【2023年版】モバイルバッテリーの選び方と、人気のおすすめメーカーをご紹介!

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【2023年版】モバイルバッテリーの選び方と、人気のおすすめメーカーをご紹介!

モバイルバッテリーの選び方

スマートフォン、タブレット、ノートPCなど、外に持ち出せるデジタル機器はとても便利で、複数台持ち歩いている人もいるでしょう。

便利な一方、心配になるのが充電切れです。せっかく持ち出したのに、充電切れで使えなくなるのは困ってしまいますよね。
そんな問題を解決してくれるのが、モバイルバッテリーです。

自分にあったモバイルバッテリーを選ぶためには、いくつかチェックするべき点があります。
バッテリー容量、充電スピード、サイズ、ポート数、安全性などを考えて、最適な製品を見つけましょう。

「バッテリー容量(mAh)」をチェック

バッテリーの容量を示す単位である「mAh」は「ミリ・アンペア・アワー」と読みます。
1時間あたりに流せる電流の量を表していて、この数が大きいほど一度に充電できる量が多くなります。

充電できる量が多いと便利ですが、その分製品のサイズが大きくなり、持ち運びにくくなりますし、価格も高くなりがちです。
容量、サイズ、価格を検討し、自分にあった製品を選択するとよいでしょう。

なお、モバイルバッテリーは充電時に変換ロスが発生します。製品に表記されている容量のうち、実際に使用できるのは約6割から7割と考えておきましょう。

参考のために主要なスマートフォン、タブレットのmAhをまとめました。

■スマートフォン
AQUOS zero6/4,010mAh
Galaxy 22/3,700mAh
Galaxy S22 Ultra 5G/5,000mAh
Google Pixel 6/4,614mAh
Google Pixel 6/Pro 5,003mAh
iPhone 13 mini/2,406mAh
iPhone 13/3,227mAh
iPhone 13 Pro/3,095mAh
iPhone 13 Pro Max/4,352mAh
moto g52j/5,000mAh
OPPO A55s 5G/4,000mAh
Xperia 10 IV/5,000mAh

■タブレット
Galaxy Tab S8+/11,090mah
Galaxy Tab S8 Ultra/11,200mAh
iPad mini 6/5,216mAh
iPad 9/8,756mAh
iPad Pro 12.9/11,048mAh

3,000mAh~|スマホ充電は「0.5回~1回」、ポケットWi-Fiにも

スマホやポケットWi-Fiの充電は1回、もしくは半分ほどできればいい人には、3,000mAh~の製品がおすすめです。
外出先で充電がなくなった場合の備えになります。
フルで充電できなくても、ひとまず電池切れは避けたいというときに使えます。
3,000mAh~の製品は、サイズが小さめで安価なものが多いですから、お手軽に購入できますね。

10,000mAh~|スマホ充電は「2~3回」、タブレットにも

充電を2~3回するのであれば、10,000mAh~がおすすめです。
タブレットにも対応でき、スマホを2台同時に充電できる製品もあります。

10,000mAh~の製品は大容量で、かつ携帯性にも優れたモデルが多いです。
スマホゲームをする人、動画を見る人、写真をよく撮る人に適しているでしょう。
旅行や出張先に持っていっても活躍してくれます。

20,000mAh~|スマホ充電は「4~6回」、タブレットやノートPCにも

スマホの充電を4~6回、タブレット、ノートPCも充電したい人におすすめです。
一度フル充電しておけば、2~3日程度はそのまま使えるので便利です。
サイズが大きく、重さもありますが、災害時の備えにもなり、持っておくと安心感があります。

「出力」をチェック|充電スピードに関わるポイント【その1】

モバイルバッテリーの充電速度には、「入力」(モバイルバッテリー自体を充電する速度)と「出力」(スマホを充電する速度)の2つがあります。

入力も出力も「A(アンペア)」で示されることが一般的です。数字が大きければ、充電速度も速くなります。充電スピードを重視したい場合は、「2.4A」以上を選ぶとよいでしょう。

