『衣類スチーマー』はアイロンより手軽!出先や旅行にも便利な人気モデルを紹介

――時間のない朝。取り出したシャツがシワシワなのに、アイロンがけする暇もない。

こんな状況に覚えのある方も多いのではないでしょうか。しょうがなくそのまま着るのですが、服にシワがあると清潔感がなく見え、その日の気分も落ちてしまう……なんて、あるあるですよね。

そんなときにおすすめしたいのが、「衣類スチーマー」です。アイロンよりも早く使えて、ハンガーにかけたまま使えるので、スムーズにシワを伸ばすことができます。また、コンパクトで持ち運びもしやすいため、「出先で服にシワができてガッカリ」という状況にも対応可能な優れものです。

今回はそんな衣類スチーマーの特徴から使い方、今売れているおすすめ商品までを詳しく紹介します。ちょっとした服のシワひとつでも、キレイにしているかどうかでまわりの見る目は変わるもの。今日からあなたも、時短しながら丁寧な生活を取り入れてみましょう。

衣類スチーマーとスチームアイロンの違い

衣類スチーマーは便利グッズとして人気の商品なのですが、名前に聞きなじみがない方も多いのではないでしょうか。「一体どのような道具なのか」「スチームアイロンとの違いは何?」という疑問を解消するために、まずは基本的な内容を確認しておきましょう。

  • 衣類スチーマーの使い方と特徴
  • スチームアイロンの使い方と特徴

こちらの2点について解説します。

衣類スチーマーの使い方と特徴

衣類スチーマーとは、温めた水蒸気(スチーム)を衣類に当ててシワを伸ばす道具です。アイロンとは違いプレスしないので、ハンガーに服をかけたままシワを取ることができます

衣類スチーマーはスチームの熱と水分で繊維をほぐしながらシワを取るため、服の繊維をつぶさずフワッとおしゃれな仕上がりになるのが特徴です。

また、ハンガーにかけたままスチームを当てる使い方が基本なので、衣類スチーマー本体の軽量化が進んでいるのも特徴のひとつ。コンパクトで使いやすく、立ち上がり時間が短いなど、手軽に使うことができるのが魅力です。

近年では、アイロンとしても使える兼用モデルも出回っています。襟やボタンまわりなどの細かい部分にも対応できるので、人気が高まっているモデルのひとつです。

スチームアイロンの使い方と特徴

スチームアイロンとは、熱と圧力で服のシワを伸ばすドライアイロンにスチーム機能をプラスしたものです。水蒸気を出しながらアイロンがけができるので、霧吹きの手間がかからずスムーズに使うことができます。

重さのあるアイロンを押しつけてシワを伸ばすので、シワ取り効果が高いのが特徴です。プレスして伸ばした服は、ビジネスシーンに合うパリッとした仕上がりになります。

スチーム機能はオンオフが可能で、多くの種類の衣類に対応できるのもスチームアイロンの便利な点です。ウールや薄手の綿素材などにはスチームで、天然素材や合成繊維にはドライで、熱に弱い素材は当て布をしてドライでアイロンがけするのがいいでしょう。

スチームアイロンは衣類スチーマーのように立てて使う想定ではありません。ですので、

  • 多くのモデルではスチームが下向きにしか出ない
  • スチームの連射ができない
  • 本体が重く大きく作られている

などが衣類スチーマーとの違いになります。

アイロンと比較した「衣類スチーマーのメリット」

衣類スチーマーとスチームアイロンは「シワを取る」という目的は同じですが、使い方が大きく違います。

それでは、衣類スチーマーはどういったところが人気なのでしょうか。スチームアイロンと比較してメリットとなるのは以下の4点です。

  • 手軽に洋服のシワを伸ばせる
  • 短時間で利用できる
  • 持ち運びしやすい
  • 消臭・除菌効果が期待できる

ひとつずつ見てみましょう。

手軽に洋服のシワを伸ばせる

衣類スチーマーは立てた状態でスチームを出すことができるので、服をハンガーにかけたまま使用できるのが最大のメリットです。

アイロンのように、「服をハンガーから外して、アイロン台に置いて広げて、プレスしたら服の位置を調整して……」といった手間がはぶけるので、簡単にシワを伸ばすことができます。

