッチ性も高く、普段着として着やすく作られたマウンテンパーカー。その腰元に付いているコラボ限定刺繍「ぐるぐるしっぽねこ」がポップさを演出します。
カラーもブラック、ネイビー、マルチカラー、ベージュと、メンズでも扱いやすい多様なバリエーション。派手すぎない遊び心が、大人のカジュアルさを引き出させる1着になっています。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)|MENS MOUNTAIN LIGHT DRYVENT INSULATED JACKET パープル
都市部でも人気上昇中のザ・ノース・フェイスから、アウトドアの機能をタウンユースに反映させたマウンテンライトパーカーです。
表面は防水性に優れた素材で水の浸透を防ぎ、裏地は起毛加工で温かさをキープ。セーターやパーカーと組み合わせれば、秋冬でも十分着回せます。
カラーは青みの強いバイオレット系のパープル。落ち着いた色味にルーズなシルエットの本製品は、メンズでも普段使いしやすいデザインです。黒やダーク系のインナーと合わせるとクールな印象になり、明るい色と合わせればこなれた爽やかさを演出できます。
MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)|マウンテンスピードフーディ ジャケット
「優れた耐久性」を念頭に置いた本格的な山岳ギアを生産しているマウンテンハードウェア。例にもれずこちらの「マウンテンスピードフーディ ジャケット」も、擦れに強い頑丈さが自慢です。
アウトドアウェアのソフトシェルに当たる本商品は、軽量でストレッチ性のある薄手のジャケット。薄いのに丈夫にできていて、フィールドだけでなく混雑している街でもサッと着られます。春や秋の涼しい季節を中心に、オシャレなウインドブレーカーとしても便利です。
カラーは街中でも映えやすい明るめの土色。個性的な色なのでコーディネートの難易度はやや高めですが、ブルーのジーンズと組み合わせれば、かわいい系のメンズファッションとして楽しめます。
Teton Bros.(ティートンブロス)|ツルギ ジャケット
オリジナリティと機能性を合わせたデザインを得意とするティートンブロスのマウンテンパーカー「ツルギ ジャケット」。珍しいプルオーバー(前閉じ)タイプの防水シェルジャケットです。
けさ掛けのような斜めに入ったジッパーが特徴。これは着脱しやすくなるほか、熱がこもったときの通気口としての役割もあります。デザイン性もさることながら、元々アイスクライミング用に開発されたものなので伸縮性や耐久性といった機能も十分。
カラーはグリーン、ダークネイビー、ガンメタル(暗いグレー)、カーキ、オーカー(イエロー)の5色。メンズにも取り入れやすい色がそろっているので、少し変わったデザインを楽しみたい方におすすめです。
DESCENT(デザント)|デサントオルテライン ハードシェルジャケット“クレアス”
日本のスポーツウェアメーカー、デサントから出ているコレクション「オルテライン」は、シーン・年齢・流行にとらわれないモノづくりを追求しているブランドです。
こちらの「クレアス」は、秋冬に使える厚手のマウンテンパーカー。室内や運動時にこもりやすい内部の空気を発散できるよう、前方2か所と脇の下2か所の計4か所にベンチレーション用ジッパーが付いています。ほかにも、フード使用時に水が溜まらない仕様になっているなど、雨天時にもしっかり頼れるウェアです。
色はベージュ、ブラック、グレー、ネイビー、パープルの5種類となっており、メンズらしいカラーリング。私服に合わせやすいダーク系もいいですし、寒い冬にピッタリな白系のベージュを選ぶのもオシャレですね。
スポーツに最適!動きやすいメンズ用マウンテンパーカー
「スポーティで動きやすそうだからマウンテンパーカーが欲しい」という方は、軽量性と伸縮性、耐久性を重視して探してみましょう。
マウンテンパーカーは主に、岩場の擦れや雪山での滑落に抵抗するための硬いもの、とにかく雨に強いもの、長時間動きやすいように伸びがよくしなやかなもの、の3タイプがあります。ストレッチ性のある生地なら体の動きを阻害しにくいので、ウォームアップや秋のスポーツにもピッタリです。
MILLET(ミレー)|ティフォン50000ストレッチジャケット
インナーをはじめとしたウェアのドライ技術で有名なミレーが贈る、透湿性の高いジャケットが登場。マウンテンパーカーに重要な「濡れない、ムレない」の基本を厳守し、高いパフォーマンスを持つジャケットになっています。
