衣替えの季節。何となく防虫剤を入れてしまっておくだけだと、来季に取り出した際に「虫食いやカビがあってがっかり…。」ということも。よい状態を保つよう、防虫・防カビは徹底したいですよね。
そこで、衣替えの際にやってはいけないNGパターンをまとめました。話題の防虫ブロックも紹介します。
大切な衣類を守るため!やってはいけないNG行為とは?
「衣替えは、とりあえず防虫剤や除湿剤を入れておけばOK!」と思っていませんか?家族の衣類や自分のお気に入りの服を、虫食いやカビから守るには、正しい方法で衣替えをする必要があります。
ここでは衣替えでやってはいけない4つのNGパターンについて解説します。
NG行為その1!洗濯せずにしまう
衣類をしまう前に洗濯をしないと、「ダニの繁殖」「黄ばみ」の原因になることも。特に夏物には、タンパク質を含んだ汗が付着している場合があります。そうすると人間のタンパク質をエサとするダニが繁殖したり、タンパク質や皮脂が酸化して黄ばんでしまう場合があるので、要注意!
しっかりと汗や皮脂汚れを落としてからしまうことが理想なので、たとえ洗ってある衣類でもしまう前にもう一度洗うことをおすすめします。温水を使うとより効果的ですよ♪
NG行為その2!クローゼット内の掃除をしていない
クローゼットは、ホコリや湿気が溜まりやすい場所です。ホコリにはダニが群がりやすく、湿気はカビの原因にもなります。掃除せずにそのまま衣替えをしてしまうと、もちろん衣類にも悪影響です。
普段からこまめに掃除をしていても、衣類を全部取り出さないと見えないホコリやカビがあるかもしれません。衣替えをよい機会として、徹底的に掃除をしておきましょう!
掃除の仕方は、まず内部にあるすべての物を取り出します。次に、ハンディモップなどで上から下へホコリを落とし、掃除機で吸います。その後水拭きではなく、カビの予防に有効なアルコール除菌でふき取りましょう。最後に扇風機で内部を完全に乾燥させれば終了です!
NG行為その3!雨の日や湿度の多い日に衣替えをする
雨の日や湿気の多い日の衣替えは、できるだけ控えましょう。しまう予定の衣類を洗濯しておいたのに、作業中の汗や部屋の湿度で台無しになる可能性があるからです。またクローゼットの掃除をしても湿気が残ってしまい、カビの原因にもなります。
クローゼットの掃除や衣替えを行うのに最適な環境は、風通しのよい日やカラッとした空気の日です。晴れて湿度が低い日に行うのが理想ですが、忙しくて難しい方もいるかもしれません。その場合は、エアコンの冷房や除湿機能を使って温度・湿度管理するのもよいでしょう。
NG行為その4!防虫剤を衣類の下に置く
衣装ケースやタンスにしまう際、衣類の下に防虫剤を置いていませんか?防虫成分は上から下へ行き渡る性質のため、衣類の下に置いてしまっては効果が得られません。防虫成分が範囲内の衣類にくまなく行き渡らせるには、衣類の上に置くことが大切です。
また防虫剤はそれぞれ決まった範囲内の防虫効果があります。パッケージに表示された範囲を守り、必要な個数を使用しセッティングしましょう。
防虫剤もエコに!話題の防虫ブロックとは
防虫ブロックは、日本でもなじみ深い樹木「楠(クスノキ)」の端材から作られた防虫アイテムです。楠には防虫や消臭に効果がある「カンフル(しょうのう)」が含まれており、古くからタンスなどに使われてきました。
魅力的なのは、自然から作られたもので繰り返し使えるところ♪楠特有のさわやかな香りが薄れてきたら、カンフルオイルを垂らすことで何回でも使えてエコです。
クス ハンドメイド(KUSU HANDMADE) ハンギングエコブロック3点+カンフルオイル10ml
クローゼットにぶら下げて、繰り返し使えるナチュラルでエコな防虫ブロックです。九州に生育していたクスノキの端材を、職人がひとつひとつ丁寧に削り出した温かみのあるハンドメイドは見た目も素敵です♪
ブロックやカンフルオイルは、ヒメカツオブシムシなど衣類の害虫や、アンモニアなどの臭いにも高い効果があることが実証されています。ゴキブリやネズミにも忌避効果があります。香りが薄くなってきたら染み込ませるカンフルオイル付きなのも嬉しいですね!
まとめ
衣替えを正しい方法で行えば、大切な衣類を守れます。また防虫剤も防虫ブロックなどのナチュラルなものを使うことで、高い効果があるうえ、エコにもつながりますよ!