BBクリームとは?CCクリームとの違いは?おすすめBBクリーム5選も!

美容・健康

BBクリームとは?CCクリームとの違いは?おすすめBBクリーム5選も!

「化粧品を複数使い分けるのは面倒くさい…」「肌をもっとナチュラルに仕上げたい!」と考えている女性には、BBクリームがおすすめ!

本来は別々の化粧品を使うところを一本で済ませることができ、メイクの大幅な時短が叶います。

また、ナチュラルに仕上げたいときにも活躍します。

ここでは、BBクリームの特徴や選び方、おすすめの商品などを紹介しているので、手軽にメイクを仕上げたい方やBBクリームに興味がある方はぜひチェックしてください。

BBクリームとは?

BBクリームは、日焼け止め・下地・ファンデーション・コンシーラーの機能を備えるオールインワンな化粧品です。

毎日きれいにメイクをするためには、下地を塗ったりコンシーラーで気になる部分をカバーしたりと手間がかかります。

特に朝は忙しいため、化粧に時間をかけるのはもったいないと感じている方も多いのではないでしょうか。

できれば、いつでも手早くきれいに仕上げられるのが理想的ですよね。

そこで便利なのがBBクリームです。

オールインワン化粧品であるため他の化粧品との使い分けを意識する必要もなく、一塗りでベースメイクが完成します。

下地とファンデーションを重ねたときと比べて、BBクリームを薄塗りした方がナチュラルな雰囲気を出しやすいという特徴もあります。

BBクリームとCCクリームの違い

BBクリーム

BBクリームのほかに、CCクリームという商品を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

2つの化粧品は名前がよく似ていますが、使い方や機能性、用途が異なります。

ここでは、BBクリームとCCクリームのそれぞれの特徴や違いについて紹介します。

BBクリームの特徴

BBは「Blemish Balm」の略称で、傷修復軟膏という意味があります。

CCクリームよりカバー力が高いのが特徴で、毛穴・シミ・そばかすなど肌の気になるポイントをきれいにカバーできます。

BBクリームは本来、ドイツの皮膚科で使われていた医療用の軟膏でした。
ピーリングを行った患者の敏感な肌を保護するために使われていたそうです。

のちに美容大国の韓国がBBクリームのカバー力に注目し、美容成分を加える改良を行います。
そして、新たに誕生したのが化粧品としてのBBクリームです。

今では、肌のトラブルを隠せるカバー力や機能性の高さにより、時短メイクが叶うと人気を集めています。

CCクリームの特徴

CCは「Care Control」や「Color Control」の略称です。

BBクリームと異なるのは、カバー力がひかえめな点と素肌を美しく見せることに特化している点です。

化粧下地としての機能に加えてカラーコントロール肌色補正)機能を備えており、一本でベースメイクが完成します。

BBと同じくUVカット保湿成分が配合されているものもあります。

CCクリームには色の種類がいくつかあり、目的に応じて使い分けることができます。
例えば、緑系は肌の赤みのカバー黄系シミ・くすみのカバーピンク系血色感を補う青系透明感を出す、といったように肌トラブルや目的に合わせて使い分けられるのです。

下地としての機能もあるため、「ベースメイクはCCクリームとフェイスパウダーだけ」という人もいます。

BBクリームの選び方

BBクリーム

BBクリームにはさまざまな種類があり、備わっている機能が商品ごとに異なります。

選ぶ際は自分が欲しい機能が入っているか、どんな美容成分が含まれているのかを確認して、納得できるものを購入することが大切です。

ここでは、BBクリームの機能や選び方を紹介します。

肌質に合わせて選ぶ

化粧品を選ぶ際は肌質に合ったものを使うことが大切です。
脂性肌や乾燥肌など、肌質には個人差があります。

自分の肌質に合わない化粧品を選ぶと、肌がカサカサしたり余計に脂っぽく見えてしまったりします。

BBクリームには質感が柔らかいものと固いものがあり、肌質によってどちらが向いているかが異なります。

脂性肌混合肌の方は、柔らかいクリームを使うと化粧が崩れやすくなるため、「崩れ防止」などの表記がある商品がおすすめです。

油分過多によるテカリやヨレを抑えたいなら、オイルフリーのものを選ぶとよいでしょう。

乾燥肌の方は保湿成分が多く入っていて、肌にうるおいを与えるタイプのものを選びましょう。

敏感肌の方は、薬用天然成分由来のもの、パラベン鉱物油フリーといった肌に負担がかかる成分が入っていないものを選ぶとよいでしょう。

UVカット・美容成分など機能をチェック

紫外線による日焼けを気にする方には、UVカット入りのBBクリームが向いています。
パッケージにSPFPAという表記があれば、UVカット機能が備わっているBBクリームです。

