クーラー使用時、換気どうする?!「ウイルス&熱中症対策」を両立するコツ

今年の夏はウイルスと熱中症の両方を同時に警戒しなければいけないですよね。

「窓を閉め切ると飛沫が外に逃げなくて怖いから、暑くてもクーラーを使わず自然風や扇風機で乗り切ろう」と考えている方は要注意です!ウイルス対策はできても、熱中症のリスクが高まってしまいます。withコロナ時代の夏を乗り切るには、換気しながら涼をとることを意識する必要があります。

そこでこの記事では、ウイルス対策と熱中症対策を上手に両立するコツをご紹介します!

「ウイルス」「熱中症」問題を解決!夏を上手に過ごすコツ

【熱中症対策】クーラーをつける目安にする気温は?

「飛沫が室内にとどまるのを防ぐために窓を開けっぱなしにしたい」「窓を開けても暑ければ、扇風機で我慢する」と考えている方は意外と多いようですが、熱中症対策としてはNG!

人間は皮膚の温度より高い空間では熱をうまく逃がすことができません。そのため、暑いと感じているのに自然風や扇風機でしのごうとするのは、熱中症のリスクを高めてしまうので控えてください。扇風機の風が当たると涼しく感じますが、室温が下がっているわけではないので体の熱は逃がしきれません。

皮膚温度の平均「33.6度」を超える暑さの場合は、我慢せずにクーラーをつけましょう!たとえ温度がそれ以下であっても「暑いな」「不快だな」と感じた時は早めにつけることをおすすめします。

天気予報の最高気温だけではなく、部屋の温度も基準にすると◎。部屋に温度計を置いて常に室温が分かるようにしておくと良いですよ。温度や湿度がパッと見てすぐわかる、時計と一体になったデジタル温湿度計がおすすめです!

【ウイルス対策】クーラーをつけながら換気する方法は?

「クーラーをつけている時は部屋の窓を閉め切るから、換気が十分にできずに飛沫が気になる」という方は多いと思います。だからといって、暑さを感じているのに我慢して外からの自然風でやり過ごそうとするのは、熱中症になる危険があるのでNGです!

クーラーをつけている時は、お風呂場やキッチンの換気扇を使って換気をするのがおすすめ!

「換気扇がある場所」と「クーラーを使用している部屋」がつながるようにドアを開けておきます。そうすると、窓を閉め切っていても部屋の空気を入れ替えながら涼むことができます!

「換気扇のつけっぱなしは電気代が気になる」という方は、1時間に1回を目安に5分間窓を開けると良いでしょう。

【熱中症対策】部屋をより涼しくする方法は?

テレワークや自主的な外出自粛を行っている方も多く、家で過ごす時間が長くなった分電気代が気になっているという方は少なくないはず。「クーラーをなるべく使わず部屋を涼しくしたい」「クーラーの設定温度を低めに設定しなくても涼しい部屋にしたい」と思っている方は次の2点を試してみてください!

・日が当たる部屋には「すだれ」や「オーニング」を設置

部屋の温度上昇を抑えるには、窓にすだれやオーニングを設置するのがおすすめです!

これによって部屋の温度が上がってしまう原因となる日光や熱をシャットアウトすることができます。

・冷えた空気を「サーキュレーター」で部屋全体に循環

冷たい空気は下に、温かい空気は上にとどまる性質があるので、クーラーだけでは十分に涼しいと感じられず、ついつい温度を下げてしまうという方も多いと思います。

そんな時はサーキュレーターを使って、足元に溜まった冷たい空気が体の高い位置まで届くように気流を作りましょう!この方法を実践することで、同じ設定温度でも涼しさが違ってくるのでぜひお試しください♪

おわりに

いかがでしたか?

今年の夏はウイルスと熱中症を同時に警戒しなければいけなくて少し大変ですが、少しの工夫で両立できます!

今回ご紹介した方法をぜひ実践して、いつもとちょっぴり違った夏でも変わらず元気に過ごしてくださいね♪

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