今回は漢字の問題を集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
「実○」など4つの熟語に共通する漢字は何?
1問目は、漢字を使った国語の問題です。「実、画、族、具」という4つの漢字が十字に配置されています。中央の空白マスにある漢字1文字を入れて「実○」「画○」「○族」「○具」という4つの熟語を完成させましょう!
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】 家
中央のマスに「家」を入れると、「実家」「画家」「家族」「家具」の4つの言葉が完成します!
「家」という字は「カ」や「いえ」「や」といった読み方があり、基本的に「いえ」という箱そのもの、もしくはそこに住まう人、あるいは血族を指します。しかし、「家」は「うかんむり」に「豕」という字で、この「豕」は豚や猪のこと。そのままの解釈では、「家」とは屋根の下に豚がいる様子なのでしょうか?一説では、漢字の誕生した殷(商)の時代には繁殖力の高い豚を家で飼育していたとされ、その環境がそのまま漢字になったのだそう。
書けそうもない難しい字が入っています!「希臘」の読み方は?
通常は平仮名やカタカナで表記する言葉を漢字で書くと、突然読めなくなることがあります。この「希臘」もそのひとつ。言葉は非常に多くの人が知っています。しかし、この漢字表記を読める人はほとんどいないでしょう。
ヒントはヨーロッパにある国の名前。東京で開催するあの国際大会に深い関わりが!
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】 ギリシャ(共和国)
「希臘」は中国語のギリシャの表記がそのまま日本でも用いられていて、「ギリシャ」や「ギリシア」の音を漢字に当てはめたわけではないそう。「臘」という字は人生で初めて見たというくらい、めったにお目にかからない漢字。本を読む人なら字の右側が「ロウソク」の「蝋(ろう)」の標準字体に似ていることに気づいたかも。とはいえ、「きろう」と読むわけではなく、難しいことに変わりありません。
ギリシャの国土は日本の約1/3、人口はおよそ1100万人。1899年、修好通商航海条約を締結して以来、日本とギリシャは友好関係を続け、2019年には修好120周年を記念した行事が行われました。近代オリンピック発祥の地としても有名です。
まとめ
脳トレは解くことで脳を活性化するのが目的ですが、わからない問題や解けないものでも、その解き方やヒントを読めば、脳に刺激が伝わっているはずです。苦手な問題も気軽に楽しく挑戦してください!