実は簡単!土鍋でふっくらご飯を炊こう!おすすめの土鍋の紹介も

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実は簡単!土鍋でふっくらご飯を炊こう!おすすめの土鍋の紹介も

ご飯を炊くといえば炊飯器ですが、ガスかコンロやIHを使って土鍋で炊くこともできます。
じっくり火を通すので、ふっくらと甘みのあるご飯に炊き上がり、炊飯器とはまた違ったおいしさを味わえます。

一度土鍋で炊くと、その魅力にすっかりハマる人もいるほどです。

ここからは、炊飯にぴったりな土鍋の特徴や選び方、炊き方の手順などを解説します。
あわせて初心者におすすめの土鍋もご紹介しますので、ぜひお気に入りの商品を見つけてください!

土鍋を使うメリットとは?選び方も紹介!

土鍋を使った炊飯は、炊飯器よりおいしく炊けるだけでなく、土鍋だからこそのさまざまなメリットがあります。

土鍋でご飯を炊くメリットや土鍋の種類、選び方のポイントなど、購入前に知っておきたい土鍋の基礎知識をご紹介します。

炊飯器で炊いたご飯と土鍋で炊いたご飯は何が違うの?

土鍋を使った炊飯と聞いてまず気になるのは、炊飯器で炊いたご飯といったい何が違うのかという点でしょう。

以下に土鍋で炊くメリットをまとめたので、詳しく見ていきましょう。

土鍋ご飯

ふっくらとした食感と甘み

土鍋でご飯を炊くと、とにかくおいしく仕上がります!
芯からふっくら炊き上がり、粘りも甘みもグンと引き立つのです。

おいしいご飯を炊くには火加減時間が大切です。

「かまど炊きがおいしく炊ける」というのを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
というのも、加熱して沸騰するまで10分前後かけると、ご飯の甘み成分であるアミラーゼという酵素がしっかり引き出され、ほどよくふっくらした食感になるのです。

土鍋はゆっくりじっくりと加熱できるため、かまど炊きのように仕上がります。

また、土鍋のフタで重しをすることで鍋の中の圧力が高まりお米の一つひとつが粒立ち、ピカピカに輝いて炊き上がるのも特徴です。

冷めてもおいしい

土鍋で炊いたご飯はふっくらして粘りがあり、冷めても硬くなりません
わざわざ温めなくても、そのままおいしく食べられます。

ご飯本来の甘みもしっかりと出るので、職場に持っていくお弁当やおにぎりなどにぴったりです!

炊き上がりが早い

味の次に挙げられるメリットは、炊飯時間が短いことです。

土鍋を火にかける時間20~30分程度沸騰してから約10分)と、炊飯器より早く炊き上がります。

お米を水に浸す時間と蒸らす時間が必要なのは、炊飯器も土鍋も一緒です。

土鍋でご飯を炊くのは時間がかかると思っている方は多いのではないでしょうか。
実際は、炊飯器より時短になり、炊事を効率化できるメリットがあります。

冷蔵・再加熱ができる

土鍋は、おひつ代わりに使うことも可能です。
ご飯が炊き上がったら土鍋ごとテーブルに運んで、できたてのご飯をお茶碗によそって食べられます。

残ったご飯は、土鍋に入れたまま冷蔵庫で保存できます

また、電子レンジ対応なら食べるときに冷蔵庫から土鍋を取り出し、そのまま加熱すればOK。
鉄釜とは違い、電子レンジを使えるのは土鍋ならではのメリットです。

料理のアレンジがしやすい

土鍋ごと冷蔵庫に入れたご飯は、そのまま火にかけることで雑炊にアレンジできます。
コンソメやトマトソースを投入すれば、簡単におしゃれなリゾットに仕上がります!