スチームアイロンで同じ使い方をしようとしても、本体を立てるとスチームが出にくいモデルや、水が漏れてくるタイプもあり、うまくいかないことが多いです。さらにアイロン自体も重く、シワを伸ばす前に腕が疲れてしまいます。スチームアイロンを衣類スチーマー代わりにするのは難しいでしょう。

着たい服を見つけたらその場でサッとシワ取り、これが衣類スチーマーの魅力です

短時間で利用できる

衣類スチーマーは立ち上がり時間がとても早く、使いたいときにすぐ利用できるのがメリットです。

スチームアイロンは電源を入れてから利用可能になるまでの待機時間が長いものが多く、アイロンのモデルにもよりますが数分かかるのが基本です。しかし、衣類スチーマーは1分未満で立ち上がるので、気がついたときにすぐ使えるのが便利なポイント。

忙しい朝や時間のないタイミングでも使いやすいのでおすすめです。

持ち運びしやすい

衣類スチーマーは小型化・軽量化が年々進んでいます。というのも、使用中はずっと腕を上げつづけなければならず、重いモデルだと疲れてしまうからです。

そんな軽くてコンパクトなモデルの多い衣類スチーマーなので、持ち運びしやすいのも注目ポイントです。小型のものならかばんに入れられるので、仕事や旅行でも使いやすいのがメリットとなります。

出先でシャツやコートのシワが気になったときや、旅行かばんのなかでTシャツが押しつぶされてしまったときなど、アイロンがかけられない状況でも活躍できる便利アイテムです。

消臭・除菌効果が期待できる

軽量化とともに開発が進んでいるのが、スチームの噴出パワー。強力な熱と蒸気を出せるモデルは、服の消臭や除菌の効果が期待できます

衣類スチーマーを開発している各会社の試験結果では、スチーム使用前後の変化として、

  • 汗やタバコなどのニオイの減少
  • 加齢臭の減少
  • 雑菌やウイルスの除去
  • ダニのケア
  • 花粉の低減

といった効果が確認されたモデルもあるようです。

特に、なかなか洗濯ができない厚手のジャケットやカーテン、ハットにも除菌・消臭できるのはうれしいですね

使い方や条件により効果は変わります。ニオイに関しては個人の感覚の差があります。

アイロンと比較した「衣類スチーマーのデメリット」

衣類スチーマーにはいろいろなメリットがあることがわかりましたが、それでは「アイロンを衣類スチーマーに置き換えることができるかどうか」も気になるところですよね。

そこで今度は、アイロンと比べたときの衣類スチーマーのデメリットを見てみましょう。デメリットは大まかに以下の3つがあげられます。

  • 1回の利用可能時間が短い
  • 使用中に重さが気になることも
  • 頑固なシワには効果が薄い

使い勝手がいいとはいえ、連続使用の難しさなどのデメリットもあります。特に、複数人で暮らしている家族や、細かいシワも気になってしまう方は、衣類スチーマー単品ではなくアイロンと併用するのがおすすめです。

それでは、3つのデメリットをそれぞれ詳しく確認してみましょう。

1回の利用可能時間が短い

タンク容量の関係上、1度の給水で使える時間が限られているのがデメリットのひとつです。まとめてシワ取りしやすいスチームアイロンと比べると、何度も給水しなければいけない点ではやや見劣りしてしまいます。

2023年までのモデルでは、服1枚のシワを取るたびに1回給水が必要な商品もまだまだ多いです。これは軽量化が進んだ代償ともいえるでしょう。軽くて小型のモデルにするために、タンクを小さくしているのです。

今日着ていく服だけに使うのであれば問題ないのですが、複数の服に使いたい場合は水の容量や噴出時間をチェックしておきましょう

使用中に重さが気になることも

使用中は常に腕を上げつづける衣類スチーマー。服1枚のシワをしっかりと取るのにかかる時間は大体3~6分です。その間ずっと腕を動かすことを考えると、衣類スチーマー本体の重さが重要になってくるのがわかりますね。

スチームアイロンはアイロン台に置いて滑らせるように使うので、腕の疲れはそれほど感じません。それに比べて、衣類スチーマーは重量が気になってしまうこともあるでしょう。

