簡単おいしい!だしパックを使った上手な出汁の取り方&レシピ

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「出汁をとってお料理したいけど、ちょっと面倒そう……」と、作ろうとしていたメニューを変えた経験がある方もいらっしゃると思います。

そんな方の味方になってくれるのが、今回ご紹介するだしパックです。

だしパックは簡単においしい出汁がとれるうえ、天然素材を生かしているので健康志向の方にもピッタリ!

この記事では、だしパックの魅力や使い方、レシピまでご紹介していきますので、お料理の参考にしてみてください。

簡単でおいしい!だしパックのおすすめポイント

お料理に出汁が使われるようになったのは、およそ500年前の室町時代。

江戸時代には日本各地に普及し、昆布やかつお節、シイタケなどのさまざまな食材が出汁のベースとして使われるようになりました。

一時は化学調味料が一般化して押され気味になった時期もありましたが、現在では健康志向の高まりから天然素材を生かした出汁の魅力が再びクローズアップされてきています。

そんななか、最近では粉末状にした素材を小さな袋に入れたものが人気を博しています。
これがだしパックです。

だしパックには以下のような数多くのメリットがあり、簡単でおいしいお料理を作るうえでの必須アイテムといえるでしょう。

本格的な味を堪能できる

だしパックは昆布や煮干し、かつお節などの海産物、シイタケやタマネギ、ニンジンなどの野菜といった出汁をとるのに必要な食材を粉末にして、商品ごとに配合しているので、手軽に本格的な風味を味わえます。

また、出汁を取ることで味にうまみが出るので、醤油や塩などの調味料を減らすことができます。

ちなみに、出汁の持つうまみには満足感を増す効果があるだけでなく、化学調味料を使ったお料理よりもおいしいと感じやすくもなるとか。

たとえば、だしパックによく使われているかつお節が有するイノシン酸、昆布が有するグルタミン酸などは、これらを含まないお料理と比べると満腹感が長持ちするといわれています。

この効果のおかげで食べすぎを抑えられ、少ない量でもおいしい食事を楽しめるわけです。

うれしい効果を簡単に得られるだしパック、お料理に使わないのはもったいないですね。

出汁をとる手間が減る

出汁を取る際、これまでは昆布や煮干しを水につけたり、かつお節を削ったりしていました。

また、灰汁を取ったり、こしたりと、とにかく手間がかかります。

この悩みを一気に解消してくれるのがだしパックです。

だしパックは小さな袋の中に適量の出汁が入っていて、これを沸騰させた湯で煮るだけでOK。
なんともお手軽で使いやすい材料なんです。

出汁を煮出したあとはこす必要もなく、だしパックを捨てるだけ。

のちほどご紹介するように使い終わっただしパックの使い道もありますので、まったく無駄がないのもだしパックのポイントといえるでしょう。

化学調味料が苦手な方にもぴったり

お買い物の時、化学調味料を使っていないと表示されているだしパックを見かけたことはありませんか?

こういった無添加のだしパックで作った料理はコクがあり、出汁として使われている食材自体の香りやうまみを味わえるのが特徴です。

食材にこだわりたい方が無添加のだしパックを使う傾向があるのもこのためでしょう。

他にも身体機能が発達していない赤ちゃんには、砂糖やしょうゆなどの味がついた出汁よりも無添加のだしパックのほうが体にいいといわれています。

ただし、「化学調味料無添加」と表示されている場合でも、砂糖や食塩などが加えられている商品もあります。
より健康にこだわりたいならば、商品の購入時に材料を必ずチェックしましょう。

おすすめだしパック|久原本家 茅乃舎だし

自然食レストラン「茅乃舎」の料理長が選び抜いた、焼きあごや真昆布、うるめいわしなど4つの食材から作っただしパックです。

原料をそのまま細かく砕いているので、自然の味わいを楽しめます。

味噌汁や煮物など毎日の料理に幅広く使えます。

基本から応用まで!だしパックのおいしい使い方

だしパックがいくら簡単に使えるといっても、使い方を間違えてはせっかくの料理が台無しです。

これからご紹介する使い方をチェックして、実際にだしパック使った料理に挑戦してみましょう!
ちょっとした工夫をすれば、よりおいしいお料理を作れますよ。

使い方 基本編

すでにだしパックを使ったことのある方にはおさらいになるかもしれませんが、ここで改めてだしパックの使い方をご紹介しましょう。

  1. 鍋に水とだしパックを入れて沸騰させます。
  2. 沸騰したら、火加減を中火に調整して約3~5分煮出します。
  3. 煮出したら、だしパックを取り出します。
    ここで重要なのが煮出す時間。
    煮すぎると風味が減ってしまうので注意してください。
    また、だしパックを取る時に雑味が混じらないよう、絞らないことも大切です。

この2つのポイントを忘れなければ、どなたでもだしパックからおいしい出汁を取ることができます。

時間があったら水出しが便利!