薄めの生地はシルクタッチといわれるほど肌触りがなめらか。本格派のアウトドアギアでありながら、柔軟性もあるのでウォームアップ時やタウンユースでも活躍できます。
カラーはブラックとシャーク(ブルーグレー)の2タイプ。本体をたたんでフード内部へ入れこめられる「クイック&イージー収納システム」を採用しているので、旅行の予備ジャケットとしても便利です。
karrimor(カリマー)|トライトン ライト ジャケット
アルピニストと共に成長してきたイギリスのカリマーから販売されている、軽量なマウンテンパーカー「トライトン ライト ジャケット」。
特殊なナイロン素材により、重さを310gまで軽量化しています。動きやすくなるよう以前販売されたモデルからリデザインされ、着心地のよさがアップしました。
前面の裾がかなり短めにカットされており、脚の動きを邪魔しない設計になっています。普段使いする場合はインナーがはみ出しすぎてしまうことがあるので、丈の短いシャツと合わせるか大きめのサイズを選びましょう。
Marmot(マーモット)|プレシップ エコ ジャケット
マーモットの「プレシップ エコ ジャケット」は、軽い雨のランニングにちょうどいいレインウェアです。
薄くて軽い生地は、環境を考えたリサイクル素材のナイロンが使用されています。脇下のジッパーを開けることで、運動時に体から放出された熱を発散可能。
ほかの製品よりも全体的にタイトにできているのが特徴です。ピッタリめの着心地が好みの方におすすめ。サイズ表記はアメリカのものなので、サイズ選択時には今着ているもののひとつ下を選ぶとフィットします。
ARC’TERYX(アークテリクス)|ノーバンシェルジャケット
高級なアウトドアアイテムを作ることで有名なアークテリクスから出ている、運動に最適な超高性能「ノーバンシェルジャケット」。
重量190gと非常に軽く、ゴアテックスで完全防水を実現しています。生地感が硬い印象のあるゴアテックスですが、本商品は着心地も柔らかくしなやか。体の動きを邪魔しにくい構造になっているという、運動に特化したデザインです。それもそのはず、こちらはトレイルラン(山岳ランニング)用に作られた製品なんですね。
トレイルラン以外でも、激しいスポーツから長時間の外歩きまで幅広く使えるウェアです。ハイクオリティなものを求めている方におすすめします。
REVOLLA(レボラ)|アウトドアフルジップジャケット
「ここにしかない」を提供するカジュアルブランドのレボラから、アウトドアに便利なマウンテンパーカーが登場。こちらはふるさと納税品です。
防水などの設計上、素材に化学繊維を用いられるマウンテンパーカーですが、こちらはナイロンと綿を組みあわせて作られています。綿が含まれることにより、ほかのマウンテンパーカーよりも肌ざわりが向上。さらに、綿が蒸気を吸うことで膨張し、水滴の侵入を防ぐ効果もあります。
軽くて羽織りやすくデザイン性もいいので、野外での活動以外でも普段着として使える実用的なウェアです。気になった方は、静岡県牧之原市のふるさと納税に寄附してみましょう。
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
寒い日にも!保温性の高いメンズ用マウンテンパーカー
春と秋を中心に活躍するマウンテンパーカーですが、寒い日にも使えたら便利ですよね。そこで、保温性の高いメンズ用マウンテンパーカーを6つピックアップしました。
雪山用に作られた本格ジャケットから、タウン用のあったかパーカーまで、バラエティ豊かなラインナップ!寒いのが苦手な方は、体の熱を逃がしにくい作りのウェアから選んでみましょう。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)|アントラ トリクライメイト ジャケット
暖かさを求めるなら厚手のインナーを着るのが手っ取り早い!ということで、インナーフリースとセットになったマウンテンパーカーはいかがでしょうか。
パーカーとフリースはジッパーで着脱可能な「ジップインシステム」を採用。体温調整が楽に行えます。
もちろん、マウンテンパーカー本来の防水・防風機能も完備。ザ・ノース・フェイス独自の「ドライベントテクノロジー」で、雨や雪から体を守ってくれます。
MAMMUT(マムート)|アヤコプロ 2.0 ハードシェル フーデッドジャケット アジアンフィット メンズ
クライマーのなかでも評価の高いアヤコプロのシェルジャケットです。