ほかにも大した手間を要さず幅広い料理にアレンジできるため、朝の忙しい時間帯や献立に悩んだときも助かります。

置き場所に困らない

土鍋は、炊飯器ほど設置スペースを必要としません。

家電ではないためコンセントの近くに置く必要がなく食器棚に収納したり、ほかの鍋やフライパンと一緒の場所にしまったりすることができます。

手軽に持ち運びできるのもメリットですね。

一人暮らし用のサイズもある

土鍋というと鍋料理などのファミリーサイズを思い浮かべる方が多いかも知れませんが、サイズ1~7合炊きくらいまで揃っており、利用する人数に合わせて選べるのがポイントです。

最近では、1合から炊けるタイプも増えてきており、一人暮らしの方でも利用しやすくなっています。

土鍋の選び方

炊飯用の土鍋は内蓋と外蓋の二重構造になっていたり、吹きこぼれないような形状になっていたりと、メーカーによってさまざま工夫が施されています。

そのため土鍋を選ぶ際、どんなところに注目すればよいか迷ってしまうことも多いでしょう。

ここからは土鍋の素材や製法、サイズなど選び方のポイントをご紹介します。

素材や製法で選ぶ

土鍋は産地や素材、製法などによって形状が異なり、炊き上がりや使い勝手もさまざまです。
産地の土を使った陶器、工業用素材を使用した陶磁器などそれぞれの特徴をしっかり押さえ、希望に合ったものを選びましょう。

参考として、伊賀焼や瀬戸焼といった代表的な土鍋の素材・製法をご紹介します

伊賀焼

伊賀焼

国の伝統工芸品の一つで、三重県伊賀市の窯元で製造されています。

自然の土を使用しているため、ざらざらした独特の質感があり、透明感ツヤ感もあるのが特徴です。

色合いは渋めで、形はどっしりしたものが多くあります。

高温に強く冷めにくいので、土鍋らしいスタンダードなタイプを探している方や、素材の風合いを楽しみたい方におすすめです。

 

瀬戸焼

瀬戸焼

「日本六古窯」の一つで、愛知県瀬戸市の窯元で製造されています。
市内の採掘場から豊富で良質な陶土や陶石が出土するため、陶器と磁器のどちらもつくられています。

陶器の主な原料は、鉱物を含んだ赤津蛙目粘土で、釉(うわぐすり)をかけて器の強度を高める製法が特徴です。

土鍋を電子レンジに入れるときは、ラップなしでフタをかぶせて使用します。

 

萬古(ばんこ)焼

萬古(ばんこ)焼

三重県四日市市の代表的な伝統工芸品に指定されています。

ペタライトという鉱石を使用しているため頑丈かつ耐熱性に優れており、ガスやレンジ、炭火にも対応可能。
誤って空焚きをしても安心です。

急須や土鍋が有名で、特に土鍋は国内生産量の約7~8割を占めています。

お手入れも簡単なので、初めて使用する方にも使いやすいでしょう。

 

セラミック土鍋

セラミック土鍋

工業用素材のセラミックを使用した土鍋は、陶土や陶石で作られたものとは違い、ほとんどニオイ移りがありません
汚れもつきにくく、サッと洗えるので楽に片付けられます。

一方で、ほかの素材の土鍋よりも高価な傾向があります。
お手入れの手軽さは魅力ですが、初めての方には価格がネックになるかもしれません。

 

サイズで選ぶ

土鍋をサイズで選ぶ

先述の通り、炊飯用にアレンジされた土鍋は、炊く量によって1~7合用までさまざまなサイズを選べるのがポイントです。

鍋に厚みが設けられているため、一般的な土鍋よりも重量があります。
サイズは重さと比例するので、ご飯を炊く合数が大きくなると重量も増すことに注意してください。

大きなサイズが必要なものの重さも気になる方には、アルミ製の文化鍋が軽くて使いやすいでしょう。

基本的には食べる分だけ炊けばよいものなので、全員で食べ切れる量を炊けるサイズを選べばOKです!

