焼酎初心者にも味わいやすい麦焼酎。さっぱりとした味からフルーティーでコクのある麦焼酎まで幅広い銘柄があって、どれを選んだらいいか迷いますよね。そんな時に飲みたい麦焼酎を見つけられるようなヒントをまとめました。
本記事ではau PAY マーケットでお取り寄せできる、おすすめ麦焼酎を紹介します。
※この記事は2024年7月19日時点の情報です。
麦焼酎の特徴
芋焼酎に比べてクセが少なく、マイルドな味の麦焼酎。平均的なアルコール度数は25度前後で、ビールやワインよりもアルコール度数は高めです。
日本に焼酎醸造法が伝わったのは、15世紀頃です。朝鮮の焼酎と焼酎の造り方が長崎県の壱岐島に伝わりました。壱岐島は麦焼酎発祥の地ともいわれています。米は年貢に大切な作物だったために、麦を原料にした焼酎造りが行われたようです。芋焼酎よりも古い歴史のある麦焼酎についての基礎知識をおさえていきましょう。
麦焼酎の原料と製法
麦焼酎の原料は大麦と麹。麹は大麦がもっているデンプンを糖分に変える役割があります。ウイスキーやウォッカと同じ蒸留酒に分類されます。
麦焼酎の生産量が多い大分県では、味噌や醤油の製造に麦麹を使っていたため麦焼酎にも麦麹を使うことが多いです。長崎県壱岐では、米麹を使い農家でどぶろく造りをしていました。そのため麦焼酎でも米麹が使われ「壱岐焼酎」というブランドを確立しています。
おおまかな造り方は、麦を蒸して麹菌をまぶし、酵母と水を混ぜて一次発酵させます。そこでできたもろみに大麦を加えて二次発酵。それを蒸留して貯蔵してろ過して瓶詰めされています。
麦焼酎の味や香りのポイント
麦焼酎は、焼酎初心者でも飲みやすいクセのなさが特徴ですが、銘柄ごとに個性があります。香りや味、余韻といった特徴は、原料や麹、貯蔵方法の違いにより生じます。
原料となるのは麦ですが、麦ならなんでも良いのではありません。パンやうどんに使われる小麦ではなく、ビールや味噌などにも利用される大麦が麦焼酎の原料になります。大麦の中にも種類があり、どんな焼酎の味にしたいかで、使う大麦が変わります。
原料の麦 | 特徴 |
二条大麦 | ・粒が大きく、デンプン質が多い
・ビールやウイスキー作りにも使われる ・すっきりとキレのあるクリアな味わいの焼酎になる |
六条大麦 | ・粒が小さく精麦に手間がかかるが、香ばしさが出る
・麦味噌や麦茶にも使われる ・ローストしたような芳醇な香りがする |
原料の麦に加え、麦焼酎造りで味の決め手として大切なのが麹です。蒸した麦に麹菌をまぶすことで、デンプンが糖に変わり、クエン酸が分泌されて雑菌の繁殖を防ぎます。麹菌にも種類があり、味と香りに変化をつけます。そのため、同じ麦焼酎でも麹の種類を変えて「〇〇黒麹」「〇〇白麹」といったネーミングをしている焼酎も珍しくありません。
麹 | 特徴 |
黒麹 | ・沖縄の泡盛にヒントを得て発見された麹菌
・クエン酸を分泌するため、安全な焼酎造りが可能 ・芳醇な香りとどっしりとした旨みが出る |
白麹 | ・黒麹菌が突然変異して誕生した細菌(実際は褐色の麹)
・クエン酸を分泌するため、安全な焼酎造りが可能 ・軽快でマイルド、さわやかさが出る |
黄麹 | ・クエン酸がつくられない難点がある
・日本酒造りではメジャー ・淡麗で爽快な味わいになる |
発酵させた後の貯蔵方法が、麦焼酎の最終的な風味に違いを出します。貯蔵の工程で、発酵によってできたガスのような臭いを取り除き、長期になるほど香りと味わいが向上するとされています。
大量生産される麦焼酎は、ステンレスタンクでの貯蔵が一般的。貯蔵に手間と時間のかかる甕や樽で貯蔵された焼酎は、ラベルに「甕仕込み」「樽貯蔵」と書かれているものも多いです。
貯蔵方法 | 特徴 |
ステンレスタンク | ・大量生産向き
・温度管理もしやすく、品質を一定に保ちやすい ・数か月の貯蔵で味わいを落ち着かせてまろやかになる |