「急速充電への対応」をチェック|充電スピードに関わるポイント【その2】

急速充電ができる規格として代表的なのは、「Power Delivery (USB PD)」と「Quick Charge (QC)」です。
急速充電をしたい場合、購入を検討している商品がそれらの規格に対応しているかを確認しましょう。
なお、急速充電をするには「ケーブル」「充電器」「充電する機器」も、規格に対応している必要があります。

Power Delivery (USB PD)

Power Delivery (USB PD)はUSBケーブルを利用して、最大100Wで電力を供給できるUSB電力拡張規格です。
通常のUSBだと、USB 2.0で2.5W、USB 3.0では4.5W、USB BC 1.2でも最大7.5Wですので、それと比べるとかなりのパワーがあります。

今までは専用の充電器を必要としていたノートPCや液晶ディスプレイなど、大きな電力を必要とする機器にも電力供給が可能です。
充電する機器や状況によって電圧や電流を変化させます。スマホも従来より高速に充電でき、約4倍の速度で完了させられます。

Quick Charge (QC)

Quick ChargeはAndroid端末向けです。
Quick Charge 3.0はUSB充電の約4倍も速い時間でスマートフォンのフル充電が完了できます。
現在、Quick Charge1.0~4+まで規格があります。
ただし、最新のスマホに搭載されているのは3.0や2.0が主流で、4+対応の製品はあまり見られません。

iPhoneには非対応で、充電はできますが通常の充電速度になります。

「重さ」「大きさ」「厚さ」をチェック|スマホと一緒に持てると◎

充電できる回数が多いものほど、重く大きくなる場合が多いです。容量とサイズのバランスを考え、用途や使用頻度に合ったものを選ぶといいでしょう。

常に持ち歩く予定なら、厚さが1cm程度のもの、もしくは細長いものがバッグやポケットに入れやすくておすすめです。
重さは、感じ方にもよりますが200gくらいにおさえると、あまり負担に感じないでしょう。

なお、充電しながらスマホを使いたい人は、小さくて厚みがあるコロンとした形状のものより、大きめでも薄型のものが一緒に持てるのでおすすめです。

「ポート数」をチェック|同時に充電できる台数

同時に複数の機器を充電したい場合は、ポート数のチェックが必要です。最近のモバイルバッテリーでは高出力数のものが増えており、複数台の端末を同時に充電できます。
ただし、モバイルバッテリーの合計最大出力までしか電力を供給できません。

ですから、ノートPCや液晶モニター、タブレットなどといったパワーを必要とする機器を複数台同時に充電することはできません。
複数のスマホ、もしくはスマホとタブレットという組み合わせであれば可能です。

「PSEマーク」があるかチェック|ないものは購入NG


PSEマークは電気製品が安全性を満たしていることを示します。
商品を購入するときは、PSEマークがあるかどうか、必ずチェックしてください。万が一ついていないものは購入を控えるようにしましょう。

そもそも「PSEマーク」ってなに?

PSEマークとは、電気用品安全法に適合した商品に表示するマークのことです。
火事や感電、火傷などの事故を防止するために表示することが義務化されています。

PSEマークがないモバイルバッテリーは危険!

火事や感電、火傷などの事故が起きる可能性があります。
PSEマークがないものは、2019年2月から輸入・製造・販売が禁止されているので現在は基本的には見かけません。
ただし、ネットやフリマアプリでは、マークがないものも売られている可能性があるので、購入する際は注意してくださいね。

モバイルバッテリーの「人気メーカー」


モバイルバッテリーの人気メーカーは次のとおりです。それぞれのメーカーの特徴や評価について紹介します。

Anker(アンカー)|バリエーションが豊富

Ankerは、中国の深圳市に本社を置き100ヶ国で展開するグローバル企業で、モバイルバッテリーや急速充電器、ケーブルといったデジタル周辺機器を開発・販売しています。
モバイルバッテリーは世界でもトップレベルの企業として知られています。

