【2021年】新米できました!おいしく食べるための上手な炊き方&保存方法

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【2021年】新米できました!おいしく食べるための上手な炊き方&保存方法

白くてツヤがあり、やわらかくみずみずしい新米。やっぱりできたてのお米は食が進みますよね。特に秋ごろになると、店頭に出回るのを心待ちにしている人も多いのではないでしょうか?

そこで、新米をおいしく食べる方法や人気のブランド米をご紹介します!

新米とは?

新米

新米とは、その年の12月31日までに生産、包装されたお米のこと。
生産されてから時間が経ったお米とは、一体どんな違いがあるのでしょうか?

新米と古米の違い

その年に生産されたできたてのお米のことを「新米」というのに対して、収穫されてから1年以上経過しているお米は「古米」とよばれています。ちなみに、古米が1年経過すると「古古米」、さらに1年が過ぎると「古古古米」と呼ばれるようになります。
これは、お米のパッケージに記載されている「産年」を見ると新米と古米を判別できます。

また、新米と古米にはこんな食感の違いも。新米白くてツヤがあり、やわらかく粘りのある食感が特徴です。古米は、新米と比べると炊きあがりが硬くて粘りが少なめ。お寿司や炒飯などの料理に向いています。

新米が販売される期間

お米の収穫時期は地域や気候、品種などにもよりますが8月~10月頃
新米は、毎年これくらいの時期から店頭に出回るようになります。

新米の保存方法は?

新米

新米をおいしく食べるなら鮮度を保つことが大切!お米の正しい保存方法を知っておきましょう。

新米の保存場所

お米の保存に適しているのは、冷蔵庫の野菜室。お米は時間が経つと、酸化して味が落ちてしまいますが、10度~15度で保存することで酸化を防ぐことができるんです。

また、お米にとって湿気は大敵!もしも冷蔵庫がいっぱいで保管できないときには、水回りを避け、風通しの良い冷暗所に保管するようにしましょう。湿気が多いところで保管していると、カビや変色の原因にもなるので注意してください。

新米の保管容器

新米のおいしさを保つなら、「米びつ」などの密閉容器に移し替えておきましょう。身近なものだと、ペットボトルに入れて保存するのもおすすめです!

お米が入っているビニール袋には、水分を逃がすために小さな穴がたくさん空いています。購入したままの状態で冷蔵庫に入れると酸化しやすくなるんです。また、お米は匂いが移りやすいこともあり、ビニールのまま保存すると味が落ちる原因にも。

新米の保存期間

新米をおいしく食べられる期間は、梅雨から夏なら2~3週間程度春や秋なら約1か月冬なら2か月以内が目安です。この期間を過ぎたからといって食べられなくなるわけではないですが、おいしいお米を味わうためにも、食べきれる量を購入するのがおすすめ!

新米をおいしい炊くための3つのコツ

炊飯器

新米を炊くときは、水加減を意識してみましょう。
ここでは、お米の研ぎ方や浸水時間、炊くときの水の量など、おいしいお米を炊くためのポイントをご紹介します!

おいしく炊くコツ①お米の研ぎ方

新米は水分を吸収しやすいので、1回目のすすぎは手早く行いましょう。
ぬかなどを含んだ水を浸透させないように、表面のよごれを軽く落とすイメージです。

その後、10回くらいかき回したら水を入れ替えるという作業を3~4回行います。目安は、うっすらとお米が透けて見えるくらいになればOK。

お米を研ぎすぎるとお米の栄養やおいしさが逃げてしまうので気をつけましょう。

おいしく炊くコツ②浸水時間

浸水時間によってお米のやわらかさが変わります。浸水時間が短いと、粘りが少なくてやや固めの炊きあがりに、時間が長いとお米の中まで水分が行きわたるため、しっとりとした粘りのある食感になります。

しっかりと浸水することで、お米の芯まで熱が伝わりやすくなり、ふっくらとしたごはんを炊くことができます。最低でも30分は浸水するようにしましょう。なお、2時間以上浸水するとお米の食感や風味が落ちてしまうので注意!

