【1分脳トレ】「叱咤激令」はどこがおかしいかわかる?

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【1分脳トレ】「叱咤激令」はどこがおかしいかわかる?

今回は漢字間違い探しと計算問題を2問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。

「叱咤激令」はどこがおかしいかわかる?

知名度も高く、多くの人がその意味を知っている四字熟語からの出題です。

「叱咤激令」はどこがおかしいかわかる?

大きな声で応援する様子を表す「しったげきれい」。「叱咤激令」という表記は1文字誤った漢字が入っています。それがどこなのか答えましょう!

【答え】 叱咤激

この「叱咤激励」は真逆の言葉が並んでいる、少し面白い言葉です。

「叱咤」の「叱」も「咤」も「しか(る)」という意味があり、怒られているイメージのある言葉。これが「叱咤」になると「大きな声でしかる」になって、「叱咤激励」のようなポジティブな雰囲気はありません。

後半の「激励」は「激しく励ます」という、文字どおりの意味。そのままだと「大声で叱りながら激しく励ます?」という変な言葉に聞こえますが、「叱咤」は「しかる」という行為よりも「大声で」の強調部分が残り、「大声(叱咤)で励ます・元気づける(激励)」に変わったようです。

往きは時速50km、帰りは時速20km。平均時速は?

2問目はクイズ番組でも取り上げられている思考力を試されるタイプの問題です。問題文をよく読んで答えてください。

往きは時速50km、帰りは時速20km。平均時速は?

ある人がドライブに行きました。往きは時速50kmで快適に車を走らせることができました。しかし帰りは渋滞にはまり時速20kmしか出ませんでした。さて、このドライブの平均時速は何kmでしょう?

【答え】 時速30km

(50+20)÷2=35km/hと計算すると間違い!

まず速度を計算する式を思い出してください。速度は「距離÷時間」で求めなくていけません。この問題文には距離も時間も提示されていないため、50と20を足して割るだけでは正しい平均速度を出せないのです。

では正しい計算の仕方を説明しましょう。計算をしやすいように距離を仮に片道180kmとします。この場合、往復で要した時間は次のとおり。

往路: 180km÷60km=3時間

復路: 180km÷20km=9時間

これで往復の時間が12時間だとわかります。では往復360kmの平均時速を求めましょう。

360÷12=30

平均時速30kmが答えです。片道距離を仮に120kmにしても往路2時間、復路6時間、往復240kmを8時間かけているので答えは平均時速30kmで同じ。

まとめ

どれも考え、回答を読んで納得すれば、脳に刺激を与えているはずです。脳トレに、話題作りに1分脳トレをぜひご活用ください!