ご家庭に送られてくる請求書や明細書、ダイレクトメールなどには大切な個人情報が含まれています。
みなさんはこれらの書類の処理に悩んだことはありませんか?
そんなみなさんにおすすめしたいのが紙を細断してくれるシュレッダー。
現在はさまざまなシュレッダーがありますので、必ずみなさんの目的に合ったものが見つかるはずです。
手動シュレッダーと電動シュレッダーの違い
シュレッダーには自分でハンドルを回して細断する手動シュレッダーと、自動的に細断してくれる電動シュレッダーがあります。
電動シュレッダーが一般的ですが、状況によっては手動シュレッダーが適していることも。
処理する書類の枚数が少なければ手動シュレッダーに、大量に処理したければ電動シュレッダーにするといいでしょう。
手動シュレッダーのメリットとデメリット
手動シュレッダーは価格が安く、電気を消費しないので電気代がかかりません。
そのため、コストパフォーマンスに優れています。
また、軽くて持ち運びも簡単で、電源コードを使って電気を供給する必要もないため、場所を選ばず使えるのもメリットのひとつ。
ただし、大量の書類を処理する場合は手間がかかるため、自然と処理速度が遅くなってしまうのが難点といえます。
電動シュレッダーのメリットとデメリット
電動シュレッダーは種類が豊富ですし、さまざまな便利機能が備わっています。
大量の紙を細断できる処理能力の高さも電動シュレッダーの長所。
一方で、電源がないと動きませんので、使う場所が限られてしまいます。
連続使用時間の制限もあり、これを過ぎるとモーターを冷やさないといけないのも弱点のひとつです。
手動シュレッダーのおすすめ
手動シュレッダーはサイズがコンパクトなのが特徴。
そのため、机の上に置いて作業ができますし、使わない時はちょっとしたスペースに片づけておくこともできます。
また、カット方式は紙が細長く細断されるストレートカット方式が多め。
中にはCDやDVD、クレジットカードを細断できる手動シュレッダーもあります。
手動シュレッダーがおすすめの場合
1回で細断したい紙の枚数が2~3枚であれば、手動シュレッダーで充分でしょう。
処理したい書類の枚数が少ない方や、書類をためずにこまめに細断したい方には手動シュレッダーがおすすめです。
また、ハンドルを回して細断するため動作音が静かですから、アパートなど周囲への気遣いが必要な場所で使うのにも向いています。
手動シュレッダー マイクロカット HS-HCM2WK
紙を微細にカットするマイクロクロスカット方式によりセキュリティ性をアップし、個人情報の漏洩を防止します。
用紙投入口はA4サイズの紙に対応し、CDなどプラスチックも細断可能です。
ハンドシュレッダー H62ST
サイズがコンパクトで、場所を取らない手動シュレッダーです。
主にハガキやダイレクトメールなどの郵便物を処理するのに最適。
A4サイズの紙も半分に折って細断できるようになっています。
ハンドシュレッダー HS118-A
ハガキなどA6サイズの紙に対応したコンパクトサイズの手動シュレッダーです。
CDやクレジットカードも細断可能で、分別器付きダストボックスのおかげでゴミの分別も簡単。
電動シュレッダーのおすすめ
電動シュレッダーにはさまざまなサイズの機種や紙のカット方式がありますし、連続稼働時間、静音性など主要な機能だけでも豊富な種類があります。
どの機能を重視するかによって選ぶシュレッダーが変わってくるため、まずは主要機能の特徴について知っておきましょう。
カット方式別おすすめシュレッダー
紙をカットする方式には、ストレートカット方式、クロスカット方式、マイクロクロスカット(マイクロカット)方式の3種類があります。
ストレートカット方式は紙をシンプルな縦長の形に細断します。
ゴミが散らばりにくい一方で、復元して情報を読み取ることもできるため、セキュリティ性は低めです。
