今回は漢字パズルと難読漢字の問題を2問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
「活○」を含む4つの言葉に共通する漢字は?
上の図には「活、習、幕、面」という4つの漢字が、中央の空白マスを囲むように配置されています。
中央の空白部分にある漢字1文字を入れて、「活○」「習○」「○幕」「○面」という4つの熟語が完成させるには、何という文字を入れればいいのか答えてください!
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【答え】 字
「字」を入れると「活字」「習字」「字幕」「字面」が完成します。
オフセット印刷やオンデマンド印刷が日常的に使われる現在では、「活字」を使った活版印刷はほとんど行われなくなりました。デジタルデータが主流になった音楽の世界でもアナログの良さが再認識され、レコードが見直されてきているように、趣のある文字表現が可能な「活字」で使った名刺を愛用する人も。
「字面(じづら)」は文字から伝わる雰囲気や、文字自体が並んだ時の美しさを表す言葉。「活字」に代わって使われるようになったフォントは、文字が収まる枠に対し、どれくらいの大きさまで文字を入れるかが決められていて、読みやすさ、整然とした見た目といった用途に応じた「字面」のデザインがされています。
1文字目を知っているかで正解率が変わる!「箕面市」の読み方は?
便利な地図アプリが登場したことで、紙の地図に頼っていた時代よりも地名を目にする機会が増えた気がします。そこで目にするのが、これなんて読むの?という地名。2問目は、そんな日本全国にたくさんある難読地名から出題しましょう。
「箕面市」の読み方は何ですか?難読地名は、見たこともないような漢字を使う場合と、知っている漢字が特殊な読み方になる2種類があります。「箕面市」はその折衷といったところでしょうか。
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【答え】 みのおし
「箕」は一般的に「み」と読み、竹などで編んだ穀物の選別に使用する道具のこと。神社のような広大なエリアを掃除する際の塵取り代わりとして使用されることもあります。物は知っていてもその名称、漢字はわからないという人も多いでしょう。「面」は「おもて」とも読むため、「箕」が読めると「みのお」に近いところまで解けたかも。
「箕面市」は大阪府の北部に位置する、人口およそ14万人のまち。「箕面」という名称のいわれは定かではなく、滝の表面が「箕」に似ていることから「箕面」となり「箕面大滝」に。その滝のある地だからという説があります。「箕面」という名の歴史は古く、平安時代の歌にも登場するほど。
まとめ
問題を解くだけでなく、ちょっとした豆知識や解説は読んで楽しいだけでなく、脳への刺激がきっとあるはずです!