机で読み物や書き物をするときに手元を明るく照らしてくれるデスクライトは、便利な電化製品の1つです。
家庭で使うデスクライトには、設置方式や機能、照明の性能などによっていくつかのタイプがあります。
この記事では、インテリアとしてもおしゃれな、おすすめのデスクライトをご紹介するとともに、デスクライトを選ぶうえでのポイントや種類ごとの違いについて説明します。
手元をもっと明るく!おしゃれなデスクライトのおすすめ8選
せっかくデスクライトを購入するなら、性能はもちろんデザインにもこだわりたいですよね。
そこでまずは、自宅で使える便利でおしゃれなデスクライトを、タイプ別にご紹介します!
自立するので設置が簡単!スタンド式デスクライト
置くだけで使えるスタンド式は、デスクライトの基本形ともいえるでしょう。
まずはスタンドタイプのおすすめ商品をピックアップしました。
Panasonic(パナソニック) LEDデスクスタンド SQ-LD515
こちらは、6ヶ所稼働するアームが近未来的な印象を与える、パナソニック製のスタイリッシュなLEDデスクスタンド。
高さを変えずに水平方向に動かせるのが特徴で、仕事や勉強など机の上で紙を扱う際にぴったりです。
6200Kと高い色温度を実現しており、従来の昼白色のスタンドより明るくはっきりと文字を読み取ることができます。
光のボリュームは約20~100%の間で変更でき、就寝前にやや明るさを落とすなどの調整も可能です。
さらに、アームにはUSB端子が付いているため、スマートフォンなどの充電にも便利です。
デスクのインテリアとしてすっきり収まるでしょう!
山田照明 Mou touch ZR-1W
こちらは、電気スタンドらしからぬソフトなフォルムが目を引く商品です。
高さも約30cmと小ぶりで、机の上に置いてもお部屋の雰囲気を壊しません。
ここまで小ぶりだと肝心の光があまり届かないようにも思うかもしれませんが、拡散アクリルを採用しているため、周囲50cmの範囲までの照度を確保できます。
Ra90と高演色のLEDを使用し、色合いをはっきり映しつつ目にも優しい光を創出しているのも人気の理由です。
明るさはタッチスイッチ式で4段階に調節OK。
約800gと軽量なので、1つのデスクに固定することなく、家中どこへでも持ち運んで使用できます。
モダンデコ デスクライト Charlotte LED
ウッド調のお部屋に合わせるなら、こちらのデスクライトがおすすめです。
アームには天然木を、ランプシェードにはファブリック(布地)を用い、インテリアとして温かみのある空間を演出します。
布越しに漏れる柔らかな光を見ていると、リラックス気分に浸れそうですね。
ベッドサイド用にも向いています。
コード上に付属する中間スイッチを採用しているため、寝ながら灯りを点けたり消したりできるのも便利なポイントです。
昼光色のLEDだけでなく、白熱電球でレトロモダンな雰囲気を楽しむのもおすすめ!
色はホワイトとブラックの2種類から選べます。
Panasonic(パナソニック)LEDスタンド SQ-LE530-W
こちらもデスクスタンドとは思えない不思議な外見が印象的なパナソニック製LED卓上ライトです。
間接照明の電球色と文字を読むのに適した昼光色の二役を1台でこなせるのが最大のメリットでしょう。
両色の切り替えは、0の字になった灯具を開閉するだけで行えます。
明るさは20~100%まで5段階に調整でき、操作もワンタッチと簡単です。
消灯時の光度を記憶するメモリ機能を搭載しており、朝や夜の点灯時に明るすぎてまぶしく感じるといった心配もありません。
こちらで取り上げているのはホワイト仕上げですが、色はほかにもダークグレーがあります。
安定性&省スペース性を重視するなら!クランプ式デスクライト
続いて、アーム基部を挟んで固定するクランプ式のデスクライトをご紹介します。
デスクにしっかり固定できるため、安定性も抜群です!