ガスコンロ用か、IH用か確認

IH用土鍋

最近はガスコンロ用だけでなく、IHに対応している土鍋も出ています。
IH対応の土鍋は、IHヒーターで加熱できるように加工されたタイプと、専用プレートを鍋底に取り付けるタイプの2種類に分かれます。

プレートを取り付けるタイプは比較的安価ですが、お手入れに手間がかかるのがネックです。

自宅のキッチンタイプに対応した土鍋を選ぶようにしましょう。

土鍋でおいしいご飯を炊こう!手順やポイントを確認

炊飯用の土鍋を使う際、注意したいポイントがいくつかあります。
使い方を誤ると土鍋に傷が付いたり割れてしまったりすることも。

それだけではなく、ケガをしたり火災になったりするリスクもあるので、使用する前に取扱説明書をよく確認しましょう。

ここからは、土鍋でご飯を炊くときの手順やポイントをご紹介します。

炊く前の準備と注意点

炊飯用の土鍋は、通常の土鍋よりも吹きこぼれに注意する必要があります。
水加減や火力を調節すれば吹きこぼれを防げますが、常に土鍋の横に付いていなければなりません。
ほかの料理や炊事をしながら使うのであれば、もとから吹きこぼれしにくいタイプの土鍋を選びましょう。

フタがドーム形になっているタイプ吹きこぼれしにくいとされています。

土鍋

鍋底が乾いた状態で使う

土鍋を火にかけるときは、鍋底が濡れていないか必ず確認しましょう。
濡れたまま火にかけてしまうと、温度が急激に上昇することで鍋が割れてしまうケースがあります。

底面を乾拭きしたとしても、まだ安全とはいえません。
内部に残ったままの水分が膨張し、ヒビ割れの原因となります。

炊飯用の土鍋の底は、火にかける前しっかり乾かすことが重要です。

米を浸水させる

炊飯の前に米を研いでたっぷりの水に浸しておきましょう
米にしっかりと水を吸わせることで、ふっくらしたご飯に炊き上がります

浸水時間の目安は、夏は30分冬は1時間くらいです。

半透明だった米が全体的に真っ白になればOK
ざるで水切りして、土鍋に米と水を入れます。

水加減2合に対し400~450ml3合なら600~650mlが目安です。

土鍋ご飯の炊き方とコツ

いよいよご飯を炊き上げる段階です。

ボタン一つで操作できる炊飯器と違い、土鍋の場合は火加減や手順など気を付けることが多いです。
それだけに、炊き上がったときの感動もひとしおです。

ここからは、土鍋でご飯を炊く際の手順やコツ、注意点をご紹介します。

土鍋

弱火から徐々に温度を上げる

炊飯器では火加減を考える必要はないですが、土鍋で炊くときは火加減を意識することが大切です。

土鍋は陶土だけでなく、釉やコーティングといったほかの素材を混ぜて作られているため、温度が急上昇するとそれぞれの素材が一度に膨張し、割れてしまうことがあります。

最初は弱火にして、徐々に温度を上げるようにしてください。
また、短時間で沸騰するとご飯の甘みが十分に引き出されないので、沸騰するまで10分ほど時間をかけるように調節するのが火加減のコツです。
沸騰したら弱火にして15分ほど炊きます。

仕上げに蒸らす

水気が残っていないことを確認し、ご飯が炊けたら一旦中火にして10秒ほど加熱
火を止めてコンロから離し、10分間の蒸らしタイムを取ります。
しっかりふっくらと粘りのあるご飯にするための非常に大事な作業です。