甕 | ・土で作られた陶器で貯蔵
・甕の表面にある気孔にたまった空気が熟成を促進する ・まろやかな口当たりになる |
樽 | ・木製の樽で長期貯蔵
・ウイスキーやブランデーのように芳醇な香りがつく ・樽の材質の違いにより個性が出る |
麦焼酎の味わい方
麦焼酎に決まった味わい方はありません。そのまま飲むのはもちろん、ジュースで割ったり、梅干しを足したり、自由な味わい方ができるのも麦焼酎の魅力です。居酒屋などでメニューに書かれているような、メジャーな味わい方をチェックしておきましょう。
- ストレート:麦焼酎をグラスに注ぎ、そのまま味わう。焼酎の個性をダイレクトに味わえる。冷凍庫で冷やすととろみが出て、ちびちびと飲むのもツウな飲み方。
- ロック:氷の入ったグラスに麦焼酎を入れて飲む方法。氷が溶けるとアルコール度数も下がり、やわらかな口当たりになる。
- 水割り:麦焼酎を水で割って飲む方法。焼酎に飲み慣れていない人におすすめの飲み方。
- ソーダ割り:麦焼酎を炭酸水で割って飲む方法。のど越しがよく、油っこい料理にも合う。
- お湯割り:麦焼酎をお湯で割って飲む方法。焼酎の香りが立ちやすく、麦の甘みも感じやすい。
- お茶割り:ウーロン茶や緑茶で麦焼酎を割る飲み方。ジャスミン茶やジュースで割ってもよく、気分を変えて麦焼酎を味わいたいときにおすすめ。
麦焼酎の選び方
多種多様な麦焼酎があり、どれか1本を選ぶというのは難しいものです。お店で飲んで気に入った銘柄や、先輩からすすめられた銘柄を選ぶ手もあります。今まで知らなかった麦焼酎を手に取る時に、チェックして欲しいポイントをあげます。
甲類と乙類の違いで選ぶ
麦焼酎のラベルをみると「焼酎甲類」「焼酎乙類」と表示されているのに気づくかと思います。これは醸造方法の違いを表しています。
甲類 | ・複数回に渡って蒸留を行っている
・アルコール度数36度未満 |
・雑味が少なく、クリアな味わい
・割り材の邪魔をしないため、カクテルや酎ハイのベースに向いている |
乙類 | ・1回だけの蒸留
・アルコール度数は45度以下 |
・芳醇な香りと味わい
・麦焼酎の持つ味を堪能できる、ストレート、ロック、お湯割り向き |
料理と合わせるか焼酎中心で楽しむかのシーンで選ぶ
麦焼酎はラベルを見ただけでは味や香りの特徴がわかりにくいものです。そんな時には、どんな料理と合わせるのか、それとも晩酌で焼酎だけを味わうのかといった飲むシーンもイメージしてみてください。
麦焼酎の味わいは大きく「すっきり」「旨み」「香ばしさ」の3種に分かれます。
「すっきり」タイプの麦焼酎は、さっぱりとした和食と相性が良いです。初心者でも飲みやすく、炭酸割りや水割りにしてレモンなどの果汁を加えるとさわやかな飲み口になります。
食事と合わせるなら「旨み」の強い麦焼酎がおすすめ。揚げ物や焼き物など味の濃い料理と相性が良く、ロックやお湯割りを合わせると良いでしょう。焼酎の旨みが料理の味を引き立て、麹成分が料理の脂っこさも減らしてくれます。
食後酒におすすめなのは「香ばしさ」のある麦焼酎。ウイスキーのようにアルコール度数の高いものもあり、飲みごたえがあります。ロックやストレートで味と香りを楽しみ、麦焼酎の個性とじっくりと向き合えます。
贈り物として選ぶ場合
焼酎好きな人への麦焼酎を贈るなら、相手の好みの味をチェックしておくのもひとつです。さっぱりとしたものが好きなのか、コクがあって香りも高いものなのかを決められます。焼酎をよく飲んでいる人への贈り物なら、希少性の高いプレミアム焼酎が喜ばれるでしょう。
父の日や記念日の贈り物なら、ボトルや甕にメッセージを入れてくれるギフト品もあります。メッセージに感謝の思いを込められます。
また、麦焼酎は去年も贈ったなと思うようであれば、焼酎向きのグラスやおつまみとのセットで贈るというのもおすすめです。
焼酎初心者におすすめの麦焼酎
