海やプール、お風呂やキッチンなど水のある場所でもスマホを使いたいと思ったことはありませんか?
そういった場所で使える「スマホ防水ケース」、便利だけど数多くの種類があって迷ってしまうかもしれません。
そんな悩みを持つみなさんのために、今回は防水ケースの選び方をご紹介します。
ご自身に合った防水ケースを見つけて、スマホをもっと活用していきましょう!
スマホの防水ケースは2タイプあり
防水ケースにはハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
それぞれ違った特徴がありますが、特に異なるのが耐久性です。
どの程度の耐久性が必要かは、使う場所によって変わってきます。
ハードタイプは耐久性あり
ハードタイプは完全にスマホを覆うデザインになっているのが特徴です。
スマホの機種に合った防水ケースを選ぶ必要がありますが、通常のスマホケースを装着した時と同じような感覚で操作ができます。
また、衝撃に対して強いだけでなく、水や砂などの異物の侵入もしっかりガードしてくれます。
海やプールなど屋外の水辺で使いたい時や、水中撮影をしたい時はハードタイプがおすすめです。
ソフトタイプはさまざまな機種に対応
ソフトタイプはビニール製で柔らかく、ファスナーの付いたポーチやケースの形をしています。
このタイプはスマホの機種に関係なく使えるのが特徴です。
防水ケースによっては水に浮くフローティング性能を持つケースもあります。
ただし、素材の関係で耐久性が低く、水中での使用には不向きなものもあるので要注意です。
ソフトタイプはお風呂やキッチンなど水がかかる程度の場所で使うのに適しています。
もちろん耐久性の高いソフトタイプもありますが、海やプールで使いたい場合は必ず防水性能をチェックしましょう。
スマホの防水ケースの選び方
防水ケースは操作性やロックのしやすさなど、防水性能以外にもチェックしておきたい性能があります。
また、使う場所によっては水中撮影ができるかどうかも重要なポイントです。
ストレスなくスマホを使えるよう、これらの性能も考慮に入れて防水ケースを選ぶといいでしょう。
防水性能が十分あるか?
それぞれの防水ケースには、「IP68」といったように規定に準じた性能が表示されています。
これは保護等級(IPコード)といい、前述の例だと「6」が防塵性能、「8」が防水性能を表しています。
防水性能には0~8まであり、それぞれの等級は以下のように規定されています。
IPX0 保護なし
IPX1 垂直に落ちてくる水滴に対する保護
IPX2 垂直から15度以内の範囲で落ちてくる水滴に対する保護(雨など)
IPX3 垂直から60度以内の範囲で落ちてくる、噴霧した水に対する保護(雨など)
IPX4 あらゆる方向からの水しぶきに対する保護
IPX5 あらゆる方向からの噴水流に対する保護(シャワーなど)
IPX6 あらゆる方向からの強い噴水流に対する保護(シャワーなど)
IPX7 水深1m以内での30分間に及ぶ浸水に対する保護
IPX8 「7」より深い潜水状態に対する保護
具体的には、IPX1~4は雨や手洗いの際の水しぶきに対応しています。
水がかかった場合や、水没した場合には対応できないので注意してください。
IPX5~8は完全防水と認められたレベルになります。
特にIPX7以上ならば水中でも耐えられるレベルといえるでしょう。
画面をしっかり操作できるか?
水のある場所で写真を撮影する場合や、動画を見るのに使ったりする場合は、濡れた指でも液晶画面をスムーズに操作できる防水ケースにしましょう。
画面をよくタップするゲーム系アプリなどを使う時は、普段と操作感覚の近い防水ケースがおすすめです。
ちなみに、厚めの防水ケースだとタッチ反応が鈍くなり、液晶画面の操作性が若干落ちてしまうという欠点があります。
ロックが簡単にできるか?
