気温が高く湿気の多い時期に多発する食中毒。特にお弁当は食中毒が発生しやすいもののひとつです。しかし少し気を付けるだけで、お弁当を傷ませることなく、安全な状態に保てることをご存じでしょうか?
ここでは、お弁当を傷ませないコツをご紹介します!
お弁当を傷ませないコツ
傷みにくいお弁当を作るには、細菌を付着させないこと、増やさないことが重要です。
ここからは、暖かい季節に徹底すべき3つのポイントをご紹介します。子どもたちに安心してお弁当を食べてもらうためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
水分の多い食材は避ける
細菌は水分によって繁殖します。夏場は生野菜や水分の多い食材をお弁当に入れないようにしましょう。自然解凍で食べられる冷凍食品も、解凍時に水分が出てくるので、これからの時期にはおすすめできません。
どうしても水分が出てしまうおかずを入れなければならないときは、水分を吸収してくれる乾燥わかめやかつお節、すりごまなどを添えるといいでしょう。お弁当箱におかずを詰める直前にしっかり水切りするだけでも、水分が出てしまうことを抑えられますよ。
ごはんやおかずは冷ましてから詰める
温かいごはんやおかずをお弁当箱に詰めてから、すぐにフタをするのはNGです。お弁当箱の中で冷えた蒸気が水滴となり、細菌の繁殖を助けてしまいます。フタをする前に、必ず粗熱がとれたかどうか確認してくださいね。
ごはんは、お弁当箱に詰めてから5分ほどで、ある程度冷えてきます。おかずを準備している間に粗熱をとってしまいましょう。作り立てのおかずやレンジで温めたおかずも、10分ほど平皿の上に置いてからお弁当箱に詰めれば安心です。
お弁当箱の清潔さを保つ
食材や詰め方を意識していても、お弁当箱そのものの衛生環境が悪ければ意味がありません。きれいに洗ったお弁当箱は、しっかり乾燥させてから使用しましょう。
特に、自然素材のお弁当箱は水気が残りやすいので、清潔なふきんで拭き取ったり、天日干ししたりするのがおすすめですよ。ゴムパッキンが付いているタイプのお弁当箱のフタは、ゴムパッキンを外して内側まで洗ってあげてくださいね。
「お弁当を傷ませない」おすすめアイテム2選!
お弁当を傷ませないようにするには、コツだけではなく、お弁当グッズも有効です!ここからは、抗菌仕様のお弁当グッズを2点ご紹介します。
お弁当を彩る!新鮮すぎるお弁当カップ・ベジカップ
生野菜を入れられないと、どうしてもお弁当の見栄えが悪くなってしまいがち。そこでこちらのレタスやキャベツのような見た目をしたお弁当カップはいかがでしょうか。生野菜のように水気が出ることも、しおれることもなくお弁当の色彩を鮮やかにしてくれます。
使い捨てではなく洗って繰り返し使えるので、エコで経済的!内側、外側ともに抗菌効果があるので、安心して何度でも使えます。
カラーは、グリーン、ライトグリーン、パープルの3色。その日のおかずの色味に合わせて使い分けたくなりますね♪
繰り返し使える!銀イオン配合お弁当抗菌シート
こちらは、銀イオンの力でお弁当を守る「お弁当抗菌シート」。ごはんやおかずの上にかぶせることで、細菌の繁殖を防げます。シートに凹凸があるので、ごはんがくっつきにくいのがポイントです。
洗って繰り返し使えるのも、毎日使いたいものだからこそうれしいですよね♪約165mm×110mと大きめサイズなので、大きなお弁当箱にはもちろん、カットすれば小さめのお弁当箱にもぴったりの大きさにできます。
まとめ
いかがでしたか?お弁当を作るときは、食材から詰め方まで意識することで、食中毒のリスクを軽減させられます。
さらに、抗菌仕様のお弁当カップやお弁当シートを選べば、菌の繁殖も防げます。シリコン製などの繰り返し使える製品なら、環境にも優しくていいことずくめですね♪
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