電気フライヤーで手軽に揚げ物を楽しむ!選び方とおすすめ商品を紹介!

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電気フライヤーで手軽に揚げ物を楽しむ!選び方とおすすめ商品を紹介!

揚げ物が大好きな方は多いですが、いざ自分で作るとなると準備や後始末が大変です。

おいしくカリッっと揚げるためには、適切な温度調整はもちろん、油に引火しないよう安全面にも十分気を配る必要があります。

また、揚げたてを食べたくても、ホットプレートで作るお好み焼きや焼きそばなどのように、卓上で調理するのはなかなか難しいでしょう。

しかし、「電気フライヤー」さえあれば、簡単に揚げ物を楽しむことができます!

この記事では、電気フライヤーの魅力やメリット・デメリット、お手入れの仕方などについて解説します。

選び方のポイントやおすすめ商品もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

電気フライヤーの特徴と魅力を紹介!

電気フライヤー

電気フライヤーは、電気の力で専用のヒーターを熱することで、中の油の温度を上昇させて揚げ物を作る調理家電です。

通常の手順で揚げ物を作る場合は、鍋に油を入れてコンロの火で加熱しますが、電気フライヤーでは火を使う必要がありません。

機器をコンセントにつなげば、ボタン操作だけで油の温度をコントロールできるのです。

もちろん、揚げる前の食材の下ごしらえは従来と同じです。

しかし、揚げる段階からの調理工程をシンプルにしてくれるのが特徴です。

電気フライヤーの魅力をより詳しく見ていきましょう!

電気フライヤーの魅力

電気フライヤー

電気フライヤーのメリットは主に、「火を使わずに安全に調理ができる」「油の温度が調整しやすい」「料理初心者でもおいしい揚げ物が作れる」の3点が挙げられます。

火を使わずに安全に調理ができる

電気フライヤーの大きな特徴として、火を使わずに調理できることが挙げられます。

家庭用ガスコンロで揚げ物をする場合、油の温度が上がりすぎて発火したり、高温の油が皮膚に飛びはねて火傷したりするなどの危険性を伴います。

ときには天井に届くほどの火柱が鍋から上がってしまうこともあるため、調理中は気が抜けません!

一方、電気フライヤーなら、そもそも火を使わないため引火するおそれがありません。

油の温度もコントロールでき、危険な温度まで上がる心配も無用です。

また、ホットプレートよりもコンパクトな商品が多いことから、卓上での利用にも適しています。

テーブルに電気フライヤーを置き、熱々の揚げたてをすぐに食べられるのが魅力です。

ただし、フライヤーの中で加熱された油は高温なので、火傷には十分注意してください。

万が一、油が皮膚にはねてしまった場合、火傷するリスクはコンロと変わりません。

油の温度が調整しやすい

揚げ物をするときに大事なのは、油の温度です。

温度を適切にコントロールしないと、衣がカリッと揚がらずベタベタになったり、衣はしっかり揚がっているのに中の具材が生焼けだったりします。

また、具材を何度か分けて揚げる際には、いちいち加熱し直さなくてはなりません。

その点、電気フライヤーであれば、シンプルなボタン操作で温度をコントロールできます。

保温機能も付いているため、油の温度をチェックするのにいちいち温度計を使う必要もありません。

このように油の温度管理が容易な点も、電気フライヤーの大きな魅力です。

とはいえ、鍋で揚げる場合と比べて油の量を節約できず、揚げ物をするたびにたくさんの油が必要になることは覚えておく必要があります。

鍋で天ぷらやフライを作る際は、具材の量によって油の量を減らすことも可能です。

電気フライヤーの場合、一定量の油を使って内鍋を満たさないといけません。
たとえ少量しか揚げ物を作らないときでも、たくさん揚げるときと同じ量の油を消費することになります。