冬の保温性を重視した2層構造のハードシェル。快適な着心地を実現させるため、アウター内部の空気層を循環させる脇下ベンチレーションもしっかり搭載されています。
素材がメンブレンのゴアテックスに変わり、以前の商品よりもさらに動きやすくなりました。本格的なアウトドアウェアを探しているなら、絶対注目してほしいアイテムです。
MILLET(ミレー)|ブリーズバリヤー トイ II ジャケット
2024年秋冬の最新モデルであるミレーの「ブリーズバリヤー トイ II ジャケット」。断熱性のある中綿が入ったマウンテンパーカーです。
表面は強力なはっ水効果があり防風性も高い素材の「ブリーズバリヤー」、中綿には保温性と通気性を両立させる素材「スルーウォーム」を採用。冬のジャケット内部はこもりがちですが、体から出る熱と蒸気を適度に発散させてくれます。
デザイン性もよく、日常使いにもちょうどいいジャケットです。セーターなどの暖かいインナーと組みあわせれば、冬の間も使いつづけられるでしょう。
KRIFF MAYER(クリフメイヤー)|クリーネスアクティブフードJK
「クリーネスアクティブフードJK」は、街用にアレンジされたオシャレなマウンテンパーカー。
裏地がマイクロフリース素材になっているので、寒い日でも暖かく着ることができます。さらに、腹部に付いたポケットの内部もフリース使用となっていて、手を外気から守るのにも最適。
伸びがよく、通常のパーカーに近い着心地を実現しています。ただし、はっ水性はほかのアウトドアウェアには劣るので、雨天の長時間の活動には向いていません。
カラーはブラックのほかにグリーンやベージュ、マルチカラーの4色と、クリフメイヤーらしいスタイリッシュな品ぞろえ。価格も手に取りやすいので、タウンユースとして使い勝手のいい1着です。
finetrack(ファイントラック )|エバーブレス バリオジャケット メンズ ネイビー
性能を必要最低限にすることで軽量かつ実用的な登山具に仕上げた国産アルパインジャケットです。
動かすことの多い脇下と首の部分にはニット素材を使用。これにより可動域と保温性の両方を確保しています。冬季用なのに動きやすく、透湿性が高くてムレにくいのがポイント。ウインタースポーツはもちろん、移動が多い仕事での秋冬の着用などにもピッタリです。
REVOLLA(レボラ)|アウトドア ウォームシェルジャケット
保温性+着心地を重視したい方は、厚手でふかふかしたマウンテンパーカーをふるさと納税で手に入れましょう。
冬でも暖かい中綿入りのジャケット。生地が厚くなっているので、スタイルにボリュームを出せます。たくましさを際立たせたいメンズにピッタリ。
背面には和柄の檜垣(ひがき)模様が印刷されているので、「無地のジャケットではさみしい」と感じる方にも適しています。
カラーはブラック、オリーブ、コヨーテブラウンの3色。ここで紹介しているものはブラックのLサイズになっているので、別のタイプがいい場合は「アウトドア ウォームシェルジャケット(au PAY ふるさと納税のサイトにリンク)」で検索してみてください。
こちらの返礼品は、静岡県牧之原市への寄附で受け取ることができます。
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
【メンズコーディネート】街に溶けこむマウンテンパーカーの「デザイン」と「おすすめの合わせ方」
マウンテンパーカーは重ね着(アウトドア用語でいうレイヤリング)を前提に作られています。重ね着の基本は、下の3パートに分ける考え方です。
- アンダーウェア
- インナーウェア(寒い日はセーターなど2枚着)
- アウターウェア
このうちマウンテンパーカーは、アウターウェアに当たります。
つまり、重ね着が必須のマウンテンパーカーは、「コーディネート」が重要ということ!ここからは、どれを買えばいいか迷っているメンズ向けに、タウンユースに使いやすいマウンテンパーカーのデザインと、それに合わせた失敗しないコーデを紹介します。
街用におすすめしたいマウンテンパーカーは次の3種類です。
- 落ち着いた色のモノカラーマウンテンパーカー
- シックな黒の単色マウンテンパーカー
- 明るい色を足したバイカラーマウンテンパーカー
落ち着いた色のモノカラーマウンテンパーカー
全メンズにおすすめできるのは、グレーやアースカラー(ベージュ、カーキ、モスグリーン、ブラウンなど)といった落ち着いた色。単色のマウンテンパーカーは人を選ばず洋服とも合わせやすいので、普段使いするのにちょうどいいデザインです。