防水ケースのロック方法はハードタイプに1種類、ソフトタイプに2種類あります。
ハードタイプは2つのパーツでスマホを挟み込む構造なので、「ロックする」というよりも「カバーする」といったほうがいいでしょう。
そのため、ハードタイプは着脱に手間がかかるという難点があります。
ソフトタイプでも挿入口にある2つのロックパーツで封をするスタイルのものは、スマホの出し入れが簡単なのが魅力です。
このスタイルは水が入りにくい構造になっているのも特徴です。
また、ソフトタイプのロック方法には、ジッパーやマジックテープで閉じたうえで挿入口を巻き込むスタイルもあります。
巻き込み型はスマホの出し入れに少々時間がかかるのが難点です。
ジッパー部分に水がたまったり、マジックテープが湿ったりもするので、続けて使う時はしっかり乾かしてからにしましょう。
水中撮影ができるか?
海やプールなどで水中撮影をしたい場合は、防水性能のチェックは必須です。
保護等級は最低でもIPX8以上の防水ケースにしましょう。
他には、カメラの使いやすさと防水ケースの透明度を確認することもポイントです。
操作性については、防水ケースを装着した時にボタン操作が簡単にできればOK!
レンズから風景をしっかり映せて、撮影した画像を液晶画面で確認しやすければ透明度は充分でしょう。
おすすめのスマホ防水ケース20選
お料理の時にレシピを確認するのに使うのか、お風呂で音楽を聴くのか、それとも水中撮影をするのか…。
どんなタイミングでスマホを活用したいかによって、適した防水ケースも変わってきます。
性能とともに、使いたい状況を考慮に入れて防水ケースを選ぶようにしましょう。
雨の日に使いたい場合
雨の中でスマホを使うとしたら、防水ケースの保護等級はIPX1~4で大丈夫でしょう。
もし大雨や台風の中でも使いたいとお考えならばIPX4以上にしてください。
ちなみに、IPX4は短時間ならば豪雨の中でも使用可能です。
キャラクター防水ポーチ
IPX5~6相当の防水性能があるので、突然のゲリラ豪雨にも充分対応してくれるでしょう。
ミッキーマウスやハローキティ、スヌーピーなど選べるイラスは16種類とバラエティ豊かです。
エレコム スマートフォン用防水・防塵ケース
保護等級はIP45と防水性能だけでなく、1㎜以上の異物をガードする防塵機能もあります。
小銭やカギを入れられるポケットもついているので、スマホ以外の小物も収納可能です。
フルーツ柄 スマートフォン用 防水ケース M-WP03
IPX8とどんな雨にも対応できる保護等級を持つ防水ケースです。
挿入口のロックパーツはつまみ式なので、女性や子どもでも簡単に開けられるようになっています。
お料理中に使いたい場合
お料理中にスマホを使う場合、濡れた手で触ることも多いですし、水をこぼしたり、飛び散った油がかかったりすることもあるので、防水ケースに入れておいたほうが安全です。
ただ、水の中に浸すことはほとんどないでしょうから、保護等級はIPX5でも充分でしょう。
スタンド付きの防水ケースだと立てたまま使えて便利です。
Chef Navi
スタンドだけでなく、さまざまなところに貼りつけられるマグネット付きなので、状況に応じてスマホを設置できます。
大きめのフック穴もあり、目の前にぶら下げたままでも使えるのも特徴です。
MM-SPWP2BL
スタンド付き防水ケースとスピーカーはどちらも防水性能がIPX4相当です。
動画のレシピを観ながら、または音楽を聴きながらお料理するのに向いています。
完全防水スマホケース
素材にナイロンとTPU(ウレタン樹脂)を使用し、タッチ操作をスムーズに行えます。
IPX8と非常に高い保護等級なので、上から水をこぼしてもまったく問題ありません。
HTC 10 HTV32 au 5.2インチ スマートフォン用 防水ケース
IPX8相当の防水ケースと、汚れや反射を防ぐ多重層フィルムのセットです。
付属のストラップを使えば、お料理の際に首にぶら下げたままスマホを使えます。
お風呂で使いたい場合
お風呂での使用をお考えの場合は、保護等級がIPX5以上の防水ケースがおすすめです。
もし湯船のそばで使うようでしたら、保護等級がIPX8以上の防水ケースにしておきましょう。
そうすればスマホがお風呂の中に落ちても安心です。
また、お風呂で使う機会が多ければ、自然乾燥させやすいシンプルな構造の防水ケースにしておくといいでしょう。
