「夏風邪が治らないと思っていたら、実は肺炎だった」、こんなケースが近年増えているようです。
その原因は、気温と湿度が高くなると発生するアレ。一体何が原因なのでしょうか?
この記事では、肺炎の原因となるものの予防グッズも一緒にご紹介します。
夏型過敏性肺炎とは
夏型過敏性肺炎とは、屋内や湿気の多い場所に発生する「トリコスポロン」という白カビが原因で発症する肺炎のこと。
下記に当てはまっていたら、ただの夏風邪ではなく夏型過敏性肺炎かもしれません。
- 「毎年同じ季節にせきが長引いてしまう。」
- 「羽毛布団やダウンジャケットをよく使用している。」
- 「浴室など水回りに白カビが生えている。」
- 「家の掃除があまりできていない。」
- 「旅行などで家を離れると症状が軽減する。」
症状としては、以下のような特徴があります。
肺胞に炎症が起こるとガス交換が十分に行えないため、息切れが起こるようになります。それに伴い全身のアレルギー反応として、せきや発熱の症状も現れます。
過敏性肺炎には、痰があまり出ないという特徴があります。一般的な細菌などの感染で起こる肺炎は、細菌の増殖に反応し白血球が集まり、細菌などをからめとろうとして痰ができるのです。しかし、過敏性肺炎は感染ではなく、異物に対するアレルギーで起こるため、白血球が反応せず痰が出ません。
すべての人が、夏型過敏性肺炎を発症するわけではありませんが、原因となる白カビを防ぎ、発生してしまったカビはなるべく早く除去したほうがいいでしょう。
おすすめカビ予防グッズ4選
そこで今回は、オンラインで今すぐ購入できるおすすめカビ予防グッズをご紹介します。
カビの生えやすいお風呂場や押入れなど、あらかじめ予防グッズを使っておくと、掃除の時短にもなりますよ。
カビホワイト 防止スプレー
「カビホワイト カビ防止スプレー」は、壁紙・お風呂・キッチン周り・押入れ・タイル目地・ゴムパッキンなど、ありとあらゆる場所のカビを防ぐスプレーです。
吹きかけても、瞬時に蒸発しないよう設計されているため、スプレーした場所に有効成分が長期間留まり、カビのエサとなるバクテリアの発生を防ぎます。
使い方は、完全にカビを除去した状態で吹きかけるだけ。そのまま拭き取らず、乾燥させれば完了です。乾燥後にもう一度スプレーすればさらに効果がアップします。場所にもよりますが、2〜3年のカビ防止効果があるので、ひとつあると便利に使えそうです。
バイオくん 押入れ・クローゼット用
「バイオくん 押入れ・クローゼット用」は、化学薬品を使用せず、納豆菌を使用した、人と環境にやさしいカビ防止商品です。
使い方は、クローゼットや押入れの天井に貼るだけでとっても手軽です。目に見えない微生物「バイオ」は、上から下へと移動するので、天井に貼るだけで効果を発揮します。
購入ユーザーからは「押入れと中に入れているものが臭くて購入しましたが、使っているうちにだんだんと臭わなくなってきました」と効果を実感する声もあがっています。
他にも浴室用や脱衣所用もあるので、場所や用途によって使い分けられますね。
激落ちくん天井・壁ワイパー
カビ予防の中でも頭を悩ませる場所の代表格といえば、お風呂場。特に、天井の水滴は日常的に掃除するのが大変ですよね。
そこで活用したいのが、水切りワイパーとカビとりクリーナーがひとつになった「激落ちくん カビとりワイパー」です。お風呂を出る前に、ワイパーで天井や壁の水を切ればカビ予防効果もグッとアップします。もしカビが生えてしまっても、極細タイプの研磨材を含んだクリーナー面でしっかり汚れを落とせます。洗剤不要、水だけで汚れを落とせるのも◎。
アース製薬 ラクハピ お部屋の防カビ剤
「アース製薬 ラクハピ お部屋の防カビ剤」は、押すだけ1ステップで、床やカーペットなどに潜むカビの原因菌を除去し、カビの生育を防ぎます。さらに、空気中に漂うカビやウイルスも除去してくれます。ハウスダストの舞い上がりを抑え、掃除機で吸いやすくする効果もあるので、使用後はいつもと同じように掃除機をかけても、よりキレイになるでしょう!
使い方は、換気扇やエアコンを止めた部屋の中央で噴射し、30分後に換気をすれば完了。2ヶ月に1度を習慣づければ、カビ防止だけでなくハウスダストの除去効果も得られる防カビ剤です。
カビ予防グッズを上手に活用しよう
夏型過敏性肺炎にならないためにも、夏はカビ予防には力を入れたいところです。
お家の状況に合わせて、カビ予防グッズを上手に使ってみてくださいね。