運動会で子供が頑張っている姿は、親としてしっかりと映像に残しておきたいと思うもの。しかし、いざ買おうと決めたときに「どのビデオカメラが運動会の撮影に最適なのか?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。特徴や性能が異なるビデオカメラが販売されているので、どれを買ったら良いのか難しいですよね。
この記事では、運動会に出る子供を撮影するための、最適なビデオカメラの選び方について詳しく解説。高画質で撮影できるモデルや、かんたん操作で初心者にも使いやすいモデル、コストパフォーマンスに優れたモデルなど、au PAY マーケットで売れている製品を幅広くご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでいただいて、子供の成長をしっかり撮影できる最適なビデオカメラを見つけてくださいね。
※本記事は2024年7月20日時点の情報です。
スマホの時代にビデオカメラは必要なのか?
現代では、多くの人がスマホを持ち歩き、手軽に動画を撮影できる時代になりました。
スマホ搭載のカメラは年々進化しており、高画質な映像をかんたんに撮影できるモデルも増えています。
「スマホを持っていれば、ビデオカメラは必要ないんじゃないのか」と、多くの方はそう思っているかもしれません。しかし、スマホとビデオカメラにはそれぞれ違う特徴があり、用途によってはビデオカメラの方が優れている場合もあります。
ビデオカメラとスマホの違い
それでは、スマホとビデオカメラの違いについて、3つのポイントで解説していきます。
- 動画撮影専用に設計されている
- 長時間の連続撮影に対応している
- 動画撮影に特化した操作性や機能が備わっている
動画撮影専用に設計されている
動画撮影のために設計されているビデオカメラは、画質と音質に優れています。大型センサーや高品質なレンズを搭載しており、暗い場所でもクリアに撮影できるのが特徴です。
また、外部マイクの接続が可能なモデルも多く、音質面でも優れています。
長時間の連続撮影に対応している
運動会や旅行など、数時間にわたるイベントの撮影にもビデオカメラが最適です。SDカードなどの外部メモリや予備のバッテリーを準備すれば、安心して長時間撮影をすることができます。
動画撮影に特化した操作性や機能が備わっている
撮影するために設計されているビデオカメラは、ズーム機能などの操作がスムーズです。手ブレ補正機能も充実しているため、安定した映像を撮影できます。また、撮影するための設定が豊富で、自分好みの撮影が可能です。
GoProでも撮影はできる?
アクションカメラとして知られるGoProも、運動会などのイベント撮影に利用できます。GoProは防水性能や耐衝撃性能が高く、アクティブなシーンでの撮影に強みがありますが、運動会での撮影に限った場合に劣ってしまう点があります。
- 光学ズームがない
- 音質が劣る
- 操作性と機能の差
光学ズームがない
GoProは広角レンズを搭載しているため、広範囲の映像を捉えることが得意です。しかし、光学ズーム機能が搭載されていないため、遠くの被写体を拡大してきれいに撮影するのは苦手です。
運動会では、子供たちが遠くの競技場で競技するシーンが多く、ビデオカメラの高倍率できれいに拡大できる光学ズームが非常に役立ちます。
音質が劣る
GoPro内蔵マイクの音質は、ビデオカメラに比べて劣っていることが多いです。運動会では子供たちの声や歓声など、音声も大切な思い出の一部です。ビデオカメラは、高品質な内蔵マイクのほか外部マイクの使用が可能。音声をきれいに録音できるため、運動会の雰囲気をよりリアルに再現することができます。
操作性と機能の差
GoProはアクション撮影に特化した機能が多いですが、ビデオカメラは子供の撮影を考慮した設計や機能が盛り込まれています。さまざまな撮影モードを搭載し、撮影シーンに応じた細かな設定が可能です。運動会のようなイベントの撮影には、これらの機能がとても役立ち、ビデオカメラ初心者でもかんたんに撮影することができます。
初心者でも使える?
