撮ったその場ですぐに現像ができる「チェキ」は、富士フイルム(FUJIFILM)から発売されているインスタントカメラです。アラサーからアラフォー世代には懐かしいアイテムですが、近年、スマホやデジカメとは違う味のある写真が撮れると、若い世代を中心に人気が再燃しています。
今回はそんなチェキの活用方法と使い方のコツ、おすすめ機種をご紹介します!
チェキを使いこなすコツ
いざチェキを買おうと思っても、しっかり撮り方をマスターできるか不安ですよね。まずはスタンダードモデルである「チェキ instax mini8+」をベースに、上手に撮るポイントをご紹介します。
撮りたいものの少し右側を撮る
チェキは構造上、ファインダーとレンズの位置がズレています。このため、普通に撮影すると少し右に寄ってしまうという特徴があります。
ほとんど気にならない程度のズレですが、「被写体よりやや右側」を意識して撮りましょう。
撮影距離は近めにする
チェキはファインダー越しに見るより広角に撮影されるという特徴があります。そのため、被写体と近い距離で撮影するのがポイントです。
最適な撮影距離は60cm~1m程度が目安です。被写体から1、2歩離れるぐらいの距離から撮るとよいでしょう。
「明るさ調整ダイヤル」を回して明るさを調整する
「instax mini8+」の場合、「明るさ調整ダイヤル」が搭載されています。この機能は周りの明るさを自動感知して、最適なモードのところでランプが点灯して教えてくれるというすぐれものです。
そこにダイヤルを合わせてからシャッターを押しましょう。
チェキを使ったアイデアを紹介!
ここからはチェキの活用方法をご紹介します。アレンジ次第でチェキの使い方は無限大に広がりますよ!
チェキを使ったウェルカムボードの作り方
チェキを使って、世界に一つだけの結婚式ウェルカムボードを作りましょう!
用意するものは、チェキ・カラー油性ペン・ボード・両面テープ・デコレーションアイテムです。まず、結婚式(披露宴)で受付を担当してくれる人にチェキを渡して、ゲストを撮影してもらいます。そしてゲストにプリントしたチェキを渡し、フレーム部分に油性ペンでメッセージを書いてもらいましょう。集まったチェキをデコレーションアイテムと一緒にボードに両面テープでかわいく貼り付けたら完成です!
ボードは出席者の人数などを確認してからちょうどよいサイズのものを購入しましょう。デコレーションアイテムは、ボードの大きさと写真枚数を考慮にしながら事前に作っておくのがおすすめです。
カラーフレームのフィルムを使ったり、カラー油性ペンを複数色用意したりすると、よりカラフルなボードに仕上がりますよ。
マイレシピブックをチェキで作る
料理好きの方はチェキを使って、自分だけのレシピブックを作るのもおすすめです。調理工程や完成した料理をチェキで撮影して、忘れないうちにレシピと写真をノートにまとめましょう!
マスキングテープやシール、カラーペンなどでカラフルにデコれば、オリジナルレシピブックの完成です!
写真の中にチェキを入れて撮影
インスタグラムなどで話題の「フォトinフォト」。文字通り、写真の中に写真を入れて撮影するテクニックです。
例えば、友達と海を背景にチェキで自分たちを撮り、その写真を海に向けてかざすように写真を撮るだけ。これだけで、写真だけど絵のような不思議な写真が撮れます。
おしゃれな街並みや風景など、さまざまなシーンでトライしてみてくださいね。
チェキおすすめ6選!
チェキにはいくつか種類があります。ここからは、おすすめの機種を見てきましょう!