焼酎を飲み慣れていない人は、口当たりがさわやかでのど越しのよいものがおすすめです。優しい香りやフルーティーな味わいの麦焼酎なら、焼酎初心者でも飲みやすいでしょう。主張が強すぎず、飲食店でもよく見かけるような焼酎初心者におすすめの銘柄を紹介します。
大分むぎ焼酎 二階堂
クセがなく、ほんのりと麦の香りがする麦焼酎です。
原料は大麦100%。選びぬかれた麦と自然水を使用し、余韻が短くスッと消えるような味わいは初心者向きと言えます。低温で蒸留する減圧蒸留によりクセをおさえ、麦の甘みが引き出されています。
ロックや水割り、炭酸水で割っても美味しく飲めます。
原材料:麦・麦麹
メーカー:二階堂酒造(大分県)
むぎ焼酎「いいちこ」
「下町のナポレオン」という愛称で、40年以上親しまれているロングセラー焼酎「いいちこ」。
「いいちこ」ブランドには多種のバリエーションがありますが、こちらがスタンダード。厳選された大麦と麦麹、天然水で造られたまろやかで飲み飽きない味わいが特徴。クセのない味わいなので、レモンサワーやお茶割りにもおすすめです。
原材料:大麦・大麦麹
メーカー:三和酒類(大分県)
《実際に購入された方からの口コミ》
・いいちこは、やはり美味しいですね!値段もお安く購入出来ました!
・いつも、いいちこを愛飲しています。
玄海酒造「壱岐」
麦焼酎発祥の地と呼ばれる壱岐の焼酎。
500年もの伝統を守り、大麦2に対し米麹を1を使用する壱岐地域独特の製法で造られています。麦の香りと米麹ならではの天然の甘みが特徴。白麹ですっきりとした味わいで、ストレートでも味わいやすく、お湯割りにすると甘みが際立つそうです。
原材料:大麦2/3・米麹1/3
メーカー:玄海酒造(長崎県壱岐市)
薩摩酒造「神の河」
良質な二条大麦だけを使い、3年以上寝かせたまろやかな麦焼酎「神の河(かんのこ)」。
芋焼酎の「さつま白波」シリーズを醸造しているメーカーが造っている麦焼酎です。
原料をホワイトオーク樽に3年以上貯蔵し、琥珀色でふくよかな香りが特徴。優しい甘い香りがして、樽ならではのスモーキーさも感じられます。炭酸水で割ってハイボールのように味わうのにもぴったりです。
原材料:麦・麦麹
メーカー:薩摩酒造(鹿児島県)
黒木本店 「中々」
上品な甘い香りがする麦焼酎「中々(なかなか)」です。
穀物の甘やかさが主体で、口にふくんだ時から余韻までも香ばしいのが特徴。お湯割りにすると、より香りが引き立ちます。
明治時代に創業された焼酎一筋のメーカーが作り出しています。プレミアムな麦焼酎「百年の孤独」の原酒としても有名で、ファンが多い人気焼酎です。
原材料:麦・麦麹
メーカー:黒木本店(宮崎県)
老松酒造「閻魔」
樽熟成でマイルドで飲みやすい麦焼酎です。
銘柄の「閻魔(えんま)」から力強さをイメージするかもしれませんが、初心者でも飲みやすい淡麗な味が特徴です。2023年モンドセレクション金賞受賞と、世界的に認められた味。
江戸時代に創業した酒蔵で、日田地方の豊富に湧き出る水を使用しています。ロックやお湯割りで飲むと、樽熟成ならではの香りが楽しめます。
原材料:麦・麦麹
メーカー:老松酒造(大分県)
個性的な味や香りを楽しめるおすすめ麦焼酎
マイルドで焼酎初心者でも飲みやすい麦焼酎ですが、中には個性の強い麦焼酎もあります。初心者向きの焼酎では、少しもの足りないと感じる人に味わって欲しい銘柄をみていきましょう。
西酒造「一粒の麦」
「富乃宝山」というプレミアムな芋焼酎を造り出した蔵が満を持して世に送り出した麦焼酎です。
旧約聖書の一節から命名された「一粒の麦」。軽快な香りと濃くまろやかな味わいが特徴。常圧間接蒸留という方法で、麦の持つ旨みを残さず引き出しています。キレのある口当たりからやわらかな旨みの余韻を楽しめるそう。
ロックでは麦本来の味、炭酸割りにするとよりまろやかでスッとしたのど越しを楽しめます。
原材料:大麦・麦麹
