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引っ越し挨拶の粗品に「のし」は必要?マナーやおすすめの手土産を紹介

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インテリア・生活雑貨

引っ越し挨拶の粗品に「のし」は必要?マナーやおすすめの手土産を紹介

引っ越しした際、ご近所付き合いの第一歩となるのが「引っ越し挨拶」です。

引っ越しは頻度高くするものではないため、引っ越し挨拶もなかなか慣れることはないでしょう。

そこで当記事では、初めての方でも上手に挨拶が済ませられるよう、引っ越し挨拶の基礎知識やマナーについて解説します。

持参する粗品としてふさわしいおすすめ商品もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

知っておきたい、引っ越し挨拶の基礎知識

はじめに引っ越し挨拶の基礎知識についてお伝えします。

挨拶に行くべきタイミングや口上の内容はもちろん、手土産として粗品をお渡しすることなど、引っ越し挨拶には最低限知っておくべきマナーがいくつかあります。

初めてお会いする方に失礼をはたらくことのないよう、しっかりと押さえておきましょう。

なぜ引っ越しの挨拶をするのか

玄関から挨拶をする女性

そもそも、なぜ引っ越し挨拶をする必要があるのかというと、ご近所さんの人となりを知り、そして知ってもらうためです。

お互いのことを知っていれば、何かトラブルが生じた際に揉め事に発展しにくくなり互助関係も築きやすくなります。

たとえば、お隣さんが毎日夜遅くに帰宅するような職業であることが分かれば、夜に多少の物音が聞こえても寛大に捉えられます。
その逆もしかりで、自分が夜遅くなりがちな職業であることを知ってもらえば、深夜に少しくらい物音を立てても「仕事だから仕方ない」と許してもらえる可能性が高くなります。

また、きちんと引っ越し挨拶を済ませておけば、少なくとも挨拶ができるくらいの常識はある、と相手に安心してもらえるメリットもあります。

相手の立場からしてみれば、引っ越してきた人が挨拶どころか顔すら見せないのでは、不信感を抱いても仕方ありません。

今後のご近所付き合いで良好な関係を築くためにも、挨拶は忘れずに交わしておきましょう。

引っ越し挨拶のマナー

引っ越し挨拶

一口に引っ越し挨拶のマナーといっても、適切な服装や訪問するタイミング、相手の不在時にどう対応すべきかなど、考えることは大変多いです。

初めて引っ越し挨拶に臨まれる方にも分かりやすいよう、挨拶の大まかな流れに沿ってポイントを解説していきます。

服装は普段着でよい

引っ越し挨拶に伺う際、まず気になるのは服装です。
初めて引っ越し挨拶をする方の中には、どういった格好で行くべきか分からず悩んでしまう方もいるようです。

ジャージなどの部屋着はラフ過ぎるので避けるべきですが、スーツのようにきっちりした格好も、それはそれで相手を緊張させてしまいます。

そもそも引っ越し挨拶とはあまりかしこまってするものではないため、深く考えすぎずに普段着のままでよいでしょう。

ただし「家事のついでに挨拶に来た」と思われないように、エプロンを着用したまま行くのは避けましょう。

挨拶にいくべき範囲

服装の次に悩ましいのは、「どの範囲のお宅まで挨拶に行くべきか」という点でしょう。
なるべく多くの方に挨拶しておけば、今後のご近所付き合いを円滑に運べる可能性が高くなりますが、範囲を広げすぎるのも負担が増えて大変です。

相手によっては「何もここまで挨拶に来なくても……」と、かえって引かれてしまうかもしれません。

一般的には、今後なにかしらの迷惑をかけてしまう可能性のある方、お世話になりうる方に挨拶するのがよいとされています。
引っ越し先が戸建ての場合、「向こう三軒両隣」という言葉があるように、お向かいの3軒両隣のお宅へ挨拶に伺いましょう。
また、裏側にもお宅がある場合にはこちらにも挨拶をしておくとよいでしょう。

マンションなどの集合住宅であれば、真上真下両隣4軒へ挨拶するのが一般的です。

管理人が常駐している場合は、これからお世話になることも多いので、挨拶をしておきましょう。
そのほか、大家さんにも同様の理由で挨拶しておくのが礼儀です。

また、町内の自治会などに参加する予定があるなら、自治会長さんにも挨拶をしておきましょう。

訪問するタイミング

いざ挨拶に伺う段となると、今度は訪問するタイミングに悩みます。

引っ越し当日の前後であると、忙しくて時間を取れない可能性もありますし、相手が留守の可能性も考えられます。

可能であれば、引っ越しする1週間ほど前の休日に済ませておくとよいでしょう。
もしくは引っ越し前日、遅くても引っ越しから1週間以内には伺うべきです。

引っ越し作業中はどうしても、騒音などでご近所に迷惑をかけてしまいがちです。
そうした意味でも、挨拶はできるだけ早めに済ませておくほうが、これからのお付き合いも円滑に運べる可能性が高いでしょう。

