様々な料理に使う卵ですが、うっかり賞味期限を切らしてしまった経験がある方も多いですよね。賞味期限は「おいしく食べられる期間」という意味ですが、何となくお腹を壊しそうで処分してしまうという方も多いようです。
そこでこの記事では、賞味期限が過ぎてしまった卵の活用法や、食べてはいけない卵の特徴をご紹介します!
卵は賞味期限が過ぎても意外と食べられる!
卵の賞味期限は「生のまま安全に食べられる期間」を基準に設定されています。そのため、多少期限が切れてしまっていても、加熱調理をすれば問題なく食べられます!
では、どの程度まで過ぎても大丈夫なのでしょうか?
卵には3万個に1個の確率で、食中毒の原因菌である「サルモネラ菌」が入っていることがあると言われています。たとえこの菌が入っていたとしても期限内に食べれば問題ないのですが、過ぎると危険です。
買った卵に菌が入っているのか確認することは難しいので、加熱調理でも、賞味期限が過ぎてから2週間以内には食べきるようにしましょう!
賞味期限切れのほうがむしろおいしい卵料理がある?!
「期限が過ぎていても食べられるということは分かったけど、おいしくはないんじゃない?」と思った方は多いと思います。
しかし、賞味期限が過ぎた卵は中の二酸化炭素が外に出ていっているので、ゆで卵にすると賞味期限内の卵に比べて白身がプリップリになるんですよ♪また、卵白を泡立てて使う場合、賞味期限内のものよりもサラッとしていて泡立ちが良いというメリットも!
このことを知っていれば、安売りされている卵をつい買いすぎてしまった際に無理に消費する必要がありませんね♪逆に賞味期限内に使い切らないことを前提に、安売りの際に少し多めに買っておけば節約にもなるかも。
でもやっぱり心配!食べてはいけない卵の特徴は?
「加熱すれば賞味期限切れから2週間以内ならOKといっても、やっぱり本当に食べても大丈夫なのか不安…。」という方も多いですよね。
それでは最後に、食べてはいけない卵の特徴をご紹介します!
【殻にひびが入っているもの】
殻にひびが入っている場合は、たとえ賞味期限内でも早めに食べるのが◎。心配な場合は生でなく加熱調理をして食べましょう。
【表面が濡れたまま保存していたもの】
殻が濡れたままにしておくと、表面の雑菌が中に入りやすくなり腐る原因に。濡らさないように気をつけて保管しましょう。
【割った時に変な臭いがする、黄身が最初から割れていたもの】
臭いが変、黄身が最初から割れていたものは加熱しても危険なので、食べないようにしましょう。
おわりに
いかがでしたか?
卵は賞味期限が切れてから2週間以内であれば加熱調理をすることで安心して食べられるので、「生ものだから期限が過ぎてから食べるのは心配」と思って諦めて処分していた方は、ぜひお試しください!
ゆで卵が特におすすめですよ!