幼稚園や学童、遠足など、お弁当を食べる時間は子どもたちにとって、とても楽しみなひとときでもあります。
日常的に使うお弁当箱は、子どもが使いやすくしっかりした構造で安全なものを選びたいものですね。
子どもは成長にともない、ご飯を食べる量も増えていきます。子どもに適したお弁当のサイズは年齢によって異なるため、事前に大きさの目安を知っておくと購入するときに迷わないでしょう。年齢ごとの適量サイズや容量などとあわせて、機能性の高いお弁当箱や子どもに人気の高いキャラクター付きのお弁当箱などを紹介します。
子どもが使うお弁当箱のサイズ&容量の目安
子どもの健やかな成長のため、カロリーや栄養を考えてお弁当をつくるママも多いと思います。
そこでぜひ覚えてほしいのが、「主食3:副菜2:主菜1」の割合になるように中身を詰めるということ。このようにすると、お弁当箱の容量とカロリーがほぼ同じになります。忙しいママでもお弁当箱に詰めた見た目でパッと判断できるので、知っておくと便利です。
主食とは、炭水化物にあたるご飯やパン・麺類などを指します。副菜は、ビタミン・ミネラル・食物繊維にあたるもので、野菜・海藻類・豆類・きのこ類などがあてはまります。主菜は、タンパク質や脂質などの源になるもので、肉・魚・卵・大豆製品などが該当します。
年齢によって摂取すべきカロリーが異なるため、お弁当箱のサイズも年齢に合わせて変える必要があります。お弁当でどのくらいのカロリーを摂取すればよいのか、年齢別の目安を紹介します。
◆幼稚園児・保育園児(3歳~5歳)の場合
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)概要」によると、3~5歳の幼児が1日に摂るべき推定エネルギー必要量は、男の子が1,300キロカロリー、女の子が1,250キロカロリーとされています。
おやつの125~195キロカロリーを引いて1食分に換算すると、およそ354~390キロカロリーとなります。おやつのカロリーの目安は、1日の推定エネルギー必要量の10~15%が適量といわれています。
一般的には、幼稚園・保育園児のお弁当は280ml前後のお弁当が適していると言われていますが、よく食べる子どもや、5歳ころの子どもになると280mlのお弁当箱では足りなくなる可能性が高くなります。この場合は、大きいお弁当箱に買い換えるか、別の保存容器にフルーツやおかずなどを入れて持たせることをおすすめします。
幼児期における食事は、自分で食べきったという達成感を味わうことが大切です。自宅とは違い、園では食事の時間が決まっているため、時間内に食べられる量を用意するようにしましょう。
幼児期はおやつが第4の食事と言われています。男の子は130~195キロカロリー、女の子は125~188キロカロリー程度を目安にするとよいでしょう。たとえば果物だとバナナ1本で約80~100キロカロリー、みかん1個で約50キロカロリーです。まだ食が細いために、3食では摂りきれない栄養をおやつで補うようにする工夫も大切です。おやつには、芋・ヨーグルト・牛乳・果物・チーズ・小魚等が適しています。市販のおやつを購入する際は、なるべく食品添加物を使用していないものを選びましょう。味が濃いものや、香辛料が強いお菓子も避けたいところです。
【幼児向けお弁当箱】 アンパンマン280ml
初めてのお弁当箱には、子どもたちから絶大な人気を誇るアンパンマンはいかがでしょうか。子どもが食べやすい一口サイズのおかずが入れやすいように、スクエア形になっています。力の弱い子どもが自分で蓋を開け閉めできるように、丸みをもたせた大きめのバックルも付いています。
また、お弁当が冷めないうちに閉めたあと、蓋を開けやすくするためのエア調整弁が付いているのもポイントです。空気の膨張・収縮に合わせて、弁が空気量を調整します。蓋がピタッとくっついて開けられない、という事態を防いでくれるでしょう!