山田照明 LEDデスクライト Z-LIGHT Z-208PRO-B
アームもシェードもブラックでまとめられた、高級感ただようクランプ式デスクライトです。
ネックは上下左右、横回転の3方向に180度動かすことができるため、細かい作業を行うときに大活躍です。
Ra97という高演色のLEDを採用しているのも大きな特徴。
「演色評価数(Ra)」は100に近いほど太陽光の下での環境に近いとされ、デスク上でも自然な明るさを放ちます。
シェードは、光源から発した光をすべて漏らさず広範囲に届けられる独自設計。
また照度は7段階に調節可能で、ボタンではなくダイヤル式となっているため、手袋をしたままでも簡単に操作できます。
TWINBIRD(ツインバード)LEDダブルアームライト REFLECTECH Pro LE-H832W
2本の平行アームがスタイリッシュな印象を与える、ツインバード工業のクランプ式デスクライトです。
シェードにハンドルが付いているため、片手でヘッドを好きなところへ動かすことができ、ゆるみ防止ネジでピタッと留められる点が人気を集めています。
独自技術の反射板構造「REFLECTECH」を採用し、LEDの強い光をムラなく広範囲に拡散します。
照り返しも軽減しており、長時間のデスクワークでも目が疲れにくいのが大きな魅力です。
調光が無段階なのも特徴で、ヘッド横のダイヤルを回すだけで好みの光量に自由に調節できます。
クランプ部は扱いやすい上締めタイプになっていて、女性1人でも無理なく取り付けられるでしょう。
手軽に取り付けられる!クリップ式デスクライト
最後に取り上げるのは、クランプ式よりも簡単に着脱できるクリップ式の商品です。
Mercury(マーキュリー)インダストリアル クリップランプ スチール
アメリカンテイストの、シンプルながらアンティーク感が感じられるデスクライトです。
シェードから電球がわずかに覗いているあたりも、レトロ感を小粋に演出しています。
シェードは木目調のゴールドウッドプリントのほか、リアルスチール・マットホワイト・マットブラックの4種類を用意。
それぞれクリップも色合いに対応していて、デスクサイドのインテリアとしてもおすすめです。
スイッチがコード部分にある中間タイプなので、寝室での使用にも向いています。
480gと軽量で、書斎だけでなくリビングやダイニングなど好きな場所へ手軽に持ち運べるのもうれしいですね。
クリップライト LED 口金 E26 間接照明 シーリングライト
シンプルかつリーズナブルで、家中どこでも簡単に照らせるのが魅力の小型クリップライトです。
アームがないので、デスクはもちろん棚の横板や上板など、厚さ3cmの出っ張りさえあればどこにでも装着可能。
クリップはゴムでカバーされているため、家具を傷つける心配も少ないでしょう。
照度は9段階に調節でき、LED電球も使用OK。
室内の好きなところをお好みの明るさで照らせます。
「常夜灯モード」にすれば、0.5~2%の光量でほのかな灯りを創り出すこともできます。
さらに、複数のライトをリモコンのボタン1つで操作できる、便利なグループ設定機能付き。
お部屋をインテリアシアターのように演出できるのもすてきですね。
デスクライトの選び方
ここまで、スペックだけでなくデザインにもこだわったおしゃれデスクライトを種類別にご紹介してきました。
ここからは自分にぴったりの1台を選ぶには、どのような点に注目すればよいのか説明していきます。
設置方式を確認する
まずは、デスクライトの設置方法に着目してみましょう。
うっかり自宅の机の形状に合わないものをチョイスしてしまうと、そもそも使用すらできないという事態にもなってしまいかねません。
デスクライトには、大きく分けてスタンド式・クランプ式・クリップ式の3種類があります。
それぞれの特性や設置条件について詳しく説明します。
スタンド式
自立するスタンド式は、設置の手間がかからず、平らな面と電源さえあればどこにでも置けるのが魅力です。
持ち運びも簡単なので、複数の部屋などで使用したいときなどにも便利です。
一方で、設置する土台分のスペースがいるため、狭い机やテーブルでは場所をとってしまうというデメリットがあります。
手を動かすことの多い作業では、指や腕などが当たって倒れたりずれたりしやすいのもやや難点です。
クランプ式