おいしく炊くコツ③水の量

新米は水分を吸収しやすいことから、正しい水の量を入れると、炊き上がりがベタッとしてしまうことも。そんなときは、水の量を少し減らして炊くのがおすすめ。1合あたり10ccほど水の量を減らすとおいしく炊きあがります!

ちなみに、古米水の量を少し増やすとおいしく炊けるともいわれています。お米の炊き上がりを見て、お好みで水の量を調整してください。

2021年最新版! 新米の人気おすすめのブランド米16選

国に品種登録されているお米の数はなんと500品種もあるんです。その中でも、ごはん用として作られているのは、約270品種。これだけあると、どのお米を食べようかと悩んでしまいますよね。

そこで、たくさんあるブランド米の中から特に人気のある品種をご紹介します!

おすすめのブランド米16選

「コシヒカリ」「あきたこまち」「とちぎの星」など、根強い人気を誇るブランド米から、近年評価が上がってきている注目の品種まで、おすすめのお米をピックアップ。

ふっくらと炊き上がったお米のツヤ、粘り、甘み、香りなどを楽しんでください!

北海道産 ゆめぴりか

北海道産 ゆめぴりか

北海道産「ゆめぴりか」の特徴は、程よい粘りと豊かな甘みです。炊き上がりのやわらかさとツヤも抜群で、冷めても甘みや旨味はそのまま。

例年、白米を試食して評価する食味ランキングにて「特A」の高評価を獲得している最高級のブランド米です。

 

北海道産 ななつぼし

北海道産 ななつぼし

北海道米の中で多く生産されているのが「ななつぼし」です。北斗七星のように輝いてほしいという願いがこめられた名前となっています。

そんな「ななつぼし」はツヤ、粘り、甘みのバランスが良く、炊き上がりも美しいお米です。粒形が崩れにくいため冷めてもおいしく、お弁当やおにぎりなどにぴったり。価格がリーズナブルなのもうれしいですね!

 

青森県産 青天の霹靂

青森県産 青天の霹靂

青森県産の「青天の霹靂」は、まさにごはんが好きになるおいしさ!上品な甘みが残り、食べ応えがあるのに重すぎない味わいです。

程よいツヤとやわらかな白さも特徴で、粒がやや多くてしっかりとしたお米。

 

岩手県産 銀河のしずく

岩手県産 銀河のしずく

岩手県の清らかな水と澄んだ空気、元気な土で育った「銀河のしずく」。白さが際立ち、つややかで透明感のあるお米です。かろやかな食感で、冷めてもおいしいのも特徴。

これまでに「米のヒット甲子園2016」で大賞に選ばれる、5ツ星お米マイスターからも高評価を得るなど、多方面からおいしさが認められている品種です。

 

秋田県産 あきたこまち

秋田県産 あきたこまち

「あきたこまち」はコシヒカリの甘みや旨味の強いところを引き継いだブランド米です。味が濃すぎないので和食との相性が良く、丼ものにもおすすめ。女性からの人気が高いお米でもあります。

しかもこちらの商品なら、精米してから5日以内のお米をお届け!新鮮なお米を食卓で楽しめます。

 

山形県産 つや姫

山形県産 つや姫

山形県が約10年かけて開発したブランド米「つや姫」です。そのおいしさはコシヒカリを凌ぐともいわれ、人気が高まっています。

そんな「つや姫」の特徴は、甘みや旨味はもちろん、口あたりや粘り気など、味のバランスが良好なこと。白ごはんが好きな人のためにつくられたお米です!

