ひとつの保存容器で冷蔵庫や冷凍庫に食材を保存するのはもちろん、そのまま電子レンジで温めたり解凍できたりしたら便利ですよね。さらに、調理までできたら完璧かもしれません。実は、そんなアイテムがあるのをご存じですか?
しっかりした厚手のシリコン素材で食洗器使用もOK!丈夫で何度でも再利用できる『ZipTop』は、この願いをすべて叶えてくれる、魔法のような便利アイテム!
「本当にそんなことできるの?」「臭いが移るんじゃない?」などの疑問を確かめるため、実際に取り寄せ検証したレポートをお届けしましょう!
これひとつで「保存・調理・収納」ができる!
『ZipTop』は厚手のシリコンでできた保存容器。健康上の問題が指摘されているBPAなどを含まない、100%プラチナシリコンで作られているため、食品を入れるだけでなく、加熱調理しても危険な物質が溶け出す心配もなく、赤ちゃんの離乳食も安全に保存・調理できるという優れものです。
透明で丈夫なため、日用品を片付ける収納道具としての利用法も!
◆冷蔵・冷凍庫の食材保存にピッタリ
容器の上部にはジッパーが付いていて、簡単に口を閉じることができます。茹でたけど食べ切れなかったパスタや、千切りにした薬味、洗っておいたプチトマトなど、加工した・しないを問わず、食材を冷蔵庫や冷凍庫にしまっておくのにピッタリ。
箱型容器ではないので積み重ねることはできませんが、ジッパーを閉じるとスリムに。ちょっとした隙間に入れたり冷蔵庫のポケットに並べたりでき、場所を問わず収まる便利さに驚きます。
◆電子レンジ加熱OK!
冷蔵庫や冷凍庫から取り出したらジッパーを開けて電子レンジへ。これだけですぐに加熱調理や解凍ができます。火の入りにくいジャガイモやニンジンといった根菜類は、適当なサイズにカットして『ZipTop』に入れて電子レンジで温めれば、下処理もあっという間ですね♪
電子レンジで加熱した直後は、熱い状態になっているので火傷に気を付けてください。持てないほどではありませんが、ミトンなどがあると安全です。
商品には簡単なレシピ集が入っていて、ここに加熱の目安時間が記載されています。
■600Wの場合
・ジャガイモ(100g)……約4分30秒
・ニンジン(100g)……約2分
・アスパラガス6本(90g)……約1分30秒
・トウモロコシ1本(260g)……約5分
◆健康に優しい安全なシリコン素材
安全性に配慮した『ZipTop』は、ホルモンに影響をもたらすとされる「BPA(ビスフェノールA)」、有毒な「鉛」、赤ちゃんのおしゃぶりなどでも避けられる「フタル酸エステル」を使用していない、上質なシリコン製容器。
この徹底した品質管理により、『ZipTop』なら食材を入れて加熱し潰すだけで安全な離乳食が作れるのです。
◆ランチでも大活躍
ジッパーを閉じることで乾燥を防ぐというメリットを生かすなら、冷蔵庫での食材保存だけでなくお弁当箱としての利用方法もアリ!スープのような液体はおすすめできませんが、おかずや白米、リゾットなどなら問題なし。食べる時に電子レンジで加熱できる環境なら、熱々のランチを楽しむことも可能に♪
他にもサンドイッチ類ならサッと入れて持ち歩けるので、箱詰めや時間のかかる包装をする手間もいりません。
◆使い方次第で用途が広がります
ジッパーで口を閉じられ、かつ容器が透明というメリットは、食材の保存だけにとどまりません。例えば、ケーブルと充電タップやモバイルバッテリーを入れれば、スマホの充電セット入れに早変わり。
同様に、メイクブラシやファンデーションなどメイクアップ道具をまとめておけば、化粧ポーチ代わりにも。中身が見えるからすぐに取り出せて便利ですよ。
◆「サイズ」と「色」の種類が豊富
『ZipTop』には形状の異なるカップ・ディッシュ・バッグの3種類があり、それぞれサイズとカラバリが存在します。カップは文字どおり円筒形に近く、カットした野菜スティックのようなものを立てて保存するのに適した形状。バッグはやや縦長なポケットのような形をしていて、食パンをそのまま入れるのにピッタリです。
今回ご紹介するのは、幅255mm・奥行き101mm・高さが125mmある「ディッシュ」のLサイズ。
『ZipTop』を食品保存容器として使ってみた!
