家事や料理をする際に、お気に入りのエプロンを身に着けているだけで気分がアップするという人も多いのではないでしょうか。
エプロンにはいくつか種類があり、シーンによって適した形があります。
見た目だけで選ぶと、実際使用するときに不便を感じることがあるかもしれません。
そこでこの記事では、エプロンの種類や選ぶときのポイントを紹介します。
さらにおしゃれでかわいいエプロンを販売している人気ブランドとおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
エプロンにはどんな種類があるの?デザインと素材をチェック!
雑貨屋などの店頭には、魅力的なエプロンがたくさん並んでいます。
デザインで選ぶべきか、安いものを選ぶべきかなど、どのように選ぶかで迷っている方も多いのではないでしょうか。
選び方を知るには、まずエプロンの種類を知ることが大切です。
そこでここでは、エプロンのデザインや素材について紹介します。
主な用途を思い浮かべて、自分に合ったエプロンを探してみましょう。
エプロンのデザインは主に2種類
エプロンのデザインは、主に「胸当て」と「腰当て」の2種類に分けられます。
それぞれの特徴や活用シーンを確認していきましょう。
胸当てエプロン
胸当てタイプは、多くの方がエプロンと聞いて思い浮かべる形ではないでしょうか。
胸の部分を布で覆うため、料理や掃除での汚れを防ぎやすいのが特徴です。
また、カラーや柄のレパートリーが豊富なのもうれしいポイント。
胸当てタイプは、さらに以下のような種類に分かれます。
X型
背中でヒモが交差している形のエプロンです。
腰ヒモを結んで着用します。エプロンがずれにくく、シルエットがすっきりして見える一方で、着脱には少々時間がかかります。
肩こりを起こしやすいこともデメリットです。
H型
背中のヒモがHのような形をしており、腰の部分をボタンで留めるタイプのエプロンです。
肩ヒモが太く肩こりしづらい、着用が簡単といったメリットがあります。
デメリットとしては、ラインが一直線になりがちで、シルエットが太く見えてしまうことが挙げられます。
首掛け型
輪になっている首ヒモを首に掛け、腰ヒモを結んで着用するエプロンです。
肩ヒモのずれを気にせず、きれいなシルエットで着られる一方で、首がこりやすいというデメリットがあります。
ベスト型
保育士がよく着るような、頭からすっぽりとかぶるタイプのエプロンです。
ずれる心配がないので、家事に追われているときにはぴったり。
袖があるものとないものがあるので、季節に合わせて数着持っておくのもおすすめです。
そのほか割烹着やエプロンドレス(ワンピースタイプ)も胸当てエプロンの1種といえるでしょう。
腰当てエプロン
腰当てエプロンは、サロンエプロンやカフェエプロン、ギャルソンエプロンとも呼ばれる腰に巻くタイプのエプロンです。
汚れをカバーする範囲は腰から下に限られてしまいますが、ちょっとした家事のときにさっと着けられて便利です。
また、おしゃれでスタイリッシュなデザインは、男女問わず人気がありますよ。
さらに、胸当て・腰当てエプロンともに、ショート・ミドル・ロングといった丈の長さによるバリエーションがあります。
素材はポリエステルと綿の主に2種類
エプロンの素材は、主にポリエステルと綿の2種類です。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
ポリエステル
ポリエステル素材を使用したエプロンは、汚れがつきにくく水や油をはじきやすいのが特徴です。
そのほか、耐久性に優れ、洗濯をしてもくたびれにくいなどのメリットもあります。
一方熱に弱い、通気性に欠ける点はデメリットです。
機能性に優れていることから、業務用のエプロンに使用されることが多くあります。
綿
綿素材を使用したエプロンのメリットは、火に強い、やわらかく通気性に優れているため着心地がよい、デザイン性に富んでいることです。
一方デメリットには、耐久性がポリエステルより劣り、洗濯でヨレやすく、色落ち・色あせが起きることが挙げられます。
どちらかというと、家庭用として扱われることが多い素材です。
ほかにリネンやデニムなどの素材を使ったエプロンもあります。
リネンはふんわりとした肌触りで洗濯しやすく、デニムは丈夫でスタイリッシュです。
素材によって異なる使い勝手や着心地にも注目して選びましょう。
エプロンを選ぶときのポイント
上記では、エプロンのデザインや素材の種類をご紹介しました。
それを踏まえ、エプロンを購入するときのポイントを見ていきましょう。
どんなときに使用するか
エプロンは料理だけでなく、洗濯や掃除、ガーデニングなどさまざまな場面で活躍します。
料理には燃えにくい綿のもの、ガーデニングには汚れに強いポリエステルのものなど、使用するシーンに合わせて選びましょう。
数着持って使い分けると便利です。
使いやすさもチェック
せっかく購入したエプロンでも、着づらいとだんだん使わなくなってしまいます。
着脱しやすさを重視するなら、ボタンでとめるH型や被るだけのベスト型がおすすめです。
腰ヒモを結ぶX型や首掛け型なら、体にフィットしてスタイルがよく見えます。
着心地を重視するなら、通気性に優れた綿タイプがよいでしょう。
お気に入りのデザインを見つける
毎日使うエプロンは、デザインにもこだわることが大切。
カフェ風・ワンピース風など、おしゃれなエプロンなら気分も上がります。
ブランドごとに特徴的なデザインもあるため、お気に入りのデザインを探してみてくださいね!
