今回はマッチ棒と難読漢字問題を2問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
どこを動かす?「15-3=8」を等式にしよう!
1問目は大人気のマッチ棒を使ったクイズ問題です。1分間の制限時間で解けるように、頑張ってください!
では問題です。マッチ棒で作られた「15-3=8」という間違った式を正しい答えにしましょう。動かしていいマッチ棒は1本だけ、折り曲げるような加工は一切禁止です。どこをどう動かせば良いのか気が付きましたか?
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【答え】
「8」の右上を取り除き「6」に変えます。取り除いたマッチ棒を「3」の左上に置き「9」にすれば、「15-9=6」となって正しい式にすることが可能です。
マッチ棒クイズは適当なマッチ棒を動かしてもいずれ答えが見つかる、予備知識なしでも解くことのできる純粋なパズル。しかし、やみくもにあれこれ試すよりも、脳トレらしく可能性を消去していく、思考力で解くのもおススメです。どんな方法なのか、この問題を例に説明していきましょう。
最初に考えるのは、マッチ棒を1本だけ動かす、取り除く、追加することで、数字や記号が成立するのかという点。問題の「15-3=8」では、「15」の「1」だけは1本動かしても、取り除いても他の数字にできません。追加すると「7」は作れるものの、1本だけ動かすという条件下で70台の数字をここに持ってきても、答えが成り立つ式は作れなさそう。結果、「15」の「1」は加工の対象から外れます。
次は同じ数字内でマッチ棒を移動さると答えになるのかをチェック。左から見ていくと「5」は左上の縦棒を右にスライドさせて「3」を作れます。しかし「13-3=8」になるため不正解、同様に「3」を「5」にしても「15-5=8」でダメ。残りは「=」と「8」から1本取り除いて別の数字や記号に当てはめるのみ。
「=」を「-」にした場合、置ける場所は「-」を「=」にするのみ。「15=3-8」は式が成立せず、最後の可能性は「8」から1本取り除き、他の数字を変えるという結論になります。
これは難しい!「膳所」は何と読む?
地元の人なら苦もなく読める名称も、近隣住民以外はさっぱりわからないという、読み方の難しい地名が日本全国にたくさんあります。「膳所」を何と読むか知っていますか?
1文字目はほとんどの人が知っている読み方とかなり近いのですが、厄介なのは2文字目。これは思い浮かぶ限りの読み方を当てはめても正解するのが難しい超難問です!
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【答え】 ぜぜ
「膳」はみなさん想像のとおり食事の「ぜん」。若干異なるものの「膳所」も「ぜん」に近い「ぜ」という読みでした。2文字目の「所」は辞書を見ても「ショ」「ところ」、もしくは「他所」で「よそ」と読む「ソ」あたりしか読み方は出てこず、「ぜ」は見当たりません。ちなみに、文字のまま「ぜんしょ」と読むと、食膳を用意するところ、つまり台所という意味になります。
「膳所」は滋賀県大津市にかつて存在していた町や江戸時代の藩の名称でもあり、現在は東海道本線の「膳所駅」などにその名をとどめます。
まとめ
そんな読み方をするのか、マッチ棒の問題もこんな解き方があるのか、そんなささやかなサプライズも脳の活性化につながっていることでしょう!