冬のおしゃれに欠かせないアイテムのひとつ、ブーツ。通販で買ったものの、いざ履いてみたら「サイズが合わない」「かかとが擦れて痛い」など、がっかりした経験はありませんか?
ここではブーツ選びをもう失敗しないために、選ぶときのポイントと履き心地をアップさせる対処法を紹介します!
失敗しないブーツ選びのポイント
いつもの靴と同じサイズのブーツを買ったのに、「つま先やかかとがあたって痛い」「履きにくい」と感じたことはありませんか?
つま先が細いタイプや素材が固いブーツなどでは、たとえいつもと同じサイズでも、足先が圧迫されたり、かかとが擦れたりして痛くなることがあります。
こうした思わぬ失敗を防ぐためにも、ブーツを選ぶときは以下の5点をおさえておきましょう!
◆採寸ポイントは3つ!自分の正確な足のサイズを知ること
足のサイズといっても、ただ足の長さを測ればいいわけではありません。
採寸するポイントは3つ。
- 足長:かかとの一番出たところから、もっとも長い足指の先端までを定規で測る
- 足幅:足の一番幅が広い部分、親指と小指の付け根の幅を定規で測る
- 足囲:足幅を測った部分の周囲をぐるりとメジャーで測る
自分で測るのが難しい場合には、一度靴屋さんで測ってもらうと、より正確に自分の足のサイズが把握できるのでおすすめです♪
◆理想的な靴のサイズを知ること
靴には、つま先と靴に多少の空間(捨て寸)が必要なのはご存知でしょうか?歩くときには必ず足が前後に動くので、この空間がないと窮屈に感じてしまうのです。通常は1cm~1.5cm程度の余裕が理想的とされています。
スニーカーと同じサイズのものを選ぶと、ブーツの場合つま先やかかとがあたって靴擦れや、足が圧迫されるなどのトラブルが起きやすくなります。つま先が細いデザインでは特にそうです。靴の種類ごとに、自分のサイズを知っておきましょう。
◆海外製品のサイズ表記を知ること
ネット通販で手軽に海外ブラントの製品も購入できるようになりましたが、日本製品と海外製品では、サイズ規格が異なります。試し履きができない場合は、自分のサイズの海外表記を把握し、該当サイズを選びましょう。
国名 | サイズ |
---|---|
日本 | 24cm |
アメリカ:US | 7 |
イギリス:UK | 5.5 |
ヨーロッパ:EU | 38 |
アメリカのサイズは「US」、イギリスのサイズは「UK」、ヨーロッパのサイズは「EU」と表記されます。例えば、日本の表記で女性用サイズ「24cm」の場合、アメリカサイズでは「7」、イギリスサイズでは「5.5」、ヨーロッパサイズでは「38」と換算されるので、しっかりチェックしましょう。
◆ブーツの素材や細部の作りまで確認すること
冬に人気が高いスエード素材のブーツは、柔らかいためつま先や甲への圧迫が少ないのがメリットです。ただし、柔らかい分足首の固定ができず不安定になりやすく、足や腰に負担がかかる場合があるので、腰痛の人は要注意です。
また、ロングブーツは夕方や夜には足がむくみ、きつくなることがあります。履き口のサイズは少し余裕があるものを選びましょう。
◆購入者のレビューを活用しよう
履き心地や素材感などは、どうしても実際に履いてみないとわからないものです。購入者のレビューや口コミなどもぜひ参考にしてください。
ブーツが合わなかったときの対処方法
足の形は人それぞれなので、ご紹介したポイントをすべて押さえても、履き心地のいい靴を手に入れるのはなかなか難しいものです。
「じっくり選んだのに実際履いて歩いてみると靴擦れしてしまった」「ネット通販で購入したら思っていたサイズと違った」という経験をした人も多いのではないでしょうか。
次は、購入したブーツのサイズが合わないときに試せる対処方法を紹介します。
ブーツのサイズが小さいとき
サイズが小さい場合は、シューズストレッチャーを使って広げる方法があります。ロングブーツ用のシューズストレッチャーもありますので、ぜひ試してみてください。
ブーツのサイズが大きいとき
ブーツのサイズが大きい場合には、インソール(中敷き)や、つま先やかかとにクッションを入れてみましょう。かかとの靴擦れなども防止でき、足への衝撃も和らげられますよ。
コロンブス マイフィット靴脱げ対策
かかと部分に使うクッションです。低反発の素材で、心地よいフィット感があります。抗菌加工も施されているため、ムレやすいブーツに嬉しいですね!
ブーツの保管にも注意が必要!
1日履いた後のブーツの臭いは意外と気になるもの。お気に入りのブーツを見つけたら、ブーツのムレや臭い対策もして、よい状態をキープしましょう。
エステー 備長炭ドライペットくつ用
備長炭・活性炭・特殊消臭粒の合わせ技で、湿気を吸収して脱臭もしてくれます。天日に干すことで繰り返し使えて経済的なのも◎。
おわりに
デザインが気に入っていても、サイズが合わず、無理して履き続けるのは体にもよくありません。どうしても合わないときは、ご紹介した対処法も試してみてくださいね♪
ブーツ選びのポイントを参考にしつつ、好みに合った自分の足にぴったりのブーツを見つけましょう!