高い安全性を追求しており、Anker独自に高い品質基準を設けて品質管理を行っています。
品質が高い割に、価格がリーズナブルなのも魅力的です。ラインナップが多いので自分に合ったものを選べるでしょう。

日本にはアンカー・ジャパン株式会社があり、充実したカスタマーサポート体制を整えています。

ELECOM(エレコム)|低価格モデルが多い

エレコムの本社は、大阪府にあります。パソコン、タブレット端末、スマートフォンなどの周辺機器・アクセサリーの開発、製造、販売を行っています。

急速充電に対応する高性能製品を手頃な価格で販売しており、とてもコスパが高いメーカーです。
日本のメーカーのものを選びたい方には有力な選択肢となるでしょう。

RAVPower(ラブパワー)|シンプルなデザインが多い

RAVPowerは、モバイルバッテリーや急速充電器、ケーブルなどのデジタル周辺機器を展開しているブランドです。
製造しているメーカーは、中国に本社を置くSUNVALLEY(サンバレー)です。

RAVPowerのモバイルバッテリーは、知名度はそれほど高くはありませんが、高性能な割に価格も比較的安い傾向があります。
日本にあるSUNVALLEY JAPANが販売やサポートをしているので、日本語でアフターサービスを受けられるのも助かりますね。

Cheero(チーロ)|かわいいものやデザイン性が高いものが多い

Cheeroの本社は大阪にあり、高品質な製品を安く提供しています。
スマートフォン用モバイルバッテリーを中心に、ガジェットアクセサリーを製造・販売するメーカーです。

モバイルバッテリーというとシンプルなデザインが多いですが、デザイン性にこだわった製品や個性的でかわいい製品を数多く取り扱っています。
モバイルバッテリーのダンボーくんシリーズが大人気になりました。

そのほかにもPower Plusシリーズなど、使い勝手のよさで支持を集めています。
また、過充電を防止する機能など、安全性に配慮した製品作りを行っているので、長く安心して使えるでしょう。

【スマホ充電1回】モバイルバッテリーおすすめ商品

充電は1回、コンパクトで軽量なモバイルバッテリーです。
デイリーユースしやすく、持ち運びもお手軽な製品を中心に集めてみました。

ポーチに入る軽量スティック型! 『Anker PowerCore 5000 Anker』

コンパクトサイズながら5,000mAhの大容量です。大容量のスマートフォンであっても1回、多くのスマートフォンに約2回の充電が可能。職場、旅行先で充電したいときに非常に便利です。

高さ約10cm、直径約3cmで場所を取らず、化粧ポーチやペンケースなどにも収納できるほどの大きさ。ポケットに入れての移動も可能ですね。
円柱状なので握りやすく、シャープで洗練されたデザインです。

Quick Charge には対応していないものの、Anker独自技術であるPowerIQとVoltageBoostにより、ほぼすべての機器に対し最大2Aで充電できます。

落下試験で実証された頑丈なフレーム、高品質バッテリーセル、最先端の電子基板等が使用されています。安心して長く使えますね。

・【バッテリー容量】5,000 mAh / 18.5 Wh
・【出力】5V = 2A
・【サイズ】約108×33×33mm
・【重さ】約134g
・【急速充電】Anker独自技術によりほとんどの機器に対応

 

コードがないから充電が楽ちん! 『HR-21BAT01 HANARO』

ライトニング端子が内蔵されコードがないので、スマホに直接取り付ける形で充電ができます。コードを持ち歩かなければいけないという煩わしさを解消してくれます。
約77mm×約45mmで手のひらに収まるサイズですし、100g以下の軽さで、持ち運びがとっても楽ですよ。コンパクトであるにもかかわらず、容量は5,000mAhで、PD急速充電にも対応しています。

iPhone 12なら約1回フル充電、iPhone 13なら約80%充電可能です。
LEDランプでバッテリー残量を4段階で表示することで、思わぬ電池切れを防ぐ親切設計になっています。

高品質リチウムポリマー電池が搭載されていて安全性が高く、過充電防止、ヒート防止、過電圧防止、過放電防止の機能がついているため、安心して使用できるでしょう。PSEマークがついているのはもちろん、安全性を検査する世界のほかの審査にも合格しています。

