ズボラさんでもできる!「これだけやっとけばOK」な大掃除の簡単スゴ技

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ズボラさんでもできる!「これだけやっとけばOK」な大掃除の簡単スゴ技

そろそろ大掃除のシーズンですね!

今回の記事では、「仕事が忙しくて…」「掃除が苦手で…」「私ズボラなので…」という人でも、これだけやっておけば「大掃除した!」という気分になれるマジック大掃除術をご紹介します。

誰でもやる気になれる、ラクにすむ簡単大掃除術!

誰でもやる気になれる、ラクにすむ簡単大掃除術!

◆ベトベトを”サラサラ”にする

◆曇りを”ピカピカ”にする

◆ゴチャゴチャを”スッキリ”させる

張り切って大掛かりな掃除をしなくても、一番気になる一ヵ所を掃除するだけで立派な大掃除です!自分も家族も満足することができます。

浸け置きで楽!ベトベトを”サラサラ”にする方法

ベトベト汚れで一番やっかいなのは油汚れです!そんな油汚れが特に集中している場所といえば、キッチン。 毎日使う場所なので、イヤでも汚れが目につきますよね。

今回は掃除する箇所を「換気扇・コンロ・コンロ回りの壁」の3か所に絞って、油汚れにお勧めの「オキシクリーン」で綺麗にしましょう。

キッチンの油汚れの大掃除手順

キッチンの油汚れの大掃除手順

(1)シンクの排水溝に水を入れた厚手のビニール袋で蓋をして、60℃のオキシクリーン液でプールを作る。
※オキシクリーンの効果が現われるのは40℃以上と言われているので、漬け置きの間に冷めることを考えて、高めの60℃を用意しましょう。

(2)油汚れが付いている換気扇やコンロの五徳、魚焼きグリルなどをプールに漬け込む。

(3)漬け込んでいる間にコンロ回りの壁を掃除する。また、熱々のオキシ液をスポンジに浸み込ませ軽く絞り、壁を擦ったあと、水拭きする。

(4)30分程漬けたら、スポンジや歯ブラシでこびりついた油汚れを擦って落とす。汚れが落ちなければ、15分ほど延長して漬けて置く

(5)よくすすいで、洗剤成分を洗い流し乾燥させる。
※アルミ製品を長時間漬けていると変色するので、換気扇のフィルターは15分ごとに様子を見ながら短時間で引き上げるようにしてください。また、掃除をする際にはゴム手袋をしてください。

 

簡単に綺麗!曇りを”ピカピカ”にする方法

曇り汚れと言って思い浮かぶのは、「窓ガラス・浴室の鏡のウロコ・洗面所の鏡」の曇りです。これらの曇りを簡単に取る方法を紹介します。

窓ガラス・洗面所の鏡の大掃除手順

窓ガラス・洗面所の鏡の大掃除手順

(1)40℃以上のお湯に少量の食器用洗剤を入れたものを用意する。

(2)使い古したスポンジに洗剤溶液を浸み込ませ、水が下に垂れない程度に絞って窓ガラスや洗面所の鏡を洗う。

(3)乾いた雑巾で、水分を拭き取る。

(4)窓を拭いた水分を含んだ雑巾で、網戸の両面を拭く。

(5)最後にサッシのレールをスポンジで洗い、雑巾で水分を拭き取る。

鏡のウロコの大掃除手順

鏡のウロコの大掃除手順

ウロコの正体は、水道水に含まれているカルシウムやミネラルが結晶化したものです。酸性の洗剤を使うと汚れが緩み落ちやすくなります。とはいっても頑固な汚れの部類になりますので、「サンポール」などの強い酸性洗剤を使うと早く綺麗に落ちます。

(1)ウロコがついた鏡に、ペーパータオルとラップで湿布します。湿布時間は30分を厳守!それ以上すると、鏡を固定している金具にダメージが出るので気を付けてください。

(2)そのあと水で充分洗い流します。まだウロコが残っていたら、コゲ取りスポンジで磨くと良いです。それでも落ちなければ、ウロコ取り専用のダイヤモンドパット(百均でも手に入ります)を使ってください。

※曇り止め加工が施されている鏡には、強い酸性洗剤はお使いいただけません。曇り止め効果が失われてしまいますので気を付けてください。

 

いつでも来客OK!ゴチャゴチャを”スッキリ”させる方法

ゴチャゴチャしやすい場所といえば、「リビングの床・玄関・ダイニングテーブル・ソファー・キッチンカウンター」など。

ゴチャゴチャつく原因は、平面が広く見えないこと。色が多すぎるのもゴチャゴチャして見える原因の一つです。それらをスッキリ見せるコツを紹介します。

リビングの床の大掃除手順

リビングの床の大掃除手順

ゲームやカバン・雑誌などが置かれていると、リビングがゴチャゴチャして見える原因になります。逆に床に何もないと、平面が広くなるのでお部屋がスッキリして見えます。

リビングのゴチャゴチャをスッキリさせるコツは「平面積を広く見せる!」のが大きなポイントです。必要なのは「モノを片付ける場所が決まっていること」。片付ける場所が決まっていないから、とりあえず床に置いてしまい部屋がゴチャついてしまうのです。

お家に訪問したお客さんの目線で家の中を見てみると、どこのごちゃつきが目立つかが分かり、片付ける優先順位が決めやすくなりますよ。

玄関の大掃除手順

玄関の大掃除手順

玄関に出ている靴は1~2足にして、あとは下駄箱に収納します。

下駄箱の収納容量が少なくてやむを得ず出しっぱなしにするときは、靴をそろえ玄関の土間の端に並べて、土間の平面が広く見えるようにするとスッキリして見えます。

ダイニングテーブルの大掃除手順

ダイニングテーブルの大掃除手順

テーブルの上にモノを置かない習慣をつけると、いつでもスッキリした状態が保てます。家族で、必ず使ったものを元に戻す習慣が大事です。そうすることで、ダイニングテーブルの平面が広く見えスッキリ感が出ます。

ソファーの大掃除手順

ソファーの大掃除手順

座面や背もたれに衣類やカバンなどが置かれやすく、ゴチャついて見えやすい場所ですね。ここもダイニングテーブル同様、モノを置かないことを習慣にすると平面が広くなってスッキリします。

まとめ

今回ご紹介した方法は、それぞれ1時間前後で出来るモノばかりです。取り掛かるまでは億劫ですが、やり終えたら意外に時間を掛けずに出来た!と感じるものです。

ズボラさんも是非この機会に大掃除をやってみてください。

執筆者プロフィール

梶野智絵(整理収納アドバイザー1・2級 家事マイスター)

梶野智絵

テレビ出演・ラジオ出演・民間企業や行政の男女共同参画事業からご依頼の家事講演・企業様の実習付き研修・Web記事執筆・新聞コラム一年間掲載などの活動を行っております。