また、自分では鏡などに映った姿を前から見ることがほとんどですが、人からはバックスタイルを見られることも多いもの。
後ろ、さらには横から見てどう見えるかも気にすると、より一層おしゃれに着こなせます。
人気ブランド&おしゃれでかわいいエプロンを厳選!
ここからは、エプロン選びで迷っているという方におすすめしたいエプロンを紹介します。
人気ブランドとデザイン重視でそれぞれピックアップしました!
華やかなものからシンプルなものまで、女性に人気の商品を厳選したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
人気ブランドのエプロン4選
まずは人気ブランドのエプロンをチェックしましょう!
ブランドのエプロンは、ブランド特有のモチーフが使われているなど、デザイン性に優れているのが特徴です。
ここでは、それぞれのブランドの詳細を確認しつつ、デザイン性・機能性に優れたエプロンを紹介します。
Cath Kidston(キャスキッドソン)
「Cath Kidston」は、「モダンヴィンテージ」をテーマにしたアイテムを展開するイギリス・ロンドンのファッションブランドです。
こちらのブランドのアイテムは、伝統的なブリティッシュスタイルに、フラワープリントやドットプリントをプラスしたデザインが特徴的です。
パステルカラーでかわいらしいデザインのアイテムは、国を超えて多くの女性から人気を集めています。
猫の柄がかわいい!キャスキッドソン エプロン レディース ピンク
こちらはピンクカラーで、全面に猫がデザインされたエプロンです。
首掛けタイプでシルエットをすっきり見せられるほか、フロント部分に大きめのポケットが付いていて、機能性も抜群!
素材には綿を使用しており、キッチンで使うエプロンに最適です。
膝丈なので汚れもばっちり防いでくれますよ。
ブランドものでありながら、低価格で手に入れやすいのもうれしいポイント!
かわいいエプロンをお探しの方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
fog linen work(フォグリネンワーク)
「普段使い」をテーマにしたリネン製品のオリジナルブランド「fog linen work」。
リネン製品は、洗うたびに変化する風合いを楽しめるのがポイントで、使えば使うほど味が出てきます。
fog linen workは、そんなリネンを使ったシンプル&使い心地のよいアイテムを幅広く展開しています。
変化していく風合いを楽しめる!フォグリネンワーク リネンデイリーエプロンオークル
こちらは、首掛け×膝丈の柄のないシンプルなエプロンです。
右手にポケットが一つ付いており、小物を入れておくのに便利です。
丈夫な厚手のリネンを使っているため、洗濯機で洗ってもくたびれにくいでしょう。
4種類のカラーバリエーションがありますが、優しい色合いでいろいろなコーデに合う「オークル」がとくにおすすめです。
日常使いのエプロンにぴったりですよ!
