毎年梅雨になるとやってくる部屋干しの嫌なにおい。なんとかしようと思いつつ忘れた頃にまたこの季節を迎えてしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、やりがちなNG行為と今日からすぐに取り入れられる部屋干しのコツをご紹介します!
やりがち!よくある部屋干しのNG行為
間違ったやり方で部屋干しをしていると、嫌なにおいの発生はもちろん、家具を傷めたりする原因になることも。まずは部屋干しをするときにやりがちなNGを紹介します。
【NG行為その1】カーテンレールに干す
ピンチハンガーなどを使い、カーテンレールに干している人は意外と多いですが、洗濯物の湿気がカーテンに移りカビの原因になってしまいます。
何度もカーテンレールで干しているとカビが生えるだけでなく、洗濯物の重みでカーテンレールが歪んでしまうこともあるのです。
【NG行為その2】風呂の残り湯で洗濯をする
節約のために、風呂の残り湯で洗い・すすぎをしているご家庭も多いかもしれません。残念ながら、部屋干しのときはこの方法はNGです!
残り湯に混ざった雑菌が洗濯物につき、においの原因になってしまいます。部屋干しをするときには、できるだけ新しい水を使うようにしましょう。
すぐにできる「におわない部屋干し」の工夫とは
長時間湿った洗濯物は、雑菌が繁殖してしまい嫌なにおいの原因となります。ですが、干し方にちょっとした工夫をすれば、早く洗濯物が乾き、嫌なにおいを発生させずにすみます。ここからは、すぐに実践できる方法をご紹介します。
扇風機や除湿器を使う
風通しをよくするために窓を開けるのも有効ですが、天気によってはそうもいかないですよね。そんなときはご自宅にある扇風機を洗濯物の方に向け、風が行くようにすると乾かす時間を短縮できます。
また除湿器もあれば、周辺の湿度を下げることができるので効果的です。
干し方を工夫する
ピンチハンガーに洗濯物を干すとき、手に取った順でなんとなく干していませんか?これではもったいない!実は干し方を工夫するだけで乾燥時間を短縮できるのです。
アーチ状に干す
ピンチハンガーの両端には長い洗濯物(シャツ、タオルなど)を、中央には短い洗濯物(靴下、下着など)を吊るし、アーチ状になるように洗濯物を干します。
そうすることで外側にある丈の長い洗濯物にしっかりと風が当たるようになり、アーチ下の空間にも風が通りやすくなります。
洗濯物同士のスペースをあける
濡れた洗濯物同士をぴったり並べて干してしまうと、風を通さず湿気がこもってしまいます。においを発生させず、素早く乾かすために、適度な間隔をあけることに注意して干してみましょう。
たくさんの洗濯物を同じ場所に干すと、スペースを確保するのが難しくなってしまいます。その場合は洗濯物の量を減らすか、浴室・洗面所など分けて干せると理想的です。
部屋干しスペースをおしゃれに確保!インテリアに馴染むおすすめアイテム
「部屋干しのコツは分かったけれど、そもそも干すスペースがない」なんてご家庭も少なくありませんよね。そんなときは、部屋用物干し竿を使えば洗濯物の間隔があけられて、より速く乾かせますよ!
「家の中に部屋用物干し竿を置くスペースがない」「誰かが来たときにみっともない」と思う方もご安心ください。ここからは、普段の生活に取り入れられるおしゃれな物干し竿をご紹介します。
おしゃれな部屋物干し兼用ハンガー
使わないときは帽子やかばん、コートなどを掛けられるポールハンガーに早変わり。いざ部屋干しをするときには広げて使うことで、洗濯物が乾かす十分なスペースが確保できます。
スタイリッシュなデザインで、ポールハンガーとして使っているときはおしゃれなインテリアとして置いておけるので、家に人が来ても安心です。お部屋の雰囲気に合わせたカラーが選べるのもうれしいポイント。
一人暮らしの方には、よりコンパクトなサイズがおすすめです。
干す場所に悩んでいる方、洗濯物の量が多くて家の中に干しきれないという方は、ぜひ取り入れてみてください!
まとめ
こまめに洗濯ができないときや、家の中に限られた空間しかないときでも、少しの工夫で部屋干しの嫌なにおいは改善できます。
ご自宅で取り入れられる方法から、ぜひ試してみてください。