まずは、保存容器として利用した感想をお伝えしましょう。気になるポイントのひとつといえる、色移りはするのかについてもまとめています。
◆ジッパーを開いた状態だと結構大きい
「ディッシュ」のLサイズは奥行きが101mmあり、内容量は946mlあります。シリコンが厚手でしっかりしていて、液体を入れても重さで崩れてしまうような心配はありません。パッと見ただけでも意外に大きく、ジャガイモなら丸ごと数個は余裕で入りそうです。
底面は楕円形をしていて、ちょうどマチのある紙袋のような形に。ジッパーを閉じていない直立状態を横から見るとほぼ四角形。左右の先端に注ぎ口のような突起部分があります。
ジッパー部分は驚くほど分厚く、しっかり保存してくれそうな頼もしさ。ただ、一般的なジッパーと比べると柔らかく、「水蒸気すらも一切逃がしません!」というような強固な印象はありません。これは固い別パーツのジッパーを薬品などで接着するのではなく、シリコンのみで成形して、有害物質を使わないようにしている配慮かもしれません。
重さが約210gあり、薄手のプラスチックジッパー容器と比べるとずっしりとした感じはしますが、見るからに丈夫そうで破ける心配もありませんし、何より自立することで物の出し入れがとってもしやすい印象があります。
◆食洗器で洗ってみた
いろいろな物を入れて実験する前に、届いたばかりの商品ですから洗ってみることにしました。食洗器が使用可能ということなので、食洗器で洗ってみました!我が家の食洗器は5人分くらいが入るため決して小型ではないのですが、『ZipTop』のLサイズはさすがに大きく、おそらく4個で食洗器いっぱいになりそうでした。重さがあるので、強力な水流でも食洗器の中でどこかに飛んで行ってしまうという心配はないでしょう。
じっくり乾燥までさせた後に確認したところ、変形するようなこともなく何ひとつ問題なし。この後、脂の出る調理に使っても、プラスチック容器のようなぬるぬるが残るようなこともありませんでした。
◆保存容器としての実験
『ZipTop』の特徴を生かせそうな、新鮮野菜の保存について検証してみました!しっかりとした容量でジッパーを閉じることで鮮度を維持し、かつ液体を入れられる『ZipTop』。スーパーで買ってきた束のパセリを短めに切り落とし、少量の水をはってみました。普通に野菜室に入れておくと”しなしな”になりやすいパセリも、この方法で保存すれば、1週間近くパリッとした食感を楽しめますよ♪
保存容器としての最後の実験は煮卵作り。漬け置き容器としての使い勝手と色移りの実験を兼ねています。
ゆで卵を作って漬け汁を注ぎ、ジッパーを閉じて冷蔵庫へ。この状態で気づいたのは、口を閉じると上部がキュッとしぼみ、かさ増ししたようになって、漬け汁を大量に用意しなくても済むということ。深い容器を用意したり、浅くて大きいバットなどに卵を敷き詰めたりしなくてもいいのは便利でした。
24時間漬けたところで取り出すと、ツヤツヤの煮卵が完成!煮卵自体にシリコンの臭いが付くことはなく、かつ24時間漬け汁を入れておいた『ZipTop』に醤油の色が移るようなことはありませんでした。
『ZipTop』で調理をしたら便利すぎて衝撃的だった!
続いて、電子レンジとの相性を中心に調理の使用感をご紹介していこうと思います。上手にできることが予想できる商品添付のレシピではなく、別メニューをあえて作ってみた検証の結果はいかに!?レシピと一緒お楽しみください!
◆入れて加熱するだけ!手羽先の甘辛煮
「甘辛のたれの絡まった手羽先を家で簡単に作れないか」という考えで考案したレシピを試してみました。電子レンジで加熱するため、焼いた時にでる独特の香ばしさの再現は無理でも、『ZipTop』でやってみると驚くほど簡単に作ることができました!