衣類スチーマーを選ぶときは、重量にも目を向けておくことをおすすめします

頑固なシワには効果が薄い

基本的にスチームのみでシワを取るため、しっかりとついてしまった深いシワには効果が薄いのがデメリットです。

特にビジネス向けのカッターシャツはアイロンを使ったほうがキレイに仕上がります。出先での応急処置としてであれば衣類スチーマーも役に立ちますが、きちんと身なりを整えたいのであればアイロンを使用したほうがいいでしょう

このように、アイロンを衣類スチーマーへと完全に置き換えるのはまだまだ難しいのが現状です。衣類スチーマーはTシャツのような薄手の綿や柔らかなオシャレ着と相性がいいので、服によって使い分けてみてください

衣類スチーマーを選ぶときの4つの注意点

衣類スチーマーを購入するさいに気をつけるポイントがあれば、事前に知っておきたいところですよね。ここでは、衣類スチーマーを選ぶときの注意点を解説していきます。

衣類スチーマーの選び方で気をつけるべき点は、つぎの4つです。

  • コードつきかコードレスかを選択しておく
  • 本体の重さをチェックする
  • スチームの持続時間をチェックする
  • スチームの噴出量をチェックする

自分に合わないモデルを選んでしまって後悔しないように、さっそく確認していきましょう。

コードつきかコードレスかを選択しておく

まずは電源のタイプを選択しましょう。衣類スチーマーには、

  • コンセントに挿しながら使う「コードつきタイプ」
  • 充電式の「コードレスタイプ」
  • どちらも使える「2WAYタイプ」

の3つがあります。

コードつきタイプパワーがあるので、シワを伸ばしやすいのが利点です。スチームを安定して出しつづけることにも長けています。ただし、使用時にコードが邪魔に感じることも。コードつきタイプを検討している方は、コードの長いモデルがおすすめです。

コードレスタイプ電源をつねに供給しなくてもいいので、自由に動かして使うことができます。さらに、充電しておけば電源を繋げられない場所でも使えるのもメリットです。しかしコードつきタイプよりもパワーが劣るモデルも多く、充電が減るとスチームが不安定になりやすいデメリットもあります。

家や仕事場など決まった場所で使うのならコードつき、旅行や出先で使うならコードレス、どちらにも対応させたいなら2WAYを選びましょう。

本体の重さをチェックする

『衣類スチーマーのデメリット』の項目でも説明しましたが、衣類スチーマーは服1枚につき約3~6分ほどスチームをかけつづけます。その間は腕を上げていなければいけません。本体が重すぎると疲れてしまうので、重量はかなり大事な項目です

満水まで入れた衣類スチーマーの一般的な重さは700g~1.2kgほど。軽いモデルは使いやすく持ち運びも便利ですが、水のタンク容量が少ない場合が多いです。重さか容量か、この辺りは兼ね合いが大事なので、使い方に合ったモデルを選んでみてください。

スチームの持続時間をチェックする

衣類スチーマーのスペックを確認すると、「スチームの持続時間」が記載されています。水タンクを消費するまでの時間の目安がここで確認できるので、よくチェックしておきましょう。

時間が長いほどじっくりとシワ取りができ、1度に利用可能な服の枚数も多くなりますその分水タンクの容量が大きくなるので、本体は重くなりがちです

持続時間の短いモデルは軽量タイプが多いので、1起動につき服1枚しか使わない方やよく持ち運びをする方におすすめします。ただし、1枚すらシワ伸ばしが満足にできないと困るので、少なくとも6分以上はあったほうが安心です。

スチームの噴出量をチェックする

スチームの噴出量が多ければ、その分だけシワを取る力が強くなります。商品によっては記述がないものもあるのですが、書かれているのであればぜひチェックしておきたいポイントです。

噴出量は、1分にどれくらいの水分が出るかを表した「g/分」で表記されています。この数値が大きいほど、シワ取りが楽になり時短にもなるということです。

強力なパワーを持ったモデルを選びたいのであれば、スチーム噴出量は15g/分以上のものを選びましょう。

衣類スチーマーの人気モデル7点を紹介!あるとうれしい便利グッズも

衣類スチーマーは徐々に人気が高まっていて、2023年現在では家電製品を作っている様々な企業も製作に参加しています。数多くの種類が出ているので、どれを買おうか迷う方もいるでしょう。

