【1分脳トレ】微妙に違っている!「曖昧莫糊」を正しく!

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今回は漢字の間違い探しと難読漢字の問題を2問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。

微妙に違っている!「曖昧莫糊」を正しく!

よく聞く言葉でも漢字で正しく書くとなると、胸を張って「書ける!」といえる人は少ないのではないでしょうか。物事がはっきりしないでぼんやりしている状態を表す「あいまいもこ」。「曖昧莫糊」は正しそうに見えるものの、1か所誤った漢字が紛れています。どこをどう直せば良いのか答えてください!

【答え】 曖昧

「曖昧」も「模糊」もどちらも「はっきりしない」「あやふや」な状態を指します。

「曖昧」の方は「曖昧な態度」「曖昧な返事」のように、比較的耳にする表現なのに対し、「模糊」は「曖昧模糊」以外では聞きなれない言葉でしょう。この「模糊」、千や万のような数の単位のひとつなのです。1/10が「分」、1/100が「厘」、1/1000を「毛」と呼ぶように、「模糊」は10兆分の1という、途方もなく小さい単位を表します。ちなみに最近よく聞く「ナノ(nano)」が10億分の1ですから、それよりもはるかに小さい単位。「模糊」の「はっきりしない」という意味は「小さくてよくわからない」から来ているのかもしれません。

ブドウは関係ないのにこの表記なの?「葡萄牙」はどう読む?

普段ひらがなやカタカナで表記しているものを漢字で書くと、まったく読めないという言葉がたくさんあります。この難読漢字にはそもそも読めない字が使われているケースと、知っている漢字なのにわからないケースがあります。「葡萄牙」もそんな難読漢字のひとつ。この漢字はあるものの名称で、外来語を漢字に当てはめた結果こうなりました。もちろん果物のブドウとは一切関係ありません!

ヒントは日本人なら多くの人が知っている国の名前です。

【答え】 ポルトガル(ポルトガル共和国)

ヨーロッパの西端に位置するポルトガル共和国の漢字表記が「葡萄牙」。ブドウとはまったく関係がなく、中国語の表記がそのまま日本語になったものです。2020年に日本とポルトガルは修好160周年を迎えました。

「葡」と「萄」という漢字はブドウとポルトガル以外ではほとんど使用する機会のない字にもかかわらず、なぜか人の名前に使用できる漢字に選ばれています。

まとめ

脳トレは挑戦することに意味があり、たとえ時間内に答えが出なくても、不正解だったとしても老化防止という目的に何ら違いはありません。

楽しみながらさまざまな問題に挑戦してください!次回も脳の活性化をしつつ、読んで楽しい問題を用意してお待ちしております!

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