蒸らしが終わったらフタを取り、しゃもじで底からご飯をさっくりかき混ぜ、余分な水蒸気を逃がしてやれば完成です。

ご飯を土鍋にしばらく置いておく場合は、固く絞った布巾をフタと土鍋の間に挟み、フタについた水滴がご飯に落ちないようにします。

土鍋の手入れも忘れずに

土鍋を使い終わったあとは、お手入れを欠かさず行いましょう。
これを怠ると破損リスクにつながります。

土鍋には土鍋ならではのお手入れ法がありますので、長持ちさせるためにも最後まで抜かりのないように注意しましょう。

土鍋

急に温度を下げない

使い終わった土鍋は、水で冷やすなど急激に温度を下げようとせず、自然と冷めるのを待ちましょう

加熱するときと同じく、土鍋は急激な温度差に弱いので、すぐに水洗いするとヒビ割れしやすくなります。
完全に熱が冷めてから水洗いするようにしてください。

洗剤を使わず水やぬるま湯で洗う

水分を吸収しやすい土鍋を洗うときは、洗剤を使わないで洗います
炊飯用であれば水やぬるま湯を使い、スポンジでこすれば汚れは十分落ちます

洗い終わったら乾いた布巾などで拭き、風通しのよいところでよく乾かしてから片付けましょう。

ブランド別!おすすめの土鍋9選

炊飯用の土鍋には、有名なブランドがいくつかあります。
ブランドごとの特徴を押さえておけば、希望に合った土鍋を選べるでしょう。

ここからは、代表的な各ブランドの解説とあわせて、初めての方にも使いやすいおすすめの土鍋をご紹介します。

長谷園

三重県伊賀市で1832年(天保3年)創業から180年以上、伊賀焼の伝統と技術を受け継いできた老舗窯元「長谷園」。
400万年前からの堆積層で「古琵琶湖層」と呼ばれる地層から産出する貴重な陶土を使用しています。

生物や植物の遺骸など有機物が多く含まれている陶土は、高温で焼くと細かい気孔が発生します。
多孔質な生地は遠赤外線効果でじっくり熱を伝えることができ、吸湿性や蓄熱性も高く、まさに土鍋にうってつけの素材です。

炊飯用土鍋を探すなら必ずチェックしていただきたいブランドです。

長谷園といえばこれ 火加減いらず!炊飯土鍋「かまどさん」

炊飯土鍋「かまどさん」

長谷園の大人気商品「かまどさん」。
「炊飯器がメジャーな現代の生活でも必要とされる民具を」というアイデアから生まれました。

伊賀焼の多孔質な生地を使い、普通の土鍋の約3倍近い厚みに仕上げています。
蓄熱性が高く冷めにくいのも特徴です。
コンロから下ろしたあとも、蓄えた熱がトロ火で煮込むようにじんわりと伝わり、食材のおいしさを引き出します。

土鍋表面の釉により遠赤外線効果も期待でき、食材の中までゆっくり熱が伝わります。

フタが二重で内蓋があることによって吹きこぼれを防げるため、火加減の調整は難しくありません。
余熱効果で保温調理にも最適です。

炊き込みご飯や玄米もおいしく炊き上がり、炊飯時間を1分前後長くすれば、香ばしいおこげも作れます。

ご飯だけでなく煮込み料理やスープなどにも使える優れものです。

 

洋風おしゃれ土鍋!長谷園 ビストロ土鍋 BISTRO DONABE

長谷園 ビストロ土鍋 BISTRO DONABE

洋風でモダンな印象の「ビストロ土鍋」です。

内蓋はありませんが、フタに直径約8mmの空気穴が開いており吹きこぼれしにくいつくりです。

ご飯なら2合分炊けるコンパクトサイズ。

普通の土鍋は空焚きするとヒビ割れする恐れがありますが、こちらは空焚きOKの耐熱構造で、炒めものにも使用できます。
煮込み料理や蒸し焼き、オーブン焼きにも対応可能で、一つの鍋で4役こなせる万能性が魅力です。

3~4人前のおかずを作れて、毎日の料理に活躍します。
12品目の付属レシピも嬉しいポイントです。

これさえあれば、冬がメインだった土鍋のイメージが一変するでしょう。

色は黒・白・アメ色の3色から選べます。
一つひとつ職人が手作りしているため、塗装ムラなど個体差があるのもオリジナリティを感じますね。

 