【幼児向けお弁当箱】 ミッフィー 270ml
絵本でも親しまれている「ミッフィー」が描かれたお弁当箱です。シンプルなデザインのお弁当箱には中子が付いており、ご飯とおかずが混ざってしまうのを防いでくれます。角が丸いので洗うのも簡単。さらに、蓋を外して電子レンジを使えるのもうれしいポイントです。
子どもの小さな手でも扱いやすい大きさで、自分でお弁当を食べる楽しみを味わえます。
【幼児向けお弁当箱】 しまじろう370ml
こちらも幼児に人気が高いしまじろうがデザインされた、丈夫なアルミ製弁当箱です。
容量は370mlと少々大きめなので、よく食べるお子さんや年中~年長くらいのお子さんにおすすめです。弁当箱の1/2に入るご飯の量は、およそ茶碗1杯分に相当する200ml。
中子は取り外しでき、洗いやすい構造です。ランチベルトと名入れシールも付いているため、園用のお弁当箱にぴったりです。ベルトは蓋をしっかり固定でき、シールは友達のお弁当箱との間違いを防ぐことができます。
◆小学校 低学年(6歳~8歳)の場合
小学校低学年の子どもが1日に摂取すべき推定エネルギー必要量は、男の子が1,550キロカロリー、女の子は1,450キロカロリー程度です。
低学年の子が1食に摂取する食事の量は、おやつの145~233キロカロリーを引いて計算すると、およそ411~465キロカロリーとなります。この数字から考えると小学校低学年の子どもには500ml程度のお弁当箱が適しています。
【低学年向けお弁当箱】 トイ・ストーリー 450ml
ディズニーのトイ・ストーリーのキャラクターたちが蓋に描かれたお弁当箱です。おかずがかたよりにくくなる高い仕切り付き。
食洗機も電子レンジも使用OK!名前シール付きなので、面倒なお名前書きも楽々です。
【低学年向けお弁当箱】 ミニオンズ ミニオン 450ml
さまざまな表情のミニオンが蓋に描かれていて、見るだけで思わず楽しくなってしまいそうなお弁当箱です。角形の1段タイプで名前シール付きです。
蓋のロックが小さいので、開け閉めも簡単にできます。仕切り付きのため、忙しい朝でも簡単にお弁当を詰められます。
【低学年向けお弁当箱】 ポケモン ランチボックス 450ml
男女年齢問わず、子どもたちから絶大な支持を受けているポケモンことポケットモンスターのお弁当箱です。
ドーム型の蓋でふわっと盛れて、のりなどがくっつくことを防いでくれます。蓋を外せば電子レンジで温めら便利!もちろん名前シール付き。食洗機対応です。
◆小学校 高学年(9歳~12歳)の場合
小学校高学年になると、1日に摂取すべき推定エネルギー必要量は、男の子が1,850~2,250キロカロリー、女の子では1,700~2,100キロカロリーに増えます。おやつの170~338キロカロリーを引いて1食分に換算すると、およそ482~675キロカロリーです。
よってお弁当箱は、600~700ml程度のものを選ぶとよいでしょう!
【高学年向けお弁当箱】 ラプンツェル 530ml
ちょっと大人っぽいカラーのラプンツェルをあしらったお弁当箱です。
仕切りがあるので、ご飯とおかず・デザートなどを内容に合わせて分けて入れることができます。ドーム型の蓋はダイヤカットが施してありキラキラして可愛いだけでなく、ふんわり盛り付けすることができます。
4点ロックの密封式で汁モレしにくく、蓋を外して電子レンジで温められますよ。食洗機対応で、お手入れ簡単です。遠足などの昼食はもちろん、塾の夕食用にもぴったりの530mlサイズのお弁当箱です。
【高学年向けお弁当箱】 竹蓋tiam 600ml
キャラクターものではなく、少し大人っぽいお弁当箱を使ってみたいお子さんにおすすめのお弁当箱です。小学校高学年から中高生まで、長い間使えます。ナチュラルな竹の蓋と優しいカラーのシンプルなデザインです。
シール蓋付きで、汁がもれるのを防ぎ、蓋にご飯がくっつくのも防いでくれます。電子レンジや食洗機の使用も可能です。
【高学年向けお弁当箱】 FOODMANスリム 薄型 600ml
荷物も多くなりがちな高学年には、立てたまま持ち運べる薄型のお弁当箱が一押しです。フードマンのお弁当箱は「スマートに持ち運ぶこと」に特化した形状が特徴です。マチがおよそ3.5cmしかないため、かばんやランドセルの狭いすき間に立てて収納できます。
もちろん中身のヨレや汁漏れ対策も万全です!独自のWシーリング構造と一体型中仕切りで、中身が混ざってしまったり、汁が漏れてしまったりするのをしっかり防止します。中仕切りは可動式で、ご飯やおかずの内容によって自由に動かすことができます。
シンプルなデザインでカラーも選べるので、男女どちらでも使いやすいでしょう。
子どもにぴったりのお弁当箱の選び方
初めて子どものお弁当箱を選ぶときは、どのような基準で選んだらいいのか分からず、迷ってしまうでしょう。
お弁当箱を使うシーンは、遠足や運動会などのイベントだけでなく、普段の学校や園での生活でもたくさんあります。
ここからは、お弁当箱の選び方をチェックしていきましょう!