前面のジッパーを閉めすぎると上半身が単調になってしまうため、開け気味に着てインナーを見せるのがコツ。インナーかボトムスのどちらかに明るい色を入れるとまとまります。失敗したくないなら、厚手の白Tシャツを選択しましょう。基本どんなカラーでもマッチしてくれるのでおすすめです。
シックな黒の単色マウンテンパーカー
メンズなら黒のマウンテンパーカーも選びやすい色です。多くのマウンテンパーカーにはブラックのカラーが用意されているので、迷ったら黒単色を選ぶのも手。ネックガードの高いものや、裾・袖の長いもの、全体的にダボッとしたものを選ぶと、ルーズな着こなしでオシャレになります。
黒のキャップと合わせてモノトーンコーデにすると、顔が締まって見えてメンズ感アップ。ただし、黒は威圧的な印象を与えてしまうので、使いすぎに注意が必要です。全体的に黒くなりすぎたと思ったら、シューズやアクセサリーをややポップなものにしてバランスを取ってみてください。
明るい色を足したバイカラーマウンテンパーカー
あえてマウンテンパーカー特有の明るい色を取り入れてオシャレに着こなすのもおすすめです。
単色では強すぎる色も、バイカラー(2色)なら派手になりすぎず使えます。ビビッドカラーが差し色になり、アウトドア要素が一気にカジュアルに。ベースの色が黒やグレーなどのモノトーンであれば、ほかの服とも合わせやすいです。
コーディネートを考えるときは、色数を多くしすぎないことが重要。4色5色が交わってゴチャゴチャしないように注意しましょう。シューズやインナーなどのチラッと見えるポイントをマウンテンパーカーの色と合わせるとまとまりやすくなります。
【メンテナンス】メンズマウンテンパーカーを長く着るには
マウンテンパーカーは高機能素材を使っているので、なかなか頻繁には買えないもの。一度買ったらできるだけ長く使いたいですよね。
そこで、メンズマウンテンパーカーのメンテナンス方法2点を紹介します。
- マウンテンパーカーの洗濯方法
- マウンテンパーカーのはっ水機能が落ちてきたら
注意点としては、製品によってメンテナンスのやり方に違いがあること。特に洗濯をする場合は、マウンテンパーカーに付いている洗濯表示をよく見て行ってください。
マウンテンパーカーの洗濯方法
マウンテンパーカーのほとんどは、はっ水・防水加工がされています。加工が取れそうだからと洗濯を避けている方もいますが、実は普通に洗えるものも多いです。汗や汚れを放置しておくと防水機能が低下するので、洗濯可能なものは使用するたびに洗っておくことをおすすめします。
洗濯するときのポイントは、次の3点。
- ぬるま湯+少量の中性液体洗剤で洗う
- 洗濯機が使えるものは洗濯ネットを利用し、すすぎを2回以上して洗剤をしっかり落とす
- 漂白剤、柔軟剤は防水機能の低下につながるので避ける
洗濯することでウェアのパフォーマンスが回復することもあるため、お手入れは定期的にしておきましょう。
マウンテンパーカーのはっ水機能が落ちてきたら
「雨の日にマウンテンパーカーを使ったけど、長く使ってきたから水を弾かなくなってきた」そういうときのために、はっ水機能を復活させる方法を覚えておきましょう。
マウンテンパーカーの多くは、表面を温めることではっ水性を戻すことができます。
- 当て布をして低温でアイロンがけ(スチームなし)
- 乾燥機で20分ほど温風乾燥
このどちらかではっ水機能が回復します。
それでもダメだった場合は、再加工のメンテナンスが必要です。スプレータイプか漬け置きタイプのはっ水剤を使って、改めて水を弾く成分を塗布しましょう。また、クリーニング店やスポーツ・アウトドア店でもはっ水加工をしてくれるところがあります。自分で行う自信がなければ、加工できるところに相談してみてください。
まとめ
以上、メンズ用のマウンテンパーカーについて次のような解説をしました。
- 防水や防風など、機能性が高い
- 使えるシーンは日常から旅行、スポーツまでさまざま
- 使える季節は秋~春と幅広い
- 洗濯可能な製品も意外と多い
そのほか、普段使いしやすいメンズ用コーディネートやおすすめの商品などを紹介しました。
春秋になると、「ちょっと肌寒いけど一気に衣替えするほどではない」といった日も多いですよね。そんなときにマウンテンパーカーが1枚あると大助かり。なにを着るか迷う前に、サッと羽織っておけば万事解決です。
ファッションとしても人気のマウンテンパーカーは、街でも着ていけるオシャレなデザインが増えています。ほかの商品も見たい方は下のリンクから探してみてください。