・【バッテリー容量】5,000 mAh
・【出力】5V-3.0A/9V-2.0A
・【サイズ】約77×45×25mm
・【重さ】約92g
・【急速充電】PD急速充電にも対応

 

重ね持ちに便利な薄型タイプ!『DE-M09-5000BK ELECOM』

高容量なのに薄いので、重ね持ちに非常に便利です。外出先で充電をしながらメッセージを打つことができます。

micro-BとUSB-Aポートの計2ポートを搭載し、スマートフォンなどを2台同時に充電でき、iPhone、iPad、Android用の機器に対応できます。
5,000mAhで最大合計出力は2.1Aです。約500回繰り返して使用可能な充電式リチウムイオン電池を搭載し、電池残量を4段階のLEDランプで教えてくれます。

過充電・過放電・過電圧・過電流を防ぐ機能のほか、温度検知保護なども備えた安全な回路設計です。

・【バッテリー容量】5,000mAh
・【出力】DC5V/1.8A
・【サイズ】約72×129×10mm
・【重さ】約130g
・【急速充電】記載なし

 

耐衝撃だから落としちゃっても安心!『DE-NEST-5000BK ELECOM』


JIS保護等級IP67相当の防水防塵性能を備えたタフな製品です。万が一の水没や砂やホコリの付着にも耐えられるので、キャンプ先や海や山に持っていっても安心。アウトドアが好きな人の強い味方です。

コネクタ部分がネジ栓による密封構造になっています。また、振動や衝撃ができる限り中心部に伝わらないよう丸い筒状の構造になっていて、さらにシリコンのクッションで電池を包んで守っています。「しまった! 落としてしまった」というときにも、焦らないで済みますね。

容量は5,000mAhで、スマートフォンを約1.5回充電できます。
筒状のデザインが目を引く、格好いい外観です。別売りの専用ギアを使えば、LEDランタンのバッテリーとしても利用できますよ。

・【バッテリー容量】3.6V 5000mAh
・【出力】5V
・【サイズ】約36×36×135mm
・【重さ】約140g
・【急速充電】記載なし

 

【スマホ充電2~3回】モバイルバッテリーおすすめ商品

スマホへの充電を2~3回予定している場合に適した、モバイルバッテリーです。大容量でありながらコンパクトな製品が多く、品質のよさと外観のよさの両方を兼ねそろえた製品があります。

大容量なのにコンパクトサイズ!『PowerCore 10000 PD Redux 25W Anker』

スマートフォンなら2回以上、タブレット端末なら約1回充電できる大容量なのに、とてもコンパクトです。手のひらやポケットに収まるデザインで、持ち運びもしやすく旅行や出張などで使いやすいですね。

iPhone 13シリーズやGalaxy S21シリーズなどさまざまな機種に急速充電でき、一般的な5W出力のモバイルバッテリーに比べ最大3倍の速さです。(Lightning対応機器への充電には、別売りのライトニングケーブルが必要です。)
また、イヤホンなど小型電子機器やウェアラブル機器に充電する際に便利な低電流モードも搭載しており、最適な電流で充電できます。

製品本体への充電も、別売りの18W出力のPD対応充電器を購入すれば、3時間ほどで充電完了。急に必要になったときに助かる速さです。

難燃性の素材や温度管理機能により、耐久性の面でも安心感があります。

・【バッテリー容量】10,000mAh
・【出力】
USB-C 出力:5V = 3A / 9V = 2.78A
USB-C PPS 出力:3.3-6V = 3A / 3.3-11V = 2.78A (最大25W)
USB-A 出力:5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A
・【サイズ】約107×52×27mm
・【重さ】約194g
・【急速充電】iPhone、Androidなどさまざまな機種に対応可能

 

大人気のDANBOARDシリーズ!『ダンボーバッテリー 10050mAh PD18W cheero』

何とも言えない表情のイラストがついた、cheeroの人気製品ダンボーバッテリーです!バッテリーとしての機能はしっかり備えつつ、持っているだけでうれしくなるデザインが魅力ですね。

