ほったらかし家電で家事負担軽減！共働き家庭におすすめの自動調理器10選

共働きや子育て中の主婦は、仕事と家事を両立したり、子どもの面倒を見たりと休むヒマがありません。とくに毎日の食事作りは、メニュー選びから調理、片づけとなにかと時間のかかる家事のひとつです。

そこで今回は食事の準備に役立つ、マルチクッカーや電気圧力鍋などの「ほったらかし家電」の選び方やおすすめ商品を紹介します！

共働き世帯に人気！ほったらかし家電＆自動調理器とは？

近年、子どものいる共働き世帯を中心に人気なのが「ほったらかし家電」です。
まずはこの「ほったらかし家電」でどんなことができるのか、見ていきましょう！

ほったらかし家電の定義

「ほったらかし家電」とは、スイッチを押すだけで料理や掃除などの家事を自動でしてくれる家電のことです。例えば、電気圧力鍋やホームベーカリー、ロボット掃除機などがこれにあたります。しかし、ほったらかし家電の定義は、メーカーによってさまざまです。

今回は、ほったらかし家電の中でも調理に特化した、電気圧力鍋やマルチクッカーなどの自動調理器を中心に紹介していきます。

ほったらかし調理家電でできること

ほったらかし調理家電はさまざまな機能がついた優秀なアイテムです。ただし、メーカーや製品によって、できることは異なります。
気になる商品が見つかったら、どんなことができるのか、必ず機能を確認しましょう。

【鍋についていなくても煮込み料理ができる】

ほったらかし調理家電の最大のメリットともいえるのが、手間と時間のかかる煮込み料理を簡単に作れることです。熱源が電気のため火加減の調節をしなくて済み、焦げつきの心配もありません。

調理中に鍋から離れてほかの家事ができるのは、忙しい共働き主婦にはありがたいですよね♪

【かき混ぜ機能がついている機種なら炒め物も自動で】

かき混ぜる機能が搭載された機種では、野菜炒めやチャーハン、焼きそばなどの炒め物が自動で作れます。

料理中に使用すればもう1品追加できたり、調理をまかせてその間にテーブルセッティングをしたりと、時間を無駄なく活用できますよ！

【予約調理ができる機種もある】

ほったらかし調理家電の中には、切った食材と調味料を鍋の中に入れて、あとはタイマーをセットするだけで指定した時間に料理ができあがる、予約機能を搭載した機種もあります。帰宅時間に合わせてセットしておけば、帰宅後すぐにおいしい食事を食べられるでしょう！

ただし、食材の衛生面などから、予約調理できる料理は限られています。どんな料理が予約調理できるのか気になる方は、製品のメーカー公式サイトなどで確認するとよいですよ♪

【圧力鍋機能で調理の時短も】

圧力鍋は、強い圧力をかけて通常よりも高い温度で食材を加熱することで、調理時間を短縮するアイテムです。火にかけるタイプの圧力鍋の場合、正しくふたをセットしたり、十分な圧力がかかったタイミングで火を止めたりと、「初めて使うには勇気がいる…」と感じる方もいるようです。

しかし、ほったらかし調理家電の電気圧力鍋なら面倒な火加減の調整も不要！更に、普通の鍋で約2時間かかる豚の角煮が約30分前後で作れるという時短効果も！

料理の負担を軽減！ほったらかし調理家電の選び方

続いて、ほったらかし調理家電を選ぶポイントをご紹介します！

まずは導入の目的を明確に

家電を実際に導入する前に、使用目的を考えてみましょう。どんなタイミングで使うかをはっきりさせることで、必要な機能が明確になります。

利用するシチュエーション別にどんな調理家電を選ぶべきか確認していきましょう。

【子どもの世話など、調理中も別の家事をやりたい】

ほったらかし調理家電は、材料を入れてから完成までフルオートのものもあれば、途中で追加工程が必要なものもあります。

調理中にほかのことを行いたいなら、食材と材料を入れてボタンを押したら完全にほったらかしにできる製品を選びましょう。

【仕事から帰ってすぐに晩ごはんを食べたい、料理の時間を短縮したい】

家に帰ってから食事までの時間をできるだけ短くしたいなら、帰宅時間に合わせて料理が食べられる予約機能つきを選ぶのがベストです。

もし、朝の仕込みも忙しくて無理なら、短時間で調理可能な圧力鍋機能つきを選ぶとよいでしょう。

【料理にかかる手間を減らしたい】

料理が簡単にできるようになっても、片づけの手間が増えては意味がありません。

家事負担を減らすには、お手入れが簡単なものを購入しましょう。おすすめは内側が焦げつきにくいフッ素加工のもの、洗うパーツが少ないもの、食洗機対応のものです。

【家庭料理のバリエーションを増やしたい】

料理のバリエーションを簡単に増やしたいなら、調理機能が豊富な製品を選びましょう。例えば、低温調理に対応した製品なら、自家製ヨーグルトやローストビーフなどが簡単に作れます。無水調理・発酵調理などの調理モードがある製品も、料理バリエーションを増やすのにおすすめです。

多くの家電に付属されているレシピブックのレシピ数や、家電に内蔵されているレシピの数もチェックしましょう。製品によっては100レシピ以上が内蔵されているものもありますよ。

自分で調理するのが面倒でも、家電なら最低限の準備だけで今まで作ったことのない料理も気軽に試せます♪

容量も忘れずにチェック！家族の人数から見る目安サイズ

機能性も大事ですが、家族分の料理を作るには、十分な容量のものを選ぶ必要があります。容量の目安は「人数＋1L」が基本です。例えば、1人暮らしの方なら2L、3人家族なら4Lが適度な容量です。ただし、夫婦2人でも少量だけ作りたいなら3L以下の容量で十分ですし、逆に作り置きおかずを作りたいなら、容量3L以上のものを選ぶのをおすすめします。