電動シュレッダーで最も一般的なのがクロスカット方式です。
縦方向に加え、一定間隔で横方向にもカットするため、ストレートカット方式よりもセキュリティ性は高くなっています。
マイクロクロスカット方式はクロスカット方式よりも紙を細かく細断してくれます。
カットされた紙のサイズは一般的に2㎜×12㎜ほどになります。
ゴミは細かくなりますが、セキュリティ性を重視する場合はマイクロクロスカット方式にしておくといいでしょう。
【ストレートカット方式】電動シュレッダー 家庭用 400-PSD012
紙を幅6㎜の短冊状にカットし、A4サイズの紙ならば最大6枚までまとめて細断できます。
紙詰まりを起こした時、紙を簡単に取り出せる逆回転スイッチなど、さまざまな便利機能も搭載。
【クロスカット方式】ゴミ圧縮 電動シュレッダー 家庭用 400-PSD024
紙を4㎜×43㎜程度の大きさに細断し、A4サイズの紙を同時に最大10枚までカット可能。
ゴミがたまってきたら、上部のふたで圧縮してゴミ捨ての回数を減らせるようになっています。
【マイクロクロスカット方式】マイクロカットシュレッダー
個人情報の漏洩を防ぐべく、紙を3㎜×9㎜の極細サイズまでカットします。
ダストボックスはゴミの量を確認しやすい2面窓構造です。
オーバーヒート自動停止機能もあり、モーターを加熱から守ってくれます。
サイズ別おすすめシュレッダー
電動シュレッダーは細断できる紙のサイズ、ダストボックスの容量によって大きさが変わってきます。
さまざまな場所で使いたい場合は、持ち運びが簡単な小型サイズがおすすめ。
細断する紙の枚数があまり多くない場合はゴミがたまりにくいので、やはり小型サイズにしておくといいでしょう。
逆に、電動シュレッダーを使う頻度が高い場合はゴミが多く出ますので、大型サイズにしておいたほうが便利です。
大きい紙を細断する機会が多い場合も大型サイズがおすすめ!
【小型サイズ】シュレッター P2HT
幅300㎜×奥行143㎜×高さ206㎜と、サイズは手動シュレッダーを若干大きくした程度。
A4サイズの紙を細断可能で、CDやクレジットカードなどプラスチックもカットできます。
【大型サイズ】オフィスモニカ シュレッダー
ダストボックスは18Lと大容量で、ゴミがいっぱいになると自動的に停止する機能付きです。
本体重量は約7.5kgで、ストッパー付きキャスターも備わっているので移動も簡単にできます。
処理性能別おすすめシュレッダー
電動シュレッダーの処理性能で注目したいのが最大枚数、細断速度、連続稼働時間の3つの要素です。
一度に細断できる最大枚数が多ければ、自然とシュレッダーを使う回数が減るので作業時間の短縮につながります。
細断速度は速い機種ほど作業時間を短縮できますが、中には速さを重視したために細断サイズが大きくなる電動シュレッダーもあります。
細断速度を重視して電動シュレッダーを選ぶ場合は細断サイズも確認しておきましょう。
また、電動シュレッダーには連続稼働時間がそれぞれ決められており、しばらく使い続けたあとはモーターを冷却しなければなりません。
より多くの紙を効率的に細断するのが目的ならば、連続稼働時間の長い電動シュレッダーにするといいでしょう。
【最大枚数重視】シュレッダー 大型 OF16J
A4サイズの紙を最大16枚まで同時に細断可能です。
規定以上の枚数を投入すると自動的に紙を押し戻すオートリバース機能や、紙が詰まりにくいオートクリーニング機能など、紙詰まり対策も万全です。
【細断速度重視】シュレッダー コンパクト P8GC
A4サイズの紙ならば同時に8枚細断し、1分間で3.7m、約100枚分の紙をカットする細断速度機能付き。
5㎜×37㎜の紙片に細断するクロスカット方式なので、個人情報を守るセキュリティ性も万全です!