ビデオカメラは初心者にもかんたんに操作ができる設計が施されています。どのような点が初心者に向いているのか、次のポイントで解説していきます。
- シンプルで直感的な操作
- オートモードの活用
- 手ブレ補正機能
シンプルで直感的な操作
多くのビデオカメラは、初心者でも簡単に使えるように設計されています。
基本的な撮影だけなら複雑な操作を必要としないため、初めてビデオカメラを手にする方でも安心です。最新のビデオカメラはタッチパネルを採用しているものがあるので、スマホを扱い慣れている方なら直感的に操作できるでしょう。
オートモードの活用
初心者にとって心強い機能が、オートモードです。オートモードでは、ビデオカメラが最適な撮影設定を自動で行ってくれるため、専門的な知識がなくても高品質な映像をかんたんに撮影することができます。
また、シーンモードも豊富に用意されており、運動会や室内撮影などの状況に応じたモードを選ぶだけで、記録したいシーンを理想的な設定で撮影することができます。
手ブレ補正機能
運動会のような動きの多いシーンの撮影では、手ブレ補正機能が非常に重要です。
多くのビデオカメラには、強力な手ブレ補正機能が搭載されているので、初心者でも安定した映像を撮影することができます。特に、運動会では手持ちでの撮影が多くなり、動き回る子供を撮影し続けるため、手ブレ補正がしっかりと効くビデオカメラは、初心者に限らず子供の成長を記録したい親にとって大きな手助けになるでしょう。
運動会で使いやすいビデオカメラの選び方
いよいよ、運動会で子供を撮影するために最適なビデオカメラの選び方について、次にあげるポイントにわけて詳しく解説していきましょう。
- 高画質で撮りたいなら4K画質を選ぼう
- 光学ズーム機能で子供を大きく撮る
- 動き回る被写体には手ブレ補正が必須
- 長時間の撮影には軽量のものを
- ほかの便利な機能で選ぶ
- 内蔵メモリが多いと安心
- ふるさと納税品から選ぶ
高画質で撮りたいなら4K画質を選ぼう
運動会の思い出を最高のクオリティで残したいなら、4K画質対応のビデオカメラを選びましょう。
4K画質は子供たちの表情や動き、背景のディテールまで鮮明に記録できるため、あとで思い出を映像で振り返ったときの感動はひとしおです。最新の4K対応ビデオカメラは、手頃な価格帯のものが増えているので、予算が許すなら後悔がないおすすめモデルです。
光学ズーム機能で子供を大きく撮る
運動会では、子供たちがグラウンドの遠くで競技するシーンも多くあります。そんな時、強力な光学ズーム機能を備えたビデオカメラは非常に便利です。
高倍率の光学ズームを備えたビデオカメラを選べば、遠くにいる子供の姿を大きく、しかも劣化がない高画質な映像で撮影することができます。
デジタルズームでも高倍率の撮影はできますが、その代わり画質が劣化してしまう欠点があるため、光学ズームの性能に注目して選ぶと良いでしょう。
動き回る被写体には手ブレ補正が必須
運動会で激しく動き回る子供を撮るためには、手ブレ補正機能が欠かせません。手ブレ補正機能がしっかりしているビデオカメラを選ぶことで、安定した映像を撮影できます。
光学式の手ぶブレ補正を搭載したモデルは、画質を劣化させずに撮影中の揺れや振動を効果的に抑えるため、滑らかでクリアな映像が得られます。
長時間の撮影には軽量のものを
運動会のような長時間イベントでは、軽量で持ち運びやすいビデオカメラも選択肢のひとつになります。手が疲れにくく、快適に撮影を続けることができます。
バッグに入れて持ち運びしやすく、移動時にも便利。軽量コンパクトでありながら、高性能なビデオカメラを選ぶことで、運動会に限らずお出かけでの撮影がより一層楽しくなるでしょう。
ほかの便利な機能で選ぶ
ビデオカメラには、運動会の撮影をより快適にする便利な機能が多数搭載されています。
例えば、Wi-Fi機能を搭載したモデルでは、撮影した映像をすぐにスマホやタブレットに転送でき、家族や友人とその場で思い出をかんたんに共有できます。また、スマホ連携を利用して、三脚などで固定したビデオカメラを遠隔操作できるモデルもあります。
他に、タッチパネル操作や顔認識機能、スローモーション撮影など、多彩な機能を持つビデオカメラは、さまざまな撮影シーンで活躍します。
これらの機能を比較して、自分の撮影スタイルに合ったビデオカメラを選びましょう。
内蔵メモリが多いと安心
運動会などの長時間撮影では、内蔵メモリの容量が大きいビデオカメラを選ぶと、いざというときに安心です。
うっかりメモリカードを忘れたときや、用意したメモリカードが足りなくなったときなど、普段から内蔵メモリを使わずに容量を空けておけば、もしものときの予備として使うことができます。
ふるさと納税品から選ぶ
ふるさと納税の返礼品として、ビデオカメラを取り扱っている自治体があります。寄附で各地方を応援しながら、最新モデルを入手する方法も候補に入れてみてはいかがでしょうか?