そこで今回は、au PAY マーケットで購入できるおすすめの衣類スチーマーを紹介していきます。注目ポイントや製品のスペックもわかりやすいように記載しているので、こちらを参考に希望に沿った商品を探してみてください。

使いやすさが魅力『衣類スチーマー(カームブラック)NI-FS790-K』|パナソニック

こちらは衣類スチーマーのなかでも特に人気のあるモデルです。プレス式のアイロンとしても使える設計になっているので、ボタンまわりや襟などの細かな部分や、スチームだけでは取れない頑固なシワにもアプローチできます

パナソニックの衣類スチーマーで注目すべき点は、立ち上がりの速さ。電源をつけてから約19秒で使用できるのでストレスが少なく、忙しい朝にもスムーズに使うことができます。

コンパクトなのに十分なタンク容量があり、スチーム噴出量も最高約15g/分とパワフル。さらに、本体をどんな向きにしても使えるようにタンク内には工夫がされており、使いやすいようになっています。

カラーバリエーションはカームブラックとベージュの2種類。どちらも人を選ばないクールなデザインとなっています。

製品スペック

  • 電源タイプ:コードつき(約2.5m)
  • 本体質量:約690g
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :8cm×16.5cm×13cm
  • タンク容量:約115mL
  • 立ち上がり時間:約19秒
  • スチーム持続時間:約7分(HIGH時)、約11分30秒(MID時)
  • スチーム噴出量:約15g/分(HIGH時)、約9g/分(MID時)
  • その他項目:温度調節3段階(スチームは2段階)、全方位対応

 

十分にシワを取るパワーが欲しいなら『アクセススチームフォース DT8261J0』|ティファール

ティファールの「アクセススチームフォース」はスチームのパワーが強いモデルです。そのスチーム噴出量はなんと最大約23g/分。とにかくシワ取りに焦点を置きたい方におすすめです。

スチームのモードは「ターボ」と「デリケート」の2種類。さらにターボボタンを長押しすることにより、3倍のスチームを2秒間出すことのできる「瞬間3倍パワフルスチーム」も搭載しています。重点的にシワを伸ばしたいときやニオイが気になるところに効果的です。

トリガーロック機能があるのでボタンを押しつづけなくてもよく、指が疲れないのもうれしいポイント。重さがネックになりますが、シワ取りに関してとにかく実力のあるモデルがいい方にうってつけの商品です。

製品スペック

  • 電源タイプ:コードつき(約3m)
  • 本体質量:約1,160g
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :13cm×14.1cm×28.3cm
  • タンク容量:約185mL
  • 立ち上がり時間:約25秒
  • スチーム持続時間:約8分(ターボ時)
  • スチーム噴出量:約23g/分(ターボ時)、約14g/分(デリケート時)
  • その他項目:スチーム量設定2段階、瞬間3倍パワフルスチーム搭載

 

温度調節やアタッチメントなど便利機能搭載『コードつき衣類スチーマー アイボリー CSI-RX70-C』|日立

日立の「コードつき衣類スチーマー」もパナソニック同様アイロンにもなる兼用モデルです。

パナソニックよりもスチーム噴出量はやや劣るものの、タンク容量は日立のほうが大きくなっており、9分間連続で使用が可能となっています。

さらに温度もスチーム・アイロンそれぞれで3段階ずつ選べるので、服の生地に合わせた細かな設定が可能。スチームの出し方もボタンをひと押しするだけで1分間出てくれるので、ボタンを押しつづける必要はありません。

こちらの商品で特に注目したいのは、付属品のプレスアタッチメントです。衣類スチーマーに装着すると、生地をアタッチメントにはさみながらスチームをかけることができます。スチームを当てづらい袖や裾など端のシワも伸ばしやすい仕組みになっていて、かゆいところに手が届く設計になっているのが魅力ですね。

カラーバリエーションはアイボリーとブルーグレーの2種類。飾らない洗練されたデザインです。

製品スペック

  • 電源タイプ:コードつき(約2.3m)
  • 本体質量:約690g
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :18cm×8.5cm×13cm(本体のみ)、18.6cm×12.7cm×15.6cm(スタンド含む)
  • タンク容量:約130mL
  • 立ち上がり時間:約20秒(低温スチーム時)、約30秒(高温スチーム時)
  • スチーム持続時間:約9分
  • スチーム噴出量:約14g/分
  • その他項目:温度調節3段階(スチーム・アイロンそれぞれ)、全方位対応、プレスアタッチメントつき

