今回はマッチ棒クイズと王道クイズの2問です。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
マッチ棒クイズ!「12-6=1」を正しい式に変えよう!
シンプルなルールで多くの人に人気のマッチ棒クイズに挑戦しましょう!
マッチ棒で作られた「12-6=1」という間違った式があります。このマッチ棒の中から1本だけ動かして、式を正しい内容に変更してください。マッチ棒を折り曲げるといった加工や、「≠」を作って等式でないものにするのは禁止です。1分で正解を見つけることができますか?
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】
「6」の左下を取り除き「5」に変えましょう。次に取り除いたマッチ棒を答えの「1」の上に横棒として置き「7」を作ります。これで式は「12-5=7」に変わり、正しい計算式になりました。
マッチ棒クイズは適当にマッチ棒を動かして偶然正解を見つけるよりも、動かせる・動かせないといった可能性の有無を考えながら解けば、より効果的な脳トレに。ここで例えるなら、式の左端にある「1」は1本取り除いてもほかの数字を作れません。1本足して「72」にすることは可能ですが、それ以外の数字から70台の数字は作れませんから、ここは手を入れるべきではないのがわかります。残るのは「2」と「6」を動かしていくだけ。「2」を「3」にしても「13-6=1」で不正解。「6」を「9」にしても「12-9=1」でやはり完成しません。最後は正解の方法だけになります。
リンゴとブドウ合わせて1,200円。ブドウはリンゴ+1,000円。リンゴはいくら?
2問目は思考力が試される超王道のクイズ!問題文をよく読んで答えてください。
リンゴとブドウを買い1,200円払いました。ブドウはリンゴよりも1,000円高かったです。リンゴはいくらでしょうか?
↓
↓
↓
↓
↓
【答え】 100円
1,000円高いのだから1,200円から1,000円を引けばいいと思ったら間違い!この計算ではリンゴは200円になりますが、問題には「ブドウはリンゴよりも1,000円高かった」とあります。とすると、リンゴが200円ならブドウの値段は200+1,000=1,200円になり、ふたつを足すと1,400円になってしまい、「1,200円払いました」が成立しません。
ではリンゴの値段を求める式はどうなるのでしょう。リンゴの値段を「x」にして考えてみましょう。リンゴがxなら、ブドウの値段は「x+1000」で表すことができます。これを式にすると次のとおり。
リンゴ+ブドウ=1200
↓
x+x+1000=1200
2x+1000=1200
2x=1200-1000
2x=200
x=100
こうすれば、リンゴが100円、ブドウは100+1000で1,100円に。この金額なら、「ブドウはリンゴよりも1,000円高い」「合計1,200円」の条件を満たし、問題のとおりになっているのがわかります♪
まとめ
最後の問題は方程式を使わなくても、条件部分をしっかり理解できていれば解ける内容です。脳トレ問題がこんなに簡単なはずない!と疑ってかかった人は正解できたかもしれません。
関連タグ