料理初心者でもおいしい揚げ物が作れる

揚げ物をおいしく仕上げるコツは、食材に適した温度を維持することです。

たとえば、火の通りにくい根菜類は低温(150~160℃)でじっくり揚げます。
一方で鶏肉や豚肉、魚などは中温(170~180℃)で揚げることがポイントです。

料理の上手な方の場合、こうした温度管理は、油に菜箸を入れて生じる泡の状態や、油の中に落としたパン粉の様子などから見極めることができます。

しかし、揚げ物作りの経験が少ない方には、これらの方法で見分けるのは簡単ではありません。

その点、温度管理が簡単な電気フライヤーを使えば、料理経験が少ない方でもおいしい揚げ物を作れます。

食材に合わせて適切な温度に設定するだけでよく、料理初心者にとって頼りになるアイテムです。

電気フライヤーを選ぶときのポイントをチェック!

電気フライヤー

一口に電気フライヤーといっても、用途やメーカーによってさまざまな種類のものがあります。

ここからは、電気フライヤーを選ぶ際に注目したいポイントについて詳しく解説していきます。

サイズと容量

電気フライヤーには、さまざまなサイズ・容量のものがあります。

容量によって必要となる油の量や収納性、一度に揚げられる数などが変わってきます。

これらは選ぶ際の重要なポイントです。

一般的には、一人暮らしの方が自分で食べる用に少し揚げ物をする程度であれば、0.5Lくらいのもので十分でしょう。

夫婦や家族用で使う場合は、1.0L以上の大きいサイズを選ぶのがおすすめです。

洗いやすさやお手入れのしやすさ

洗いやすさ・お手入れのしやすさも商品によって異なります。

「後片付けに手間がかかるから、フライは作らない」という方は特に、できるだけ洗いやすく手入れもしやすい商品を選びましょう。

たとえば電気フライヤーの中でも、油を入れる内鍋部分の取り外しが可能なものと、そうでないものがあります。

取り外し可能なタイプは、内鍋だけ取り外して丸洗いできるので、お手入れの手間が少なく済みます。

仮に取り外しできないタイプでも、商品ごとにお手入れの仕方が説明書などに記載されているため、チェックすることが大切です。

丸洗いはできなくても、本体の分解が可能なタイプもあります。

また、当然のことではありますが、サイズが小さいタイプのほうが洗う手間はかかりません。

用途に見合ったサイズを選ぶようにしましょう。

油の摂取が気になる方は、ノンフライタイプがおすすめ

「揚げ物は好きだけど、油っこいからあまり食べられない」という方も多いのではないでしょうか。

特に女性は、カロリーを気にするあまり、揚げ物を避ける方も少なくないはずです。

最近は、油を使わないノンフライタイプの電気フライヤーが、ヘルシー志向の方を中心に人気を集めています。

油汚れが少ないので、手入れの手間も少なく済むでしょう。

ノンフライタイプは、食材の上下からヒーターで温めたり熱風を高速で循環させたりして、食材に含まれる油や水分を利用して揚げるため油を必要としません。

使い方もシンプルで、予熱した本体に衣をまぶした食材をセットし、ボタンを押すだけOK。
料理に時間をかけられない忙しい方にも最適です。

ただし、油を使わないためあっさりした味わいとなり、「揚げ物としては若干物足りない…」という声があるのも事実です。

現在では油を使ったものと遜色ないおいしさを実現できる製品もありますが、本格的な揚げ物を食べたい方はスタンダードなタイプを選んだほうが無難でしょう。

おすすめの電気フライヤー5選

ここからは、おすすめの電気フライヤーを7つご紹介します。

スタンダードなタイプとノンフライタイプからそれぞれ人気のものをピックアップしましたので、ぜひチェックしてみてください。

一般的な電気フライヤー4選

まずはスタンダードなタイプのものを5つご紹介します。

商品ごとに特徴が大きく異なるので、希望や用途に見合ったものを検討しましょう。

大きな具材も入れやすい角形!象印 電気フライヤー 角形あげあげ EFK-A10-TJ

象印 電気フライヤー 角形あげあげ EFK-A10-TJ

19cmのエビがすっぽり入る、大きめの電気フライヤーです。

容量は1.0Lあり、複数の揚げ物を同時に作るのはもちろん、大きな具材を使ったフライや天ぷらを作る際にも活躍します。

家族や友人と食卓を囲んで串揚げパーティを催すときなどに役立つでしょう。

内鍋を外せないタイプですが、フッ素樹脂加工により油汚れに強いので、洗い物の際の負担が少ないのがうれしいポイント!