煮出す以外にもだしパックから出汁を取る方法があります。
それが水出しです。

水出しの方法は、だしパックを水に入れて冷蔵庫で冷やすだけなので、煮出すのと同じくとっても簡単。
6時間冷やしておけば、出汁として使えるようになります。

寝る前にだしパックを水に入れて冷やしておけば、翌朝それを使ってお料理ができますし、朝に用意しておけば夕食には出汁が使えるようになっているわけです。

ちなみに、出汁は取った直後が一番おいしいタイミング。
そのため、できるだけ早めに使い切るのが出汁をおいしく味わうコツです。

もともと日持ちするものでもないので、作りすぎないようにしましょう。

使い方 応用編

だしパックは煮出したり、水出しするだけではありません。

袋から出して調味料としても使えるんです。

たとえばチャーハン。
詳しくは後ほどレシピをご紹介しますが、お米と卵を炒める時にだしパックの中身をかけるだけで、ひと味違ったチャーハンに早変わりします。

ほかにも、鶏の唐揚げを作る時に下味として使う方法もあります。
あっさりとした鶏に出汁の風味が絡み合い、深い味わいになります。

サラダや納豆にかけるのも使い方のひとつ。
ドレッシングや納豆についているたれを使わなくても、粉状の出汁だけで十分においしくいただけますよ。

使い終わっただしパックでひと工夫

出汁をとった後の、だしパックの中身はふりかけとして使えるんです。
そのまま捨ててしまうなんてもったいない!

作り方はこれまたとっても簡単。
だしパックを軽く水切りしたら、袋を破って中身を皿などに出し、適量の塩、砂糖、しょうゆと混ぜるだけ。

ごはんと混ぜておにぎりにするのもおすすめです。

おすすめだしパック|味源のだし

土佐の高級素材として知られる宗田かつお節をベースに、焼津産の本枯れかつお節、宮崎県産の香信シイタケなど、全国から厳選した素材を黄金比率で配合。

リピーターも多い人気の商品です!

厳選!だしパックを使ったお手軽レシピ

出汁を取るのに使ってもよし、袋から出して調味料として使うのもよし、とだしパックはお料理に合わせてさまざまな活用ができます。

続いては、手軽においしいお料理ができるレシピをご紹介します。
今後のメニューの参考にしてみてください!

メニューに合わせたおすすめのだしパックも合わせてご紹介します。

昆布の風味を楽しめる炊き込みご飯

昆布だしをつかうことで、調味料を抑えてヘルシーな炊き込みご飯です。

鶏肉や油あげ、三つ葉やニンジンなどさまざまな食感も楽しめます。

【材料(2人分)】

  • 昆布だし…1パック
  • 米…300g
  • ニンジン…1/3本
  • 鶏もも肉…1/2枚
  • 油あげ…7㎝角のもの1枚
  • しょうゆ…大さじ1
  • 三つ葉…適量

【作り方】

  1. ニンジンを3cmほどの長さに千切りにします。
  2. 鶏もも肉を1cm角の大きさに切ります。
  3. 油あげに熱湯を注いで油を抜いたうえで細かく切ります。
  4. 洗った米、しょうゆ、昆布だしのパックの中身を炊飯器に入れ、2合ぶんの水加減をします。
  5. 炊飯器にニンジン、鶏もも肉、油あげを入れて炊きます。
  6. 器に盛ったのち、三つ葉を散らします。

久原本家 茅乃舎 昆布だし

上品で澄んだうまみのある利尻昆布と、ほんのりと甘い真昆布を使用。

出汁の味わいがまろやかで、そのうえ奥深さも満点!