ラスタバナナ スマートフォン用防水ケース
鏡や窓、壁にピタッと付けられる吸盤を備えた、お風呂で使うのに適した防水ケースです。
2つのロックレバーで封をするだけなので、スマホの出し入れはとても簡単になっています。
スマホ 防水ケース
画面のタッチ操作をスムーズに行える、薄くて柔らかい素材を使用しています。
iPhone 7/8のホームボタンも簡単にプッシュできます。
片手でスマホを操作する際に便利な背面バンド付きです。
エレコム P-WPSB03PN
背面にスタンドが付いており、動画を楽しみながら入浴したい方におすすめです。
IP45相当の防水ケースなので、シャワーを浴びながらスマホを使うのに向いています。
防水ケーススピーカー
スマホだけでなくタブレットにも対応したIPX7相当の防水ケースです。
表面は柔らかいシリコン製で濡れた手でも操作が簡単です。
開閉可能な反射板が左右に付いていて、臨場感のある音を楽しめます。
プールで使いたい場合
プールではスマホを簡単に持ち運べるよう、軽くてコンパクトな防水ケースにしておくといいでしょう。
砂などの異物にまみれる心配はほとんどないので、保護等級はIPX8以上であれば大丈夫です。
プールの底に沈んでしまわないよう、自然に浮くフローティング性能がある防水ケースだとより安心です。
防水ケース DIVAID
保護等級は最高水準のIP68相当で、浸水してしまう心配はありません。
フローティング機能も備わっているので、スマホを浮かしたままプールを楽しめます。
防水ケース
IPX8の保護等級、フローティング性能とプールでスマホを使うための性能を完備しています。
2つのロックパーツを使って封をするタイプなので、スマホの出し入れも簡単です。
防水ケース[水に浮く・指紋認証対応]
フローティング性能や指紋認証性能を持ち、iPhone 6/7/8のホームボタンに対応するよう設計されています。
保護等級はIPX8で、紙幣やカードなどスマホ以外の貴重品も収納できます。
アウトドアで使いたい場合
釣りや海水浴など、アウトドアでスマホを使いたい場合は、IP68相当の防水ケースを選ぶようにしましょう。
保護等級の「6」は最高の防塵性能を表し、ゴミやほこりなどの異物が一切侵入してこない構造になっています。
この防塵性能があれば屋外でも安心してスマホを使えます。
防水ポーチ
IP68の保護等級を持つ防水ポーチです。
カバーはPVC(ポリ塩化ビニル)製で透明度が高く、操作性にも優れています。
サイズが大きめなので、iPad mini 1/2/3/4の収納も可能です。
防水ケース 汎用型
サイドボタンを押しやすいデザインが特徴の、IP68相当の防水ケースです。
腕に巻くためのアームバンドや、首にかけておけるネックストラップなど、アウトドアに最適なアイテムも付属しています。
フルカバー防水ケース
iPhone 7/8、iPhone 7 Plus/8 Plusに対応したハードタイプで、防水性能は最高水準のIP68です。
表面は透明度の高いPVC(ポリ塩化ビニル)を使用し、スムーズにタッチ操作ができます。
水中撮影をしたい場合
水中撮影をしたい場合、潜水に対応しているIPX8の保護等級は必須条件です。
安全性を重視するならば、IP68の防水ケースにしておくといいでしょう。
シンプルなデザインの防水ケースにしておけば、操作がしやすくなって便利です。
携帯防水ケース IPX8認定
ソフトタイプながらIPX8の保護等級を持つ防水ケースです。
挿入口をしっかりと閉める仕様なので、スマホを水からガードしてくれます。
水深20m、30分の浸水にも耐えられる強度を持っています。
iPhoneケース
IP68仕様のハードタイプで、6mの水深まで耐えられます。
iPhone Xをはじめとする、さまざまな機種のサイズを用意しています。
カラーリングはブラックやレッド、グリーンなど11種類の中から選べます。
iPhone X 防水ケース
iPhone Xに対応したハードタイプの防水ケースです。
IP68の保護等級を備えており、水深3mまで潜水可能です。
付属のシリコンスペーサーを付け替えることで、鮮明な通話を楽しめます。
まとめ
防水ケース選びで大切なのは保護等級や操作性もさることながら、一番は使用する状況に合ったものにすることといえます。
自分にぴったりの防水ケースを選んで、水のある場所でもスマホを大いに楽しんでください!