ハリオ(HARIO)

1921年創業当初から、一貫して耐熱ガラスの企画・製造・販売を行う耐熱ガラスメーカー「ハリオ(HARIO)」。
コーヒーやティー関連器具、グラスのほか、調理器具も製造しています。

こちらの人気商品であるご飯釜の鍋は、透明の耐熱ガラスのフタを採用。
ご飯を炊くときにフタをしていても中の様子が見えるので、土鍋を使い始めたばかりの方も調理がしやすいでしょう。

フタがガラスで見えやすい!ハリオの萬古焼 土鍋 3合

ハリオの萬古焼 土鍋 3合

透明な耐熱ガラスのフタを採用した3合炊き用の土鍋です。

本体は土鍋に多く使用されるお馴染みの萬古焼で、吹きこぼれしにくい構造になっています。

途中でフタを取らずとも中でご飯が炊ける様子がわかり、蒸気を逃さずに済みます。

フタのつまみはホイッスル付きで、炊き上がると音で知らせてくれるので、火を消し忘れることがなく安心です。

鍋自体に厚みを持たせているので、ゆっくり沸騰し、沸騰後は蓄熱された熱でご飯を炊き上げます。
火加減の調節が不要で焦げる心配がありません。

おこげなしがよければ炊き上がりのままで、おこげにしたいなら沸騰後の泡が落ち着いてから3分ほど火にかけると香ばしくなります。

 

1人暮らしにもぴったり!ハリオの萬古焼 炊飯 土鍋 1合専用

ハリオの萬古焼 炊飯 土鍋 1合専用

同じ耐熱ガラス蓋を採用した1合炊き用の土鍋です。
コンパクトサイズなので、土鍋でご飯を炊いてみたい1人暮らしの方にもぴったりです。

ホイッスルで炊き上がりがわかり、面倒な火加減の調整も必要ありません。

炊飯器のような手軽さで使用でき、無洗米のご飯も炊けます。

ただし蓄熱性が高いため、炊いたご飯をそのまま土鍋の中で保存すると、焦げるほどではありませんが、ご飯が付着する原因になります。
食べ切れなかったご飯は、ほかの保存容器に移すようにしましょう。

また、こちらの商品はガス火のみ対応で、IHや電子レンジには未対応なので注意してください。
直火のカセットコンロはOKです。

ご飯の炊き方と四季の炊き込みご飯・中華風や洋風ピラフ・リゾットなど全8つのレシピが付いています。

 

かもしか道具店

おしゃれな和風生活雑貨で知られる「中川政七商店」が、三重県菰野町の山口陶器が運営するブランド「かもしか道具店」の土鍋をプロデュースしました。

こちらは萬古焼の産地として有名で、伊賀の耐火性の粘土で作られた伝統的な土鍋は、熱がゆっくり伝わり、じっくりと温まります。

コンロの火から下ろしても冷めにくく、保温性が高いのも特徴。

中川政七商店がプロデュースしただけに、丸い形が可愛らしい生活雑貨のような印象の土鍋です。

レンジであたためOK!中川政七商店 かもしか道具店 ごはんの鍋

中川政七商店 かもしか道具店 ごはんの鍋

ころんとしたフォルムが特徴の炊飯用土鍋です。

直火で強く熱してもすぐには熱くならず、「はじめチョロチョロ」の火加減を忠実に再現します。

フタには蒸気の抜け穴がなく、鍋の縁が立ち上がり部分に当たるので吹きこぼれにくい構造です。
これらの特徴により、土鍋の中の圧力が自然に高まり、一つひとつが粒立ったご飯に仕上がります。