メーカー:西酒造(鹿児島県)
田苑酒造「DEN-EN FLAVOR まるでバナナ 」
バナナを味わっているかのような、甘い香りが続く麦焼酎です。
南国を感じさせる完熟バナナの香りの後に、甘さと深い味わいがきます。余韻はほのかな甘みと麦らしい香ばしさも。バナナの風味はワイン酵母を使っているからとのこと。
ロックで味わうとバナナらしさが際立ちます。ディナーの後の食後酒にもおすすめです。
原材料:大麦・大麦麹
メーカー:田苑酒造(鹿児島県)
二階堂「吉四六」 壺
大分県の民話の主人公の名前を漬けた「吉四六(きっちょむ)」。焼酎初心者でも飲みやすい「むぎ焼酎二階堂」を長期熟成させた最高級品種です。
オリジナルの陶製の壺に詰めコルクで栓をし、壺の中でも熟成が進みます。華やかな香りと芳醇な味を楽しめるそう。
壺の文字は職人による手書きで、1つとして同じものがありません。
原材料:麦・麦麹
メーカー:二階堂酒造(大分県)
濱田酒造「隠し蔵 特選」
本格麦焼酎をじっくりと樫樽でじっくりと熟成させた焼酎です。
長期貯蔵の高濃度タイプ。アルコール度数は35度と高めです。樽ならではの香ばしい香りがつき、琥珀色のとろみがあります。
ストレートやロックで味わうとほんのりと甘みを感じられます。
原材料:麦・麦麹
メーカー:濵田酒造(鹿児島県)
老松酒造「麹屋伝兵衛」
麦焼酎の概念が変わるような、高濃度の焼酎「麹屋伝兵衛(こうじやでんべえ)」。
味と香り、余韻とどれをとっても驚きにあふれた味わい。アルコール度数が41度と高く、ロック用焼酎として醸造されました。グラスに氷と「麹屋伝兵衛」を入れ、数回混ぜて味わうと、甘みとまろやかさが押し寄せるそうです。
2023年モンドセレクション金賞受賞をしています。
原材料:麦・麦麹
メーカー:老松酒造(大分県)
一度は味わいたいおすすめのプレミアム麦焼酎
製造量が少なく、味も抜群で人気が高く、手に入りにくいプレミアムな麦焼酎。焼酎の品揃えに力を入れているショップなら手に入る銘柄もあります。麦焼酎好きにこそ、一度は味わって欲しいおすすめ麦焼酎です。
長期貯蔵麦焼酎「百年の孤独」
樫樽で約3年間じっくりと熟成させ、まろやかさと複雑さを持つ「百年の孤独」。手間と時間をかけて造られるため、生産量が少なく希少性も高い銘柄です。
麦焼酎「中々」を樽に入れ、長期熟成で育まれるオークやシガーの香りが特徴。口の中にふくむとココナッツや麦の穀物の香りも口の中に広がります。アルコール度数は40度。味を堪能したい時にはストレートがおすすめ。「お湯割り」なら甘みと香ばしさが引き立ちます。
原材料:麦・麦麹
メーカー:黒木本店(宮崎県)
《実際に購入された方からの口コミ》
・なかなか手に入らないけど、やっぱり旨いです。
・これは美味しいです。前にお店で飲んで気に入ったので購入しました。
・娘の旦那の誕生日祝いに送りました。とても気に入り喜んでくれました。
四ツ谷酒造「兼八」
伝統の技で麦の持つ香りと味を最大限に引き出された焼酎「兼八(かねはち)」。
大正時代の創業者、四谷兼八氏の名前を付けた麦焼酎は5代に渡り製法と思いを受け継ぎ、変わらぬ味で造り続けられています。
デンプン質が少ないはだか麦を使っていますが、常圧蒸留製法や温度調整などの工夫を加えて造られています。お菓子の麦チョコをイメージする人も多い、香ばしい香りが特徴です。
原材料:はだか麦・はだか麦麹
メーカー:四ツ谷酒造(大分県)
佐藤酒造「佐藤」
口にふくんだ瞬間、麦の香ばしい香りが広がる「佐藤 麦」。
焦がした麦のような香ばしさは、カカオやバニラのように感じる人もいます。麦本来の甘さと香りを出すために、無濾過で造られています。コクが深く甘みのある味です。
芋焼酎の「佐藤」と共に人気の銘柄。お湯割りにすると、甘みとコクがより広がります。
原材料:麦・麦麹
メーカー:佐藤酒造(鹿児島県)
窓乃梅酒造「決戦前夜」