【連続稼働時間重視】マイクロカットシュレッター 46MCS フェローズ
通常の家庭用電動シュレッダーは連続稼働時間が2~3分ですが、こちらの機種は15分と長時間の稼働が可能です。
ダストボックスの容量も30Lと、長時間の細断作業に準じた大きさが確保されています。
静音性重視のおすすめシュレッダー
電動シュレッダーは細断中にどうしても音が出てしまうものです。
集合住宅にお住まいの場合など、周囲への配慮が必要な時は騒音レベルが50dB(デジベル)以下の電動シュレッダーにするといいでしょう。
50dBは木々のざわめきや家庭用エアコンの室外機と同程度の騒音なので、さほど気になりません。
超静音シュレッダー P6HCS
こちらの電動シュレッダーの作業音は45dB。
図書館や深夜の市街と同じレベルでほとんど気になりません。
幅約175㎜×奥行約351㎜×高さ約316㎜とコンパクトながら、ダストボックスのサイズは7.5Lと大きめなのも魅力です。
便利機能が搭載されたシュレッダー
電動シュレッダーにはホッチキスの針、またはCDやDVDといったプラスチックを細断できる便利機能が備わった機種もあります。
また、稼働中の事故を防ぐ安全機能が備わった電動シュレッダーもあるので、お子さんのいるご家庭では安全機能も購入時に必ずチェックしましょう。
ホッチキス対応のおすすめシュレッダー
ホッチキスでまとめた書類を細断する機会が多い場合は、ホッチキス対応の電動シュレッダーがおすすめ!
この機能があれば、ホッチキスの針をわざわざ外す必要がないので便利です。
一般的なホッチキスの10号針だけでなく、少し大きい11号針も処理できる電動シュレッダーにするといいでしょう。
GBCシュレッダー GSHA21X
ホッチキスの10号針と11号針に対応している電動シュレッダーです。
紙詰まりが起きた際には自動的に逆回転を始め、詰まった細断物を取り除いてくれる機能も備わっています。
CD・DVD・クレジットカード対応のおすすめシュレッダー
電動シュレッダーの中には、さまざまなデータが入ったCDやDVD、クレジットカードなど個人情報が含まれるプラスチックを細断できる機種もあります。
CDなどを処理する場合、紙とは別の投入口が用意されている電動シュレッダーが一般的です。
シュレッダー P5HCS
CDやクレジットカードなどのプラスチックをしっかりと細断できます。
ダストボックスには紙片とは別にプラスチック用のスペースが用意されているので、ゴミを分別する必要がありません。
安全機能搭載のおすすめシュレッダー
電動シュレッダーは刃物を内蔵しており、投入口に誤って指を入れるとケガしてしまうので非常に危険です。
この事故を防ぐため、電動シュレッダーによっては投入口にスライド式シャッターが備わっている機種もあります。
また、ダストボックスを外すと自動的に停止する、細断後にしばらくしたら自動的に電源がオフになるといった安全機能がついた電動シュレッダーにも注目です。
電動シュレッダー 400-PSD027
投入口に指が入らない安全設計で、お子さんのいるご家庭でも安心して使えます。
ダストボックスがセットされていないと稼働しないインターロックスイッチなどの安全機能も搭載しています。
シュレッダーのお手入れ方法
シュレッダーを長く使い続けていると、どうしても紙詰まりが起こりやすくなります。
紙詰まりをできるだけ防ぐ方法、さらにはゴミを捨てる際の注意点をこちらでご紹介しますので参考にしてください。
シュレッダー メンテナンスオイル
手動と電動、両方のシュレッダーに使えるメンテナンスオイルです。
週1回お手入れするだけでシュレッダーの切れ味を保ち、紙詰まりの防止にも役立ちます。
紙詰まりを起こさないために
紙詰まりを防止するためには、紙専用の投入口にはビニールやプラスチックなどを入れないことが大切です。
また、糊も紙詰まりの原因になりますので、郵便物の封筒を細断する際は糊づけされた部分を切り取ってから細断するようにしましょう。
シュレッダーのゴミを捨てる時の注意点
シュレッダーのゴミは細かいので飛散しやすく、ゴミの収集場所で散ってしまうと周囲に迷惑をかけてしまいます。
そのため、シュレッダーのゴミを出す際は袋にしっかり封をして飛散しないようにしておきましょう。
まとめ
最近では個人情報に対する意識が高まり、書類やハガキをそのまま捨てる危険性について知られるようになってきました。
できるかぎり個人情報の漏洩を防ぐため、ぜひシュレッダーを役立ててください!
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