 

宮城県産 ひとめぼれ

宮城県産 ひとめぼれ

コシヒカリを親に持つ「ひとめぼれ」。

炊き上がったお米はやわらかく、口あたりがさっぱりしています。コシヒカリ特有の粘り、ツヤ、旨味、香りのバランスも絶妙です。
和食、洋食、中華など、いろんな料理とも合います。

 

栃木県産 とちぎの星

栃木県産 とちぎの星

食味ランキングで最高評価の特Aを獲得したこともある「とちぎの星」。令和の皇位継承の重要祭祀「大嘗祭」にて、奉納米に選ばれたことでも知られています。

このお米は粒が大きく、豊かな甘さが特徴です。炊き上がると粒がしっかりと立ち、うまみ成分もたっぷり!
冷めてからも食味と粘りが良く、噛むほどほぐれて粘りと弾力のある食感を楽しめます。

 

魚沼産 こしひかり

魚沼産 こしひかり

おいしいお米を評価する「食味ランキング」にて、28年連続で特Aを獲得!こちらの商品は、魚沼産の中でも一番おいしいと評判の「塩沢産 こしひかり」です。

ふっくらと炊けたお米は、やわらかな食感となめらかな粘りがあり、お米本来の甘みも感じられます。しかもこのお米は、農家が自分で食べるために作ったもの。注文を受けてから精米し、おいしいお米を届けてくれます。

 

新潟県産 新之助

新潟県産 新之助

「新之助」は、大粒で美しい輝きとツヤを持つお米。まろやかな甘みとコクの深さが特徴です。
ごはんが冷めても粒全体が硬くなりにくく、温め直してもおいしさをキープできます。さらに、長く保存してもお米の香りや食味が低下しにくいのも魅力です。

和洋中、どんなおかずにも合うため、食卓で多彩な活躍をしてくれます!

 

福井県産 いちほまれ

福井県産 いちほまれ

開発に6年の歳月をかけ、20万種の候補から選ばれたのが「いちほまれ」です。

絹のような白さとツヤが美しく、口に含んだときのふっくらとした食感も特徴で、噛むことでやさしい甘みが広がります。粘り、やわらかさ、米粒感、甘みのバランスが抜群で、飽きることなく毎日食べられるお米です。

 

福井県産 コシヒカリ

福井県産 コシヒカリ

お米といえば「コシヒカリ」だという人も多いですが、その発祥は福井県。そんな、多くの人に愛される「コシヒカリ」はツヤ、コシ、粘りの3拍子が揃った豊かな味わいが特徴です。もっちりと艶やかで、食欲をそそる美しさ。

冷めてもおいしく食べられるのでお弁当のお米にもぴったりです!

 

岐阜県産 はつしも

岐阜県産 はつしも

岐阜県で、初霜の降りる時期までじっくりと育てられたのがこちらの「はつしも」。全国に出回りにくいことから「幻の米」ともいわれているんです。

「はつしも」は粒が大きく、歯ごたえがあるのが特徴。カレーライス、オムライス、丼ぶりなどの料理にもおすすめです。
冷めてもおいしく食べられるから、お弁当やおにぎりにも◎。

 

福岡県産 夢つくし

福岡県産 夢つくし

「夢つくし」は、西日本でも出回ることが少ないといわれている希少なお米です。

田植え前にレンゲを栽培し、そのレンゲを肥料として一緒に耕すことで土づくりを行う「レンゲ栽培」によって生産されています。これによって、農薬の使用回数や化学肥料の成分を50%以上カットしているんです。

光沢と粘りがあり、味も高い評価を得ている「夢つくし」は、健康とおいしさを考える人におすすめです。

 

佐賀県産 さがびより

佐賀県産 さがびより

佐賀県産の「さがびより」は、お米の「食味ランキング」にて8年連続で特A評価を獲得したお米です。

お米の粒が大きく、炊き上がりのツヤや香りも良好。甘みもあり、もっちりとした食感も特徴です。
もちろん、冷めてもおいしく食べられるのでお弁当にも適しています。

しかもこちらの商品は、精米したばかりのお米を発送してくれるのもうれしいポイント!

 

熊本県産 ヒノヒカリ

熊本県産 ヒノヒカリ

九州を代表するお米として、西日本を中心に広く食べられている「ヒノヒカリ」。小粒でありながら、やわらかくて厚みがあります。

コシヒカリを父に持っていることもあり、コシヒカリのようなあっさりとした味をしているため、どんな料理にも合わせやすいです。

 

まとめ

1年を通して限られた時期にしか食べられない新米。

お米をおいしく炊く方法や人気のブランド米を参考にして、今年の新米もおいしくいただきましょう!