300年以上の歴史がある酒蔵が造り出している麦焼酎「決戦前夜」。
シェリー樽で5年熟成させていて、洋酒のような甘く芳醇な香りが特徴。ひと口飲むごとに、香りや味わいが変化していくのも魅力です。
数量限定生産のため希少性が高く、入手困難な銘柄。
アルコール度数は40度。先ずはストレートで味わってみてください。水割りにしても、のびがよくふくよかな味わいを楽しめます。
原材料:大麦・米麹
メーカー:京屋酒造(宮崎県)
篠崎「千年の眠り」
樫樽で4年以上熟成させ、古酒ならではの樽香も風味も深い麦焼酎です。
厳選した大麦を地下水で仕込み、2度蒸留により雑味がなく、きれいな原酒ができます。原酒を樽で熟成させる期間も、貯蔵場所をローテーションさせることで、香りのバランスをコントロール。琥珀色となり、樽の香りがついているので、風味を堪能できるストレートやロックで味わうのがおすすめです。
原材料:麦・麦麹
メーカー:篠崎(福岡)
贈り物におすすめ 飲み比べを楽しめる麦焼酎
プレミアムな麦焼酎は、自宅で味わうのはもちろん、焼酎好きな人へのプレゼントにおすすめです。家飲みを楽しんでいる人へのプレゼントなら、麦焼酎の飲み比べができるセット品もおすすめ。贈り物にふさわしい麦焼酎をみていきましょう。
八鹿酒造「銀座のすずめ」白黒飲み比べセット
銀座で友と時を忘れて夜を明かす酔人をすずめになぞらえた「銀座のすずめ」セット。
白麹を使い、数種の原酒をブレンドした芳醇な味わいの「白麹」。黒麹によってコクのある味わいと麦の香ばしさを感じられる「黒麹」。2種類の異なる香りと味わいを飲み比べできます。
「白麹」は上品でピュアな味わいなので、ソーダ割りやカクテルベースにもおすすめです。「黒麹」は、香りや旨みの広がりを楽しめるロックやお湯割りがおすすめ。晩酌にもぴったりです。
原材料:大麦・大麦麹
メーカー:八鹿酒造(大分県)
麦焼酎「田苑 」ゴールド&シルバー&ブラック
伝統の技と革新的なアイデアを合わせた三年貯蔵の3種飲み比べセットです。
「ゴールド」は、オーク樽で音楽仕込み。バニラのような甘い香りと力強さがあり、まろやかな余韻が続きます。「シルバー」は、「ゴールド」とは貯蔵方法を変え、ブレンド技術でフローラルな香りがあり、すっきりとした味わいが特徴。「ブラック」は黒麹で仕込みをし、甕で貯蔵し芳醇な香りと濃厚なコクが楽しめます。
原材料:(ゴールド)大麦・米麹・大麦麹 (シルバー)大麦・大麦麹 (ブラック)大麦・米麹
メーカー:田苑酒造(鹿児島県)
「iichiko SUPER」宇佐・日田セット
すっきりと飲みやすい「いいちこ」の限定生産された2種類の麦焼酎セットです。
「USA」は宇佐市の酒の杜工場で醸造されています。黄金色で甘く深い香りが特徴です。重厚なコクと旨みが特徴。「HITA」は日田市の日田蒸留所で醸造されています。クリアな色で華やかな香りが特徴で、澄んだ深い味わいがします。
どちらもアルコール度数は30度と高め。水割りやお湯割りで飲み比べてみるのが良さそうです。
金と銀のラベルセットでおめでたい贈り物にもぴったり。
原材料:大麦麹・大麦
メーカー:三和酒類(大分県)
霧氷酒造「九州魂・軍艦島」飲み比べセット
自然豊かな土地で造られ、海外で高い評価を受けた焼酎の2本セットです。
「九州魂(くすだま)」は、ブリュッセルに本部のあるiTQi国際味覚審査機構で三つ星を獲得しています。まろやかでフルーティーな香りがあり、旨みとコクもある絶妙なバランスの麦焼酎。「軍艦島」は世界的なiTQi国際味覚審査機構で3年連続味覚賞を獲得しています。焼き麦のような香ばしさと濃厚な味が楽しめます。
麦焼酎が好きな方への贈り物におすすめです。
原材料:(九州魂)麦・麦麹(軍艦島)麦・米麹
メーカー:霧氷酒造(長崎県)
麦焼酎 飲み比べセット 飲み切りミニボトル
麦焼酎の人気銘柄4種を化粧箱に詰めたギフトセットです。