<材料>
- 酒 100cc
- みりん 50cc
- 醤油 80cc
- はちみつ 大さじ4
<作り方>
【1】下ごしらえを一切しない手羽先を『ZipTop』に並べます。
【2】調味料を注いで混ぜます。
【3】半分ほどジッパーを閉じて電子レンジへ。
【4】600Wで9分加熱したら完成!
手羽先を詰め、調味料を入れて混ぜたらレンジで温めるだけ。全工程を入れても15分かかりません。みりんで鶏肉はツヤツヤ、砂糖ではなくはちみつを使ったことで甘さもマイルドに仕上がっています。
このたれは少し濃いめの味付けで、できあがった手羽先は取り出しておかないとしょっぱくなってしまうのでご注意を。残ったたれには鶏肉の旨味が溶け出しています。次回利用してもいいですし、煮物や和え物にも利用できますよ♪
◆煮魚もふっくら仕上がる
お肉の次はお魚料理とまいりましょう。容器に魚の生臭さが移るかのテストもするためブリを購入。
手羽先の甘辛煮と同様に『ZipTop』にブリの切り身を並べ、煮汁を入れます。ジッパーを半分ほど閉じて600Wで9分加熱します。
こちらはレンジから取り出した後にジッパーを全部閉めて2分余熱でさらに火を入れています。理由は、煮汁がぐつぐつして吹きこぼれそうになってきたからです。いざ食べてみるとふっくら仕上がっていて、「レンジで作るとパサパサになってしまうかも」と心配していたのは完全に杞憂でした。
使い終わった直後は『ZipTop』にブリの生臭さが残っています。さて、この臭いが洗った後にも残るのでしょうか。結果はこの後をご覧ください!
使って気づいたこと!
実際に使って気づいた点をいくつか記載しておきます。購入の検討時に気になりそうなポイントをピックアップしてあるので参考にどうぞ。
◆柔らかくて手洗いしにくい
自立するしっかりした強度はあっても全面シリコンのため、手洗いをするとふにゃふにゃで少し洗いづらい印象がありました。食洗器での洗浄の方が楽そうです。
とはいえ、滑って持ちにくいということはありませんし、何よりジッパー部分が大きいことで汚れが目詰まりするようなこともなく衛生的です。
◆食材への臭い移り、『ZipTop』の臭い残りはナシ!
使用直後は食材の臭いがしても、手洗い・食洗器どちらでも洗った後は臭いが残りませんでした。商品に同梱している注意書きには、臭い移り・色移りをした時の対処法も記載されているのでご安心を。
ちなみに、シリコン特有のゴムっぽい臭いはどうしても残りますが、食材にこの臭いが移ることはありませんでした。
◆液体を完全にシャットアウトすることはできない
『ZipTop』は倒すと液体が漏れる可能性があると注意書きにあります。もともとカッチリしたジッパーではないので、液体を入れた状態では倒さないよう気を付けて保管しましょう。
◆口を閉じるか開けるかを考える必要がある
注意書きに、レンジで加熱する時は口を完全に開けるように記載が。また液体を加熱する場合はしっかり口を閉じるようにとも。今回実験したのはどちらも液体を含む料理だったため、口を半分閉じ、液体が吹きこぼれないようにしています。
用途に応じて口を開けるか閉じるか、検証のように半分程度開けるかといった調整が必要そうです。
【ZipTop ジップトップ ディッシュL】
赤ちゃんの離乳食を作る容器としても利用できる、安心・安全なプラチナシリコンで作られた容器。保存・加工・調理に使え、冷凍庫から直接電子レンジで加熱・解凍もでき、約5,000回以上の使用に耐える丈夫さが魅力です。
おわりに
いかがでしたか?
今回は実験していませんが、220℃までの耐熱性もあり、『ZipTop』に食材を入れたまま湯煎にかけて加熱することもできます。付属のレシピにはポテトサラダやジャムの作り方まであり、いかに幅広い用途で使えるのかを知ることができますよ。そのどれもが食材を『ZipTop』に入れたら、取り出すことなく完成するというものばかり。一度使ったら手放せなくなるその便利さをぜひ体験してみてください!