フタの裏側や鍋底には釉の加工がされておらず、土のままで調湿効果があるので炊飯後はおひつとしても使用可能です。

ご飯が残れば土鍋のまま冷蔵庫に保存し、温めるときは土鍋のまま電子レンジでチンすればOK。
不足する水分は鍋から補給し、不要な水分は鍋が吸収してくれるので、いつでも炊きたての味わいになります。

2合炊き用と3合炊き用があります。

 

お鍋やおかゆにも!中川政七商店 かもしか道具店 土鍋 小

中川政七商店 かもしか道具店 土鍋 小

炊飯だけでなくおかゆやお鍋にも使える、1~2人用にちょうどよい大きさの土鍋です。

白と黒の2色があり、どちらもマットな質感の釉で加工され、落ち着いた雰囲気です。

サイズはやや小ぶりで、両手で持ち運びしやすいように、裏側にくぼみのある取っ手が設けられています。

耐熱性に優れた萬古焼は、ざらざらした質感と多孔質で小さな穴をたくさん含んでいるのが特徴です。

直接火が当たる鍋底は釉がかかっておらず、直に熱が伝わります。
遠赤外線効果を活かして食材のおいしさを引き出します。

フタには穴が開いているので吹きこぼれを防げますが、ご飯の炊き始めで圧力をかけたいときは、お箸などで穴を塞いで火にかけるようにしてください。

 

セラミックジャパン

愛知県瀬戸市の瀬戸焼は、「せともの」の語源となるほど全国的に有名です。
1300年の歴史を持つ瀬戸焼の伝統技術を駆使した耐熱陶器メーカー「セラミックジャパン」から、おしゃれな土鍋がリリースされています。

特にシンプルで洗練されたデザインの「do-nabe」は、才能あるデザイナーと伝統的な瀬戸焼がコラボした革新的な商品です。

直火・オーブン・電子レンジ・IHにそれぞれ対応できるため、幅広い料理を楽しみたい方に最適です。

オーブンも直火もOK!Ceramic Japan土鍋 do-nabe IH対応

Ceramic Japan土鍋 do-nabe IH対応

「do-nabe」は、スタイリッシュなデザインと機能性・収納性に優れています。

IHに対応し、食卓のテーブルウェアにもマッチする今どきのライフスタイルに合わせた土鍋です。

従来では丸みのある形状のものが多く、収納するときに場所を大きく取ってしまうのがネックでした。
do-nabeは鍋底がフラットで取っ手を外側に付けず、本体の内側をくぼませることで持てるように工夫されているので、フタを裏返せば重ねて収納できます。

IHで使用するときは内底プレートを入れるだけでOKです。

SサイズとLサイズの2種類があり、Sサイズは1人暮らしにぴったりで、家族全員に1個ずつという使い方もできます。
見た目より容量があり、Lサイズなら4人分の材料が楽々入るほど。

普通の土鍋より軽いのもメリットです。

炊飯やおでん、シチュー、煮込み料理などさまざまな料理に活躍が見込めます。

 

和平フレイズ

包丁で有名な新潟県燕市にある「和平フレイズ」では、家庭用品や調理用品、生活雑貨を取り扱っています。

中でもアルミ製のコンパクトな土鍋が人気です。
一般的な陶器の土鍋に比べて軽く、女性や年配の方も日常的に使いやすいのが魅力。

アルミ製と陶器のものをあわせてご紹介します。

軽くて使いやすい!和平フレイズ 炊飯土鍋 おもてなし和食 アルミ製

和平フレイズ 炊飯土鍋 おもてなし和食 アルミ製

炊飯土鍋「おもてなし和食」は、本体に軽量で扱いやすいアルミニウム合金を採用しました。
アルミ製でも陶器風に見えるデザインが魅力です。

ガス火とIHに両対応しており、引越し先のキッチンの熱源が変わっても使用に困らず、長く愛用できる土鍋です。

フタは二重になっていて、鍋の中に圧力がかかり、ふっくらしたおいしいご飯が炊き上がります。
鍋は丸みのある形で、ご飯をすくいやすい形状です。

内側はフッ素樹脂のWエンボス加工により食材がくっつくことなく、お手入れも楽々。

 