カラーはバブルブルー・ミルクチョコ・メロンソーダ・バナナシェイク・ストロベリーの全5種類。かわいくてポップなカラー展開となっています。
自分のお気に入りの色を選んだり、全色集めてみたりと楽しみが広がります。友達や知人にプレゼントしても喜ばれそうです。

急速充電規格のPower Delivery 3.0に対応しています。iPhone純正USBアダプタよりも、早く充電ができますよ。
多くのスマホに2回以上フル充電可能です。コンパクトなのに大容量なので、外出先できっと重宝するでしょう。しかも、USB-AとUSB-Cの2ポートあり、2台同時に充電できるのも便利です(合計18W)。

キュートなオリジナルポーチもついているので、持ち運ぶのがますます楽しくなりそう。ポーチには、付属品をまとめて入れられます。旅のお供にいかがですか?

・【バッテリー容量】10,050mAh
・【出力】
USB Type-C (PD) : 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W max) PD3.0
USB Type-A : 5V/2.4A max. (Auto-IC機能搭載)(2 Ports total 18W)
・【サイズ】約 95×62×22 mm
・【重さ】約 185g
・【急速充電】USB PD 3.0に対応

 

薄型だけど大容量!『PowerCore Slim 10000 Anker』


厚さ約1.4cmと薄型ですが、10,000mAhという大容量です。かばんにも収まりやすく、外出先にも持っていきやすいという魅力があります。ほとんどのスマートフォンで複数回の充電が可能で、iPad miniへも1回以上充電できる容量があります。

USB Power Deliveryに対応していてiPhone11であれば、30分で50%充電できます。その他さまざまなUSB機器にもフルスピード充電が可能です。とにかく急ぎで充電したいときには、とても便利ですね。
バッテリー本体も、PD対応急速充電器を利用した場合は、約4.5時間でフル充電できます。

外観は電池残量を確認できるシックな青色のLEDライトとマットな素材で、スタイリッシュな印象です。

・【バッテリー容量】10,000mAh
・【出力】5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A
・【サイズ】約149×68×14mm
・【重さ】約212g
・【急速充電】USB PDに対応

 

最大3ポート同時充電!『P10000QCD パワーバンク ADATA』

2つのUSB-Aポートと、1つのUSB-Cポートで最大3つまでのデバイスを同時に充電できます。
Qualcomm QC 3.0、USB PD 3.0、MTK PE1.1、Samsung AFC、HUAWEI SCP & FCP、OPPO VOOCなど、幅広い急速充電機能に対応しています。
10,000mAhの大容量バッテリーが搭載されていて、外出先での急速充電を手軽に実現します。

残量を示す、大きめのデジタルディスプレイが目を引く製品です。すぐに残量がわかるので、電池切れを防ぐ助けになるでしょう。カラーは白、青、黒の三色展開。

電気自動車に採用されるようなハイグレードのリチウムイオン電池を使用しているので、コンパクトで軽く、持ち運びも楽々です。
内部回路には、出力・入力の双方で過充電や過放電、過電圧への対策が施されており、安全面も配慮されています。

・【バッテリー容量】10,000 mAh (37 Wh)
・【出力】
USB-A 1: DC 5V/4.5A, 9V/2A, 12V/1.5A, 22.5W max.
USB-A 2: DC 5V/4.5A, 9V/2A, 12V/1.5A, 22.5W max.
USB-C: DC 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A, 18W max.
USB-C + USB-A 1+2: DC 5V/3A, 15W max.
・【サイズ】約100×50×25 mm
・【重さ】175 g
・【急速充電】対応可能(Qualcomm QC 3.0 / USB PD 3.0 / MTK PE1.1 / Samsung AFC / HUAWEI SCP & FCP / OPPO VOOCなど)

 