売れ筋ビデオカメラ|高画質モデル
子供の思い出をきれいに撮影するなら、4K画質で撮影ができるビデオカメラがおすすめです。以下に、高画質モデルの中でも特に人気のあるビデオカメラをいくつかご紹介します。
ソニー 4K HANDYCAM FDR-AX60
新世代の画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。被写体の質感や表現、高精細な描写をより忠実に再現します。同時に低ノイズ化を実現し、かけがえのない素敵な思い出をフルハイビジョンの4倍もの画素数を持つ4K撮影で残せます。
手持ち撮影でもブレない、ソニー独自の「空間光学手ブレ補正」を搭載。運動会で子供を追いかけながら撮影するときなど、安定した滑らかな映像をかんたんに撮影できます。
光学20倍でのズーム撮影が可能。高精細な映像を作り出すために最適処理を施し、遠くの風景や人物の画質を保ったまま美しく撮影できます。
画質 | 4K(829万画素) | 撮影時重量 | 約585g~ |
ズーム機能 | 光学20倍 | 手ブレ補正 | 空間光学方式 |
内蔵メモリ | 64GB | 対応メモリ | SDカード、メモリースティック |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | ホコリ侵入ストッパー |
その他機能 | スマホ操作、スマホ転送、マルチカメラコントロール | 発売年 | 2018年2月 |
ソニー 4K HANDYCAM FDR-AX45A
前述のFDR-AX60から、撮影に便利な機能「ビューファインダー」「マニュアルレンズリング」「ナイトショット」を省いたモデルです。
- 「ビューファインダー」カメラのようにファインダーを覗いて撮影ができる機能。日差しが強くて液晶が見にくいときに効果があります。
- 「マニュアルレンズリング」ズームアップの調整、露出、ホワイトバランスの調整をリング操作でかんたんにできます。
- 「ナイトショット」赤外線で真っ暗な中でも被写体の撮影が可能です。
以上の機能が必要と感じた場合は、FDR-AX60をおすすめします。
熊本県菊陽町への寄附で、4K HANDYCAMの最新機種を返礼品として受け取れます。
画質 | 4K(829万画素) | 撮影時重量 | 約560g~ |
ズーム機能 | 光学20倍 | 手ブレ補正 | 空間光学方式 |
内蔵メモリ | 64GB | 対応メモリ | SDカード、メモリースティック |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | ホコリ侵入ストッパー |
その他機能 | スマホ操作、スマホ転送、マルチカメラコントロール | 発売年 | 2022年9月 |
※au PAY ふるさと納税のサイトにリンクします。
パナソニック 4K デジタルビデオカメラ HC-VX2MS-K
運動会や発表会など、子供から離れた場所からの撮影でも、高倍率で高性能なパナソニック独自のズーム機能が大活躍。さらに、ズームアップ時に起きやすい手ブレを抑えて、きれいな映像でのズーム撮影が可能です。
4K30pに対応しているので、さまざまな学校行事をはじめ、わが子の成長していく姿や家族旅行の楽しい思い出などを、これまでとは別次元の高精細な映像で残せます。
回転軸・左右・上下・縦回転・水平回転といった、5軸方向の手ブレを自動で補正してくれる「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載。三脚が使えずに手持ちで長時間撮影するときでも、しっかりとブレを補正して記録できます。
画質 | 4K(829万画素) | 撮影時重量 | 約473g~ |
ズーム機能 | 光学24倍 | 手ブレ補正 | 光学式、傾き補正 |
内蔵メモリ | 64GB | 対応メモリ | SDカード |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | – |
その他機能 | スマホ操作 | 発売年 | 2022年9月 |
パナソニック 4K デジタルビデオカメラ HC-VX992MS-T
被写体の特徴を見分けて、解像度を向上する超解像技術を搭載。ズーム時の美しい描写力を実現しています。高倍率でわが子が遠くにいても大きく撮ることができ、真剣な表情や笑顔をしっかりキレイな動画で残せます。
レンズとセンサー、光学式と電子式の両方で5軸方向のブレを補正する「5軸ハイブリット手ブレ補正」を採用しています。
スマートフォン用アプリを使えば、スマホをビデオカメラのリモコン代わりに使えます。撮影している動画をスマホの画面上で確認でき、録画やズームなどが画面上からかんたんに操作できます。
画質 | 4K(829万画素) | 撮影時重量 | 約398g~ |
ズーム機能 | 光学20倍 | 手ブレ補正 | 光学式、傾き補正 |