 

かわいいデザイン、コスパ◎『スタイリング ハンディスチーマー BOE076』|ブルーノ

インテリアの一部としてデザインにもこだわりたいのなら、ブルーノの「スタイリング ハンディスチーマー」がおすすめです。丸みを帯びたシンプルなフォルムで、部屋に飾っても浮かないかわいいデザインとなっています。

こちらの通販では「グレージュ」「ミントグリーン」「ブルーグレー」「イエロー」の4色のカラーを扱っており、イエローはなかなか手に入らない限定色です。どれも派手にならない落ち着いた色味をしています。

見た目はかわいいのですが、実はパワーも兼ね備えた本モデル。Hiモードのスチーム量は約18g/分となかなか強力です。デザインだけでなく実用性もきちんとあります。

値段も衣類スチーマーのなかでは比較的手に取りやすいので、試しに使ってみたいという方にもおすすめです。

製品スペック

  • 電源タイプ:コードつき(約3m)
  • 本体質量:約750g
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :9.3cm×11cm×21.7cm
  • タンク容量:約130mL
  • 立ち上がり時間:約25秒
  • スチーム持続時間:約8分
  • スチーム噴出量:約18g/分(Hiモード時)、約10g/分(Loモード時)
  • その他項目:ブラシ・ヘッドカバーつき

≪実際に使ってみた方からの口コミ≫

◆そんなに使う頻度が無いので、とにかく手軽に使用できるアイロンを探していました。 まず見た目がとにかくかわいい。 それだけでも億劫になる作業がやる気出るので、購入して良かったです。

◆前から欲しくて、やっと購入しました。色もどれも可愛くて悩みましたが、限定色のイエローにしました。凄く良い色です。少し重いですが、シワもしっかり伸びて、使い心地最高です。面倒だったアイロン掛けが楽しくなりました。

◆アイロンかけた感は出ます。シワがありまくるのは普通のアイロンが良さそう。毎日の使用等で手軽にできるのは◎

 

ペットボトルで連続噴射も『S-NOMAD NS1750B』|スチームワン

フランスで生まれ、業務用衣類スチーマーをアパレルに広めたスチームワンから出ている家庭用スチーマーがこちら。

外側に取りつけられた水タンクは、中身が見えやすいように透明に設計されています。そして驚くことに、付属のコネクターを使えばタンクの代用としてペットボトルも利用可能!給水するためにわざわざ移動しなくてもその場で交換できるので、長時間の利用にも適しています。

スチームモードは「ノーマル」と「エコ」の2タイプを搭載。スチームはトリガーを一度押せば出つづけてくれるので、途中で持ち替えることも可能です。

カラーはブラックとグレーの2色あります。どちらもシックで洗練されたデザインです。

製品スペック

  • 電源タイプ:コードつき(約2.4m)
  • 本体質量:約800g
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :11.1cm×15cm×22.6cm
  • タンク容量:約150mL
  • 立ち上がり時間:約30秒
  • スチーム持続時間:約6分30秒
  • スチーム噴出量:約18g/分(ノーマル時)
  • その他項目:スチーム量調節2段階、水タンクにペットボトル使用可能

 

とにかく軽くて負担軽減『ハンディースチーマー SA-D096W』|ツインバード

「できるだけ軽い衣類スチーマーがいい!」という声に応える超軽量モデルが、ツインバードから出ている「ハンディースチーマー」です。こちらの重さは約470gと、500mLのペットボトル飲料よりも軽く作られています。今回紹介しているほかのモデルは1番軽いものでも690gなので、断トツに軽量なのがわかるでしょう。

ハンガーに吊るせるフックストラップテーブルに置けるスタンドもついていて、気づいたときに気軽に取り出せるのがポイントです。

スチームは1秒に1回出てくる単発式のため、シワ取りのパワーは弱め。軽いシワやデリケートなオシャレ着に使ってみてください。

製品スペック

  • 電源タイプ:コードつき(約2.5m)
  • 本体質量:約470g
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :6.5cm×12cm×22cm
  • タンク容量:50mL
  • 立ち上がり時間:約33秒(高温)約28秒(中温)約23秒(低温)
  • スチーム持続時間:約7分20秒(高温)約10分(中温)約18分20秒(低温)
  • スチーム噴出量:―(単発式スチーム)
  • その他項目:温度調整3段階、毛ブラシつき

