コロナ禍で自炊を楽しんだり、贅沢な食材をお取り寄せして堪能したりしている方も多いのではないでしょうか?そんな方々におすすめしたいのが、今注目の食材「ジビエ」です。
この記事では、ジビエの魅力からおすすめのお取り寄せ商品までたっぷりとご紹介します!
そもそもジビエとは?
そもそもジビエとは、狩猟で得た野生のシカやイノシシ、キジなど鳥獣の食肉を意味するフランス語です。フランスなどのヨーロッパでは上級階級の貴族のみが口にできる食材として古くから重宝されてきました。そのため、日本でもヨーロッパの高級食材と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、日本でも古くからジビエを食べる習慣はあり、シカやイノシシ、クマ、キジなどが食べられていました。とくに現在も食べられる機会が多いのが、シカとイノシシです。
注目のジビエ肉は、美味しくヘルシーでいろいろな料理で楽しめる!
近年、消費が高まっているジビエ肉。農林水産省でも安全・安心なジビエを提供できるように「国産ジビエ認証制度」が制定されるなど、さまざまな取り組みがされています。
今のジビエは食べやすく美味!
ジビエと聞くと「クセが強くて臭そう…」と思っていませんか?確かに普段食べ慣れている牛・豚・鶏肉に比べてやや個性的ではあります。しかし、それはひと昔前の話。前述したように国をあげての取り組みをはじめ、食肉処理の技術向上などにより、ここ数年でジビエは格段に食べやすくなり、美味しくなっているんです♪
ジビエは栄養価が高い!
栄養価が高いのもジビエが注目されている理由です。
例えば、文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、シカ肉(にほんじか、赤肉、生)と牛肉( 【和牛肉】サーロイン、赤肉、生)の100gあたりの栄養を比べると以下の通りです。
シカ肉 | 牛肉 | |
---|---|---|
エネルギー | 119kcal | 294kcal |
タンパク質 | 23.9g | 17.1g |
脂質 | 4.0g | 25.8g |
鉄 | 3.9g | 2.0g |
参考資料:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
これを見ればシカ肉が牛肉に比べて、かなり高タンパク&低カロリーな肉であることがわかるはず!さらにイノシシも豚肉と比べると、カロリーや脂質はあまり変わらないものの、鉄分やビタミンB12はおおよそ3倍以上ととても豊富です。そのため、健康意識の高い方やアスリートの方、ダイエット中の方の食材として今注目されています。
気になる味は?おすすめの料理は?
美味しくなっているとはいうものの気になるのは、やはり味です。そこでここからは代表的なジビエの味とおすすめの料理をまとめてみました!
◆シカ
脂質がないので臭みがなく、あっさりしています。牛肉の赤身に似ていて食べやすいです。美味しい部位はロースやモモ肉など。日本では古くから慕われており、もみじ鍋やロースを使ったステーキがおすすめです。
◆イノシシ
非常に脂がのっていて、加熱によって甘みが増します。ただし、豚肉よりもすっきりとした味わい。牡丹鍋をはじめ、調味料をきかせたガーリック焼きやみそ焼きがおすすめです。
◆クマ
日本に生息しているのはヒグマとツキノワグマの2種類です。ヒグマよりもツキノワグマの方がやわらかく美味しいとされています。野性的な味わいで旨味が強いのが特徴。独特の風味があるため、みそ鍋やトマト煮などがおすすめです。
◆キジ
鶏肉よりも脂質が少ないため、あっさりとしていて淡泊。クセがなく、水炊きや塩焼きなどシンプルな料理に向いています。日本では野生のキジがめったに獲れないため、高級食材とされています。
お店の味を気軽におうちで♪おすすめ「お取り寄せジビエ」2選
日本の狩猟時期は北海道が10月1日~1月31日、その他の区域では11月15日~2月15日。地域によってはこの期間に精肉店やスーパーなどで購入できますが、気軽にお店のようなジビエ料理を味わうならお取り寄せが一番です!
そこでここでは、おすすめのお取り寄せジビエ商品をご紹介します♪
ローストビーフならぬローストシカ!?『みやざきジビエ 天然鹿肉ロースト』
宮崎県産の天然シカ肉ローストを香ばしく焼き、3日間かけて低温調理したもの。ヒマラヤ岩塩で味つけしてあるため、そのままでも十分食べられますが、付属の「ごまだれソース」をかけることで、さらに美味しくなりますよ♪
シカ肉・イノシシ肉の食べ比べができる!『ジビエ生ソーセージ 2種セット』
こちらはシカ・イノシシ、それぞれの肉で作ったソーセージが楽しめる贅沢な商品。
国産ジビエ認証を取得した施設で、上質なジビエを衛生的に処理加工し安心・安全で美味しいソーセージに仕上げました。
添加物不使用のソーセージは、家族みなさんで安心してお召し上がりいただけます。ジビエを食べ比べしてみたい方におすすめです♪
おわりに
おうちで「ひと味違った新しい食材を使いたい!」「美味しいものをもっと楽しみたい!」という方はこの冬、ぜひジビエにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。