内蔵メモリ | 64GB | 対応メモリ | SDカード |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | – |
その他機能 | スマホ操作 | 発売年 | 2021年12月 |
売れ筋ビデオカメラ|スタンダードモデル
ビデオカメラ選びでは、コストパフォーマンスを考慮することも重要です。HD画質でも十分な画質を得られ、性能面では上位モデルに引けを取りません。以下に、スタンダードモデルの中でも特に人気のあるビデオカメラをいくつかご紹介します。
ソニー HANDYCAM HDR-CX470(W)
ソニーのデジタルカメラなどで利用されている、コンパクトなバッテリーを搭載。バッテリーを含めた総重量を軽量化し、長時間撮影や持ち運びでの負担を軽減しています。
顔、シーン、揺れ、屋内・屋外の4つの要素から撮影シーンを認識。撮影状況に合わせた最適な映像が取れるように自動設定されるので、いつでもだれでも美しい映像が残せます。
どんなシーンでも高精細で高画質な映像を実現でき、暗い場所での撮影にも威力を発揮。ノイズを低減して、美しく鮮やかに撮れます。
画質 | HD(229万画素) | 撮影時重量 | 約215g |
ズーム機能 | 光学30倍 | 手ブレ補正 | 光学式 |
内蔵メモリ | 32GB | 対応メモリ | microSDカード、メモリースティックマイクロ |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | – |
その他機能 | おまかせオート | 発売年 | 2017年4月 |
ソニー HANDYCAM HDR-CX680(W)
ソニーのデジタルカメラで採用している独自の空間被写体検出方式を搭載し、大幅な高速化を実現。ズームやカメラの向きを変えたときでも、撮影チャンスを逃しません。
狙った被写体の顔だけでなく、身体全体を認識しピントを合わせ続ける「ロックオンAF」機能を搭載。自由に動き回る子供を、ピンボケにならずくっきり撮影できます。
被写体の声や周辺の音はそのままに、撮影者の声を大幅に低減して録音できます。大声で応援をしながら撮影しても、自分の声ばかりが目立つという心配がありません。
画質 | HD(229万画素) | 撮影時重量 | 約355g~ |
ズーム機能 | 光学倍 | 手ブレ補正 | 空間光学方式 |
内蔵メモリ | 64GB | 対応メモリ | microSDカード、メモリースティックマイクロ |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | – |
その他機能 | スマホ操作、ライブストリーミング | 発売年 | 2017年1月 |
パナソニック デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-W590MS-T
フルハイビジョン撮影をより快適にする、高性能なオートフォーカス技術「HDハイプレシジョンAF」を搭載。子供の動きや位置に合わせてフォーカスも自動で素早く合わせられ、より高品質な映像を記録できます。
光学50倍/iA90倍の高倍率ズームを実現。スポーツに熱中している子供の姿をきれいに大きく、ハイズームでも鮮明できめ細かく撮影できます。
後ろに下がれないような近くでも、画面内に収めることができる「広角28mmレンズ」を搭載。室内での誕生日パーティーなどでも、広い範囲を撮影できて便利です。
画質 | HD(220万画素) | 撮影時重量 | 約309g |
ズーム機能 | 光学50倍 | 手ブレ補正 | 光学式、傾き補正 |
内蔵メモリ | 64GB | 対応メモリ | SDカード |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | – |
その他機能 | おまかせiAモード | 発売年 | 2021年12月 |
パナソニック デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V480MS-K
「傾き補正」と「5軸ハイブリッド手ブレ補正」で手ブレを大幅に低減。遠く離れた被写体を光学50倍ズームで撮れるので、子供の素早い動きを逃がさずきれいに撮影できます。
無接点充電規格Qiに対応。別売りのQi対応バッテリー使用により、ワイヤレスで手軽に充電できます。
別売りのリモートパンチルターを使えば、パンやチルトを伴う自動撮影が可能。赤ちゃんを自動で追いかけて撮影します。
画質 | HD(220万画素) | 撮影時重量 | 約256g |
ズーム機能 | 光学50倍 | 手ブレ補正 | 光学式、傾き補正 |
内蔵メモリ | 32GB | 対応メモリ | SDカード |
本体内充電 | ◯ | 防水防塵性能 | – |