 

コードレスでも使える2WAY仕様『La・Coo-S(ラクーエス)TAS-X7-W』|東芝

コードレスの衣類スチーマーを探しているなら、東芝の「ラクーエス」がおすすめです。こちらは小回りの利くコードレスパワフルなコードつき両方が使える2WAYとなっています。

コードレスなら引っかからずに使えて、コンセントが遠くても気にしなくていいので便利です。スチームのパワーもコードつき約20g/分、コードレス約14g/分と強力。さらにスチームの種類も「スチーム」「シャワー」「ドライ」と3種類選べます。

小型のアイロンとしても使えるので、大量の服にアイロンがけしたいときでも対応可能。幅広く活躍できるので、使い勝手がよくてシワ取りもしっかりしたい方にプッシュしたい商品です。

製品スペック

  • 電源タイプ:2WAY(約2m)
  • 本体質量:約690g(コード含むと約840g)
  • 本体サイズ 幅×長さ×高さ :7.1cm×17.9cm×13cm(本体のみ)、9cm×22.8cm×17.4cm(スタンド含む)
  • タンク容量:約115mL
  • 立ち上がり時間:約39秒
  • スチーム持続時間:約10分20秒(コードつき、中温)、約2分(コードレス、高温)
  • スチーム噴出量:約20g/分(コードつき、高温)、約14g/分(コードレス時)
  • その他項目:温度調節3段階、スチーム3種類

 

ミトンより使いやすい便利グッズ!『回転式ハンガーアイロン台 アルミシート』|コジット

衣類スチーマーと一緒によく紹介されているのは、ミトンという手にはめるグッズです。服の裏からスチーマーを押し当てることでシワが取れやすくなるのですが、片手がふさがって不便な一面も。

しかしこの「回転式ハンガーアイロン台」なら、服をかけてそのまま使えるので両手が空いて楽にスチーマーを扱えます。さらに、テーブルに置けばアイロン台としても使えるので、パナソニック「衣類スチーマー」や日立「コードつき衣類スチーマー」、東芝「ラクーエス」のようなアイロンとしても利用できるタイプにもぴったり

たたんでハンガーラックにかけられるので邪魔にもなりません。幅は45cm、高さは70cmで、大人のシャツやジャケットに使いやすい形となっています。

≪実際に使ってみた方からの口コミ≫

◆使いたい時すぐ出せる。早速使わせていただきました。良いです

 

衣類スチーマーの効果的な使い方とコツ!

「衣類スチーマーを買ったのになかなかシワが取れない」と思った方は、使い方が間違っているかもしれません。しっかりとシワを取りたい場合に気をつけたいポイントは、つぎの3つです。

  1. 服を軽く伸ばしながらゆっくり動かす
  2. 柔らかい素材や繊細な服には、すこし離してスチームをよく当てる
  3. 頑固なシワには、服の裏からタオルやミトンなどを当ててプレスしながらかける

特にその1「ゆっくり動かす」が最重要ポイントです。上下にサッサッと蒸気を当てるだけではシワはなかなか落とせません。綿や麻は2秒で10cmポリエステルやレーヨンは1秒で10cmシルク・ウール・アクリル・カシミヤには1秒で20cmのスピードがいいとされています。

シワ取りがうまくいかないなと思ったら、これらのポイントに気をつけて使ってみてください。

まとめ

衣類スチーマーとスチームアイロンの違い、そして衣類スチーマーのメリットとデメリットなどを解説しました。

衣類スチーマーを選ぶときに注意するポイントは、

  • 使用時のコードの有無
  • 本体の重さ
  • スチームの持続時間
  • スチームの噴出量(パワー)

の4点です。

軽くて小さくて起動も速い衣類スチーマーは、気軽に使えると注目を集めています。今回紹介した商品はどれも人気なので、デザインで選ぶもよし、機能やパワーで選ぶもよし、あなたの好みに合わせて選んでみてください。

アイロンがけが苦手な方も、忙しくてなかなか服のシワまで手が回らない方も、衣類スチーマーで“清潔感のある自分”を手に入れましょう!

 

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