SPF中波長紫外線PA長波長紫外線をどの程度防止できるかを表しています。
SPFの数値は10~50まであり、50以上は50+と表記されます。

一方、PA4段階の+の数で効果の強さが分かります。
数値が高いほど、強い日が射す屋外での使用に向いており、肌の赤み・炎症・黒化を抑制する効果が期待できます。

ですが、どの程度のUVカット機能があれば十分なのか、数値だけを見ても分かりにくいですよね。

目安としては、買い物など普段の外出に使用するならSPF30、PA+++程度の性能でも十分に紫外線対策ができます。

スポーツやレジャー、マリンスポーツなど、炎天下で長時間過ごす予定がある場合は、もっとも効果が強力なSPF50+、PA++++を選ぶのがおすすめです。

ただし、効果が強力な分、肌にかかる負担も大きくなるため、用途に合った強さのUVカットを選ぶことが大切です。

UVカットに加え、美容液成分が配合されているものを選ぶと、シミ・そばかすなどを抑えるスキンケアも同時にできて便利です。

肌に合うカラーを選ぶ

BBクリームを塗った肌を自然な仕上がりにするには、自分の肌色と似ている色を使うことが重要です。
素肌と違う色のクリームを塗ってしまうと、首と顔で色の差が出てしまい、浮いた印象になってしまいます。

BBクリームの色の種類はブランドによりさまざまです。
コスメショップなどで、自分の肌色に合ったものを探してみましょう。

自分の肌色を簡易的に見分ける方法としては、腕の血管が緑に見える方はイエローベースに見える方はブルーベースであることが多いといわれています。

イエローベースの方はオークルなどの黄系ブルーベースの方はピンク系がマッチしやすいカラーです。

BBクリームの使い方

BBクリーム

BBクリームを塗る前にスキンケアをしておくと、化粧のノリがよくなりやすいです。
化粧水と乳液、必要に応じて美容液と日焼け止めを事前に塗っておくとよいでしょう。

スキンケアのあとは水分量が多いため、5分程度経ってからBBクリームを使い始めるとなじみやすいといわれています。

BBクリームを使うときは、まずは商品に記載されている適量を出し、足りなければ追加してください。

クリームを出したら、おでこ・鼻・顎・両頬の上均等になるようにのせて顔全体にのばして塗りましょう。

塗り終えたあとは仕上げにパフでなじませると、見た目がきれいに整います。

肌荒れやクマ、毛穴などの気になる部分がある場合は、薄く二度塗りをすると目立たなくなります。

塗ったあとのベタつきや髪の毛の張り付きが気になる場合は、フェイスパウダーを上からつけるとさらさらに仕上がります。

また、BBクリームのみだと化粧が崩れやすいという方は、フェイスパウダーを使うと持ちがよくなります。

明るくて透明感のあるツヤ肌を目指したい場合は、コントロールカラーとBBクリームを混ぜて使うのがおすすめです。
1:1の割合で混ぜたあとはBBクリームと同じように顔全体にのばして塗り、スポンジやパフなどでなじませればOKです!