コスパ最強!富士フイルム instax mini 8+
「instax mini 8+」はチェキのスタンダードモデルです。
レンズの横に「セルフショットミラー」があるおかげで、自撮りもベストな角度で撮影できます。付属の「接写レンズ」をレンズに付ければ、通常ピンボケしてしまう、近距離(35cmまで)の撮影もばっちりです!これで植物や料理もきれいに撮れますよ♪明るさもランプの点灯で最適なモードを教えてくれるので、難しい操作は全く必要ありません。
コロンとしたフォルムとかわいいパッケージ、そしてお手頃な価格で自分用はもちろんのこと、プレゼントにもおすすめです。
広範囲の撮影ならこれ!富士フイルム instax WIDE 300
「instax WIDE 300」は、通常のチェキフィルムの2倍サイズで、広範囲の撮影に最適です。大人数でのパーティーやイベントでも、1人1人の表情までしっかりと写せるでしょう!しかも三脚穴があるので、集合写真も撮ることも可能です。
距離に応じて発光量を調節する「高精度オートストロボ」をはじめ、逆光を補正する「ストロボ強制発光機能」、写真の明るさを補正する「濃淡コントロール機能」など、機能面も非常に優秀♪アウトドアや旅行など、さまざまなシーンで活躍すること間違いなしです!
40cmまで近づける接写レンズも付いていて、料理や近距離でのペットのかわいい瞬間もしっかり残せます。
ハイブリッドインスタントカメラ!富士フイルム instax SQUARE SQ10
「instax SQUARE SQ10」は、アナログとデジタルを融合させたハイブリッド型のチェキです。
液晶モニター搭載で、「オートフォーカス」や「自動露出調整」「人物検出」、10cmまでの近距離撮影も可能にしています。しかも撮影してプリント出力前にモニターで編集や加工ができるので、こだわりの写真をしっかり残せます。内蔵メモリーやmicroSDカードで写真保存OK。現像の失敗を気にせずに写真を撮れるのはうれしいですね。
また、こちらのシリーズは従来の長方形フィルムと異なり、カメラファンから人気の高い正方形のチェキフィルムを採用しています。
何気ない1枚も雰囲気たっぷりのおしゃれな写真に仕上がるでしょう!
最新モデル!富士フイルム チェキ instax mini11
「instax mini 11」は、instax miniシリーズの最新モデルです。
新しく搭載された「明るさオート機能」により、シャッタースピードとフラッシュ光量を自動調整してくれます。これにより暗い場所や室内で暗くなりがちだった背景と人物が、さらにきれいに撮影できるようになりました!また、電源を入れたあとにレンズの先端をもう一段階引き出すと「セルフィーモード」に切り替えられます。以前はアタッチメントが必要だった近距離撮影やセルフィー撮影を、すぐに楽しめるのはチェキファンにはうれしいポイント。
カラーはモノトーンからパステルまで全5色展開です。シャッターボタン部分に取り付けられるアクセサリー2種とストラップが付属しており、チェキを自分らしくカスタマイズできますよ!
音もチェキに残せる!富士フイルム チェキ instax mini LiPlay
まさに「新世代のチェキ」ともいえるのがこの「instax mini LiPlay」です。
「録音機能」が搭載され、撮影時に音声を録音、それをQRコードに変換して写真と一緒に印刷できます。これによりお祝いのメッセージやパーティーの盛り上がりなどを、写真と一緒に残せるようになりました。液晶モニター付きで、撮った写真はすぐに確認&編集できるのも注目です。
スマホとの連携機能も搭載され、スマホ内の画像をプリントしたり、スマホでリモート撮影したりもできますよ。フィルターやフレームも豊富で、楽しい写真がいっぱい撮れそうな1台です!
スマホで撮った写真をチェキに変換!富士フイルム チェキ instax mini Link
「instax mini Link」は、スマホで撮った写真をチェキプリントできるコンパクトプリンターです。
Bluetooth経由でスマホとinstax mini Linkを接続し、専用アプリでスマホ内にある印刷したい写真を読み込むだけでOK!
選んだ写真は、編集機能で自由に加工でき、たった約12秒で印刷が完了します。スマホで撮影した動画もプリントできるため、お子さんやペットの動画なども気軽に印刷して残すことができますよ。
撮った人と相性診断を楽しめるモードや同じ写真を何枚も印刷できるリプリントモードなど、友達と一緒に楽しめる機能満載です!
まとめ
チェキは個性豊かな商品が複数販売されています。
ちょっとしたひと工夫で世界に1枚だけのおしゃれな写真に仕上がるでしょう!
ぜひ、自分に合ったチェキを選んで、楽しい思い出をいっぱい残してくださいね!