「クランプ」とは、学校の図工などでおなじみの「万力」のことです。
デスクの天板に挟んでボルトで固定するのが一般的で、外れたり倒れたりする心配のほとんどない安定感が魅力です。
スタンドタイプと比べてスペースを節約することができ、机の上を広く使えるのも大きなメリットでしょう。
ただし、設置するにはデスクサイドにクランプ部を挟めるだけの張り出しが必要です。
これがないと、自分が座る側に装着しなければならないことになります。
取り付けや取り外しに手間がかかるのもクランプ式の特徴で、複数の場所で使用したい場合は、ほかのタイプと比べて不向きといえそうです。
クリップ式
クリップ式は、クランプ式を手軽にしたものと考えればよいでしょう。
バネ式のクリップで挟むだけで設置できます。
クランプ式と同じく机の上のスペースを十分確保できるうえ、持ち運びも簡単です。
クリップ1つで固定する都合上、軽量で小型のものが多く、なかには横向きや下向きなど設置箇所の自由が利くタイプもあります。
しかし、クリップ式より固定力が弱い傾向があります。
クリップの形状や大きさによっては、使おうと思った箇所にうまく取り付けられないこともあるため要注意です。
電源の種類を確認する
家電である以上、電源も重要なポイントです。
デスクライトの電源の種類には、大きく分けてケーブル・USB・コードレスの3つがあります。
照明器具であるデスクライトは、電力を継続供給でき、安定した明るさが得られる電源ケーブルタイプが一般的です。
他方で、常時パソコンのあるデスクで使用する場合、USBタイプであればコンセントまでケーブルを延ばす煩わしさを省けます。
コードレスタイプのメリットは、使う場所を選ばないことです。
コンセントが遠い場合にも活躍できますが、電池式でなく充電式の際は、バッテリー容量によっては長時間の使用に耐えられないこともあります。
光源の種類を確認する
デスクライトの光源は、ほかの照明器具と同様、LEDと蛍光灯の2種類があります。
LEDのほうが蛍光灯より格段に寿命が長く、近年主流のタイプです。
LEDは発光部が熱くなりにくいのも大きなメリットで、とくに小さな子どものいるご家庭などでは、火傷の心配も少なくおすすめです。
一方の蛍光灯は低価格が魅力です。
LEDに比べて光にムラができにくいという特性があり、イラストや詳細な図面を描いたり、精密な部品を扱ったりといった細かい作業に向いています。
LEDは電気を直接光に交換するため、人によっては明るすぎると感じることもあります。
そのようなときは蛍光灯タイプを使用するとよいでしょう。
機能を確認する
商品によっては、さまざまな付加機能が搭載されているものもあります。
とくに注目したいのが、調光および調色機能です。
調光機能は明るさを、調色機能は光の色味を変えるものです。
これらの機能があると、1台でデスクでの読書灯から寝床での間接照明まで、幅広く使い分けられます。
両機能は手元で繊細な作業をしたり、目を長時間使ったりするような作業時にもとても役立ちます。
用途によっては、何段階まで調整できるのかも大きなポイントです。
ほかにも、リモコンやセンサーでのオンオフ切り替え、LEDタイプでは影が多重化するのを防ぐ機能などを搭載した商品が存在します。
譲れない機能を絞ったうえで検討するのがおすすめです。
デザインを確認する
機能だけでなく、できればデザインにもこだわりたいところ。
あまり照明器具の存在を目立たせたくないなら、コンパクトなサイズのものを選ぶとよいでしょう。
逆に、インテリアとしても活用したいなら、デザイン性に優れた商品をチェックしてはいかがでしょうか。
デザインに凝ったデスクライトも多数リリースされています。
メタリックな部屋にはスタイリッシュなタイプを、アンティーク調の部屋にはウッドタイプやレトロなデスクライトなど、部屋のイメージに合わせたデザインを選ぶのも楽しみの1つです。
まとめ
手元を照らすベーシックな照明器具であるデスクライトには、機能やデザインによってさまざまな種類のものがあります。
単に明るいだけでなく、最近では光の質もチェックすべきポイントの1つです。
個々のタイプの特徴を把握して、デスクワークの目的や部屋の雰囲気などに合わせた商品を選ぶようにしましょう!
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