訪問する時間帯

挨拶に伺う日が決まったら、今度は時間帯がネックになります。

引っ越し直後は当然、相手の都合のよい時間帯など分かるはずもありません。
そのため、なるべく迷惑のかからない時間帯を選ぶのがマナーです。

一般的に考えるなら、深夜や早朝に出向くのは相手の迷惑になる可能性が高いため、午前10時頃から遅くても20時くらいまでを目安と捉えておきましょう。
その時間帯に挨拶に伺うのが難しいようであれば、訪問が多少遅れてしまうかもしれませんが、翌日以降にずらすのも手です。

どんな挨拶の言葉が適切?

ウェルカム玄関

人付き合いは第一印象が肝心となります。

それゆえ引っ越し挨拶は、あとになってから「あれも伝えておくべきだった」と後悔することのないようにしたいところです。
挨拶時に伝えておくべきポイントは、主に以下の通りです。

  • どこに引っ越しをするのか(例:○○号室)
  • 誰が引っ越しするのか(例:自分と夫と息子)
  • 引っ越し作業における騒音などのお詫び
  • これからご近所付き合いすることへのお願い

これらのポイントを簡単にまとめ、なるべく手短に伝えることが大切です。

具体的な口上の例を挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

○口上の例

〇月〇日に、隣の○○号室に引っ越し予定の××と申します。
引っ越しの際は、騒音などご迷惑おかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
夫と小学3年生になる息子がおりまして、これから何かとご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。
お近付きのしるしに、よろしければ皆さんで召し上がってください。

挨拶の最後に粗品をお渡しします。
相手が取り込み中であったり、話が続かなかったりするようであれば、簡潔に済ませて帰りましょう。

挨拶はほどほどの時間で切り上げる

引っ越し挨拶で注意しておきたいのは、あまり長い時間をかけないことです。

最初の挨拶では、相手のことをよく知りたくて色々と話を聞きたくなるかもしれません。
しかし相手にもプライバシーがあり、中には人見知りで会話をするのが苦手な方もいます。

最初の挨拶はほどほどにして、その後の付き合いの中で少しずつ相手との距離を測っていくほうがよいでしょう。

持参品は1個ずつ

挨拶時にお渡しする粗品は、1軒につき1個ずつ持っていくことをおすすめします。

すべての品を大袋にまとめて入れて持ち歩く方もいますが、作業感が増してあまり印象のよいものではありません。
1個ずつ心を込めて渡したほうが好印象を与えられます。

忙しくて時間がないなどの理由から、どうしてもまとめて持ち歩きたい場合は、相手から見えない場所に袋を置いておくとよいでしょう。

相手が不在だった場合

相手が、いつも帰宅時間の遅い単身者などの場合、なかなかつかまらないことも考えられます。
挨拶に伺った際、相手が不在だった場合は、日を改めて挨拶に行きましょう。

ただ、こうしたケースでは何度訪問しても相手に会えないことが十分あり得ます。
そんなときには、以下のような文面をしたためた手紙を粗品に添えて、郵便箱に投函しておくのがおすすめです。

○手紙の例

◇月△日に○号室に引っ越してきた××と申します。
何度かご挨拶に伺ったのですが、ご不在のようでしたので、お手紙にて失礼します。
お近付きのしるしに、ご挨拶の品を入れさせていただきました。
つまらないものですが、よろしければお召し上がりください。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
××太郎
花子
次郎

挨拶の粗品に「のし」は必要?

ご挨拶

古くからアワビは縁起のよい食べ物として親しまれ、これを干したもの(のしアワビ)を贈り物に飾り付ける習わしがありました。
「のし」とは、この「のしアワビ」を表す言葉です。
今では改まった贈り物であることを示すために、のしと水引が印刷された「のし紙」を付けることが多くなっています。

さて、引っ越し挨拶時にお渡しする場合の粗品には、必ずしものしを付ける必要はありません
ただ、のしを付けることで丁寧な印象を与え、相手に名前を憶えてもらいやすいメリットがあるため、可能であれば付けたほうがよいでしょう。

ちなみに、のしが印刷されたのし紙は、あくまで贈り物に付ける水引やのしを簡略化したものに過ぎません。
引っ越し挨拶の持参品程度であればのし紙でも問題ありませんが、より礼儀を尽くして渡す必要がある場合は、のし紙では失礼に当たることもあります。