【スマホ充電3回以上】モバイルバッテリーおすすめ商品

一般的なスマホの充電が3回以上可能な、大容量モバイルバッテリーです。
少し重くなりますが、急速充電、複数台の充電などをかなえる高品質な製品がそろっています。

対応機種を超急速充電!『DE-C33L-20000BK ELECOM』

45W出力以下のUSB Power Delivery対応機器と他の機器を、超高速で2台同時に充電できます。
パソコン、タブレット、スマートフォンも充電できる、安心の20,100mAhです。
また、本体充電用ケーブルを接続してモバイルバッテリーを充電しながら、同時にスマートフォンも充電できる「まとめて充電」に対応しています。

一般的に、USB Power Delivery対応のモバイルバッテリーにパソコンやタブレットを接続すると、接続機器からモバイルバッテリーに逆に給電されてしまうことがあります。
この製品は強制出力モードにより、接続機器から給電されないように設計されています。
また、低電流モードも搭載し、Bluetoothヘッドセット・イヤホンなど電流の小さい小型電子機器でも充電できます。
さまざまな端末に合わせて充電でき、使い勝手のよい製品です。

・【バッテリー容量】3.6V 20,100mAh
・【出力】
定格出力電圧 USB Type-C(TM)(USB-C(TM))は5V/9V/15V/20V、USB-Aは5V
定格出力電流 USB Type-C(TM)(USB-C(TM))は3A/3A/3A/2.25A、USB-Aは1.5A
・【サイズ】約51×44×156mm
・【重さ】約442g
・【急速充電】USB PD対応 2台同時可能

 

防災用に最適!『Anker PowerCore Essential 20000 Anker』

20,000mAhの超大容量で、iPhone11 / 11 ProやGalaxy S10などのスマホを4回以上、iPad mini 5を2.5回ほどフル充電できます。
2つのUSB出力ポート搭載で、2台同時に充電できます。また入力ポートも2つ(USB-CとMicro USB)あり、手持ちのケーブルによって選べます(ただし、2つの入力ポートを同時には使用できません)。

Anker独自の多重保護システムによって、温度管理やショート防止、過充電防止などの機能がついており、長時間安全に使用できるのも心強いでしょう。18ヵ月の長期製品保証もついています。
大容量かつ安全性の高い設計になっているので、万が一の災害時にも頼もしい存在になりそうですね。充電環境が不安な出張先などでも、この1台があると安心です。

低電流モードも搭載されており、イヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器への充電にも使え、汎用性が高いのも特徴です。

・【バッテリー容量】20,000mAh
・【出力】5V = 3A (各ポート最大2.4A)
・【サイズ】約158×74×19mm
・【重さ】約343g
・【急速充電】Anker独自技術によりほとんどの端末に対応可能

 

国内最小クラスの軽さ!『MOT-MB20001 MOTTERU』

2020年に神奈川県で設立されたデジタルアクセサリーの会社、MOTTERUによる製品です。

重さ約350gと、20,000mAhモバイルバッテリーとしては国内最小クラス。
iPhone13なら約4.5回、iPad Airなら約1.6回、MacBookなら約2回、ポータブルゲーム機なら約3回充電できます。

大容量なのにコンパクトで持ち運びがしやすいので、数日の旅行に行く際も頼りになるでしょう。
ちなみに、付属の専用ポーチがついていて、本体とケーブルを一緒に入れられるようになっています。

USB Power Deliveryで、スマホからノートPCまで端末に合わせて急速充電が可能です。
USB Power Delivery30W対応のAC充電器があれば、バッテリー本体への急速充電も可能で、およそ3時間程度で充電が完了します。
インジケータで、残量や充電状況が一目でわかるのも便利です。

2年保証と長期保証がついていて、保証期間中は新品への交換も対応しているので、安心感がありますね。

・【バッテリー容量】3.6V/20,000mAh(14.4V/5,000mAh)
・【出力】
Type-C:PD最大60W(5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3A)
PPS 3.3-16V/2.8A
Type-A:最大18W(5V/3A、9V/2A、12V/1.5A)
・【サイズ】約58×25×150mm
・【重さ】約350g
・【急速充電】USB PD対応

 