ころんとした形がキュート!和平フレイズ 炊飯土鍋 おもてなし和食

和平フレイズ 炊飯土鍋 おもてなし和食

ガス火だけでなく電子レンジにも対応できる炊飯土鍋「おもてなし和食」。

二重蓋の内蓋と本体は耐熱陶器、上蓋は陶器製で、本体内側は電子レンジのマイクロ波に反応して熱くなる特殊素材を使用しています。

レンジ加熱のあとも余熱で調理が可能です。
電子レンジでふっくらしたおいしいご飯に炊き上がるので、ガス火の使用が不安な高齢者の方も安心して使用できます。

本体内側に水を入れるための目安線が引かれているので、初めて土鍋でご飯を炊く方でも使いやすいです。

二重蓋によって適度な圧力が加わり、蓋周りは本体の縁が高くなっているつくりで吹きこぼれの心配もありません。

 

番外編:おいしくご飯が炊ける!土鍋以外のおすすめ鍋

炊飯ができる鍋は、土鍋以外にもいろいろあります。
火加減さえ気を付ければ、ほかの鍋でも炊飯用に使うことが可能です。

その中でもおいしくご飯が炊けるおすすめの鍋をチェックしましょう。

ル・クルーゼ シグニチャー ココット・ジャポネーズ

ル・クルーゼ シグニチャー ココット・ジャポネーズ

1925年の設立以来、世界で愛される高品質な調理器具を提供するフランスのメーカー「ル・クルーゼ」。
世界各地の料理文化に合う製品開発を行っており、常に革新的なアイデアを生み出し、使うたびに新鮮で愛着が増すことから、古今東西に数多くのファンがいます。

「シグニチャー ココット・ジャポネーズ」はすき焼きや鍋をするのにぴったりな日本向けの浅めのホーロー鍋です。

鋳物鍋は熱伝導率が高く蓄熱性に優れるため、ゆっくりとムラなく熱が伝わり、保温力もあるのでご飯鍋にぴったり。

エナメルコーティングにより耐久性がアップし、ニオイや汚れも付きにくい構造です。

カラフルで見た目も可愛らしく、キッチンによく映えます。

直火とIH両対応で、炊飯・リゾット・煮物・揚げ物などに活躍します。

ホーロー鍋をご飯鍋に使ってみたい方はぜひチェックしてください。

 

バーミキュラ オーブンポットラウンド

バーミキュラ オーブンポットラウンド

「バーミキュラ」は愛知県の老舗鋳造メーカーが作った、メイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋。
日本の伝統的な職人技が詰まっています。

最大の特徴は、職人の手仕事により0.01mm以下の精度で作られたフタと本体の密閉性です。
高い気密性を保った鍋の中で、素材が持つ水分だけで旨みを引き出す「無水調理」を可能にしました。

人間工学を基本に設計されたダブルハンドルで持ちやすく、またホーローはカドミウムを一切使用していないため、安全面でも評価の高い商品です。

無水調理のほか、炊飯・炒めもの・煮込み料理・パン焼きなど幅広く対応。

ホーローに傷が付いたり色が剥げたりした場合は、修理やカラー変更も受け付けてくれるので、長く愛用できるところも嬉しいメリットです。

専用レシピブックも付いており、料理初心者の方にも心強いでしょう。

 

まとめ

少しの手間をかけて土鍋でご飯を炊くと、いつもの炊飯器では味わえないようなおいしさに出会えます。

土鍋での炊飯は慣れてしまえば難しくありません。
炊きたてのご飯が入った土鍋がテーブルにあるだけで、温かく豊かな気分になれるでしょう。

この機会にぜひ、家族が笑顔になれるご飯用土鍋を使ってみませんか?