お料理に使う食材の味を大いに生かしてくれるだしパックです。

 

野菜だしでうま味を引き立てたナポリタン

子供たちに人気のナポリタンも、コクとうまみのある野菜だしを使えばひと味違うお料理に。

野菜だしとケチャップとの相性も抜群です。

【材料(2人分)】

  • 野菜だし…1パック
  • スパゲッティ…160g
  • タマネギ…100g(1/2個)
  • ピーマン…2個
  • ベーコン…50g
  • トマトケチャップ…大さじ3~4
  • オリーブ油…大さじ2
  • バター…10g

【作り方】

  1. タマネギとピーマンを幅5mmほどの薄切りにします。
  2. ベーコンを幅3cmほどに切ります。
  3. 塩(分量外)を加えた熱湯でスパゲッティをゆでます。
  4. オリーブ油をフライパンに熱して、ベーコン、タマネギ、ピーマンの順番で炒めます。
  5. 野菜がしなっとしてきたら、スパゲッティ、ケチャップ、野菜だしのパックの中身を加えます。
  6. 仕上げにバターを絡ませます。

久原本家 茅乃舎 野菜だし

タマネギやニンジン、セロリなど5種類の国産野菜を使用。

中でもこだわりはタマネギの甘みと香ばしさを生かした味わい。

さまざまな洋風料理との相性がバツグンのコンソメ風だしパックです。

 

鶏だしを使ったやさしい野菜スープ

鶏だしとさまざまな野菜のやさしい味わいが魅力の野菜スープです。

野菜は薄切りにすることで煮込む時間を短くできます。

【材料(2人分)】

  • 鶏だし…1パック
  • ニンジン…1/8本
  • 新タマネギ…1/8個
  • アスパラガス…1本
  • 新ジャガ…小1個
  • パセリ…適量
  • 水…400ml
  • 塩…少々

【作り方】

  1. ニンジン、新タマネギ、アスパラガスを薄切りにします。
  2. 新ジャガを1㎝角の大きさに切って水にさらします。
  3. 鍋に水、鶏だしのパックを入れ、火をかけて沸騰したら4~5分煮出します。
  4. 鍋に新タマネギ、ニンジン、アスパラガス、新ジャガを入れます。
  5. 沸騰したら弱火にして、5分ほど煮たら塩で味を調えます。
  6. パセリを散らしたらできあがり!

久原本家 茅乃舎 鶏だし

国産の鶏肉をかつお節のように仕上げた”鶏節”を粉にして、海塩とチキンエキスを配合。

鶏ガラスープと比べるとクセのないやさしい香りと味わいで、中華から洋食までさまざまな料理によく合います。

 

本枯れ節でちょっとぜいたくな炊き合わせ

本枯れ節のだしを使うと、炊き合わせもより上品なお料理に!

冷えてもおいしさはそのままなので、作り置きにも便利です。

【材料(2人分)】

  • 本枯れ節だし…1パック
  • ゴボウ…1本
  • サトイモ…2個
  • カボチャ…100g
  • インゲン…2本
  • ナス…1/2本
  • 水…500ml
  • 薄口しょうゆ…大さじ2
  • みりん…大さじ2

【作り方】

  1. 皮を削り落としたゴボウを5㎝ほどの幅に切ります。
  2. サトイモの皮をむきます。
  3. カボチャを3㎝角の大きさに切ります。
  4. インゲン、ナスを食べやすいサイズに切ります。
  5. ゴボウ、サトイモを下ゆでします。
  6. 鍋にそれぞれの野菜、水、薄口しょうゆ、みりん、極みだしのパックを入れ、火をかけて沸騰したら2~3分煮出します。
  7. 弱火にしたのち、落としぶたをして20分ほど煮たら完成!

久原本家 茅乃舎 極みだし

時間と手間をかけた最高級の本枯れ節に、利尻昆布やまぐろ節、焼きあごを配合。品のある澄んだ味わいが魅力のだしパックです。

「茅乃舎だし」に比べると塩分が65%カットされているのもポイント。
塩分が気になる方にもおすすめです。

 

だしパックで簡単チャーハン

 

中華料理店のような器具や火力がなくても、おいしいチャーハンができます。

あらかじめ卵と粉状のだしをごはんに混ぜておくのがチャーハンをパラパラにするコツです。

【材料(2人分)】

  • だし…1パック
  • ご飯…280g
  • 長ネギ…1/2本
  • 卵…2個
  • ごま油…大さじ1

【作り方】

  1. 長ネギをみじん切りにします。
  2. ボウルの中で、ほぐした卵、炊いたご飯とだしパックの中身を混ぜます。
  3. ごま油をフライパンに熱して、長ネギと3を炒めたら完成!

博多 あご入りふりだし

焼きあご、昆布、本枯れかつお節、枯れさば節、うるめいわし、シイタケといった厳選素材のうまみを1パックに凝縮!

チャーハンはもちろん、うどんやだし巻き卵など幅広い料理で活躍します。

 

まとめ

だしパックは誰でも簡単に使えるだけでなく、お料理を一層おいしくしてくれます。

出汁というと和食のイメージがありますが、洋食や中華など幅広く使えます。

みなさんもぜひ一度、試してみてくださいね!

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