今回はマッチ棒クイズと図形問題の問題を2問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
マッチ棒クイズ!「2+3=7」を正しい式に!
みんな大好きマッチ棒クイズからスタートです。マッチ棒で作られた「2+3=7」という式を正しいものに変えてください。
ルールは簡単。動かしていいマッチ棒は1本、取り除くだけ、折ったり曲げたりといった加工は一切禁止です。どこを動かせばいいのか考えましょう!
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【答え】
「3」の左上を右にスライドさせ「5」に変えます。こうすると式は「2+5=7」になって、式と答えが正しくなります。
マッチ棒クイズは何も考えずにランダムに動かしても正解が見つかる、純粋なパズルですが、せっかくですから脳トレらしく考えながら解いてみるがおススメ。その考え方を解説します!
まず、1本だけ動かしていいという条件では、いまある数字が1本動かすとどうなるのかを考えます。順番に見ていくと次のとおり。
・「2」は「3」にできる
・「+」は1本取り除くと「-」になる
・「3」は「5」にできる
・「3」は1本追加すると「9」になる
・「7」は1本取り除くと「1」になる
ここまできたらあとはひとつずつ試していき、式が成立するかを確認するだけです。
五角系の面積は?ひと工夫であっという間に計算できます!
次は図形の面積を求める問題です。小中学校で教わった内容から出題しているので、ほぼすべての人が解けるようになっています。計算式を思い出せないからとパスせず、脳トレだと割り切って少しだけでも考えてみてください。それでもわからない時は、解説を読めば、「そんなこと習ったなぁ」と思い出すはず。
問題は上の図にある五角形の面積。1マスの長さを1として計算してみましょう。この五角形はいびつな格好をしていて、ちょっと見ただけではどう計算したら良いのか思いつかないかもしれません。では、どこかに補助線を引いてみましょう。そうすると?
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【答え】 47.5
五角形の頂点の下、左右に張り出した角を結ぶ、水平な補助線を引いて考えます。こうすると、五角形を平たい三角形と、台形に分解することができました。あとは計算をするだけ。
三角形の面積は「底辺×高さ÷2」で計算できました。式にこの図の値を当てはめると、次のようになります。
10×2÷2
=10
台形の面積は「(上底+下底)×高さ÷2」の式で求められます。同様に図の大きさで計算しましょう。
(10+5)×5÷2
=15×5÷2
=37.5
三角形と台形の面積を足せば、図の五角形の面積になります。
10+37.5
=47.5
まとめ
難しい問題が正解できた時の爽快感を味わうだけでなく、悩みつつも楽しく問題に挑戦しましょう。「もうわからない!」というところまで考えれば、脳の老化防止に役立っていること必至!