スッキリとした飲み口ながら、キレのある深い味わいの「閻魔」。国産二条大麦を使い、琥珀色になるまで長期熟成させた「くろうま」。大麦100%で、淡麗で軽やかな「初代百助(ももすけ)」。オーク樽で音楽仕込みで熟成され豊かな味わいの「田苑」。メーカーが異なる4種で、それぞれの持つ個性を飲み比べできます。
各300ml入りの飲み切りサイズ。価格も手ごろです。
《実際に購入された方からの口コミ》
・商品も、各個性がありまして、飲み飽きない組み合わせだと思います。おすすめできます。
・焼酎のミニボトルは、初との事で喜んでいました。
・御中元として渡したらとても喜んでくれて、いまでは夫婦で楽しく晩酌してるみたいで贈って良かったです。
ふるさと納税で受け取れる麦焼酎
麦焼酎の産地では、ふるさと納税の返礼品に麦焼酎を採用している自治体もあります。中には、地元でしか出回らないような希少な銘柄もあります。ふるさと納税で受け取れるおすすめの麦焼酎を紹介します。
佐嘉酒造 肥前竹炭麦焼酎「蒼天」 佐賀県佐賀市
竹炭ろ過を取り入れ、味だけではなく飲み口まで追求した麦焼酎です。
江戸時代に創業された佐賀の佐嘉酒造で、日本酒造りの技術を活かした醸造法を採用。佐賀県産の二条大麦に麦麹を加え、雑味が少ない減圧蒸留で造られています。竹炭でろ過することで、口当たりがやわらかくまろやかになっています。
ソーダ割りやロックでフルーティーな香りを楽しめ、お湯割りにすると麦の香りが引き立つとのこと。
佐賀県佐賀市への寄附で返礼品として受け取れます。
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
大分麦焼酎飲み比べセット 大分県佐伯市
大分の水と麦を使い、蔵人たちの手によって大切に造られる麦焼酎。一般的な麦焼酎よりもアルコール度数20度と低めの麦焼酎の4本セットを、6回受け取れます。
すっきりとして旨みがたっぷりの「毛利」。雑味がなく、口にふくむとやわらかな甘みが広がる「ぶんご太郎」。すっきりとして飲みやすい「さいき小町」。ほのかにフルーティーな香りと透明感のある「むぎゅ」。
アルコール度数が低いので、焼酎を瓶ごと冷してストレートで味わうのもおすすめです。
大分県佐伯市への寄附で返礼品として受け取れます。
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軽井沢の麦を使用「しろがっぱ」 長野県御代田町
長野県で360年以上も続く蔵元が醸造している麦焼酎「しろがっぱ」。
軽井沢で古くから河童伝説の地として知られる「軽井沢釜ケ淵」近くで栽培されている麦と長野県産の米麹を使用。麦の風味がしっかりと感じられる麦焼酎です。
おすすめはロック。まろやかな口当たりになり、麦の風味を堪能できます。
長野県御代田町への寄附で返礼品として受け取れます。
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
大海酒造 麦焼酎6本セット 鹿児島県垂水市
「海」「くじら」といった人気の芋焼酎を醸造している大海酒造が手掛ける麦焼酎のセットです。
「くじらの白麦」は、桜島の麓、地下797mから湧き出る温泉水「寿鶴」を仕込み水に使用。二条大麦と麦麹を使い、なめらかですっきりとした味わいが特徴です。
「くじらの黒麦」の原料は大麦と麦麹。温泉水「寿鶴」を仕込み水に使い、若い果実のような香りも楽しめるキレのある味です。どちらも特約店でしか手に入らない希少銘柄。
鹿児島県垂水市への寄附で返礼品として受け取れます。
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
まとめ
麦焼酎の特徴と選び方、おすすめ銘柄をみてきました。味わってみたい麦焼酎はありましたか?どの銘柄をお取り寄せするか、どの麦焼酎なら贈って喜ばれるかなど迷ったら、またこの記事をみてくださいね。