その他機能 | ベビーカレンダー | 発売年 | 2016年9月 |
運動会本番前に確認しておきたいこと
運動会で頑張るわが子の姿を記録する当日になってから、準備不足で大切な瞬間を逃さないよう、前日までに以下のポイントをしっかりと確認しておきましょう。
- バッテリーの充電と予備バッテリーの準備
- メモリーカードの容量チェックと予備の準備
- 撮影設定の確認とテスト撮影
- 天候の確認
バッテリーの充電と予備バッテリーの準備
運動会は長時間にわたるイベントですので、バッテリーの充電状況を確認しておくことが非常に重要です。撮影開始前には、必ずバッテリーをフル充電しておきましょう。
また、予備バッテリーを準備しておくと安心です。購入する場合、ショップに在庫がなかったり発送が間に合わなかったりしないように、早めの購入を検討しましょう。
予備バッテリーも、事前にフル充電しておくことを忘れないよう心がけてください。
メモリカードの容量チェックと予備の準備
メモリカードの空き容量を、事前にチェックしておきましょう。撮影中に空き容量がなくなってしまうことを避けるため、必要であれば不要なデータを削除しておきます。
予備のメモリーカードを用意しておくことも大切です。特に4K画質で撮影する場合はデータ容量が大きくなるため、予備を確保しておくと安心です。予備バッテリーと同様、早めに購入しておくことをおすすめします。
撮影設定の確認とテスト撮影
運動会に適した、ビデオカメラの撮影設定を事前に確認しておきましょう。画質設定はもちろん、手ブレ補正など撮影をサポートする設定が適切かチェックします。
ビデオカメラを購入したばかりなら、事前にテスト撮影を行っておきます。カメラの操作性に慣れておくことで、当日になって慌てることなくスムーズに撮影することができます。動きのある被写体を撮影して、手ブレ補正やピント合わせを確認すると良いでしょう。
天候の確認
運動会当日の天候確認も重要です。晴天のとき、特に夏の場合は熱射病対策に帽子を被るなど、体調管理を怠らないようにしましょう。雨が降りそうな天気の場合は、ビデオカメラへの防水対策が必要です。防水ケースやカバーを用意して、雨が降ってきても本体が濡れないように準備をしておきましょう。
近年では、急な豪雨に見舞われることが多々あります。晴天でも、防水グッズを用意しておくと安心かもしれません。柔軟な準備を心掛けましょう。
運動会で撮影するコツ
最後に、運動会で子供の大切な思い出を撮影する、3つのコツをご紹介します。
- あくまでわが子が主役
- 自然な表情を撮るように心がける
- あとで編集をするなら風景なども撮っておく
あくまでわが子が主役
一番大切なのは、わが子の活躍をしっかりと捉えることです。
無計画に思いつきで撮影を行うと、あちこち目移りしてしまった挙げ句に子供がほとんど撮れていない、ということになりかねません。
競技のスタートやゴールの瞬間、全力で走る姿など、撮りたいシーンを逃さないように事前にプログラムを確認し、競技の時間や場所を把握しておくとスムーズに撮影が進みます。
また、競技だけでなく頑張る姿や笑顔、友達との交流など、さまざまなシーンを撮影しておくと、あとで見返したときに子供の成長を感じられる映像を残すことができます。
自然な表情を撮るように心がける
運動会で見せる、子供の自然な表情を撮ることも大切な思い出になります。
競技中に声をかけたり、無理に表情を作らせての撮影は不自然に映るだけではなく、周囲に迷惑をかけてしまいます。撮影していることを意識させないよう、ズーム機能などを有効に使いつつ、自然体で過ごしている瞬間を捉えるように心がけると、良い表情や仕草を撮ることができます。
お昼休みなどの休憩中なら、声をかけて楽しんでいる様子を撮るのもありです。友達と楽しんでいる姿などを撮影することで、より豊かな思い出を記録することができるでしょう。
あとで編集をするなら風景なども撮っておく
映像をあとで編集する予定があるなら、風景や会場の様子も撮影しておくと良いでしょう。
開会式や閉会式の風景、会場の雰囲気、応援している観客の様子などを撮影しておくと、作品として思い出深い映像を作ることができます。
運動会のプログラムや校門に立てかけられた看板、校舎の風景なども撮影しておくと、いつどこで行われたイベントなのかがわかりやすく、見返したときに当日の思い出が蘇りやすくなります。
まとめ
今回は、運動会で子供を撮影するためのビデオカメラ選びに迷ったときのポイントを解説しました。おさらいとして、もう一度確認してみましょう。
- 高画質で撮りたいなら4K画質を選ぼう
- ズーム機能で子供を大きく撮る
- 動き回る被写体には手ブレ補正が必須
- 長時間の撮影には軽量のものを
- ほかの便利な機能で選ぶ
- 内蔵メモリが多いと安心
以上のポイントを参考にして、子供の大切な思い出を美しく撮影できる最適なビデオカメラを選んでいただき、ぜひ思い出づくりに役立ててくださいね。