Lee(リー)
デニムの老舗ブランドとして、老若男女問わず人気の高い「Lee」。
1889年にアメリカ・カンザス州で生まれたこちらのブランドは、さまざまなジーンズ素材の開発を行い、名作と呼ばれるアイテムをいくつも生み出しています。
ジーンズ以外にもデニム生地を使ったさまざまなアイテムを取り扱っています。
さっと使える腰当てタイプ!Lee デニムショートエプロン
こちらは、Lee自慢のデニム生地を使用した腰当てタイプのエプロンです。
見た目がおしゃれなのはもちろん、右手にダブルポケットが付いており、使い勝手も◎。
カラーバリエーションには「インディゴネイビー」と「ヒッコリー」があります。
インディゴネイビーはシンプルでどんな服とも合わせやすく、ヒッコリーは細めのストライプが爽やかな印象をプラスしてくれています。
Marimekko(マリメッコ)
「Marimekko」は、フィンランドのライフスタイルブランドです。
大胆なデザインが特徴的で、とくに目を引く色合いのウニッコ柄(大柄のフラワープリント)がブランドを代表するモチーフです。
Marimekkoではキッチン用品をいくつも取り扱っているので、エプロンとお揃いの柄のアイテムを購入するのもすてきですね♪
定番のウニッコ柄!マリメッコ エプロン ピエニ ウニッコ
こちらは、Marimekkoの代名詞ともいえるウニッコ柄のエプロンです。
首掛け×膝丈、綿を使ったエプロンは、キッチンでの使用にぴったり!
料理を作る気分を盛り上げてくれそうですね。
カラーバリエーションが複数あり、色合いによって印象が変わります。
自分に似合うカラーを選ぶ楽しみを味わえるのも人気の理由です!
おしゃれでかわいいエプロン5選
続いて、デザイン性に優れたおすすめエプロンを5つ紹介します。
鮮やかな色遣いのものやナチュラルな風合いのもの、いろいろ取り揃えました。
ワンピースのようなデザインが印象的!Anthropologie(アンソロポロジー) エプロンPepina Apron ショート丈
こちらは、アメリカの人気セレクトショップ「Anthropologie」のエプロンです。
ホワイトバックの花柄で、首と腰でそれぞれヒモを結ぶ首掛け型になっています。
ウエストをキュッとしぼり、裾に向かってふんわりと広がったワンピースのようなデザインが特徴的です。
女性らしいエプロンをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
肩にヒモを掛けるだけでOK!COCOWALK(ココウォーク) エプロン ちょいエプ
着やすさを重視したエプロンをお探しなら、こちらの商品が最適です。
こちらは、両肩に肩ヒモを掛けて着るタイプのエプロンで、「3秒で着られる」が売りとなっています。
少し短めの丈のため、足元がもたつきません。
カラーバリエーションも豊富で、男女問わず着られるような色合いが多いので、カップルで揃えるのもありですよ。
アメリカンなデザインがかわいい!jessie steele(ジェシースチュール)レディース 大人用エプロン フリル
かわいさ重視で選ぶなら、こちらのエプロンドレスはいかがでしょうか?
「jessie steele」はアメリカの母娘が立ち上げたブランドです。
アメリカらしいキュートなデザインのアイテムを多く取り扱っています。
こちらのエプロンドレスも裾のフリルやリボンなどかわいいポイントが満載です!
おしゃれなカラーや柄からお好きなものを選んでくださいね。
スリット入りで動きやすい!Lino e Lina(リーノエリーナ) フルエプロン アニタ・アビスブルー
ホームリネンやリネンウェアを取り扱うリネンブランド「Lino e Lina」。
こちらは、Lino e LinaのX型×膝丈のエプロンです。
腰ヒモがなく、かぶるだけで着用できるため、家事に追われる主婦の方にぴったり!
裾にはスリットが入っており、動きやすいデザインです。
落ち着いたブルーのカラーに、リネン素材による優しい雰囲気もプラスされています。
見た目すっきりなインナーポケットや便利なマルチポケットタイプも!エプロン おしゃれ ナチュラル レディース
胸当てタイプのエプロンの中で迷っているなら、こちらがおすすめ。
こちらは、肩ヒモの形と腰ヒモの有無で4タイプが用意されており、購入時に好きなデザインを選べる商品です。
カラーはブルーやグレーが基調で、主張しすぎない大人っぽいかわいさがあります。
どのエプロンもポケットが多く、機能性もばっちりです。
まとめ
エプロンは素材やデザインによって、たくさんの商品があります。
形によって使い勝手が異なるため、自分がよく使用するシーンを思い浮かべながら探すのがポイントです。
デザインも使い勝手にも納得できる、すてきなエプロンを探してみてくださいね。