時短メイクに役立つ!BBクリームのおすすめ5選

BBクリームは多くの種類があり、商品ごとにさまざまな特徴を備えています。

「どれが自分に合っているのか分からなくて選べない」ということもあるでしょう。

ここでは、特におすすめのBBクリームを紹介します。

ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクションBB

ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクションBB

「ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクションBB」は普通肌から乾燥肌の方が使いやすい、低刺激設計の日焼け止め機能が付いたBBクリームです。

肌のくすみや暗さをカバーし、顔の血色をよく見せる効果も期待できます。

日焼け止めの性能はSPF50+、PA++++で、炎天下での活動にも対応できる強さです。

カラーはブルベ向けとイエベ向きの2色展開で、自分の肌に合う色を選べます。

化粧下地として使ったときの質感はしっとりめで、ツヤのある肌が続きます。

メイク落としではなく洗顔料でも落とせるため、肌に負担がかかりにくい点もうれしいポイントです。

 

オンリーミネラル ミネラルエッセンスBBクリーム

オンリーミネラル ミネラルエッセンスBBクリーム

「オンリーミネラル ミネラルエッセンスBBクリーム」はミネラルと植物エキスを中心とした天然由来成分でできています。
肌に負担がかかるような成分は極力入れないという配慮がされており、オイルフリーで紫外線吸収剤やシリコンなども入っていません。

塗るとよくのび、さらっとしてつけ心地が軽いのが特徴です。

日焼け止め成分は配合されていませんが、配合されたミネラルの力でSPF25、PA++レベルの紫外線対策を可能にしており、買い物や屋外での軽い活動をする程度なら問題ないでしょう。

クリームの色はナチュラルベージュで、肌の色ムラを均一にそろえてきれいに見せる効果があります。
シミやクマなどをカバーする用途にも使えます。

化粧を落とす際も洗顔料のみでオフできるため、肌へのダメージが抑えられます。

敏感肌の方にこそチェックしてほしい商品です。

 

雪肌精 ホワイト BBクリーム モイスト

雪肌精 ホワイト BBクリーム モイスト

「雪肌精 ホワイト BBクリーム モイスト」は下地とファンデーション機能に加え、美容液・乳液・クリームなどの美容成分が配合されています。
オールインワンで化粧と美容ケアをまとめて済ませたい方にぴったりです。

鉱物油フリーで和漢植物エキス、高浸透オイルと高保湿ポリマーが配合されています。
肌にうるおいを与えて調子を整える効果や、かさつきや粉吹きを防ぐ効果が期待できます。

UVカットはSPF40、PA+++レベルで対策でき、強い日差しの下での紫外線対策が十分に可能です。

色は肌の明るさに合わせて選べる2色展開です。

質感はなめらかでのびもよく、オールシーズンタイプなので一本あれば活躍の機会は多いでしょう。

香りは雪肌精おなじみのモダンフローラルの香りです。

 

MISSHA BBクリーム Mパーフェクトカバー

MISSHA BBクリーム Mパーフェクトカバー

MISSHA(ミシャ)のBBクリームは2色展開で、どんな肌質にもマルチに対応でき、美容効果やUVカット機能も備わっています。

どれがいいか迷うという方におすすめのBBクリームです。

美容成分としてヒアルロン酸やアルブチンが配合されており、保湿効果が期待できるでしょう。

UVカットはSPF42、PA+++です。
軽め屋外活動から炎天下でのレジャーなど、さまざまな状況に対応しやすい性能を備えています。

塗ったときののびがよく、少量で肌の広い範囲をカバーできる使用感も特徴です。
つけ心地の軽いクリームタイプで、程よいツヤとさらさら感のあるセミマットな肌に仕上がります。

 

CANMAKE パーフェクトセラムBBクリーム

CANMAKE パーフェクトセラムBBクリーム

コストと時間を抑えつつ、メイク・スキンケア・日焼け対策がしたいならCANMAKE(キャンメイク)のBBクリームはいかがでしょうか。

色はライトとナチュラルの2色展開です。

UVカットはSPF50、PA+++レベルの性能があり、日差しが強い場所でも十分な紫外線対策ができます。

プチプラコスメでありながら、21種類の美容保湿成分が配合されており、化粧をしながらスキンケア効果も期待できます。

カバー力はひかえめなものの、厚塗りになりにくくナチュラルに仕上げやすいのがうれしいポイントです。
もしシミやそばかすなどの気になる部分をカバーしたいなら、重ね付けをすることでカバー効果がアップします。

 

まとめ

BBクリームは、一塗りで複数の化粧品の効果が得られるオールインワンな便利アイテムです。

仕上がりが気になるものの「忙しくてメイクに時間がかけられない…」という方に特におすすめできます。

BBクリームを上手に活用した時短メイクを取り入れて、手間をかけずに素早く美しい肌に仕上げましょう!