消費電力は1,000Wというハイパワーで、160℃~200℃までの温度調節が可能です。

 

細かい具材も揚げられるバスケット付き!D-STYLIST 電気フライヤー 1.2L

D-STYLIST 電気フライヤー 1.2L

フライドポテトのような細かい具材をたくさん揚げるときは、内鍋へ具材を投入したり、揚がったものを取り出したりする際に手間がかかります。

最後のほうになると、油から揚げるのに時間がかかってしまい、焦げてしまうことも。

こちらの商品は、具材をまとめて入れて揚げられる便利なバスケットが付いているため、そうした心配がありません。

フライドポテトも難なく揚げられるので、調理がスムーズに進みます♪

蓋をしたまま揚げられるのも特徴で、油が周囲にはねるのを防いでくれます。

 

使いやすい機能がたくさん!山善 揚げ物の達人 YAC-120

山善 揚げ物の達人 YAC-120

こちらは数ある電気フライヤーの中でも、使いやすい機能が多数備わった商品です。

温度調節機能や内鍋のフッ素加工はもちろんのこと、バスケットや串揚げ専用の「串ホルダー」なども付いていて、いろいろなタイプの揚げ物を作れます。

蓋を裏返して付属の油切り網をセットすれば、揚がったものを一時的に置いておくための油受けとして使うこともできます。

「なべガード」によって、内鍋に直接手が触れにくくなっているのもうれしいポイントです。
小さな子どもと一緒でも安全に使えます。

また内鍋は取り外せないものの、部品は分解して洗えるようになっているため、お手入れも簡単です。

 

串揚げを楽しむならこれ!和平フレイズ ほんわかふぇ 電気卓上串揚げ鍋 HR-8952

和平フレイズ ほんわかふぇ 電気卓上串揚げ鍋 HR-8952

卓上で串揚げを楽しむことをコンセプトにした、ユニークな電気フライヤーです。

内鍋には串をセットするための「串掛けリング」があり、簡単に串揚げが楽しめます。

比較的軽量かつコンパクトなフライヤーなので、簡単に持ち運びができるのはもちろん、収納の際もスペースに困りません。

串掛けリングを外せば小さなフライヤーとして利用することもでき、串揚げ以外も作れます。

容量は約0.5Lと小さめですが、一人で揚げ物を食べたいときや、お弁当のおかずを作るときなどに重宝します。

 

ノンフライタイプ

最後に、ノンフライタイプの中から、おすすめの商品を厳選してご紹介します。

ぜひ、選ぶ際の参考にしてみてください。

3.5Lの大容量!COSORI ノンフライヤー

COSORI ノンフライヤー

こちらのノンフライヤーは3.5Lという大容量で、たくさんの食材を一気に揚げられます。

食材の油だけで調理してくれるので、通常の揚げ物に比べて約85%の油をカットすることが可能。揚げたてのような揚げ物をヘルシーに味わえます。

また、揚げ物だけでなく肉料理やデザートも作れる上に30品のレシピ付きなので、一台で様々な種類の料理を楽しめるところも魅力。

使い終わったら丸洗いでき、食洗器にも対応しているので、お手入れがしやすいところもうれしいポイントです。

まとめ

調理に手間のかかる揚げ物も、電気フライヤーがあれば簡単に作れます。

電気フライヤーは用途やメーカーによってさまざまなタイプがリリースされています。

個々の製品の特徴をよく比較し、自分に合った電気フライヤーを探してみてくださいね。

油のカロリーが気になる方はノンフライタイプもチェックしましょう!