【コスパ抜群】低価格モバイルバッテリーおすすめ商品

税込2,500円以下で購入できる商品の紹介です。個性的なイラストが描かれた製品などもあります。モバイルバッテリーを購入することが初めてで、試しに買ってみようという人にもおすすめの価格帯です。

充電約1回・おまかせ充電対応!『DE-M09-5000WF ELECOM』

かわいい顔のイラストが描かれたデザインも選択できるので、周囲の目を引きますし、自分でも持っていてうれしくなりそうです。5,000mAhの容量がありつつも軽くて薄いので、スマホと一緒に持ちながら充電するのも楽々。

単に外見だけではなく、性能も充実しています。USBポートを2口搭載し、スマホなどを2台同時に充電可能です。接続機器を自動で判別してそれぞれに最適な出力で最速に充電する「おまかせ充電」に対応しているので、無駄なく素早く充電できますね。
バッテリー本体へもおよそ3時間30分で充電でき、時間を短縮できるのも魅力的です。

約500回繰り返し使用可能な充電式リチウムイオン電池を搭載していて、電池はJISに準拠した安全設計なので、安心して使えるでしょう。電池残量も4段階のLEDランプで確認できるので、知らないうちに電池切れしていた!なんてことも防げます。

輸送試験UN38.3に合格していて、飛行機内への持ち込みも可能です(ただし、詳細は各航空会社の規定を確認してください)。

・【バッテリー容量】5,000mAh
・【出力】DC5V  2.1A
・【サイズ】W72×D129×H10mm
・【重さ】約130g
・【急速充電】記載なし

 

充電約2~3回・4種類のケーブル内蔵で差し替える手間なし『UMA-BAT04 ハンファQセルズジャパン』

Lightning(iPhone・iPad用)、micro USB、Type-C、本体充電用USBと、4種類のケーブルが内蔵されているので自分で用意する必要がなく、とても便利です。

重さ207g、厚さ16mmというコンパクトサイズにもかかわらず、容量は10,000mAhと十分。ちょっとした外出先での電池切れに悩むことから解放されます。iPhone11なら約3回、タブレットなら約0.8回分の充電が可能です。

本体表面はアンチスリップデザインになっていて手から滑り落ちにくく、スマートフォンと重ね持ちしたときの落下事故を防いでくれるでしょう。

・【バッテリー容量】10,000mAh
・【出力】2.4A 最大
・【サイズ】約142×70×16 mm
・【重さ】207g
・【急速充電】2.4A急速充電対応(詳細は記載なし)

 

充電約3回・コスパ抜群の大容量モバイルバッテリー『H19 品博電源技術』


12,000mAhと大容量なのに、軽量、薄型です。これなら、手軽に持ち運びながら充電できますね。旅行、出張、災害時など、あらゆる場面で活躍してくれるでしょう。
Type-CとMicroの2種類の入力ポートが搭載されていて、コンパクトながら2台同時に充電することも可能。手持ちのケーブルを使って充電します。

バッテリー本体への充電は4時間ほどで完了します。その際、ほかの端末への充電はできないので注意してください。
バッテリー残量を4段階で目視できるランプが搭載されています。「どうしよう!残量が不足している」という事態を防いでくれますよ。

・【バッテリー容量】12,000mAh
・【出力】
USBポート1…DC5V/2A
USBポート2…DC5V/2A(合計出力最大2A)
・【サイズ】約70×139×15mm
・【重さ】約216g
・【急速充電】対応可能

 

充電約3回・持ち運びに便利なストラップつき『J34 SLUB』

スタイリッシュでおしゃれなデザインながら、12,000mAhの大容量です。ブラック、ホワイト、ブルー、オレンジの4色展開で、お好みに合わせてセレクトできます。

バッテリーには珍しくストラップがついているので、充電しながら歩いていても落としにくいのがポイントです。手のひらサイズで、どんな場所にも簡単に持ち運べます。
撥水防汚コーティングが施されているので、指紋がつくことが気になる方におすすめ。うっかり水をかけてしまったときにも、安心ですね。

2台のスマホを同時に充電できるので、ビジネス用、プライベート用のどちらも充電したいときに便利です。
温度調節機能がついていて過熱を防いでくれます。充電をしたのをしばらく忘れてしまっても焦る必要はありません。

・【バッテリー容量】12,000mAh
・【出力】DC5V/2A
・【サイズ】約143 ×70×13 mm
・【重さ】約220g
・【急速充電】記載なし

 

モバイルバッテリーの「機内持ち込み」注意すべき点は?


