今回は漢字や算数など複数ジャンルの問題を2問集めてみました。どれも1分程度で解ける難易度になっています。脳トレ効果を上げるなら、制限時間内クリアを目指してください。
「背衰之陣」が間違っているのはどこですか?
1問目は軽くウォーミングアップといきましょう。よく聞く四字熟語の間違い探しからスタートです。
これ以上1歩も引くことのできない状態で戦うことを「はいすいのじん」といいます。上のように「背衰之陣」という表記は1か所間違いがあります。どこがおかしいのか、正しい漢字は何か考えてみてください!
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【答え】 背水之陣
一般的には「背水の陣」とも書きます。この言葉は、由来となった意味と現在の解釈が真逆になってしまった言葉のひとつ。現在は苦境に立たされ追い込まれた状態を指すことが多く、どちらかというと負のイメージがあります。しかし元は反対で、自ら厳しい状況に追い込んで能力を限界まで高めることを狙った、まさに強気の勝負に出る姿を表していました。
「背水之陣」は秦の始皇帝と三国志の間の時代、韓信(かんしん)という武将が兵法では禁忌とされていた背後に水辺を背負う場所に陣を敷き、この一戦に負けたら後がないという状況に追い込んだことが由来。この戦法により兵は必死に戦い、勝利を収めました。現在誤って解釈されている、「追い込まれた状況」ではなく、自ら「追い込む」のが正しい使い方です。
他にも韓信は麻雀でおなじみの「国士無双」という言葉の由来にもなっています。
すごい形をしているけど計算できる!xは何度?
2問目は図形の角度を考える問題です。図形は難しいと決めつけず、パズルを解く感覚でぜひ挑戦してください。計算もするため、脳トレ感抜群です。
上のようなすごい形をした図形があります。それぞれ書かれている角度をもとに、xが何度になるのか計算して求めましょう。こんな形の図形の角度はわからない? よ~く見ると、この図形は○○○だと気づくはず!
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【答え】 225°
ちょっとひるんでしまうような形をしていますが、この図形は4つの頂点を持っているため四角形です。ひとつが水平を通り越して180°以上になっていても、四角形の内角の和である360°は変わりません。ここまでわかれば、あとは引き算をするだけです。
x=360-15-100-20
x=225
まとめ
今回の1分脳トレはお楽しみいただけましたか?
難しい問題を解いて脳を活性化するだけでなく、解説から新しい知識を取り入れれば、ちょっとした話題作りになるはずです!