ディクシット(Dixit)は、テレビで取り上げられたこともある人気沸騰中のボードゲームです。ルールが簡単で誰でも遊びやすく、盛り上がること間違いなし!
この記事では、そんなディクシットの魅力と詳しい遊び方を紹介します!
巷で話題のボードゲーム「ディクシット」とは?
ディクシットは世界中で人気のボードゲームです。いわゆる「連想ゲーム」の要素を持ったゲームで、独特な絵柄が特徴的な、84枚のカードを使って遊びます。「ちょっと難しいかな?」と思うルールもやっていくうちに理にかなっていることに気づき、どっぷりハマってしまう人が続出!
子どもから大人まで一緒になって楽しめて、ものまねや表現を繰り返しているうちに、プレイヤーの個性が垣間見えてしまうかも?
ではさっそく遊び方を詳しく見ていきましょう!
ディクシットはどうやって遊ぶの?
ディクシットは、出題者が選択したカードの絵柄を、伝わるか伝わらないかの絶妙な言葉で言い表し、それを他のプレイヤーが当てるという流れで進めていきます。
まずは準備から
始めにゲーム盤をセットし、人数分のうさぎの駒を用意します。ゲーム盤には0から30までの数字のマスがすごろくのように並んでいます。始めは全員0のマスにうさぎを置き、得点を獲得したらその点数分進めましょう。
次に、カードを1人につき6枚配ります。カードは全部で84枚あるため、残りはゲーム盤中央に山札として置きます。また、数字が書かれたタイルも人数分所持します。これは、出題者の選んだカードを当てる際に使用します。
ディクシットは1回ごとに出題者が交代するゲームです。最初の出題者を決めたら、ゲームスタートです!
ゲームの流れ
【1】出題者は自分の手札の中から、出題するカードを1枚選択します。
他のプレイヤーには見せずに、描いてある絵柄の内容を抽象的に表現します。なにか話してもいいですし、擬音のみでも大丈夫です。
【2】他のプレイヤーは出題者が話した内容に、最も近いイメージのカードを自分の手札の中から1枚選び、裏返しの状態で出題者に渡します。
全員分のカードを集めた出題者はカードをシャッフルし、表にして横一列に並べます。
【3】並べられたカードは、左から順に「1,2,3…」と数えます。
出題者以外のプレイヤーは、正解のカードを予想し該当の数字タイルを持ちます。数字タイルは一斉に見せ合いましょう。もちろん場には自分が選んだカードも出ているため、実際の推理はそれ以外のカードを候補に行うことになります。
【4】回答が出揃ったら答え合わせをします。
出題者のカードを当てた人と当てられなかった人の両方がいた場合には、出題者は3点を獲得します。同時に、出題者のカードを当てたプレイヤーも3点を獲得できます。
また、全員が正解した場合や、全員が不正解だった場合は出題者には得点が入らず、それ以外のプレイヤーが2点ずつ獲得します。
出題者以外も、自分が選んだカードが他のプレイヤーに選ばれると、1人につき1点が加算されるため、想像力を働かせて積極的に得点を狙いにいく作戦が良いでしょう。
【5】点数計算が完了したら得点を獲得した人がうさぎを動かした後、使用されたカードを端に除け、山札から手札を1枚補充します。
そして出題者を変更し、山札がなくなるか、誰かが30点に到達するまでゲームを続けます。
推理しながらみんなでワイワイ楽しめる『ディクシット 日本語版』
カードからうさぎの駒まで、必要なもの全てがそろったディクシットの日本語版です。こちらは推奨プレイ人数3人~8人のタイプ。1プレイおおよそ30分と、じっくり遊べるのも魅力ですよ♪
一家に1つ持っておけば、友人や子どもたちが集まったときにいつでも楽しめますね。
おわりに
ディクシットの面白さは、出題者がどう表現するかにかかってきます。簡単すぎても難しすぎてもいけないというのがポイント。とはいえ、全てのカードが不思議な絵柄。想像力をフルに働かせた結果、誰も正解できないような珍回答が生まれるかもしれませんよ♪
みんなで推理を楽しみながら、「え、こっち!?」「やったー!当たった!」などワイワイ盛り上がること間違いなし!寒い日が続くこの季節、暖かい室内で一風変わったボードゲームはいかがですか?