また、忘れてはいけないのが家電を置く場所です。ほったらかし調理家電は意外とサイズが大きく場所を取ります。置くスペースや収納場所を確保してから購入しましょう。

タイプ別！人気のおすすめほったらかし調理家電10選

解説してきた選び方を踏まえて、数ある製品の中でも評価が高い人気のほったらかし調理家電を紹介します。

炒め物も自動で！マルチクッカータイプ

まずは煮込み料理のほか、かき混ぜ機能つきで炒め物なども作れる製品をご紹介します。

T-fal（ティファール）アクティフライ FZ205088

揚げ物・炒め物・煮込み料理の3種類ができる製品です。少ないオイルで調理できるのがポイントで、健康に気をつけている方におすすめです。

ほとんどのパーツは取り外すことができ、食洗機にも対応しています。ただし、予約機能や圧力鍋機能はついていません。

SHARP（シャープ）ヘルシオホットクック KN-HW16E

食材と調味料を入れてボタンを押すだけで、あとはノンストップでかき混ぜもしてくれる「ヘルシオホットクック」は、無水調理もできるすぐれもの。最大15時間の予約調理が可能です。帰宅時間が遅くなりそうなときには、無線LAN機能で外出先から予約調理の時間変更も行えますよ。さらに無線LAN機能では、ライフスタイルに合わせたメニュー提案をしてもらえます。

パーツは取り外しOKで食洗機対応。
1.6Lタイプのほか、大容量の2.4Lタイプとコンパクトサイズの1Lタイプがあります。

味の染みた煮物が簡単に！電気圧力鍋タイプ

次に、短時間でも味の染みた煮物をはじめ、さまざまな料理ができる電気圧力鍋タイプのほったらかし調理家電を紹介します。

象印自動圧力IHなべ EL-MB30

こちらの自動圧力IHは、加圧と減圧をくり返すことで、かき混ぜることなく短時間で均一に中まで味がしっかり染み込んだ料理が作れます。煮物やおでん、煮魚などの調理に最適ですよ！また、無水調理やスロー調理ができるため、ヨーグルトや塩麹、甘酒などの発酵料理も作れます。

オート調理機能・予約機能・保温機能搭載で、朝に下ごしらえをしておけば帰宅時間が遅くなってもすぐに温かい料理が食べられるでしょう。

容量は1.5Lと控えめで1～2人向き。
150レシピ掲載の料理ブックつきで、料理の幅もグッと広がりますね♪

T-fal（ティファール）クックフォーミーエクスプレス（210レシピ内蔵）CY8521JP

こちらの電気圧力鍋には、圧力調理を含む、煮込む・炒める・蒸す・炊飯・保温・再加熱の7つの機能が搭載されています。予約機能はありませんが、なんと210ものレシピが内蔵されています。レシピと人数を指定すれば、本体モニターに下準備の工程が表示され、迷わずすぐに調理に取りかかれるのが人気の理由です。

内鍋はセラミック加工が施されてお手入れも簡単！
大容量6Lで、大家族の方やストックおかずを作りたい方、食べ盛りの子どもがいる家庭におすすめの1台です。

siroca（シロカ）電気圧力鍋 SP-4D151

シンプルな外観が特徴のこちらは、1台で圧力調理・無水調理・スロー調理・蒸す・炊飯・温め直しの6つの使い方ができるすぐれもの。圧力時間が自由に調節できるので、好みのやわらかさの料理が楽しめます。

容量は2～3人分に最適な2.6L。
内ぶたも外して洗えるため衛生的で、本体は省スペース設計だから置き場所にも困りません。

Panasonic（パナソニック）電気圧力鍋 SR-MP300

圧力調理・無水調理・煮込み・炊飯・低温調理など多数の調理モードを搭載したパナソニックの電気圧力鍋。素材の栄養とうまみをいかした「ヘルシースープ」コースがあり、簡単に栄養満点のおいしいスープを作れるのが自慢です♪カレーや肉じゃが、角煮などの一部のメニューは、予約調理ができて、保温もOK！

本体正面の操作ボタンがシンプルで使いやすく、家電の操作が苦手な方でもストレスなく扱えるでしょう。ふたの閉め忘れや温度の上がりすぎを検知する機能も搭載されており、初めて電気圧力鍋を購入する方におすすめです。

容量2Lのこちらの内鍋は、フッ素加工で洗いやすいのもうれしいポイントですね。

ワンダーシェフ家庭用マイコン電気圧力鍋 OEDC30 R1「楽ポン」

こちらの電気圧力鍋は、カレーや肉じゃが、魚、玄米などよく使うメニューが「オートメニューキー」として本体操作部分に登録されており、指1本で調理をスタートできます。もう少し煮詰めたいときには「とろ火キー」、再加熱したいときは「追加熱キー」など、行いたい操作がすべてワンタッチでできる設計が人気です。

保温機能が搭載されているため、家族の食事の時間がバラバラでも安心。いつでもすぐに温かい料理を食べられますよ！
水の容量（最大調理量）は約2Lで1～2人向き。なお、予約タイマーは炊飯のみ使用できます。

コイズミマイコン電気圧力鍋 KSC-4501/W

「機能がたくさんあっても使いこなせない」「シンプルでわかりやすいものが欲しい」という方には、容量約2Lのこちらの電気圧力鍋はいかがでしょうか。調理モードは圧力と炊飯とシンプルながら、肉・魚・野菜料理、スープ、おやつレシピが掲載された専用レシピブックがついてきます。家族が喜ぶレパートリーが増えそうですね。

予約や保温機能もついており、操作はわかりやすいダイヤル式です。家電操作が苦手な方でも、きっとおいしい料理を作れるでしょう。