遠隔地への旅行や出張先で使用するので、モバイルバッテリーを飛行機に持ち込むこともあるかもしれません。そのときに注意すべき点をしっかりおさえておきましょう。

必ず「機内持ち込み荷物」に入れる

預け入れ荷物の中に入れると、検査で引っかかり、没収となる可能性があります。「機内持ち込み荷物」の中に入れることをおすすめします。

モバイルバッテリーを預け荷物に入れられないのには訳があります。リチウムイオンバッテリーによる飛行機での出火事故が相次いだためです。
国際民間航空機関 (ICAO)はリチウムイオンバッテリー(電子機器に内蔵されているものを除く)を預け入れ荷物に入れることを禁止し、各航空会社でも自社の方針を設けています。

機内持ち込み可能なバッテリー容量や個数には、制限が設けられています。航空会社によって規定が異なりますし、状況によって変更されることもありえるので、最新情報をホームページなどで事前に確認してください。

「持ち込める個数」が航空会社ごとに決められている

モバイルバッテリーを複数機内に持ち込むことを考えている場合は、注意が必要です。各航空会社の持ち込み可能台数をチェックしましょう。

国内線のモバイルバッテリー規制について

JALやANA、ソラシドエアやAIRDOなどほとんどの航空会社では、バッテリー容量が100Wh未満であれば制限なく持ち込みが可能です。100Wh〜160Whの容量では、最大2個まで持ち込みできます。

ちなみに、Whとはモバイルバッテリーに溜められる電力容量のことです。V(電圧)×Ah(バッテリー容量)=Whとなります。

いずれの航空会社でも容量160Wh以上のモバイルバッテリーは、持ち込みも預け入れも不可となるので注意してください。

国際線のモバイルバッテリー規制について

国際線の持ち込み条件も国内線とほぼ同じですが、国内線より厳しいルールを示している国や航空会社もあります。事前の確認が必須です。

例えば、ブリティッシュ・エアウェイズは、バッテリー容量が100Wh未満の持ち込みが最大4個までです。ルフトハンザドイツ航空は、100Wh未満の持ち込みが最大2個までとなっています。

100Wh〜160Whのものについては、チャイナエアラインやカンタス航空などのように、持ち込んでよいものの、航空会社の許可が要る場合もあります。

160Whを超えるものは基本的に持ち込みも預け入れも不可です。例外的に、リチウムイオン電池内蔵の電動車椅子などについては、航空会社によって相談可能な場合もあります。

普通に捨てるのはNG!不要になったらリサイクル


劣化したモバイルバッテリー、もう使わないのでごみ箱に捨ててしまおうと考えがちですが、普通ごみとして捨ててしまうのはNGです。
不燃ごみ(燃えないごみ)として捨てることもできません。

各自治体のルールを確認し、リチウムイオン電池は小型二次電池としてリサイクルしましょう。
家電量販店、携帯電話ショップにリサイクルBOXが置いてある場合は、それらを利用するのもいいでしょう。
捨てるときもルールやマナーを守ることが、大切ですね。

おわりに

モバイルバッテリーの選び方と、おすすめ20選を紹介しました。

バッテリーの容量、充電スピード、急速充電の可・不可、重さやサイズ、ポート数、PSEマークの有無が、モバイルバッテリーを選ぶうえでは重要です。
また人気のあるメーカーも紹介しました。信頼できるメーカーの製品であるかどうかも重要なポイントですね。
チェックすべき点をきちんとおさえて、自分にあった製品を見つけてみましょう。