◆素材や耐久性
お弁当箱の素材は、アルミ・プラスチック・木の3つが主流です。それぞれどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
【アルミ製】
アルミ製のお弁当箱は、頑丈で耐久性に優れているのが特徴です。重さも軽いため、子どもが自分で扱いやすいこともメリットに挙げられます。油汚れが落ちやすく、お手入れが簡単な点もうれしいポイントです。
アルミは、熱伝導率が高い・腐食しない・傷がつきにくいなどの性質があり、雑菌の繁殖を防ぐ効果も期待できます。冬季に、お弁当の保管で保温器を使用する幼稚園や保育園では、アルミ製お弁当箱の使用をすすめているところもあるようです。稀に、保温器に対応していないアルミ製品もあるため、保温器を使う場合は確認してから購入すると安心です。
一方、アルミ製のお弁当箱のデメリットは、電子レンジでの温めができない点です。また、液漏れしやすいため、汁気があるおかずを入れるのは避けたほうがよいでしょう。
保温器対応!アルミ製ゆかいなアニマルバス 350ml
「ゆかいなアニマルバス」シリーズのアルミ製お弁当箱です。保温器に対応していますので、幼稚園や保育園へ持って行くのにもぴったり。
本体に蓋をかぶせるだけなので、小さな子どもでも開け閉めがしやすいです。移動中に蓋が外れないよう、ゴム製のランチベルトが付いています。おにぎりとウィンナー、玉子焼きなど汁気のないものを詰めれば、汁もれの心配がありません。
名前入り アルミ製お弁当箱 280ml
蓋の中央に名前を入れられる、280mlサイズのお弁当箱です。
名前はひらがな・ローマ字で10文字まで入れられるそう。レーザー彫刻なので、使い続けていても消えてしまう心配がありません。入園祝いの贈り物としても喜ばれそうです。
軽くて丈夫なアルミ製。内蓋付きで、お弁当箱が傾いてもこぼれてしまう心配がありません。
《実際に購入された方からの口コミ》
・娘の保育園用に購入しました。とにかくシンプル!字体も可愛い! 飽きずに長く使えると思います。
・とてもしっかり出来てて、名前を入れてもらったので、 子供もキャラクターお弁当箱ではありませんが、 お友達に自慢している様です。
【プラスチック製】
プラスチック製のお弁当箱は、軽くて持ち運びがしやすいほか、さまざまなデザインや機能の付いたものがたくさん販売されています。子どもは好みが変わりやすいため、価格が安く、買い換えしやすい点もメリットです。
電子レンジで温められたり、食洗機に対応しているものが多いのもママにはありがたいですね。パッキン付きのものや二重構造になっていて密閉性が高いものならば、汁漏れの心配も減らせます。商品によっては、保冷剤が内蔵されているものや、蓋に保冷剤を入れられるタイプもあります。
デメリットは、おかずの色やにおいが移りやすく取れにくい点です。プラスチックは傷つきやすく、他の素材に比べて劣化しやすい傾向があります。アルミに比べて耐久性が劣るため、定期的に買い換える必要があるでしょう。
プラスチック製 レンジ対応 プリキュアお弁当箱350ml
女の子に人気のキャラクター「ヒーリングッどプリキュア」の角型お弁当箱です。
蓋がドーム型になっていて、おかずをつぶさずにふんわりと盛り付けられます。小さな子どもでもしっかりとロックしやすい蓋です。
蓋に付いた丸い弁を固定位置まで開けると、蓋をしたままで電子レンジにも使えます。食洗器にも対応しているお弁当箱です。
2段丸型 プラスチック製お弁当箱
プラスチック製の2段の丸型で、キャラクターをモチーフにしたお弁当箱です。
シンプルな丸い形が2段に分かれているので、おにぎりとおかずを分けて詰められます。
上段は230ml、下段は270ml。どちらも内側はごはんがくっつきにくい表面加工がされています。