引っ越し挨拶での「のし」の使い方について

一口にのしといっても、いくつか種類があり、用途によって使い分けが必要です。

引っ越し挨拶に際しては、「紅白五本の蝶結び」を選びましょう。
蝶結びのものは、主に出産祝いやお中元といった「何度あってもよいお祝い事」に使われます。

ちなみに、結婚のように「一度だけのお祝い」のときには、「一度結んだらほどけない」ことを意味する「結び切り」タイプを使います。

また、色については紅白以外に金赤・金銀などもありますが、引っ越し挨拶においては紅白もしくは金赤がおすすめです。
金銀のものは、何かおめでたいお祝い事に対する贈り物に使用します。
どれを選べばよいか分からなくなってしまった場合は、品物を購入する際に「引っ越し挨拶用ののしはどれですか?」と店員さんに聞いてみるとよいでしょう。

のしを選んだら、表書き(蝶々結びの上段中央)には「御挨拶」と記し、その下に「御挨拶」より少し小さい字で自分の苗字を書きます。
記名まできちんと済ませたら、「外のし」(包装紙の表側に付けること)にします。

新居だけでなく旧居のご近所への挨拶も忘れずに

引っ越し挨拶

引っ越しの際は新居だけでなく、今までお世話になったお礼も込めて、旧居のご近所さんにも挨拶しておくのを忘れないようにしましょう。

お世話になったご近所さんに挨拶を済ませておけば、すっきりとした気持ちで新生活を迎えることができます。
その際も、挨拶と一緒に粗品をお渡しすることをおすすめします。
品物は引っ越し先で渡すものと同じで構いません。

のしに関しても引っ越し先とほぼ同様で構いませんが、表書きには「御挨拶」の代わりに、今までのお礼の気持ちを込めて「御礼」と書きます。

また、挨拶はできるだけ引っ越し前日までに済ませておきましょう。
もちろん、親しくしていた方にはもっと早く挨拶しておくべきですが、付き合いの浅い方であれば引っ越し前日でも大丈夫です。

以下、簡単に旧居での引っ越し挨拶の例をご紹介します。

○旧居での挨拶の例

長い間お世話になりました。
仕事の関係で東京に引っ越すことになりましたので、挨拶に伺いました。
明日は、引っ越しの作業をするため多少お騒がせするかもしれませんが、お許しください。これはつまらないものですが、今までお世話になったお礼の気持ちですので、どうぞお受け取りください。

一人暮らしの女性でも挨拶は必要?

一人暮らしの女性

引っ越し挨拶を済ませておくことで、ご近所付き合いがスムーズになるものの、女性の単身者の場合は防犯上の理由からあえて挨拶しないことも多いです。

引っ越し挨拶をすることによって、女性の一人暮らしという事実を知らせることになり、強盗などに合うリスクが生まれるからです。
この場合は、挨拶管理人さんや大家さんだけにとどめておきましょう。

ただ、今後のことを考えて「挨拶をしておいたほうが安心できる」というときには、あらかじめ大家さんにご近所さんのことについて聞いてみたり、そもそもご近所付き合いがあるのか確かめたりしてから挨拶するか検討してもよいでしょう。

もしくは男性の友達や同僚、家族などに一緒に引っ越し挨拶に付き添ってもらうのも一つの手です。

挨拶の粗品には何が喜ばれる?相場は?

挨拶の粗品

引っ越し挨拶に伺う際は、粗品をお渡しするのが一般的です。
手ぶらで出向いてしまうと、相手によっては「常識がない」と思われてしまうので注意しましょう。

一口に粗品といっても、贈り物にはさまざまなものがあるため、初めての方は何を買えばよいのか迷われることが多いでしょう。

素性の知れない人に渡すものなので、何を贈れば喜んでもらえるのかも皆目検討がつきません。

ここからは、贈り物として喜ばれやすい定番の品や、価格の相場などについて解説します。

粗品は消え物や日用品がおすすめ!

引っ越し挨拶で贈る粗品は、「もらっても困らないもの」「誰でも役に立つもの」をお渡しするのが無難です。

逆に、食器や小物のように人の好みが分かれやすいものは、なるべく避けたほうがよいでしょう。
相手の好みに合わなければ、かえってありがた迷惑と捉えられてしまう可能性もあり、よい印象は与えられません。

クッキーなどの日持ちするお菓子や、洗剤・入浴剤といった消耗品であれば、外すことはほぼないでしょう。

また、タオルなどの日用品もおすすめです。

相場は1,000円くらいがベスト!

お渡しする粗品は、高価なものを選ぶ必要はありません。
あまり高いものを用意すると、かえって相手に気を遣わせてしまいます。

気軽に受け取ってもらえるように、1,000円程度の品物を用意しておくとよいでしょう。

▼▼次はジャンル別おすすめの粗品!▼▼