中蓋にはミニフォークが付いているので、フルーツや揚げ物をさして食べるのにも便利です。食べ終わったら上段を下段に入れ子式で納めてコンパクトになるから、遠足のお弁当にも良さそうですね。
《実際に購入された方からの口コミ》
・子供の幼稚園用に購入しました。大きさもちょうど良く子どももとても気に入りました。
・幼稚園の子どもにピッタリの大きさです パッキンがないので溝もなく洗いやすく清潔に使えそうです
・ポニョをかいました。買ってこのキャラクターは中々売って無いなと思って良かったです。
【木製】
木や竹などの自然素材のお弁当箱は、保冷・保温効果が高いことが大きな特徴です。湿度が高いときは水分を吸い、反対に湿度が低いときは水分を放出することで適度な湿度調節ができるため、ご飯が固くなりにくいというメリットもあります。自然素材特有の温かみがある見た目も魅力です。
デメリットは、密閉性が低く液漏れしやすいことや、手入れに手間がかかることが挙げられます。漆塗りやウレタン、ガラスなどで塗装されているものは、保冷・保温効果や湿度調節といった自然素材ならではのメリットは少なくなりますが、無塗装のものよりはお手入れがしやすく、長く使うことができるでしょう。
軽くて丈夫!曲げわっぱ 弁当箱 250ml
北海道産のエゾ松を使って作られた、職人の丁寧な手仕事ぶりが伝わる曲げわっぱです。天然の美しい木目からは、木の温かみが感じられます。薄い板を使っているため軽くて使いやすいのが特徴です。強度もあるため、丈夫で長持ちします。
全面にウレタン塗装がされているためお手入れしやすく、毎日のお弁当を入れるのにぴったりです。
天然木製 くりぬき そらまめ弁当箱
かわいらしく手にも馴染みやすい、そらまめ型の天然木製のお弁当箱です。
自然素材の優しい手触りが特徴。木をくりぬいて作られ、漆塗りをしてあるから、水分が染み出てくる心配がありません。
T字型の仕切が付いているから、ご飯とおかずを仕切れます。不要な時や洗う時には外して、本体と別々に洗えて清潔に使えます。
《実際に購入された方の口コミ》
・孫にはちょっと変わった物をと選びました。小さな手にもしっくりくる豆型、とても喜んでくれました。
・思ったより軽いし、丈夫です。持っているのがうれしくなるお弁当箱だと思います。
・漆器のお弁当箱で毎日のお弁当作りが楽しくなりました。今回は、娘用に購入しました。
◆お手入れのしやすさ
子どもが毎日お弁当を持っていくと、当然お弁当箱も毎日洗わないといけません。毎日使うお弁当箱はお手入れしやすいものを選ぶことも大切です。なかには、仕切りを取り外せるタイプや、もともと仕切りがないタイプもあります。
さらにお手入れの時間を短縮したいなら、漂白スプレーが使えるものや食洗機に対応したお弁当箱を選ぶのもおすすめです。できるだけ楽にお手入れできるお弁当箱を選びましょう!
食洗機対応でお手入れらくらく!どうぶつの森 360ml
かわいい動物のイラストが目をひく、抗菌素材でつくられたお弁当箱です。
電子レンジだけでなく、食洗機にも対応しており毎日のお手入れの手間を減らすことができます。中子付きで、ご飯とおかずが混ざってしまうリスクを減らせ、ふんわりとした蓋で料理がつぶれにくいのも嬉しいポイント。
◆子どもが使いやすい
お弁当箱は、子ども自身が一番使いやすい形のお弁当箱を選ぶことも大切です。蓋の開けやすさで選ぶなら、2段よりも1段タイプをおすすめします。初めて使うお弁当箱は、事前に家で蓋の開け閉めの練習をしておくと安心です。
その他、お弁当袋に出し入れしやすい形や軽さのものなど、お弁当箱を使う場面を想定しながら選ぶとよいでしょう。
蓋が開けやすい!ハッピー&スマイル 370ml
男の子の心をくすぐる恐竜がプリントされたお弁当箱です。
蓋が開けやすいアルミ製のお弁当箱は、中子が付いていて、食べやすく洗いやすいのも特徴です。ただし、電子レンジと食洗器の使用ができない点は注意してください。幼稚園や保育園で設置されていることが多い保温庫での保温はOKです!
毎日持ち運びたくなる!子どもに人気のおすすめお弁当箱
ここからおすすめのお弁当箱を、男の子・女の子にそれぞれご紹介します。
子どもが好きなキャラクターやデザインのお弁当箱を選ぶと、大切に使ってくれるでしょう。
◆男の子に人気のデザインのお弁当箱
まずは男の子向けに、ディズニーや新幹線などの定番モチーフや、成長しても長く使えるデザインの商品を紹介します。
カーズダイカットランチボックス 310 ml
人気キャラクター、カーズの顔がかたどられた、見た目のインパクトが大きいお弁当箱です。お弁当箱の形に合った中子が付いているので、おかずやフルーツを分けて入れられます。
ゴムベルトでしっかりと蓋を固定できます。また、蓋をはずせば電子レンジOKです。
ふわっとタイトランチBOX プラレール 360ml
いつの時代も男の子に人気がある新幹線。そんな新幹線をより身近に感じられるプラレールがプリントされたお弁当箱です。
蓋の形状がドーム型になっているので、ご飯やおかずが蓋でつぶされにくく、ふんわり感がキープできます。中子と仕切りが両方付いており、お弁当の内容で使い分けることも可能です。仕切りは、おかずが片寄りにくいように高めに作られています。
角型お弁当箱 ドラえもん 500ml
数十年にわたって、幅広い世代に愛されているドラえもん。そんなドラえもんが、ひみつ道具と一緒にプリントされているお弁当箱です。
食洗器はもちろん、乾燥機にも対応しているので、毎日お手入れも楽々です。蓋を外せば、電子レンジの使用もOK!
温かいご飯を食べられるのはありがたいですね。シンプルな形状で壊れにくく、活発な男の子でも長く使えるでしょう。
おひげの曲げわっぱさん お箸セット付き 900ml
容量が900mlと、食べ盛りの男の子にぴったりの曲げわっぱです。杉の木を素材に用いることで保湿効果が期待でき、ご飯が冷めてもおいしく食べられます。
T字型の仕切りは取り外せるため、中に詰める内容によって使い分けられるのもうれしいポイント。本体から外して清潔に洗えるのも便利です。
◆女の子に人気のデザインのお弁当箱
次に、女の子向けのお弁当箱を紹介します。低学年くらいの女の子にはかわいらしいディズニーやサンリオなどのキャラクターものが人気です。
高学年の女の子には、年齢が上がっても使えるデザインのお弁当箱を選ぶと、長く使えるでしょう。
お弁当箱 キャラクター 360ml
ディズニープリンセス、ハローキティ、マイメロディーなど、好きなキャラクターが選べるお弁当箱です。
蓋を外すと電子レンジでの加熱ができるほか、食器洗い乾燥機も使用できます。中子は2個付いており、ご飯だけ、おかずだけ、両方入れるなど、さまざまな使い方が可能です。蓋はパッキンが付いているので、汁漏れをしっかり防いでくれます。
ハローキティ 2段弁当箱 480ml
今も昔も女の子に大人気のハローキティがプリントされた、2段式のお弁当箱です。子ども用茶碗およそ1杯分のご飯とおかず、デザートがたっぷり入ります。
仕切りは取り外し可能なので、洗うのも簡単です。食べ終わったあとは1段に収納できるので、持ち帰るときにかさばりません。
サーモス ミッフィー 630ml
魔法びんのパイオニアであるサーモスは、お弁当箱も製造しています。こちらはご飯容器と、おかず容器2個の計3個セットです。
ご飯は保温ケースが付いた魔法びんで温かい状態をキープでき、傷みやすいおかずは常温の別容器に分けて入れられます。それぞれに適した温度で食べられるのが人気の理由です。その他、箸・箸ケースもセットで、専用ポーチに入れての持ち運びが可能です。
ランタス 580ml
イラストが何も書かれていない、とてもシンプルでおしゃれなデザインで、キャラクターものが苦手な子どもにおすすめです。
透明な蓋の中に箸とスプーンを入れられるので、忘れものをする可能性が少なくなります。中の仕切りを取り外せるので、オムライスや麺類などが入れやすいのもポイントです。蓋はスマートロックで固定でき、高い密閉性を保てます。
子どもが喜ぶ♪お弁当におすすめのおかず
お弁当箱には、見た目以上にたくさんのおかずを入れられます。お弁当にぴったりな、子どもが喜ぶおかずをご紹介します。
どのレシピも栄養満点です!
◆肉を使ったおかず
肉料理は、お弁当のおかずの定番です。その中でも、特に子どもが食べやすくお弁当に入れやすいおかずを2つ紹介します。
【鶏の唐揚げ】
鶏の唐揚げは、子どもが大好きなメニューのひとつです。
冷凍保存しておくこともできるので、夕食時にたくさん作っておきましょう!
材料(1人分)
- 鶏もも肉…60g
- 塩・こしょう…適量
- 片栗粉…適量
- 揚げ油
作り方
(1) 鶏肉を食べやすい大きさに切り、塩・こしょうで味付けをしましょう。
(2) 鶏肉に片栗粉をまぶし、揚げ油でカラッと揚げればできあがりです。
【ロールポーク】
肉と野菜と両方取り入れたレシピは、食べ応え十分です。栄養バランスもばっちりです!
材料(1人分)
- 豚しゃぶしゃぶ肉…2枚
- いんげん…3本
- にんじん…10g
- 塩・こしょう…各少々
- サラダ油…小さじ1
- しょうゆ・みりん…各大さじ1/2
- 水…大さじ2
作り方
(1)筋を取って両端を切ったいんげんと、いんげんと同じ大きさに切ったにんじんを、電子レンジで約1分加熱します。
(2) 豚肉は、広げて片面に塩・こしょうをふり、にんじん・いんげんを乗せて手前からきっちり巻いていきましょう。
(3) フライパンにサラダ油を熱し、肉の巻き終わりの部分を下にして並べ、中火でころがしながら焼いていきます。
全体に焼き色がついたら、しょうゆ・みりん・水を入れましょう。
(4) 弱火でそのまま煮詰めて、肉をころがしながらからめれば完成です。
◆魚を使ったおかず
魚は、肉と比べてお弁当に使いにくいと思われがちですが、レシピを工夫すれば食べやすくなります。
【しいたけのツナマヨ焼き】
オーブントースターを使って焼くだけでOKの、忙しい朝にぴったりのレシピです。
材料(1人分)
- しいたけ…小3枚
- ツナ缶…小1/2缶
- 玉ねぎ・マヨネーズ…各大さじ1
- しょうゆ・こしょう・片栗粉…各少々
作り方
(1) ツナ缶は油を切っておきましょう。
しいたけは石づきを取り、玉ねぎはみじん切りにします。
(2) 玉ねぎとツナ、しょうゆ・マヨネーズ・こしょうを加えて混ぜます。
(3) しいたけの内側に片栗粉をつけたら、(2)を乗せてアルミホイルを敷いたトースターで8~9分焼きましょう。
◆野菜を使ったおかず
野菜が苦手な子どもでも食べやすいおかずをご紹介します!
【ほうれん草とジャコのバターソテー】
魚と野菜の両方を摂取でき、バターの風味も楽しめる人気メニューです。
材料(1人分)
- ほうれん草…1/4束
- 玉ねぎ…1/8個
- にんじん…1/8本
- ちりめんじゃこ…6g
- バター…少々
- 塩…少々
作り方
(1) ほうれん草を下茹でして、1cm幅に切ります。
(2) 玉ねぎはスライス・にんじんは千切りにします。
(3) フライパンにバターを入れ、ちりめんじゃこと野菜を炒め、塩で味をととのえたら完成です。
◆お弁当箱へ詰めるときのポイント
お弁当箱へ詰めるときは、まず主食となるご飯(炭水化物)を詰めてから冷ましておきます。
次に、主菜であるメインのおかずを詰めましょう。そのあと、中くらいのおかず、小さいおかずの順に、すき間ができないよう詰めていきます。すき間があると、おかずが片寄りやすいため、きっちり詰めるのがきれいに見えるポイントです。
さらに、できるだけ、白(ご飯、麺類、牛乳など)・黒(海藻類、きのこ類、黒ゴマなど)・赤(肉類、魚、赤い野菜など)・黄(大豆製品、柑橘類など)・緑(緑黄色野菜)の5色の食材を使うようにすると、栄養バランスがとれたお弁当に仕上がります。
見た目もきれいなので食欲もわくでしょう。
まとめ
お弁当箱は、素材・サイズ・デザインなど、実にさまざまな種類があります。
子どもにとって、自分が気に入っているお弁当箱でお弁当を食べられることは、達成感と満足感を得られるうれしいことです。年齢や体型で適したサイズは異なるため、子どもの成長に合ったお弁当箱を選びましょう。
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